中古マンションの値引き金額の相場はいくら?成功する交渉のタイミングやコツは?
「中古マンションって値引き交渉できる?」
「いくらくらい値引きできるの?」
「交渉のコツがあれば知りたい」
中古マンション購入を考えている方は、値引き交渉を行いたいと思っている方もいらっしゃると思います。
”人生で最も高い買い物”だと言われているマイホーム。
現代では、購入時のトータルコストを抑えるために、中古のマンションを購入されている方も増えています。
しかし、中古マンションであっても、安い買い物ではありません。
気に入った中古マンションをよりお得に購入するためには「値引き交渉」も選択肢のひとつです。
そこで今回、中古マンションの値引き交渉について、タイミングやコツ、注意点、値引き交渉の流れまで詳しく解説しています。
住宅ローンを組む場合でも一括で購入する場合でも、今後の生活を考えれば少しでも金額を抑えたいと考える方も多いでしょう。
値引きに失敗するケースや値引き交渉のしやすい売主と物件の特徴に関してもお話ししますので、参考にしてください。
この記事でわかること
- 値引き額の相場は売り出し価格の約5%
- 良くある値引き交渉方法でオススメなのが「端数切り」の交渉
- 交渉タイミングは、買付け証明書を提出する時がベスト
- 値引き交渉におすすめの時期は1月・8月
記事の目次
- 1中古マンションの値引き額の相場と値引き交渉のタイミング
- 1.1値引き額は売り出し価格の約5%
- 1.2【売り出し価格別】値引き額相場
- 1.3良くある値引き交渉方法「端数切り」
- 1.4値引き交渉のタイミング
- 1.5築古マンションは値引き額が10%になる場合がある
- 2【中古マンション】値引き交渉に応じてもらえないケース
- 2.1値引きを考慮せず低価格で売り出しているケース
- 2.2住宅購入が盛んな時期
- 3中古マンションの値引き交渉を成功させる方法
- 3.1①周辺の物件相場を調べる
- 3.2②他の購入希望者を調べる
- 3.3③限度を超えた値引き額を提示しない
- 3.4④値引きして欲しい理由を説明をする
- 3.5⑤物件の悪い点を指摘しない
- 3.6⑥不動産会社と値引き交渉に挑む
- 4【中古マンション】値引き交渉のしやすい売主と物件の特徴
- 4.1値引き交渉のしやすい売主の特徴
- 4.2値引き交渉のしやすい物件の特徴
- 5中古マンションの値引き交渉の流れ
- 5.1①売主の状況を調べる
- 5.2②住宅ローン事前審査申し込み
- 5.3③値引き交渉を申し出る
- 5.4④購入申込書の提出
- 5.5⑤住宅ローン本審査申し込み
- 5.6⑥売買契約締結
- 5.7⑦決済・物件の引き渡し
- 6【中古マンション】値引き交渉する際の注意点
- 6.1ライバルがいるか調べる
- 6.2根拠のある値引き交渉の材料が必要
- 6.3値引き交渉を引きずらない
- 6.4すんなり値引き交渉が通った場合も注意
- 7中古マンションの値引き交渉はタイミングが重要!
