床暖房を設置する値段はいくら?リフォーム費用の相場から種類について紹介!
記事の目次
- 1床暖房を設置する際の値段や種類を解説!
- 2床暖房を設置する値段は?①設置費用
- 2.1一畳あたり5〜11万円
- 2.2温水式タイプで熱源機も設置する場合
- 2.3電気ヒーター式
- 2.4温水式
- 3床暖房を設置する値段は?②リフォーム費用相場
- 3.1床に直貼りする場合の費用相場
- 3.2床を全面に張り替える場合の費用相場
- 3.3【部屋の広さ別】床暖房リフォーム費用相場
- 3.4床に直貼りする場合の注意点
- 3.5床を全面に張り替える場合の注意点
- 4床暖房を設置する値段は?③工事期間
- 4.1直貼りの場合の工事期間
- 4.2全面張り替えの場合の工事期間
- 4.3施工規模によって異なる
- 5床暖房を設置する値段は?④電気ヒーター式と温水式の違い
- 5.1設置費用
- 5.2光熱費
- 5.3立ち上がりの速度
- 5.4メンテナンス
- 5.5安全性
- 5.6電気ヒーター式床暖房の特徴
- 5.7電気ヒーター式床暖房の種類
- 5.8電気料金の見直しが必要
- 5.9使用時間の短い家族におすすめ
- 5.10温水式床暖房の特徴
- 5.11在宅時間の長い家族におすすめ
- 5.12温水配管・熱源機の設置が必要
- 5.13温水式床暖房の種類
- 6床暖房を設置する値段は?⑤おすすめメーカー品
- 6.1【電気ヒーター式】床暖房おすすめメーカー品
- 6.2【温水式電気】床暖房おすすめメーカー品
- 6.3【温水式ガス】床暖房おすすめメーカー品
- 7床暖房を設置する値段は?⑥注意点
- 7.1設置する面積・敷設率
- 7.2床暖房のフローリング材・床材
- 8床暖房を設置する際の値段相場を把握した上で検討しよう!
床暖房を設置する際の値段や種類を解説!
住宅展示場や友人の家で床暖房を体験してみて、わが家もぜひ取り入れたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
乾燥が苦手、冷え性で足元からじんわり暖めたい方など、魅力的に感じると思います。
またエアコンやファンヒーターのように温風が発生しないので、カビやダニ、ほこりなどハウスダストが舞い上がることなく、健康への影響が少ないこともメリットです。
しかし、メリットだけではなく注意点、種類や値段の幅があり、それぞれの特徴や費用相場など把握しておくことが重要です。
今回の記事では、床暖房の設置費用やリフォーム値段相場、種類やおすすめのメーカー品など詳しくご紹介します。
床暖房を設置する値段は?①設置費用
床暖房の設置にどのくらいの値段がかかるのか解説します。
電気ヒーター式と温水式の初期費用の傾向を見ていきましょう。
一畳あたり5〜11万円
設置費用は、5〜11万円がおよそ一畳あたりの相場です。
例えばリビングが15畳の場合だと、およそ75~165万円になる計算です。
温水式タイプで熱源機も設置する場合
温水式とは床下の配管に温水を循環させて部屋を暖める方式です。
そのため温水式は熱源機の設置が必須です。
熱源機の種類によっても変わりますが、別でおよそ25~100万円かかります。
電気ヒーター式
電気ヒーター式は温水式と比べると、熱源機など別途で用意しなくてもいいので、初期費用は安くなります。
ただし、ランニングコストは高くなりやすいので、使用時間が短いファミリーや省スペースでの利用に向いています。
温水式
温水式は熱源機などの設置が必須な場合もあるので、初期費用が高額です。
ですが、光熱費は安く抑えられるので、利用時間が長い場合やリビング・ダイニング・キッチンなど広い範囲を暖めたいファミリーに向いています。
床暖房を設置する値段は?②リフォーム費用相場
床暖房のリフォーム費用相場は、直貼りや全面張り替え、部屋の広さで変わってきます。
それぞれどのくらいの値段が相場なのか、詳しく見てみましょう。
床に直貼りする場合の費用相場
床に直貼りする場合、一畳あたり5~8万円が相場です。
現在ある床の上に、暖房ユニットを直貼りする簡単な施工なので、費用が抑えられます。
床を全面に張り替える場合の費用相場
