同棲するときに気をつけることは?同棲のメリットや必要な初期費用も解説!

 同棲するときに気をつけることは?同棲のメリットや必要な初期費用も解説!

記事の目次

  1. 1同棲するときに気をつけるべきことは?
  2. 2同棲するメリット
  3. 2.1①結婚後の生活がイメージできる
  4. 2.2②毎日顔を合わすことができる
  5. 2.3③交際費や交通費の節約
  6. 2.4④広めの部屋も検討できる
  7. 2.5⑤結婚に向けた貯金・計画がしやすい
  8. 2.6⑥安心感がある
  9. 3同棲するデメリット
  10. 3.1①結婚のタイミングを逃す
  11. 3.2②ストレスを感じることがある
  12. 3.3③彼氏彼女どちらか一方の負担が多くなる
  13. 3.4④エリアを選ぶのが難しい
  14. 3.5⑤1人で過ごす時間が減る
  15. 3.6⑥喧嘩をすると気まずい
  16. 4【同棲する時に気をつけること】チェックポイント
  17. 4.1気をつけること①家賃や初期費用の予算決め
  18. 4.2気をつけること②生活スペースの広さや間取り
  19. 4.3気をつけること③相手の部屋で同棲を始める場合は事前確認
  20. 4.4気をつけること④家具家電は最小限の準備
  21. 4.5気をつけること⑤住民票の異動
  22. 5【同棲で気をつけること】失敗10例
  23. 5.1①お金の管理
  24. 5.2②初期費用の負担割合
  25. 5.3③固定費の負担割合
  26. 5.4④生活リズム
  27. 5.5⑤家事の役割分担
  28. 5.6⑥結婚に対しての価値観
  29. 5.7⑦住みにくい間取り
  30. 5.8⑧プライベートに干渉しすぎる
  31. 5.9⑨同棲NGの部屋
  32. 5.10⑩家に友達を呼べなくなる
  33. 6同棲をする時の必要な費用はどれくらい?
  34. 6.1賃貸契約の初期費用
  35. 6.2引越し費用
  36. 6.3家具家電購入費
  37. 7初期費用の内訳と相場は?
  38. 7.1敷金
  39. 7.2礼金
  40. 7.3前家賃・日割り家賃
  41. 7.4仲介手数料
  42. 7.5火災保険料
  43. 7.6鍵交換費用
  44. 7.7保証委託料
  45. 8事前に気をつけること・ポイントを理解して同棲生活を始めよう!

同棲するときに気をつけるべきことは?

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いざ同棲を始めるとなると、どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。大好きな彼氏・彼女と一緒にいられることがうれしくて、現実的なことがなかなか思い浮かばないという方も少なくありません。

ですが、同棲を始める前に2人でしっかり決めておいた方がいいことや気をつけることはたくさんあります。スムーズに同棲をはじめ、お互いストレスなく同棲生活を送れるようこれから紹介する気をつけることに注意してみてください。

同棲するメリット

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まずは同棲するメリットから紹介していきます。同棲を始める理由は「大好きな彼氏・彼女とずっと一緒に居たい!」という理由が多いでしょう。ですが、実は同棲することは色々なメリットがあります。

①結婚後の生活がイメージできる

同棲するということは生活を二人で営んでいくわけですから、結婚生活のプレのようなものです。実際、同棲する前と同棲した後で良くも悪くも「印象が変わった」というケースは少なくありません。

同棲して一緒に住むことで、どれくらい家事ができるか、家庭を大切にするのか、どのような生活を送っているのかをお互い感じることができ、結婚生活をイメージしやすくなるというメリットがあります。

②毎日顔を合わすことができる

やはり、大好きな彼氏・彼女とはずっと一緒に居たいですよね。毎日顔を合わせたいという方も多いはずです。「毎日顔を合わすことができる」というのは、同棲の一番嬉しいところといっていいでしょう。

