住宅ローン借り換えのタイミングはいつ?メリット・デメリット・注意点を解説!

住宅ローン借り換えのタイミングはいつ?メリット・デメリット・注意点を解説!

「住宅ローンを借り換えるときにいくら必要なの?」

「住宅ローン借り換えにぴったりのタイミングはある?」

住宅ローンの返済を行っている方のなかには、借り換えについて興味がある方も多いはず。また、住宅ローンを活用してマイホームの購入を考えている方のなかにも、将来を見越してこうした心配を抱く方もいらっしゃると思います。

この記事では、住宅ローンを借り換えるメリット・デメリットに注意点などを解説します。
さらに、
住宅ローンの借り換えについて、ふさわしいタイミングをご紹介しています。

この記事でわかること

  • 借り換えによって、返済額を軽減したり、長期固定金利や補償内容の見直しなどができる可能性がある
  • 借り換えのデメリットとしては、諸費用がかかること、書類準備などの手間がかかる点
  • 借り換えのタイミングは、残高・残年数・金利差によって決める

スムーズな住宅ローンの借り換えに向けて、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

記事の目次

  1. 1住宅ローンの借り換え【メリット】
  2. 1.1返済額の軽減
  3. 1.2長期固定金利
  4. 1.3団体信用生命保険の補償
  5. 1.4リフォームローンより低金利で借りられる
  6. 1.5毎月の資金移動の手間が省ける
  7. 2住宅ローンの借り換え【デメリット】
  8. 2.1諸費用
  9. 2.2手続き
  10. 3住宅ローンの借り換え【注意点】
  11. 3.1残高と残年数
  12. 3.2金利差
  13. 3.3借り換え審査
  14. 3.4特別控除
  15. 4シミュレーションツールを活用
  16. 4.1金融機関窓口に相談
  17. 5住宅ローン借り換えはタイミングが大事

住宅ローンの借り換え【メリット】

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住宅ローンの借り換えを行う一番のメリットは、現在の住宅ローンより金利を下げられる可能性がある点ではないでしょうか。
金利が下がっているタイミングで借り換えを行えれば、返済額を減らすことが出来ます。


その他にも、借り換え先によっては団体信用生命保険の補償が厚くなるなどのメリットもあります。
メリットについて、それぞれ項目ごとに見ていきましょう。

住宅ローンの借り換えのメリット

  • 返済額を軽減できる
  • 長期固定金利に変更できる
  • 団体信用生命保険の補償範囲を変更できる
  • リフォームローンより低金利で借りられる

返済額の軽減

今の金利より下がるなら、借り換えを検討したいと思う方も多いのではないでしょうか。

住宅ローン借り換えの最大のメリットは、金利を下げて総返済額を少なく出来る点です。
借り換えを行うと、月々の返済額を少なくする以外に、返済期間の短縮など返済条件の変更も出来ます。

長期固定金利

住宅ローンの借り換え時に、10年、20年と固定金利を変更することができます。

現在、変動金利で今後の金利上昇に不安がある方は、固定金利への借り換えを行うケースもあります。

長く低金利状態が続いているため、固定金利でも低い金利で借りられることが多いですが、変動と固定それぞれの条件をよく確認しましょう。

団体信用生命保険の補償

団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローン返済時に万が一の事が起きた場合、保険金で残りのローンを全て支払う保険のことです。

借り換えをすると、団信も新たに加入することとなります。
団信は補償の追加などが出来ないため、保険内容を充実させるには借り換えを行うしか方法がありません。

そのため、最近では団信の補償の見直しを目的として借り換えを行う方もいます。

リフォームローンより低金利で借りられる

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住宅購入後、ある程度の期間が経っている場合、建物や内装などのリフォームを考えることもあるでしょう。

その際「リフォームローン」というのもありますが、住宅ローンに比べると金利が高いです。

また、住宅ローンの残債がある状態だとローン審査に通りにくくなる可能性もあります。

住宅ローン借り換えのタイミングで、リフォーム費用も併せて借りることが出来ます。

まとめて借り入れた場合、リフォームローンより低金利で借りることができ、別々でローンを組むより支払額も抑えられるでしょう。

毎月の資金移動の手間が省ける

借り換え先の金融機関によっては、毎月の資金移動の手間が省け、利便性が向上するケースもあります。

例えば、給与振込口座と住宅ローンの返済口座が別の場合など。

他行へ振込するには手数料がかかりますし、ATMで住宅ローン返済口座へお金を移動させるにも手間がかかりますが、一本化されることで毎月の面倒がなくなるでしょう。

住宅ローンの借り換え【デメリット】

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続いては、借り換えのデメリットを解説します。住宅ローン借り換え時には諸費用が必ず発生します。どのくらい費用がかかるのか、事前に把握しておくことでいざ借り換えのときに慌てなくて済むでしょう。

住宅ローンの借り換えのデメリット

  • 借り換えの手続きに手数料などの諸費用がかかる
  • 借り換え時に手続きが必要となり、書類準備などの手間がかかる

諸費用

住宅ローン借り換えのデメリットは、借り換えの手続きに手数料などの諸費用がかかることが挙げられます。
今現在借りている住宅ローンと、借り換え先の金融機関でそれぞれに諸費用が必要です。

現在の住宅ローン完済時

現在の住宅ローン完済時にかかる手数料を以下にまとめました。

項目 費用の目安
繰り上げ返済手数料 0~3万円程
抵当権抹消費用 2万円程
繰り上げ返済手数料は金融機関によって異なるため、いくらかかるか事前に確認しておきましょう。
借り換えの際には、現在借り入れをしている金融機関から借り換え先の金融機関へ抵当権の移管が必要です。
抵当権抹消費用は、現在借りている金融機関での抹消手続きをする際の費用のことです。