床を全面に張り替える場合、8~11万円がおよそ一畳あたりの相場です。
現在ある床を取り外して設置するため、重ねて施工する直貼りよりもコストが上がります。
値段は高めですが、直貼りのような段差はなく、見た目もフラットで転倒の心配もなく安心です。
【部屋の広さ別】床暖房リフォーム費用相場
部屋の広さ別で、リフォーム費用相場を詳しく見てみましょう。
洋室の広さやLDKでよく設定されている6畳や20畳など、5つの広さに分けて比較してみます。
6畳の場合
6畳のリフォーム費用相場はこちらです。
電気ヒーター式の費用相場 | 温水式の費用相場 |
30~55万円 | 33~65万円 |
8畳の場合
8畳のリフォーム費用相場はこちらです。
電気ヒーター式の費用相場 | 温水式の費用相場 |
32~71.5万円 | 40~93.5万円 |
10畳の場合
10畳のリフォーム費用相場はこちらです。
電気ヒーター式の費用相場 | 温水式の費用相場 |
37~80万円 | 49.5~100万円 |
12畳の場合
12畳のリフォーム費用相場はこちらです。
電気ヒーター式の費用相場 | 温水式の費用相場 |
50~84万円 | 65~110万円 |
20畳の場合
20畳のリフォーム費用相場はこちらです。
電気ヒーター式の費用相場 | 温水式の費用相場 |
70~110万円 | 76~160万円 |
床に直貼りする場合の注意点
床に直貼りする場合の注意点は、段差ができてしまうことです。
床が10、20mmほど高くなり高低差ができてしまうので、転倒の心配があります。
安全面を考えると高齢者や子ども、ペットがいるご家庭は注意が必要です。
追加で段差をなくしフラットにする工事ができる場合もあるので、事前に確認しましょう。
床を全面に張り替える場合の注意点
床を全面に張り替える際の注意点は、床材を剝がすため解体費用や補修費用がかかり、トータルで見ると直貼りよりもリフォーム費用が高くなる傾向があります。
そのためフローリングや畳を張り替えるタイミング、バリアフリーなど大規模なリフォームに合わせて設置するほうが効率的なこともあります。
リフォーム会社次第では別途費用が発生するケースもあるので、トータルでどれくらいの値段になるのか事前に必ず聞いておきましょう。
床暖房を設置する値段は?③工事期間
床暖房の工事期間の目安は、1~7日です。
直貼りや全面張り替えなど施工の違いによって、日数も変わります。
詳しく見ていきましょう。
直貼りの場合の工事期間
直貼りの場合の工事期間は約1~2日です。
現在ある床の上に設置するシンプルで簡単な施工なので、工期も短く済みます。
全面張り替えの場合の工事期間
全面張り替えの場合の工事期間は約3~5日です。
現在ある床を解体撤去しヒーターと床材を新しく設置するので、工程が多く時間を要します。
施工規模によって異なる
直貼りと全面張り替えの平均的な工事期間の目安はありますが、住居環境、施工会社、施工規模によって工事期間も変わってきます。
大規模施工だと7日ほどかかる場合もあるので、確認が必要です。
床暖房を設置する値段は?④電気ヒーター式と温水式の違い
電気ヒーター式と温水式はいったい何が違うのでしょうか。
仕組みの違いだけでなく、コストや立ち上がりの速度、安全性にも違いがあります。
どちらがご家庭に合った床暖房なのか、5つの比較ポイントで解説します。
それぞれ詳しく見てみましょう。
設置費用
1つ目は設置費用の違いです。
電気ヒーター式 | 温水式 |
設置費用が安い | 設置費用が高い |
光熱費
2つ目は光熱費の違いです。
電気ヒーター式 | 温水式 |
光熱費は高くなりやすい | 光熱費は安い |
立ち上がりの速度
3つ目は立ち上がりの速度の違いです。
電気ヒーター式 | 温水式 |
立ち上がりの速度は遅い | 立ち上がりの速度は早い |
メンテナンス
4つ目はメンテナンスの違いです。
電気ヒーター式 | 温水式 |
メンテナンスは簡単 | 給湯器など熱源の寿命を迎えると、交換や修理が必要 |
安全性
5つ目は安全性の違いです。
電気ヒーター式 | 温水式 |
低温やけどの心配がある | 低温やけどの心配がなく安全 |
