サンルームを2階のベランダに後付けする費用は?確認すべき事項や注意点も紹介!
2階のベランダにサンルームを後付けしたいと考えてはいませんか。
サンルームは、雨や風が強い日など天候に左右されす洗濯物が干せたり、自然光を取り込むことができるため昨今、注目されている設備のひとつです。
実際、サンルームに魅力を感じて後付けを検討する方も少なくありません。
そこで本記事では2階ベランダにサンルームを設置するメリット・デメリット、施工例や価格相場、注意点など解説していきます。
2階ベランダにサンルームの後付けを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 2階ベランダにサンルームを設置するメリットは、明るい開放的な空間を作れたり天候に左右されずに洗濯物が干せたりすることが挙げられる
- 2階ベランダにサンルームを設置するための価格相場は、最低20万〜30万円
- サンルームを2階ベランダに後付けする際は、建蔽率や固定資産税の確認を忘れずにおこなう
記事の目次
- 1サンルームを2階のベランダに後付けする費用や注意点を解説!
- 22階のベランダに後付けできる人気のサンルームとは?
- 2.1光を多く取り入れるためのガラス張りの部屋
- 2.2天気を気にせず洗濯物が干せることが人気の理由
- 2.3アウトドアリビングのような空間
- 2.4どこの階にも設置が可能
- 32階ベランダのサンルームのメリット・デメリット
- 3.12階ベランダのサンルームのメリット
- 3.22階ベランダのサンルームのデメリット
- 42階ベランダのサンルーム施工例と価格相場
- 4.1安いサンルームの価格相場は工事費込みで約20〜30万円
- 4.2サンルーム「テラス囲い」のおすすめ商品
- 4.3サンルームを2階ベランダに後付けする際に選べる機能
- 5サンルームを2階のベランダに後付けする際は建蔽率を確認する
- 5.1建蔽率とは
- 5.2建築基準法
- 5.3建築確認申請が必要になる場合がある
- 5.4家の保証も要確認
- 6【2階のベランダ】サンルームを後付けする際の固定資産税の注意点
- 6.1床面積によって固定資産税評価額が変わる
- 6.2サンルームの固定資産税額
- 6.3【サンルーム】固定資産税の計算方法
- 6.4サンルームの増築時は登記申請が必要
- 6.5サンルーム増築時に未登記の場合
- 72階のベランダにサンルームの後付けDIYは可能?
- 7.1①囲い
- 7.2②床「整え」
- 7.3③枠「組み立て」
- 7.4④窓「はめ込み」
- 7.5⑤屋根「取り付け」
- 7.6サンルーム設置の工事日数
- 7.72階のベランダにサンルームはDIY可能?
- 8メリット・デメリットを把握して2階のベランダにサンルームを後付けするか検討しよう!
サンルームを2階のベランダに後付けする費用や注意点を解説!
サンルームは、2階のベランダに後付けできるガラス張りの部屋です。2階にサンルームを設置すると、室内が明るくなり開放感が生まれます。
そもそも、サンルームを設置するにはどのくらいの費用がかかるのでしょうか?これから2階のベランダにサンルームを設置する方は、施工例や注意点も合わせて知っておくとよいでしょう。
本記事では、サンルームの種類や価格相場を紹介します。また、設置する際の注意点やDIYで作るときの流れも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
2階のベランダに後付けできる人気のサンルームとは?
