15畳のリビングのレイアウトのポイントは？綺麗に見せるコツや注意点を解説！

分譲マンションや一軒家において、15畳リビングは一般的な間取りとされています。不足なく生活できる広さではありますが、物件の間取り次第では少し不便で窮屈に感じてしまうこともあるでしょう。

本記事では、レイアウトを工夫して15畳のリビングをより広く見せる方法について、さまざまな観点から解説をしていきます。

それではまず、15畳間取りのリビングをレイアウトする際のポイントを解説していきます。

15畳のリビングを綺麗に、広々として見せるレイアウトのポイントは、「長手の壁」を基準にすることです。一番長い壁に沿って、同じ向きに家具調度品をレイアウトすることで、より間取りの奥行きが強調され、広々とした空間に見せることができます。

家具調度品の向きを気にせず並べていた方は、設置する向きを注意点として並べ直してみると良いかもしれません。

続いては、15畳のリビングのレイアウトポイントを、間取り別に細かく解説していきます。

正方形のリビングを綺麗にレイアウトするには、部屋を「2分割」して家具などを並べていくことが重要です。半分に区切り、2つの「コの字」を基準にそれに沿うように家具調度品を並べていくことで、散らかった印象の無いリビング作りが可能です。

むやみに家具を並べ過ぎず、床面積を確保することが注意点といえます。

縦長リビングの場合にも重要なのは「分割」する意識です。リビングの上下でそれぞれ目的を分けたレイアウトとすることで、見た目にもすっきりとした印象になり、使いやすさも向上します。

縦長リビングは、一方をダイニング、一方を生活空間とすることによって綺麗なレイアウトすることが注意点です。

L字型のリビングでは、部屋の中央に面積を作る意識が綺麗なレイアウトを作るための注意点です。Ｌ字型はレイアウトが特殊な分奥行きを作ることが難しいため、家具調度品を壁に沿わせて配することで、リビング中央に空間を作ってあげると効果的です。

Ｌ字型リビングで中央に物を置いてしまっている場合は、一度見直してみるとすっきりするかもしれません。

横長リビングの場合は窓の占める面積が大きく、太陽光を採り入れやすいレイアウトにしてあげるのがポイントです。そのため、窓際に物を置くのではなく、その他の3つの壁に沿ってレイアウトをすると、すっきりとします。

また、太陽光とマッチする暖かみのあるカラーリングを意識すると、よりおしゃれなリビングに仕上がります。

それでは続いて、賃貸・持ち家それぞれで15畳リビングを綺麗に見せるレイアウトのポイントについて、説明をしていきます。

まずは賃貸物件のレイアウトポイントから、項目別にみていきましょう。

賃貸のリビングを広く見せるためのポイントの一つ目は、テレビ台に背の低いものを使うことです。賃貸物件の場合は天井の高さに限界がある分、リビングに開放的な印象をプラスすることができます。

リビングの平面的なレイアウトだけでなく、空間全体を意識して奥行きを出す工夫をすると、より広々としたリビング作りが可能です。

二つ目のレイアウトポイントは床に大きめのラグを敷くことです。前述したようにリビングのレイアウトでは分断、区切りの意識が重要ですが、ラグを敷くことによってよりリビング内の境目を明瞭にすることが可能です。

区切りを明確につけることで、よりメリハリのあるリビングレイアウトに仕上がります。

リビングをより整理された印象に仕上げるレイアウトのポイントは、パーテーションでダイニングとリビングを区切ってしまうことです。仕切りで明確に空間を区切ることで、より生活空間を強調することが可能です。

仕切りがなく、散らかった印象になってしまう悩みをお持ちの方にはおすすめのレイアウト方法です。

それでは次に、持ち家の場合のレイアウトポイントについて解説をしていきます。

テレビを壁付けにすることによって、よりリビングをすっきりとした印象に見せることができます。また、大型テレビを使っていても壁付けにしてしまえばテレビ台を大きなものに変更する必要がなく、床面積を広く保つことが可能です。