高齢者、赤ちゃん、ペットなどのいるご家庭はとくに重視したい比較ポイントです。
電気ヒーター式床暖房の特徴
電気ヒーター式床暖房の特徴を解説します。
電気ヒーター式の種類の違いなど詳しく見てみましょう。
電気をエネルギーとして稼働する床暖房
電気ヒーター式床暖房は、電気によって発熱するヒーターで床を暖める方式です。極端な話ですがホットカーペットをイメージしてもらえると分かりやすいと思います。
温度設定によっては44度になるなど、床面が熱くなりすぎることがあります。
低温やけどの心配もあるので、温度設定が高くなりすぎないように設定しましょう。長時間寝転がる体勢や、赤ちゃんがいるご家庭はとくに注意が必要です。
なお施工は簡単で熱源機も必要ないので、初期費用が抑えられるのは魅力的です。
電気ヒーター式床暖房の種類
さらに細かく分類すると、2つの種類に分けることができます。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
PTCヒーター式
PTCヒーター式は自己過熱抑制機能を備えた床暖房です。
ヒーター自体が省エネ設計になっています。温度センサーが入っており自動で温度調節します。暖かいところの発熱量を抑えて均一に床を暖められ、無駄な電力を使わないのが魅力的です。
ただし、熱ムラが起きやすく、部屋が暖まるまでに時間を要することがデメリットとしてあげられます。
PTCヒーターは厚みがないので床の高さを上げることなく設置でき、容易にリフォームが可能です。
電熱線ヒーター式
電熱線ヒーター式は床下に張り巡らせた電熱線に電気を流して暖めます。以前から使用されているものです。
立ち上がりにやや時間がかかり、毎月の電気代などランニングコストは高くなる傾向がありますが、施工が簡単なので設置費用を抑えられます。
ほかにも、蓄熱式という電気ヒーター式の床暖房がありますが、これは電気代の安い時間帯に熱を蓄熱させて使う方式です。電気代を抑えられますが、細かい温度設定ができないことがデメリットです。
また床下に蓄熱スペースを確保しなければならないため、基本的に新築の導入に限られます。
電気料金の見直しが必要
床暖房の長時間利用や広範囲となると光熱費も割高になります。
そのため電気料金の契約見直しが必要になる場合もあります。
使用時間の短い家族におすすめ
外出が多く使用が短時間になるご家庭には電気ヒーター式がおすすめです。
ご飯を作る時にキッチンの足元だけ暖めたい、ソファの足元だけ暖めたいというような、スポット的に少ない面積で使うなら相性はいいでしょう。
温水式床暖房の特徴
温水式床暖房の特徴をご紹介します。
熱源が必要なこと、電気とガスの種類の違いなど詳しく見ていきましょう。
専用パネルでお湯を循環させる床暖房
床下に専用パネルを敷き、パイプに温水を巡らせて暖めます。
立ち上がりの時間が素早いので、すぐに部屋を暖めたいという方にもおすすめです。
在宅時間の長い家族におすすめ
温水式は室内全体を暖めるのに最適です。
光熱費ランニングコストも安いので、リビングダイニングなど広いエリアを暖めたい時や、テレワーク・リモートワークなど在宅時間の長いご家庭にもおすすめです。
温水配管・熱源機の設置が必要
温水式床暖房は、温水配管やお湯を作り出すための熱源機の設置が必要です。施工期間も長くなり、導入コストが高くつきます。
また温水式床暖房の寿命は一般的に30年以上です。これは温水配管の寿命を指します。
温水配管の寿命が来たら交換になりますが、熱源の寿命はそれよりも短く10年程度、長くても15~20年です。
温水式床暖房を寒冷地で利用する場合は、循環させる温水の凍結を防ぐために不凍液が必要です。不凍液の交換の目安は10年で費用は5万円ほどかかります。
床暖房のメンテナンスは一般的には必要ないと言われていますが、寿命を迎えると交換や修理が必要になるので、交換費用も考慮しておきましょう。
温水式床暖房の種類
温水式床暖房は、おもに給湯器などの熱源の違いによって種類分けできます。
温水を作り出すのが電気かガスかの違いです。
もし給湯器が備えつけられているなら、お使いの給湯器がどちらなのかによっても設置費用が変わってきます。
それぞれどんな特徴があるのか見てみましょう。