家の中にゆっくりくつろげるスペースを作りたい方や、雨の日も洗濯物を干したい方は、2階にサンルームの後付けを検討してみるとよいでしょう。
サンルームは、2階のベランダやバルコニーに後付けできる設備です。大きさや設置場所を自由に決めることができ、使い道も豊富にあります。ここでは、サンルームの特徴を見ていきます。
光を多く取り入れるためのガラス張りの部屋
壁や天井がガラスで作られている部屋を、サンルームといいます。サンルームは太陽の光を室内に取り入れることができるため、部屋の中を明るくする効果があります。また、ガラス張りの空間を作ることで、開放感のある住まいが実現できるでしょう。
天気を気にせず洗濯物が干せることが人気の理由
2階のベランダにサンルームを設置する理由はさまざまですが、多いのは洗濯物を干すケースです。サンルームはガラスの屋根が付いているため、雨の日でも洗濯物を干せます。晴れたり曇ったりと天気が不安定な日でも、雨が降る心配をせずに洗濯できるでしょう。
アウトドアリビングのような空間
サンルームはアウトドアリビングのようにも活用できます。ガーデニングにこだわったり、ハンモックを用意して昼寝を楽しむのもよいでしょう。また、小さめのテントを張ってキャンプの気分を味わうこともできます。室内にあるリビングとは別の、家族や友人が集まって使えるスペースです。
どこの階にも設置が可能
サンルームは2階にベランダとして後付けするだけでなく、1階に後付けすることもできます。サンルームの使い方や間取りに合わせて、どこに設置するかを検討するとよいでしょう。防犯面から洗濯物を2階に干したい方は、サンルームを2階に後付けするのがおすすめです。
2階ベランダのサンルームのメリット・デメリット
洗濯物を毎日干したい方や、室内にくつろげるスペースを作りたい方は、2階にサンルームを設置するとよいでしょう。壁や天井がすべてガラスでできているサンルームは、日差しを十分に取り込み、快適な空間を作り出します。ここでは、2階のベランダにサンルームを設置するときの、メリット・デメリットを紹介します。
2階ベランダのサンルームのメリット
2階のベランダにサンルームを後付けすると、洗濯物を天気に左右されず干すことができます。また、断熱性が上がり、高熱費の節約にも繋がるでしょう。
また、小さな子供やペットがいる方は、2階のサンルームを遊び場として使用できます。2階にサンルームを作るメリットを知り、後付けを検討してみてください。
①光が入り明るい開放的な空間を作れる
2階のサンルームは太陽の光が入りやすく、明るく開放的な空間になります。テーブルと椅子を用意してくつろいだり、家族でお茶したりするのもよいでしょう。また、夜になれば星を見ることもできます。自宅で外の景色を眺めながら、ゆったりと過ごせるのが魅力です。
②天候を気にせず洗濯物が干せる
洗濯物を2階のベランダに干している方は、梅雨の時期は外に干せず困ることもあるでしょう。2階にサンルームがあると雨の日でも洗濯物を干せるため、洗濯物が溜まる心配がありません。また、花粉症で外に洗濯物を干せない方も、サンルームがあれば干せるようになります。
③断熱性が高まる
部屋の外側にサンルームを作ると、壁が2重になり断熱効果が高まります。冬の時期は外の冷気を入りにくくし、夏の時期は室内の温度が上がるのを抑制する働きがあるでしょう。使用頻度の高い部屋にサンルームを設置すれば、断熱性の効果をより実感できます。
④光熱費を抑えることができる
断熱性が上がることで、光熱費を抑えられるメリットもあります。室内の温度が外の気温に影響されにくいため、冷暖房の使用を減らせるでしょう。また、冷暖房の使用頻度を減らすことは、エコにも繋がります。サンルームはさまざまな面で、コストパフォーマンスが高い設備です。
⑤子供・ペットの遊び場ができる
小さな子供やペットのいる方は、2階のサンルームを遊び場として活用することもできます。天気に左右されないため、いつでも遊べるメリットがあります。
自宅を遊び場に使えばトラブルが起こる心配も減り、安心して子供たちを遊ばせられるでしょう。また、遊んでいて洋服が汚れてしまったときは、すぐに着替えを用意できます。
⑥洗濯物に虫がつかなくなる
自然が多い地域では、外に洗濯物を干すと虫がついてしまうこともあります。虫がついた状態で気づかずに洗濯物を取り込むと、家の中に虫が入ってしまうでしょう。
2階のベランダにサンルームを設置すれば、洗濯物に虫がつく心配もなくなります。また、虫が入りにくい網戸をサンルームに付けると、さらに効果が上がるでしょう。
2階ベランダのサンルームのデメリット
2階のベランダにサンルームを設置した際は、定期的な掃除や防犯対策をする必要があります。また、2階の日当たりがよい場所ほど、夏場は気温が暑くなるでしょう。