中古マンションの値引き額の相場と値引き交渉のタイミング
中古マンションの値引き交渉をする前に、知っておくべきことがあります。それは「値引き額の相場」と「値引き交渉のタイミング」を知ることが重要だということです。
中古マンションの値引き額の相場と値引き交渉のタイミング
- 値引き額は売り出し価格の約5%
- 売り出し価格によって値引き額は変わる
- 良くある値引き交渉方法は「端数切り」
- 交渉タイミングは、買付け証明書を提出する時がベスト
- 築古マンションは値引き額が10%になる場合がある
値引き額は売り出し価格の約5%
中古マンションの値引き額の相場は「売り出し価格の約5%」だと言われています。
仮に1,000万円の物件があった場合、値引き額は50万円となる計算です。
【売り出し価格別】値引き額相場
中古マンションの売り出し価格別の値引き額の相場を表にしましたので、参考にしてください。
売り出し額 | 値引額の相場 | 値引後の額 |
1,000万円 | 50万円 | 950万円 |
1,500万円 | 75万円 | 1,425万円 |
2,000万円 | 100万円 | 1,900万円 |
2,500万円 | 125万円 | 2,375万円 |
3,000万円 | 150万円 | 2,850万円 |
3,500万円 | 175万円 | 3,325万円 |
4,000万円 | 200万円 | 3,800万円 |
4,500万円 | 225万円 | 4,275万円 |
5,000万円 | 250万円 | 4750万円 |
5,500万円 | 275万円 | 5,225万円 |
6,000万円 | 300万円 | 5,700万円 |
良くある値引き交渉方法「端数切り」
中古マンションの値引き交渉は「難易度が高い…」と不安になってしまう人も多いでしょう。
そんな時におすすめの方法は「端数切り」です。
端数切りは、割と良くある値引き交渉方法の一つ。
仮に、2,980万円の中古マンションがあった場合、端数を切って2,900万円まで値引きしてもらう方法です。
実は、中古マンションの”売り出し価格”を決める際には、購入時の値引き交渉のことを考えて端数をつけていることも少なくありません。
だからこそ、端数切りは難易度が低く、比較的交渉が成功しやすい値段交渉の方法だと言えるでしょう。
値引き交渉のタイミング
中古マンションの適切な値引き交渉のタイミングは、いつなのでしょうか?
買付け証明書を提出する時がベスト
最も適切な中古マンションの値引き交渉のタイミングは「買付証明書」を提出する時です。
簡潔に言うと、買付証明書を提出することで、物件の交渉権を獲得できます。
基本的には、買付証明書を提出した順番に交渉権を得ます。
ただし、一番に買付証明書を提出したからといって、必ず購入できるわけではありません。
あなたが先に買付証明書を提出しても、後から出した人の条件が良ければ、交渉権が流れてしまうケースもあります。
しかし、不動産取引では、マンションを購入する条件がほぼ同じであれば、先に買付証明書を提出した人が優先されるのです。
買付け証明書とは
買付証明書とは、どのようなものなのでしょうか?
買付証明書は、中古マンションなど不動産を購入する前に「この物件を購入したい」というスタンスを示す書類です。
必ずしも「買付証明書」という名称ではなく「購入申込書」「買付証」など様々な呼び名があります。
買付証明書には「交渉権の獲得」「値引き交渉」「詳細資料の請求」などの重要な意味があるのです。
しかし、買付証明書を提出した後に”キャンセル”した場合でも、違約金やペナルティーなどは一切ありませんので、安心してください。
築古マンションは値引き額が10%になる場合がある
中古マンションの価格を決める要素の一つである”築年数”です。
築年数が経過するにつれて、マンションの価値も下がっていきます。
そのため、築古マンションであっても相場以上の売り出し価格になっている場合は、値段交渉がしやすくなると言えるでしょう。
また、交渉次第では、値引き額が約10%になるケースもあります。
【築年数別】平均売出価格・平均成約価格
中古マンションの平均売出価格と平均成約価格を表にしましたので、参考にご覧ください。
築年数 | 平均売出価格 | 平均成約価格 |
0~5年 | 6,239万円 | 6,136万円 |
6~10年 | 5,462万円 | 5,538万円 |
11~15年 | 4,686万円 | 4,886万円 |