③交際費や交通費の節約

デートをするとなると、どうしてもデートのための交通費がかかります。そのほか、家デートではないのでどこかで外食することがほとんどでしょう。その点、同棲していれば家が一緒なので交通費も必要ありませんし、家でいっしょにご飯をゆっくり食べることができます。

④広めの部屋も検討できる

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一人暮らしだと「家賃が高い」などの理由からなかなかゆとりのある広さの家を借りることができませんが、同棲であれば基本的に家賃は折半なので、広めの部屋を検討することができます。

「一人暮らし用の物件の家賃の倍額を出すことができる」と考えると、かなりグレードが高い物件を選択肢に入れることができるというのもメリットの1つです。

⑤結婚に向けた貯金・計画がしやすい

先ほどお伝えした通り、同棲していれば交通費や交際費の節約ができます。それ以外にも、自炊する機会が増えるので自分の給料のうち、貯金に回す分が増える傾向にあります。

また、一緒に住んでいるからこそ、2人で貯金の目標金額を決めたり結婚までの計画を立てたりしやすいというメリットがあります。

⑥安心感がある

「長く付き合っていても、どうしても不安」「相手が自分と結婚する気があるのか分からない」という方は少なくありません。ですが、そんな悩みを持つ方も、同棲をしたらどうでしょうか。

大して好きでもない人とわざわざいろんな準備をして同棲するでしょうか。また、今現在結婚に対してあまり意欲的でない場合でも、同棲して生活を共にすることで結婚をイメージしてくれやすくなるというメリットもあります。こういった意味で、同棲することは安心感にもつながります。

同棲するデメリット

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同棲するメリットはもちろん大きいですが、それとともに同棲する場合のデメリットもあります。ここからは同棲するデメリットについて、気をつけることと一緒にみていきましょう。

①結婚のタイミングを逃す

同棲すると、一緒に暮らしていることから結婚したような雰囲気になり、結婚のきっかけを逃すというデメリットがあります。「付き合って何周年」などのきっかけがあれば話は進みやすいですが、結婚しても同じような生活が続くと考えると、結婚しようという流れが生まれにくいのはデメリットといえるでしょう。

②ストレスを感じることがある

同棲するにあたって気をつけることとして、一人暮らしが長い人などは特に、一緒に住むことでストレスを感じる方もいます。彼氏・彼女といっても他人ですから、家での過ごし方や家事の仕方、価値観の違いなどが見えてきて、一緒に住むことがストレスになってしまう人もいます。お互いを深く知れるというメリットの反面で、こういったデメリットもあります。

③彼氏彼女どちらか一方の負担が多くなる

同棲をすると、どうしても彼氏・彼女どちらかの負担が多くなってしまいがちです。例えば、彼氏が会社の飲み会や友人との付き合いになかなか参加できなくなりストレスを抱えたり、彼女ばかりが家事をこなしストレスを抱えたりということが挙げられます。同棲は「ずっと一緒に居られる」というメリットの反面「自由がなくなる」というデメリットも持ち合わせています。

④エリアを選ぶのが難しい

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同棲のデメリットとして「物件のエリアを選ぶのが難しい」ということも挙げられます。一人暮らしであれば、自分の職場や実家近くなど自分だけの都合でエリアを選べばいい話ですが、同棲だとそうはいきません。

お互いの職場が近いなど、希望エリアが合えばいいですが、使う電車の沿線自体が違う場合などは、エリア絞りが難しい場合もあります。

⑤1人で過ごす時間が減る

当然ですが、同棲すると1人で過ごす時間が減ります。「パートナーといるのは嬉しいけれど、たまには1人だけの時間も欲しい」と考える人は少なくありません。特に、ワンルームマンションなどでの同棲では、このような事態になってしまいがちです。