2階のサンルームを遊び場や憩いの場として使用する場合は、気温に注意が必要です。どうしても遊び場として使いたいときは、気温が涼しい時間帯を選ぶなどして対策しましょう。
夏は暑く冬は寒い
サンルームは、夏は暑くなりやすく、冬は寒くなりやすいといわれています。また、夏に室内で暖房を付けていても、2階のサンルームは涼しくなりにくいです。
夏休みに子供と遊ぶ予定を立てても、実際には暑すぎて長時間サンルームにいられないことも。夏や冬は、2階のサンルームで過ごせる時間が限られることを覚えておきましょう。
ガラス張りで外気の影響を大きく受ける
サンルームの中は、外の気温に影響を受けやすいです。そのため、夏は日差しを浴びて熱くなり、冬は冷え込むことが多くなります。洗濯物を干す分にはあまり困らないですが、くつろいだり遊んだりする場所として設置する場合は、念頭に置いておきましょう。
ガラス張りの掃除が大変
日差しを取り込めるのが魅力的な2階のサンルームですが、定期的に掃除をしないと汚れが目立つ注意点もあります。高い位置や天井などは自分で掃除がしにくいため、手間に感じることもあるでしょう。汚れが目立つときは、高圧洗浄で定期的にメンテナスするのが一般的です。
防犯・プライバシー対策が必要
サンルームはガラス張りなため、空き巣などに狙われやすい注意点もあります。防犯フィルムをガラスに張るなどして、防犯対策を行いましょう。また、洗濯物を干すときは外側に見られてもよい洋服やタオルを干すと、通行人の視線が気にならなくなります。
雨音が気になることも
サンルームの素材によっては、強い雨が降ると雨音がうるさいこともあります。台風が来たときは、隣の部屋まで雨音が聞こえてくる可能性もあるでしょう。設置後にどうしても音が気になるときは、サンルームと室内の間にシャッターを作ると改善されます。
2階ベランダのサンルーム施工例と価格相場
サンルームは大きさや設備にもよりますが、安いものだと20万円ほどの費用で設置することもできます。また、床材や窓の種類は自分で選べるため、好みのサンルームを作れるでしょう。2階のサンルームを検討している方は、テラス囲いの商品を参考にしてみてください。
安いサンルームの価格相場は工事費込みで約20〜30万円
2階のベランダにサンルームを設置するときの費用は、比較的安いもので20~30万円ほどです。これは、工事費を含めた費用になります。
設備が凝っているものを選ぶと、費用が40~60万円ほどかかることもあります。どのようなサンルームを選ぶかは、予算と相談して決めるとよいでしょう。
サンルーム「テラス囲い」のおすすめ商品
費用を抑えて2階にサンルームを後付けしたい方に、おすすめの商品を紹介します。オプションの有無で費用は上下しますが、20万円からの価格帯で提供している会社もあります。会社ごとにサンルームのバリエーションは異なるため、自分に合った商品を探してみてください。
YKK AP 「サンフィールⅢ」
最も安い費用で設置できるのが、YKK APのテラス囲いです。オプションを付けなければ、工事費を含めて20万円ほどで設置可能です。
また、2階のベランダに設置する際は屋根置き式や壁付け式から選ぶことができます。空気を循環させるエアルーバーを設置することもでき、室内に湿気が溜まる心配もありません。
リクシル 「サニージュ」
豊富なバリエーションから選んで設置できるのが、リクシルの「サニージュ」です。2階のベランダに設置する場合も、デザインや設置方法を自由に選ぶことができます。
また、換気に効果的なオプションとして、縦滑り出し窓があります。縦滑り出し窓を2か所に設置すれば、空気を入れ替えて快適に過ごせるでしょう。
三共アルミ 「晴れもようⅢ」
2階のサンルームを洗濯物干しとして活用する予定の方におすすめなのが、三共アルミの「晴れもようⅢ」です。一般的にサンルームに比べて、洗濯に特化した設計が特徴です。また、設置方法や大きさは自由に選ぶことができます。注意点は、他の2社に比べると費用が高くなることです。
サンルームを2階ベランダに後付けする際に選べる機能
サンルームを選ぶときは、デザインや設置場所を自由に選択できます。また、予算に余裕があるときは、オプション機能を追加するかの検討をしてみるのもよいでしょう。
物干しや網戸は、設置するかどうかで利便性が大きく変わります。また、2階のサンルームで日差しが懸念されるときは、カーテンの取り付けがおすすめです。
後付けする場所
2階にサンルームを設置する際は、どこに後付けするかを自由に決められます。住宅のベランダやバルコニーに後付けしたり、1階の屋根の上に設置することも可能です。また、2階ではなく1階に設置したい場合は、リビングの隣などに作ることもできます。
窓の開口