16~20年 | 5,067万円 | 4,685万円 |
21~25年 | 3,979万円 | 3,746万円 |
26~30年 | 2,419万円 | 2,275万円 |
31年~ | 2,358万円 | 2,040万円 |
参考:公益財団法人東日本不動産流通機構「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2021年)」
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【中古マンション】値引き交渉に応じてもらえないケース
中古マンションの値引き交渉に応じてもらえないケースについて詳しくお話しします。
値引き交渉に応じてもらえないケース
- 値引きを考慮せず低価格で売り出しているケース
- 住宅購入が盛んな時期
値引きを考慮せず低価格で売り出しているケース
中古マンションでは、値引きを考慮して少し高めの値段設定にしていることも少なくありません。
その場合は、値引き交渉に成功しやすい傾向にあります。
しかし、値引き交渉を考慮せずに低価格で売り出している物件では、値引き交渉に応じてもらえない可能性が高いです。
マンションの部屋自体にリフォームが必要な場合でも、それを見越してリーズナブルな価格設定にしているので、値引き交渉に成功するのは難しいでしょう。
同じエリアの物件相場と比較して見極める
実際に狙っている中古マンションが「低価格」なのか否か分からないということもあるでしょう。
そんな時は、同じエリア内の物件相場と比較して、中古マンションの価格設定を見極めることが大切です。
住宅購入が盛んな時期
時期によっては、値引き交渉に応じてもらえないケースもあります。
住宅購入が盛んに行われている時期に関して言えば、値段交渉は難しいと言わざるを得ません。
それは、”値引き”しなくても希望している金額で購入してもらえるから。
「買いたい」という需要が多い場合、売主は高い金額を提示している人と契約します。
特に、駅からの距離が近い物件や築年数が浅い物件など、条件の良い中古マンションなどは競争率も高いため、値引きに成功することはほぼないと言えるでしょう。
新生活が始まる2〜3月は値引きは難しい
どんな時期が住宅購入が盛んになるのでしょうか?
結論から言うと、新生活が始まる2~3月です。
就職や人事異動、入学・進学のタイミングなので、物件の需要が高くなります。
物件の需要が高くなるということは、競争率も高くなるということ。
そのため、値引き交渉も成功する可能性は低くなります。
値引き交渉をすることも可能ではありますが、満額で別の人に購入されてしまうこともあるので、その場の状況をしっかりと見極めましょう。
値引き交渉におすすめの時期は1月・8月
値引き交渉が難しい時期は、物件の需要が高くなる時期です。
逆に、物件の需要が落ち着いている時期に関しては、買い手が少ないため、値引き交渉に成功しやすい時期だと言えます。
物件の需要が落ち着く時期は、1月または8月です。
このような時期を狙うことで、値引き交渉が比較的スムーズに進むでしょう。
中古マンションの値引き交渉を成功させる方法
中古マンションの値引き交渉を成功させる方法についてお話しします。
値引きはこちらが強硬な姿勢で挑んでも、成功率は高いとは言えないでしょう。
売主にも一定の配慮をしつつ、無理のない交渉をすることが成功のカギになります。
値引き交渉を成功させる方法
- 周辺の物件相場を調べる
- 他の購入希望者を調べる
- 限度を超えた値引き額を提示しない
- 引きして欲しい理由を説明をする
- 物件の悪い点を指摘しない
①周辺の物件相場を調べる
中古マンションの値引き交渉を成功させるためには、周辺の物件相場を調べることが大切です。
中古マンションの金額は、エリアや駅からの距離、築年数、建物の規模などの要素によって決められます。
同じような条件の物件であっても、高めの金額に設定されている場合は、周辺の物件相場を根拠として提示することで、値引き交渉がスムーズに進みます。
反対に、相場よりも安い金額に設定されている場合は、値引きを視野に入れない価格設定になっていることが多いので、値引きは難しいでしょう。
それでも、しつこく値引き交渉を行った場合は、売主の不興を買ってしまうこともあるので注意してください。
事前に「なぜ相場よりも該当の中古マンションが安く売りだされているのか」を不動産仲介業者に確認しましょう。