性格によりますが、自分1人の時間がないとストレスが溜まってしまうタイプの人にとっては、その点デメリットとなるので気をつけることの1つです。

⑥喧嘩をすると気まずい

同棲すると、喧嘩したあとも同じ家にいるので気まずい時間を過ごすことが多くなります。同棲していなければ、お互いの家で頭を冷やせますが、同棲となるとそうはいきません。別々に部屋を持っている場合でも、リビングなどで顔を合わせて気まずいということがあります。

【同棲する時に気をつけること】チェックポイント

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同棲のメリット・デメリットが分かったところで、ここからはこれから同棲を始める場合に気を付けたいポイントを紹介していきます。デメリットがあるといっても、それ以上に大きなメリットもあります。

また、デメリットはあらかじめ気をつけることで防げる場合も多いです。これから紹介する気をつけることを参考に、デメリットを思わせない同棲生活を目指しましょう。

気をつけること①家賃や初期費用の予算決め

同棲前に気をつけることの1つ目は「最初にしっかり予算を決めること」です。家賃はどれくらいまでの家にするか、初期費用はどれくらいにするかなど、お金の話は大切です。

ましてや、これから一緒に暮らしていくわけですから、しっかりお互いお金のことを共有していかなければなりません。今ある貯金や、月々の収入などをもとに、家賃や初期費用の予算を決めましょう。

気をつけること②生活スペースの広さや間取り

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同棲前に気をつけることの2つ目は「間取り」です。「少し駅から離れても、広い家でゆっくりしたい」「1人の部屋が欲しい」「狭くてもかまわないので駅チカがいい」など、物件に求める条件や希望の間取りはひとそれぞれです。

同棲するなら、自分だけでなく相手の希望も尊重しなければなりません。一度部屋を決めたらまた引越しというのはなかなかできないので、最初の段階でしっかり本音で話し合い、決めておきましょう。

同棲におすすめの間取り【1LDK】

一緒にいる時間が長く持てる間取りは、1LDKです。1LDKで同棲をすると、一般的に1部屋は寝室にするため、普段はLDKで過ごすことになります。お互い一緒にいるのが自然で、1人の部屋が欲しいというわけではない場合、家賃も抑えめな1LDKがおすすめです。

同棲におすすめの間取り【2LDK】

次におすすめの間取りは、2LDKです。2LDKであれば、1部屋を寝室にしてももう1部屋あるので、生活スペースにゆとりができます。1人になりたいときに過ごすのもいいですし、友人が泊まりに来た時に貸すことも出来ます。

家賃や初期費用や少し高くなりがちですが、最近では家で仕事をする人も多くなってきていますから、1部屋をそのまま仕事部屋にできるというのもうれしいところです。

同棲におすすめの間取り【2DK】

2DKは、共有部分がDKのみなのですっきりとした間取りになります。仕事が忙しく、リビングであまり長く時間が取れない方などにおすすめの間取りです。また、2DKのうち、1部屋をリビングとして使うという手もあります。

居室それぞれに収納がついている場合が多いため、1部屋をリビングにした場合、リビング収納を確保できるというのもこの間取りのメリットです。

気をつけること③相手の部屋で同棲を始める場合は事前確認

よくあるのが、彼氏が既に一人暮らしをしていて、彼女がそこに一緒に住むパターンです。彼氏・彼女逆もあります。ここで気をつけることがあります。こういった場合、一人暮らし用のマンションではないか、二人暮らしをして大丈夫か事前に管理会社に確認を取らなければなりません。

特にワンルームや1Kといった間取りのマンションは、単身者専用の場合が多い傾向にあります。単身者を前提とした家賃・初期費用を設定している場合も多いため、2人暮らしはNGといわれるケースもあります。必ず事前に確認しましょう。

気をつけること④家具家電は最小限の準備

家具家電は、同棲を始めるときに張り切って一式そろえて失敗したという人が多くみられます。ここにも、気をつけることがあります。「必要かと思ったが、意外と使わなかった」という場合や「ベッドの横の棚も買ったが、思いのほかベッドが大きくて棚が置けない」など意外と想定外のことがあるのです。