サンルームの窓や出入口をどのタイプにするかも、自分で選ぶことができます。引き戸の窓や折り畳み式の窓、高い位置に設置した窓など、好みに合わせて決めるとよいでしょう。また、防犯性を高めたい方におすすめなのは、窓を開閉しないルーバー窓です。
床材
床材の色や素材によっても、サンルームの印象は大きく変化します。費用を抑えたデザインを選びたい場合は、樹脂製のデッキ材がおすすめです。
木の質感で高級感を出したい方は、人口木デッキ材を選ぶのもよいでしょう。また、リクシルの「サニージュ」では、フローリングの床材を選ぶこともできます。
オプション機能
サンルームをより快適にするために、オプション機能も用意されています。2階のサンルームに洗濯を干す方は、物干しがあると便利です。
また、網戸を設置すれば、窓を開けていても虫が入る心配がありません。日差しが強い2階のサンルームは、日よけのカーテンを付けておくと、直射日光を遮ることができます。
サンルームを2階のベランダに後付けする際は建蔽率を確認する
2階にサンルームを後付けする際は、建蔽率の確認も必要です。建蔽率が規定から外れてしまった場合は、火災保険や地震保険が使えなくなることもあります。業者が確認してくれるケースが多いですが、トラブル防止のために自分でも確認しておくとよいでしょう。
建蔽率とは
建蔽率とは、敷地面積に対する建物の面積を指します。例えば、120平米の土地に60平米の建物を建てる場合、建蔽率は50%です。
建築基準法では、防災や風通しのために建蔽率の制限が定められています。そのため、土地を所有していても建築基準法に反する建物は建てられません。
建築基準法
建築基準法は、2階にサンルームを設置する場合も対象になります。そのため、サンルームを設置する際は建蔽率を考えて大きさを決める必要があります。
工事を業者に依頼する場合は、業者が建蔽率を計算してくれることが多いでしょう。ただし、万が一のために自分でも把握しておくと安心です。
建築確認申請が必要になる場合がある
防火地域や準防火地域にある住宅は、1m以上のサンルームを設置する場合、建築確認申請が必要です。また、これらの地域に該当しない場合でも、10m以上のサンルームを増築する際は建築確認申請を行います。申請に必要な書類を用意し、指定された窓口に提出しましょう。
家の保証も要確認
2階にサンルームを設置するときは、家の保証も確認しておくことが大切です。サンルームの施工では、壁に穴を開けるケースもあります。
その場合、家の保証が取り消されてしまう可能性もあるので注意しましょう。施工前に不動産会社に確認しておくと、安心して工事ができます。
【2階のベランダ】サンルームを後付けする際の固定資産税の注意点
2階にサンルームを設置した場合、固定資産税が増える注意点があります。固定資産税は毎年かかる費用なので、どのくらい負担するのか確認しておくとよいでしょう。ここでは、固定資産税の目安や計算方法を説明します。また、登記申請の注意点も紹介するので参考にしてみてください。
床面積によって固定資産税評価額が変わる
既にあるバルコニーにサンルームを後付けする場合も、固定資産税が増える注意点があります。固定資産税は、屋根がないバルコニーにはかかりません。
屋根がない部分は、固定資産税を計算するときの床面積に含まれていないためです。ただし、サンルームを設置して屋根ができると、その部分も固定資産税の対象になります。
サンルームの固定資産税額
2階にサンルームを後付けすると、固定資産税はどのくらい増えるのでしょうか。一般的には、年間で1~2万円ほどかかるといわれています。
ただし、サンルームを設置する面積が広いと、2万円以上かかることもあるでしょう。詳しい金額が知りたい方は、計算すると簡単に割り出せます。
【サンルーム】固定資産税の計算方法
固定資産税の計算式は、85,000円×床面積(㎡)×1.7%です。税率は、固定資産税の1.4%と都市計画税の0.3%を足した数字です。
注意点は、地域によっては都市計画税がかからないことです。そのため、お住まいの地域が都市計画税の対象でない場合は、税率1.4%をかけて計算しましょう。
サンルームの増築時は登記申請が必要
2階にサンルームを設置するときは、登記申請が必要になります。登記申請をする際は、必要書類を準備したり、図面を作成したりします。
自分で行うのは難しいため、土地家屋調査士に依頼するのが一般的です。注意点は、土地家屋調査士に依頼する費用もかかることです。ケースによりますが、15万円ほどかかるといわれています。
サンルーム増築時に未登記の場合
2階にサンルームを設置しても未登記の場合、法により10万円以下の罰金が課せられる注意点があります。また、支払わなかった税金は3年前まで遡って課税されることがあります。ただし、増築した日付を市が証明できない場合は、市が増築を確認した翌年度から課税されます。
2階のベランダにサンルームの後付けDIYは可能?