周辺の中古マンションの相場は、レインズや土地総合情報システムによって調べることができます。
レインズ
レインズとは「Real Estate Information Network System」の頭文字をとって"REINS"と表記された不動産仲介業者が不動産情報を閲覧できるネットワークサービスのこと。
通常レインズは、不動産仲介業者しか閲覧できません。
そのため、不動産仲介業者にレインズを見て、相場を調べてもらう必要があるので、注意が必要です。
一般人向けのネットワークサービスである「レインズマーケットインフォメーション」であれば、誰でも成約情報・在庫状況が確認できます。
個人で調べたい場合は、レインズマーケットインフォメーションを利用しましょう。
土地総合情報システム
土地総合情報システムとは、国土交通省が運営するネットワークシステムのこと。
土地総合情報システムは、不動産の成約価格の取引事例を調べることができます。
実際に、土地総合情報システムで利用できる機能は、以下の通りです。
土地総合情報システムで利用できる機能
- 不動産取引価格情報
- 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
- 不動産取引価格アンケート
誰でも利用できるシステムなので、不動産取引の際の参考に役立てましょう。
②他の購入希望者を調べる
中古マンションの値引き交渉を成功させるためには、他の購入希望者がいないかしっかりと確認しましょう。
駅から近い・立地がいい・築年数が浅いなど条件が良い中古マンションは、人気があるため他の購入希望者がいることも珍しくありません。
複数の購入希望者がいる場合、より高い金額で購入を希望している購入希望者が優先されるため、値下げ交渉が成功する可能性は限りなく低くなります。
他の購入希望者がいない中古マンションを探すことが、値段交渉を成功させるポイントの一つだと言えるでしょう。
③限度を超えた値引き額を提示しない
中古マンションの値引き交渉を成功させるためには、法外な値引き額を提示しないこと。
法外な値引き額を提示してしまうと、売主に悪印象を与えるだけでなく、完全に拒絶されてしまうこともあるのです。
お話しした通り、値引き交渉の相場は5%~10%程度です。
相場を超えた値引き交渉は、控えましょう。
売主は、値引き交渉に応じる義務もなければ「売らない」権利も持っています。
そのため、値引き交渉は慎重に行うように心掛けましょう。
④値引きして欲しい理由を説明をする
中古マンションの値引き交渉を成功させるためには、明確な値引きして欲しい理由を伝えましょう。
値引きをして欲しい明確な理由がない場合、値引きに応じてもらえる可能性は低くなります。
予算オーバーが理由であれば、その理由と値段交渉に応じてもらえた場合は即購入するなど「明確な理由と条件」などを伝えることで値引き交渉に成功する可能性は格段にアップするでしょう。
⑤物件の悪い点を指摘しない
中古マンションの値引き交渉を成功させるためには、物件の悪い点を指摘しないこと。
物件に不備がある場合、値引き交渉によっては金額を下げてもらうこともあります。
しかし、値引き交渉時に悪口に聞こえるような言い方をしてしまうと、売主の心証を損ねてしまう可能性が高いです。
心証を損ねてしまい、値引き交渉が失敗に終わってしまうことも予想できます。
だからこそ、値引き交渉時には、言葉選びに十分注意しましょう。
⑥不動産会社と値引き交渉に挑む
中古マンションの値引き交渉を成功させるためには、不動産会社と値引き交渉に挑むことが大切です。
中古マンションの販売は、不動産仲介業者に依頼していることがほとんど。
そのため、中古マンションの購入は業者を通して行われます。
業者によっては、値引き交渉に不慣れ・不得意なケースもあるのです。
そのような業者に依頼してしまうと、値引き交渉も失敗に終わってしまうこともあるのです。
値引き交渉は、信頼のできる実績なども多い不動産仲介業者に依頼しましょう。
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【中古マンション】値引き交渉のしやすい売主と物件の特徴
中古マンションを購入する際に値引き交渉のしやすい売主と物件の特徴についてお話しします。
値引き交渉のしやすい売主の特徴
値引き交渉のしやすい売主は、どのような特徴があるのでしょうか?