温水式電気床暖房
温水式電気床暖房は、エコキュートなどの電気給湯器で加熱した温水を、床下のパイプに送り暖める方式です。空気中の熱を集めて移動させることで、エネルギーを作り出し部屋を暖めます。
給湯器などの熱源が必要になるので導入費用は高くつきますが、オール電化と相性がよく深夜の安い電力で沸かしたお湯を利用するのでランニングコストが安くなります。
しかしエコキュートで長時間利用し湯切れを引き起こした場合、時間帯によっては電気代が高くなる昼間に、お湯を沸かさないといけなくなり、結果光熱費が上がることもあるので注意が必要です。
すでに一般的なエコキュートが備えつけられている場合は、追加でヒートポンプ(室外ユニット)の設置が必須となります。ヒートポンプの値段は約50万円です。
多機能型エコキュートの場合は追加でヒートポンプの設置が必要ありません。多機能型を導入済の場合はコスト削減になります。多機能型エコキュートは50万~100万円ほど費用がかかります。
温水式ガス床暖房
温水式ガス床暖房は、エコジョーズなどのガス給湯器で加熱した温水を、床下のパイプに送り循環させて部屋を暖める方式です。
「ホットダッシュ」という、スピーディーにムラなく床を暖める機能が魅力的です。電気タイプより立ち上がりが早いのですぐ部屋を暖めたい方に向いています。
導入費用は高いですが、沸かしたお湯を保温するのでランニングコストは低く済みます。
床暖房を設置する値段は?⑤おすすめメーカー品
床暖房のおすすめメーカー品を見ていきましょう。
電気ヒーター式と温水式に分けてご紹介します。
【電気ヒーター式】床暖房おすすめメーカー品
電気ヒーター式のおすすめメーカー品は、パナソニックとリクシルの商品です。
詳しく見ていきましょう。
パナソニック【電気床暖房 Youほっと】
「電気床暖房 Youほっと」はPTCヒーターを採用した床暖房です。
発熱部と床材が一緒になっている仕上げ材一体型なので、施工がシンプルでリフォームに最適です。
仕上げ材は、高品質でこだわりの天然木を使った「ベリティスフロアーW」、12色のカラーラインアップがあり、幅広タイプの「ベリティスフロアーS」、耐光性に優れた「ジョイハードフロアー」など計29色柄の中から選べます。
家の雰囲気に合ったものが見つかりやすいのも魅力的です。
リクシル【HOTひといき】
「HOTひといき」はPTCヒーター式の床暖房です。
重い家具にも耐えられるパネルで耐久性もあります。仕上げ材分離型で床暖房パネル部分と床材が分かれています。
LIXILの豊富な床材の中から、好みのインテリアや雰囲気に合わせて選べるのが魅力的です。
【温水式電気】床暖房おすすめメーカー品
温水式電気のおすすめメーカー品は、パナソニックとダイキンの商品です。
詳しく見ていきましょう。
パナソニック【フリーほっと温すいW】
「フリーほっと温すいW」は仕上げ材分離型の床暖房です。
仕上げ材は床暖房対応床材のほか、磁器タイル、コルクタイル、カーペット、専用畳、クッションフロアなどさまざまなバリエーションの中から選べます。
2階や省スペースでも設置が可能です。
温水パネルは15サイズ×6タイプの計90種類もの中から選ぶことができ、L字型や間取りに合わせた形にもできる仕様になっています。
パナソニック【You温すい】
「You温すい」は仕上げ材一体型の床暖房です。受注生産になっています。
電気式のYouほっと同様、計29色柄の中から選べます。
ダイキン【ホッとエコフロア】
「ホッとエコフロア」はヒートポンプ式の床暖房になっており、室外機・床暖房・リモコンがセットになった床暖房です。
少しの電気で温水を作り出すので経済的です。増設リモコンも取り付け可能なので、効率よく必要な部屋だけ暖めることもできます。
床材は一体型、分離型から最適なものを選べます。
ダイキン【ホッとく~るシリーズ】
「ホッとく~るシリーズ」はエアコン連動型の床暖房です。
「スタンダード」「システムマルチ」と種類が分かれており、ご家庭に合った空調プランを作ることができ自由度が高くなっています。例えば一つの室外機で、夏はエアコン、冬は床暖房というように効率よく使い分けることもできます。