サンルームは工事費を含めると、どうしてもまとまった費用が必要です。自分でサンルームをDIYできれば安く作れますが、可能なのでしょうか?
ここでは、2階のサンルームをDIYする方法と、工事にかかる期間を紹介します。2階にサンルームを作る予定の方は、参考にしてみてください。
①囲い
ベランダにサンルームを自分で取り付ける場合は、はじめに囲いを作ります。ベランダの囲いを、サンルームのガラス窓に取り換えましょう。
ただし、2階にサンルームを設置する場合、高所での作業になります。自分でやるのが難しいと感じたら、無理をせずに業者へ依頼しましょう。
②床「整え」
囲いを作ったら、床に床材を敷いていきます。床材は、自分で好みのものを選びましょう。床材の色や素材によって、サンルームの印象は変化します。
サンルームの枠と色を合わせて、統一感を持たせることも1つの方法です。床材は、ホームセンターやインターネットで購入できます。
③枠「組み立て」
最初に作った囲いの上に、サンルームの枠を取り付けます。サンルームは自分で設計してDIYする方法もありますが、キットを購入して組み立てる方法もあります。
自分で設計する場合は、安全性を確保した上で設置しないととても危険です。とくに、2階のサンルームは業者に依頼した方がよいケースも多いでしょう。
④窓「はめ込み」
サンルームの枠を組み立てたら、窓をはめ込みます。引き違い窓を使用することが多いですが、こだわりたい方は他の窓を選ぶこともできます。
ここまで作業を終えたら、屋根以外の部分は完成です。サンルームのキットを購入して組み立てる場合は、購入時に窓のタイプを選択します。
⑤屋根「取り付け」
最後に、屋根を取り付けたら完成です。屋根は断熱仕様のものを用意しましょう。直射日光が気になる場合は、屋根にカーテンを付けておくのがおすすめです。
キットを購入する場合は、屋根の素材や組み立て方を選べるケースもあります。2階のサンルームの屋根を外側から取り付ける場合は、十分に注意が必要です。
サンルーム設置の工事日数
2階のベランダにサンルームを作る際の工事期間は、10日間から1カ月ほどが目安です。設置するサンルームの大きさや、工事の内容によってもかかる期間は変化します。
業者に依頼する場合は、どのくらいの期間が必要か予め確認しておきましょう。また、天候などが原因で、予定よりも工事が長くかかることもあります。
2階のベランダにサンルームはDIY可能?
2階のベランダにサンルームを自分で設置するのは、かなり難しいです。2階は高さがあるため、プロでないと危険な作業も多いでしょう。
また、1からDIYする場合は、設計図を作ったり道具を用意したりする必要があります。完成したあとの安全性を考えても、2階のサンルームはプロに依頼した方が確実です。
メリット・デメリットを把握して2階のベランダにサンルームを後付けするか検討しよう!
2階のベランダにサンルームを設置すると、明るく開放感のある住まいになります。雨の日でも洗濯物が干せたり、断熱性が高まったりするメリットがあるでしょう。
また、2階に後付けするサンルームは使い道もさまざまです。椅子を用意してくつろいだり、子供の遊び場として使ったりできます。
費用を抑えて設置すれば、20~30万円で導入することも可能です。また、設置する際の注意点は、建蔽率や固定資産税を確認することです。後付けの注意点を把握して、快適に使える2階のサンルームを設置しましょう。
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