売主に売却理由がある
売主に売却理由がある場合、値段交渉がしやすいです。
売却の例は、以下の表を参考にしてください。
売却理由 | 詳細 |
転勤 | 転勤の辞令が出てから実際に転勤するまでに急いで物件を売却したい →値下げしてでも売却したい理由となる |
離婚 | 資産であるマンションを売却して、財産分与をしたい →離婚時は金銭トラブルが発生しやすい →金銭的な問題の解決を急ぐため、値下げ交渉に応じてもらいやすくなる |
相続 | 親などから中古マンションを相続したが、住む予定がない →相続した中古マンションを早めに売却し現金化したい →値下げも視野に入れている可能性が高い |
値引き交渉のしやすい物件の特徴
値引き交渉のしやすい物件の特徴は、以下の通りです。
築年数が経過している
築年数と比例して、物件の価値は下がります。
特に築5年以上経過している物件の場合、今以上にマンションの価値が下がることを懸念して、値引き交渉に応じる可能性が高くなるのです。
マンションの部屋の状態があまり良くない
中古マンションの部屋の状態によっては、修繕のための費用も必要となるため、値引き交渉に応じてもらいやすくなります。
値引き交渉材料①水回り
キッチンやバスルーム、トイレなど水回りに不具合が見つかるケースもあります。
実は、水回りの修理の費用は、他の部位の修理よりも高額です。
そのため、現在のマンションの持ち主である売主が修理などの費用を負担しない場合、相当額の値引き交渉に成功する可能性も高くなります。
値引き交渉材料②壁紙
壁紙の汚れや剥がれがある場合は、購入後に修繕が必要となるため、値引き交渉の明確な材料となります。
中古マンションの値引き交渉の流れ
中古マンションの値引き交渉の流れは、以下の通りです。
①売主の状況を調べる
売主の状況によって、値引き交渉の成功率は大きく差がでます。
そのため、まずは売主の状況をしっかりとリサーチすることが大切です。
不動産仲介業者に売主の状況等をヒアリングしてみましょう。
値引き交渉が可能な状況であると判断できる場合は、次のステップへ進みます。
②住宅ローン事前審査申し込み
マンション購入時に住宅ローンを利用する場合は、住宅ローンの事前審査に申し込みましょう。
住宅ローンの事前審査は、返済能力があるか否かを審査します。
値引き交渉前に事前審査を受けておくことで、マンションを購入できる能力と意思を売主に示すことができます。
③値引き交渉を申し出る
住宅ローンの事前審査に通過したら、不動産仲介業者を通して値引き交渉を行います。
値引き交渉を成功させるためには、売主に値引きしたい「明確な理由」をしっかりと伝えることが重要です。
④購入申込書の提出
不動産仲介業者を通して、購入申込書(買付証明書)を提出します。
申込書には、希望する購入金額を記入します。
値引き交渉をするときは、売主が提示しているマンションの金額よりも少ない金額を記入しましょう。
⑤住宅ローン本審査申し込み
中古マンションの値引き交渉に成功したら、すぐに住宅ローン本審査を申し込みましょう。
住宅ローンの本審査に通過しない限り、実際に中古マンションの売買契約を行うことができません。
また、値引き交渉の成功後、実際に契約するまでに間があいてしまうと、売主の印象を悪くする可能性があるので注意が必要です。
⑥売買契約締結
住宅ローン本審査に通過したら、いよいよ売買契約を締結します。
売買契約書は、マンションの購入金額などが記載されている大切な書類なので、内容をしっかりとチェックしてください。
この時に、売買契約の手付金を納める必要があるので、必要な金額を忘れずに用意しましょう。
⑦決済・物件の引き渡し
売主・不動産仲介業者とスケジュールを組み、住宅ローンを申し込んだ金融機関の窓口にて中古マンションの残金の決済を行いましょう。
必要な手続きが完了したら、購入したマンションの鍵を受け取り、物件の引き渡しとなります。
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【中古マンション】値引き交渉する際の注意点
中古マンションの値引き交渉する際の注意点は、以下の通りです。
値引き交渉する際の注意点
- ライバルがいるか調べる
- 根拠のある値引き交渉の材料が必要
- 値引き交渉を引きずらない
- すんなり値引き交渉が通った場合も注意
ライバルがいるか調べる
値引き交渉では、ライバルの存在が重要なポイントになります。
それは、先に買付証明書を出した場合でも、別の購入希望者がいたら流れてしまうこともあるからです。
ライバルが現れたあと注意すべきタイミングは、いつなのでしょうか?