まずは冷蔵庫・電子レンジ・テレビ・洗濯機など最低限だけを揃えて同棲をスタートし、実際に住んでみて間取りに合わせて家具や家電を買い足すようにするのがおすすめです。

気をつけること⑤住民票の異動

同棲をする際に気をつけることとしてかなり重要なこととして「住民票の異動」があります。引越しをした場合は、2週間以内に住民票を異動する必要があります。これは、任意ではなく法的に義務付けられているため、忘れないように手続しましょう。

住民票の異動は、転居前の地域で「転出届」を出してから転居後の地域で「転入届」を出す必要があります。よく「転出届」を出し忘れる人がいるので、注意してください。

2人とも世帯主として届ける場合

一緒に暮らすからといって、世帯主をどちらか選ばなければならないわけではありません。それぞれ自分が世帯主として住民票を提出することは可能です。会社の住宅補助の支給の条件が「自分が世帯主の場合」といった条件がある場合もありますので、注意してください。

どちらかが世帯主になる場合

そのまま結婚を考えている場合には、彼氏・彼女のどちらかが世帯主になるのももちろんOKです。ただし、住民票の写しなどには世帯主の名前が載ります。そのため、例えば会社に住民票を提出するときなどに、世帯主となった彼氏や彼女の名前が世帯主として載ったものを出すことになります。

まだ結婚していないのに、住民票に彼氏や彼女の名前が載るのはあまり好ましくないという場合は、それぞれ本人が世帯主となることをおすすめします。

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同棲の世帯主はどっちが良い?住民票を移動させるメリットとデメリットを知ろう!
同棲する際気になるのは、住民票を移動するのか、世帯主はどちらにするのかと言う点でしょう。本記事では同性の世帯主を選ぶ方法や、住民票を移動させるメリット・デメリットなどを詳しく解説しています。また、同棲する際の注意点についても解説していますのでぜひご覧ください。

【同棲で気をつけること】失敗10例

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では、実際に同棲を経験した人たちの失敗例についても紹介します。これから同棲する方々は、これらの失敗例を参考にしてみてください。

①お金の管理

あらかじめ「お金の支払いの分担をどうするか」をきちんと決めずに同棲を始めてしまった場合、どちらかに支払いが偏ってしまう傾向にあります。最初はそれで良くても、だんだんとそれが不満につながってきてしまいケンカになってしまったという失敗例が非常に多くみられます。同棲を始める前に、しっかりお金の分担について決めておくようにしましょう。

②初期費用の負担割合

同棲をすると前もって何ヵ月も前から決めている場合などはいいのですが、そうでないケースも多いでしょう。なにかのきっかけで突然同棲することになった場合、同棲を始めるための貯金が彼氏・彼女の両方にあるとは限りません。

例えば彼氏だけ貯金があり、彼女には貯金がなかった場合、初期費用を彼氏が負担するなんてことにもなりかねません。それをそのあと彼女がきちんと返済するのか、返済するのであれば細かくきっちり金額をつけておくなど配慮が必要です。

③固定費の負担割合

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初期費用だけでなく、固定費の負担割合もしっかり考えておきましょう。固定費は、家賃を始めとした「月々、必ず支払が必要となるもの」です。臨時的な支出はその時々でお互い考えたらいいですが、家賃などの固定費は毎月かかるものです。

しっかり考えておかないと、家賃など固定費は初期費用と違って毎月のことですから負担も大きく、きちんと決めておかなかったためにトラブルになったという失敗例が多くみられます。あらかじめ、固定費の負担割合について決めておきましょう。

④生活リズム

夜勤の有無や次の日仕事がある日の寝る時間など、同棲する前に大体の生活リズムをお互い把握しておきましょう。同棲しているといえど、生活リズムが違うとすれ違ってしまいがちです。あらかじめお互いの生活リズムを共有しておくことで、生活リズムを近づけたり思いやりのある生活ができたりします。