住宅ローン新規手続き

住宅ローンの新規手続きと同じように、借り換え時にも諸費用がかかります。
主に必要な費用をまとめました。

項目 費用の目安
印紙税 借入金額が1,000万円超~5,000万円以下は、2万円。
5,000万円超~1億円以下は6万円
保証料 数十万円
事務手数料 メガバンクや地方銀行では3万円程
抵当権設定費用 10万円程
団体信用生命保険料 金融機関により異なる
保証料や事務手数料、団信保険料は金融機関によって費用が異なりますので、事前に確認すると良いでしょう。
この他に火災保険を新たに加入し直す時は、火災保険料も必要です。

手続き

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二つ目のデメリットは、住宅ローン借り換え時に手続きが必要となるため、書類準備などの手間がかかる点です。
次の項目で、準備する書類や注意点を説明します。

書類準備

借り換えの場合も、新規手続きと同じく審査があります。
審査のために書類の準備が必要です。

準備する書類

  • 住民票
  • 本人確認書類の写し
  • 源泉徴収票
  • 課税証明書
  • 住宅ローン返済予定表
  • 不動産売買契約書
  • 登記事項証明書(土地・建物)
  • 重要事項説明書
  • 建築工事請負書

不動産売買契約書や登記事項証明書などの控えがない場合は、不動産会社へ問い合わせて準備してもらいましょう。

口座変更

住宅ローン借り換え後は、新しい銀行口座から引き落としをするようになります。
給与振込口座を変更する場合は、勤務先で変更手続きが必要です。
その他に公共料金などの引き落とし先の変更が必要な時は、完了までの時間や手間がかかります。

住宅ローンの借り換え【注意点】

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続いて、借り換えのタイミングや注意点についてです。
借り換えをするかどうかは、以下のポイントを押さえておきましょう。

  1. 住宅ローン残高が1000万円より多い
  2. 住宅ローン残年数が10年以上
  3. 金利差が1%以上ある
次の項目でそれぞれ解説します。

残高と残年数

一つ目の注意点は、現在の住宅ローン残高と残年数を確認することです。
住宅ローン残高が1,000万円より多く、残年数が10年以上あるかを確認しましょう。

ローン残高が少ないと支払う金利も少ないため、借り換え時の諸費用も合わせると借り換え前より費用がかかってしまうこともあります。

年数も同じように、10年未満だと支払利息の軽減メリットを受けにくいためです。
借り換え前後で支払額がどのくらい変わるのか、一度シミュレーションしてみましょう。

金利差

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二つ目の注意点は、金利差です。

現在の住宅ローン金利と借り換え後の金利を比較しましょう。
借り換え前と借り換え後の金利差が1%以上あるかが目安です。

または、現在変動金利で固定金利への変更を考えている場合、変動金利は定期的に金利の見直しがありますので、確認した上で借り換えを行うか検討しましょう。

借り換え審査

借り換え審査時の注意点を説明します。
現在の状況によっては、審査に通りにくくなる可能性も考えられます。

注意するポイントを以下にまとめました。

借り換え時に注意するポイント

  • 現在の住宅ローン借入時より給与が減った
  • 勤続年数が短い
  • 住宅ローン以外に借り入れがある(車やカードローン、フリーローンなど)
  • 収入に対して借入額が大きすぎる
  • 住宅ローン返済を滞納したことがある

審査に必要な勤続年数は3年以上が目安と言われており、勤続年数が短いと審査が難しくなることもあります。
これから転職予定で借り換えをする場合は、それぞれのタイミングも一緒に考えましょう。
過去に住宅ローンの滞納があると、審査時に厳しく見られるため注意が必要です。

特別控除

現在、特別控除を受けている場合も確認が必要です。

注意点としては、借り換え後の住宅ローン返済期間が10年未満となった場合、住宅借入金等特別控除(住宅取得控除)が受けられなくなります。

返済期間が短いと利息も少なくなるため、返済の負担も軽くなりますが、控除を受けた時とどちらがお得であるのか、シミュレーションすることが大切です。

シミュレーションツールを活用

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借り換えをするタイミングを悩む場合は、シミュレーションツールを活用しましょう。

シミュレーションツールは、金融機関の公式サイトなどにあります。

数字を入力するだけで、借り換え後の毎月の返済額や支払い総額などが簡単に分かるので、一つの目安として確認しておきましょう。

金融機関窓口に相談

具体的な試算は、金融機関の窓口で相談すると良いでしょう。

現在借りている金融機関と、借り換え先の金融機関それぞれに行ってみることをおすすめします。

現在の借入先では、借り換え以外でローン負担を軽くする方法があるかも知れません。
借り換え先の銀行では、金利や諸費用などの具体的な提案を受けられますので、それぞれ比較して借り換えを行うか考えましょう。

住宅ローン借り換えはタイミングが大事

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「住宅ローンの諸費用はどのくらいかかる?節約する方法や組み込み方を詳しく紹介!」では、住宅ローンを借り換えるメリット・デメリットに注意点などを解説してきました。

借り換え時にも諸費用が必要なことや、手続きに手間がかかるなどのデメリットがありますが、金利を下げて返済額が少なく出来ることは借り換えの一番のメリットです。

この記事のまとめ

  • 借り換えによって、返済額を軽減したり、長期固定金利や補償内容の見直しなどができる可能性がある
  • 借り換えのデメリットとしては、諸費用がかかること、書類準備などの手間がかかる点
  • 借り換えのタイミングは、残高・残年数・金利差によって決める

借り換えの判断は、現在のローン残高や残年数も参考にしてみて下さい。

借り換え後も無理なく返済が出来るか、しっかり検討することが大切です。

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