ライバルが現れたあと注意すべきタイミング
- ライバルの方が先に住宅ローンの事前審査に通ったとき
- ライバルが現金で購入する交渉を始めたとき
特に、現金で購入する交渉を始めたときは、要注意です。
一般的に、不動産の購入では、住宅ローンよりも現金購入の方が優先されます。
それは、売りに出している不動産の購入を”撤回”や”キャンセル”されるリスクが少ないから。
もし、ライバルが優先されそうなどの情報が入ったら、値引き交渉はあきらめて物件確保に努めることをおすすめします。
根拠のある値引き交渉の材料が必要
中古マンションの値引きには「なんとなく値下げしてほしい」という理由での交渉は通りません。
値引きしたいのであれば、売主が納得できるような根拠のある値引き交渉の材料が必要です。
根拠のある値引き交渉の材料の一例を紹介しますので参考にしてください。
値引きして欲しい理由 | 根拠のある交渉材料 |
部屋に傷や不具合がある | 内見時に傷や不具合の写真を撮る |
相場より高い | 実際に相場より高いと分かる事例 |
他の物件と比較検討している | 他の物件の資料や募集状況を示す |
値引き交渉を成功させるためには、入念な下調べが重要なポイントとなるのです。
値引き交渉を引きずらない
値引き交渉をした後の注意点は、値引き交渉がうまくいかなかった場合でも、値引き交渉を引きずらないこと。
「値引き交渉を断られた後でも再度値引き交渉にチャレンジする」
「契約を決めたのにも関わらず契約書にサインやハンコをする直前に話を蒸し返す」
などの行為は、契約が流れてしまうことがあるのでNGです。
売主は、契約が完了するまで「売らない」判断をする権利があるということを忘れないでください。
気に入った物件が流れてしまっては、時間や手間が無駄になってしまいます。
マンション購入では、後悔しない行動を心がけましょう。
すんなり値引き交渉が通った場合も注意
値引き交渉がすんなり通った場合も注意が必要です。
値引き交渉を考慮に入れた金額設定の場合は、値引き交渉がすんなり成功したからといって特に気にする必要はないでしょう。
しかし、それ以外の場合は「マンションになんらかの欠陥がある」「住民トラブルがある」など、値引きをしてでも素早くマンションを売ってしまいたい理由があるかもしれません。
中古マンションだからこそ起こりうる問題はないかなど、値引きできる理由をしっかりと確認しましょう。
中古マンションの値引き交渉はタイミングが重要!
今回は、中古マンションの値引き交渉について、タイミングやコツ、注意点、値引き交渉の流れまで詳しく解説しました。
中古マンションの値引き交渉は、タイミングが重要です。
タイミングが悪ければ、値引き交渉の成功率が大幅に下がります。
この記事のまとめ
- 中古マンションの初期費用の目安は物件価格の約5~8%
- 初期費用は支払うタイミングによって、契約時、引き渡し時、物件引き渡し後に分けられる
- 仲介手数料、フルローン、自身での登記や保険の見直しによって初期費用を抑えることもできる
値引き額の相場などもしっかりと把握して、無理のない金額の値引き交渉を行いましょう。
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