⑤家事の役割分担

あらかじめ、家事の役割分担を決めていなかったことで「彼氏が全く家事をしない」「彼女が掃除をしない」などとお互い不満が出てしまう失敗例が非常に多いです。

今ではフルタイムで働く女性も非常に多く「彼女が家事をするのが当たり前」ではありません。彼氏も彼女もお互い協力して家のことをしていくべきです。あらかじめ、家事の役割分担についてしっかり決めておきましょう。

⑥結婚に対しての価値観

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先ほどデメリットの部分でも結婚について触れましたが、結婚に対する価値観をしっかりとすり合わせてから同棲することをおすすめします。年齢にもよりますが、同棲するということはある程度、結婚を意識しているケースが多いです。

ですが、中には「結婚までは考えていなかった」などというケースもあります。片方が「結婚前のプレ新婚生活」のように思っていたとしたらなおさらトラブルのもとです。婚約しろとまではいいませんが、ある程度「何歳くらいには結婚したいね」くらいに結婚に対しての価値観をすり合わせておきましょう。

⑦住みにくい間取り

立地が良かったり、家賃や初期費用が安かったり…などであまり間取りについて深く考えずに物件を決めてしまい「間取りが住みにくい」という失敗例もあります。先ほど紹介したおすすめの間取りを参考に、自分たちにマッチした間取りの物件を選びましょう。

⑧プライベートに干渉しすぎる

同棲したといえど、普段の生活をいきなり変えることはなかなか難しいです。友達との付き合いや会社の付き合い、生活習慣などプライベートなことはたくさんあります。あまりに相手のプライベートに口を出されすぎると同棲自体が嫌になってしまうことも。

「最近、友達と出かけすぎじゃない?」「スマホばっかりいじって…」などと小言を言いたくなるのは抑え、少しずつ2人の暮らしを作り上げられるよう焦らずお互い歩み寄っていきましょう。

⑨同棲NGの部屋

不動産会社に「2人で住む」ということをきちんと告げ、家賃や初期費用などの条件だけ伝え物件を決めてしまったという失敗例もあります。契約をした後に、実はその物件は「2人暮らしはNGだった」「ファミリーOKだが同棲はNG物件だった」ということも少なくありません。

物件の中にはトラブル防止の観点から、夫婦の2人暮らしはOKでも同棲の2人暮らしはNGというところもあります。物件を決める時には、必ず「夫婦ではなく同棲であること」を伝えましょう。

⑩家に友達を呼べなくなる

もともと一人暮らしをしていた人などは特に、家に友達を呼ぶ機会が多い人もいるでしょう。ですが、同棲となると家に友達を気軽に呼ぶことはできなくなります。その点を理解せずに同棲を始めて「たまには友達と宅のみでパーっとしたい」などとストレスが溜まってしまうケースもあります。同棲する前には、同棲したらどのような生活になるのかをしっかりとイメージしておきましょう。

同棲をする時の必要な費用はどれくらい?

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ではここで、同棲をするときの必要な費用はどれくらいなのでしょうか。同棲を考えているのであれば、同棲を開始するにあたってある程度まとまった費用が必要です。では、どれくらいの費用が必要かみてみましょう。

賃貸契約の初期費用

賃貸契約をする際の初期費用の相場は、大体35万円~60万円弱といわれています。これらは「物件の家賃の何ヵ月分」といった決まり方なので、選ぶ物件の家賃によって変動するので、あくまでも相場として参考にしてください。

引越し費用

荷物の量にもよりますが、大体引っ越し2人分の相場は7万円~12万円ほどです。引っ越しの値段は、おおまかにいうと「荷物の量」「距離」「引っ越し時期」によって変動します。

荷物の量や距離はなかなか減らせないとしても、引っ越し時期は繁忙期を避けたり「時間帯おまかせ」などのプランを選べば大きく値下げしてもらえることも。引っ越しの見積もりは複数の業者に依頼し、安さやサービスの違いを見極めることをおすすめします。

家具家電購入費

さきほどもお伝えしましたが、家具家電は最初は必要最低限で大丈夫です。そのため、20万円前後準備しておけばとりあえずは一式そろいます。また、もともと一人暮らしをしている人なら既に持っている家電を持ち込むことで節約することができます。

初期費用の内訳と相場は?