「システムマルチ」ではセットにできるエアコンもスタイリッシュで、木目調などインテリアに馴染みやすいカラーが豊富に揃っています。
「スタンダード」「システムマルチ」どちらも一般財団法人省エネルギーセンター主催の省エネ大賞で「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しており、評価も高い床暖房です。
【温水式ガス】床暖房おすすめメーカー品
温水式ガスのおすすめメーカー品は、東京ガスとリンナイの商品です。
詳しく見ていきましょう。
東京ガス【はやわざ】
「はやわざ」は戸建てやマンションなどの集合住宅に施工できる後付けタイプの床暖房です。
現在の床の上に直貼りするので、短い工期で簡単に設置できます。床材は畳とカーペットから選べます。
リンナイ【畳用ITMシリーズ】
「畳用ITMシリーズ」は畳専用タイプの床暖房です。畳の入れ替え時期に合わせて簡単にリフォームできます。
一般的な畳の厚みは55mmですが、厚みは変わらずそのままで実現、温水マットや仕上げ材が一体となっています。床の高さがあがることなく、見た目も変わらず現在の和室に取り付け可能です。
また湿気に強く日焼けにも強い素材を使っており、防ダニ防カビなどの性能にも優れているのも魅力的です。
リンナイ【床ほっとE】
「床ほっとE」は新築や本格的なリフォームに向けた床暖房システムです。
リンナイ独自で開発した熱源機、発砲断熱材で囲まれた温水配管、従来よりもパイプ数を増やしアルミ伝熱板を取り付けた3つの相乗効果で省エネを実現しています。
また従来の温水式ガス床暖房は暖まるまで1時間かかるのに対し、床ほっとEはおよそ45分と素早く部屋を暖めてくれます。
床暖房を設置する値段は?⑥注意点
床暖房を設置する際、主に2つ注意すべき点があります。
設置する面積・敷設率とフローリング材・床材です。それぞれ詳しく見ていきましょう。
設置する面積・敷設率
注意点として設置する面積・敷設率で、効率やランニングコストが変わってきます。
敷設率は部屋の面積におけるヒーター面積の比率を指します。一般的には60%~70%の敷設率を確保することが、部屋を効率よく暖めるのに望ましいとされています。
住宅性能によっては、もう少し低くても問題ないこともあります。もし敷設率が低いと補助暖房が必要になります。
大きな家具を置くスペースや壁側など、人が座ったり歩いたりしないスペースには床暖房を設置しないほうがコストを抑えられます。
床暖房のフローリング材・床材
熱に弱く変形しやすく反りやすいなど、床暖房に適していないフローリング材もあるので注意が必要です。
一般的に使われている床材は、複合フローリングというもので床暖房には不向きです。各メーカーには床暖房に対応している床材が販売されており、熱に強く床を効率よく暖めるように工夫されているので、そちらを選ぶようにしましょう。
無垢フローリングは人気の床材ですが、熱によって反りやすく、床暖房の床材には向いていないことが業界の考え方でした。しかし最近では無垢フローリングの需要が高まってきており、メーカーによっては対応できる商品も出てきています。
またラグを敷きたいという方もおられるかもしれません。しかしメーカーでは推奨していないことが多いので注意が必要です。
熱によってラグマットの裏面が溶けてしまったり、フローリングを痛めて耐久性が減少したり、こもった熱によるやけどの恐れもあります。もし敷きたい場合は、床暖房対応のラグマットが発売されているので、そういったものを選びましょう。
床暖房を設置する際の値段相場を把握した上で検討しよう!
床暖房を種類分けすると、電気ヒーター式と温水式があります。さらにPTCヒーター式と電熱線ヒーター式、温水式電気、温水式ガスと、細かく種類分けできます。
施工方法は直貼りか全面張り替えか、どのくらいの広さに床暖房を設置するのか、どういった種類の床暖房を選ぶかで、初期費用や光熱費などのコスト面も変わってきます。
いろいろと検討する項目は多いかもしれませんが、今一度値段や特徴を把握してご家庭に合う床暖房を選んでみてください。
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