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では、次に物件を借りる際の初期費用の内訳や相場についても紹介していきます。実は、物件を借りる際にはいろいろと細かい項目に対する支払いが発生します。詳しく紹介していきます。

敷金

敷金は、大家さんに家賃の支払いの補償や修繕費用としての名目で支払うお金です。大体相場としては、家賃の1~2ヵ月分です。退去する際に、支払った敷金よりも修繕費が安かった場合、お金が戻ってくることもあります。

逆に、最近では敷金不要という物件もありますが、その際には修繕費を退去時に支払わなければならないことも多いので気を付けましょう。

礼金

礼金とは、大家さんに物件をお借りするお礼として支払うお金のことです。そのため、敷金のように退去時などに返ってくるということはありません。金額の相場は敷金同様に、大体家賃の1~2ヵ月分です。

前家賃・日割り家賃

前家賃とは、契約開始の翌月分の家賃のことです。一般的に家賃は翌月分を前払いするので、契約時に翌月分の支払いが必要となるのです。不動産会社や物件によっては、翌月分だけでなく2ヵ月分の支払いが必要となる場合もあります。

日割り家賃は、その物件の家賃計算にあたる締め日から考えて日割り計算した家賃のことです。これも初期費用として一緒に支払いが必要です。

仲介手数料

仲介手数料は、その名の通り仲介会社に仲介してくれたことに対するお礼として支払うお金です。相場は、家賃の0.5~1ヵ月分です。まれに、大家さんと直接やりとりをして契約をすることがあると思いますが、その場合は仲介者がいないので支払う必要はありません。

火災保険料

マンションやアパートは集合住宅ですから、一般的に物件契約時に火災保険に加入することになります。大体の2年契約で1.5万円前後のプランが多い傾向にあります。

火災保険は、大体が大家さんが指定するところに加入することが多いですが、面倒でなければ自分で好きな不動産会社を選び、契約しても問題ありません。特に大家さん指定の火災保険に加入しなければならないという義務はありません。

鍵交換費用

鍵交換費用は、大体1.5万円~2万円ほどが相場です。ただし、鍵交換は任意であり必須ではありません。必要なければ不要と伝えても構いませんが、その代わり前の住民が合鍵を持っている可能性があるというデメリットがあるので注意しましょう。

また、退去時にハウスクリーニングと一緒に鍵も交換している場合もあります。「現状の鍵は、前の住民が使っていたものかどうか」を不動産会社に確認してみましょう。

保証委託料

保証委託料とは保証会社に支払う委託料のことです。保証会社とはあまり聞きなれないかもしれませんが、連帯保証人のような役割を持っています。物件の契約時に、連帯保証人をつけていても保証会社に加入が必要なケースもあります。

保証委託料の相場は、一般的には「総賃料の30~60%」くらいといわれています。また、保証会社によっては家賃1ヵ月分の支払いを求められる場合もあるので注意しましょう。

事前に気をつけること・ポイントを理解して同棲生活を始めよう!

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同棲は、今まで別々に暮らしていた彼氏・彼女が生活を一緒にするわけですから、楽しいことばかりではありません。生活習慣の違いやお金のことなどでもめることもあるでしょう。

ですが、デメリットばかりというわけでもありません。大好きな人と一緒に住めるということはとても幸せなことです。今回紹介した、同棲するときに気をつけることを参考にしていただき、避けられるトラブルは避けて、幸せな同棲生活を送ってください。

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