持ち家の15畳リビングを広く見せるのであれば、テレビのタイプは大きく印象に関わってきます。

マンションとは反対に持ち家リビングではラグに小さめの物を使ってあげることがレイアウトのポイントです。部屋を分断するのではなく、必要な場所に必要な大きさのラグだけを敷くことで、窮屈な印象になりづらいです。

可能な限り床を見せる意識をもってラグを選ぶと、リビングがゆったりとした印象になります。
 

ラグを小さめにした分、ソファーは大きめのサイズを選んであげるのも持ち家のリビングをレイアウトする際のポイントです。大きなソファーは面積を取ってしまうように思えますが、大型のものを置くことでよりリビングの広々とした印象を強めることができます。

また、背もたれの高さは程々にすることで、空間の余白が生まれる窮屈にはなりづらいです。

続いて、15畳リビングをレイアウトする際の注意点について、項目別に解説をしていきます。

一つ目の注意点は「部屋に統一感を持たせる」ことです。家具調度品、インテリアの色味や質感がバラバラではリビングが散らかった印象になり、リビングの雰囲気を損なってしまいます。

そのため、リビング内に設置する家具やインテリアは、できる限り色味、素材、質感などに統一感を持たせるとよいでしょう。

続いての注意点は家具やインテリアの素材感を合わせることです。このコーナーでは、素材別の印象などについて、ご紹介していきます。

一つ目の代表的な素材は木です。リビングの床材も木の場合が多いため、全体的に統一感を持たせやすいのが特徴といえます。木材にもオーク、ナラ、パインなど様々な種類があるため、むやみに木材で揃えるのではなく、木材の種類も統一するとよりすっきりした印象に仕上がります。

また、温かみのあるリビングにしたい方は、木材を中心にレイアウトするのがおすすめです。

二つ目の素材はガラスです。ガラスはダイニングテーブルなど、リビングの中心となる大型家具によく使われる素材のため、ガラス材を中心にレイアウトしてあげると統一感が生まれやすいといえます。

印象としてはクールで洗練された印象になるため、リビングをカッコよく仕上げたい方にはガラスがおすすめ素材です。

続いてご紹介する素材は大理石です。大理石はリビングの中でもダイニングなどによく使われる素材のため、部屋全体の印象に大きく影響を及ぼします。家具調度品を大理石で揃えるのはコスト的にも難しいですが、小物や色味などを大理石の部分に合わせてみると、統一感を持たせやすいです。

続いてご紹介する素材はセラミックです。セラミックはクールでマットな印象の素材で、最もよく使われているのはリビングテーブルなどです。色調、質感共に落ち着いているため、その他の家具調度品と統一感を持たせやすいのが魅力といえます。

リビングのレイアウトをすっきりと、広々として見せるためには、物を必要以上に置きすぎないことも重要です。物が多過ぎるとリビングが散らかった印象になってしまい、窮屈にも感じられます。

実際以上にリビングが狭く感じられる場合は、一度物を置きすぎていないか、見直してみるとよいでしょう。

リビングを綺麗でおしゃれに見せる努力ももちろん重要ですが、生活通路を確保することも忘れてはいけない注意点です。生活導線の中に家具や家電を置いてしまうと何かと不便が生じ、暮らしづらいリビングになってしまいます。

そのため、まずは生活通路をしっかりと確保した上で、通路を潰さない範囲でリビングのレイアウトを考えていくことが必要です。

床と家具の色の相性については、あまり気にし過ぎなくて良いポイントです。床の色はある程度限りがあり、家具調度品の色と床色を合わせると、かえってメリハリのない印象になってしまう可能性もあります。

そのため床と家具の色合わせは気にし過ぎず、家具と家具の色味を合わせていくと、統一感のあるリビングに仕上げやすいです。

それでは続いて、15畳リビングの家具におすすめな家具・インテリアメーカーをいくつかご紹介していきます。

IKEAは北欧スウェーデンで生まれた家具・インテリアメーカーです。シンプルでおしゃれなアイテムをリーズナブルに手に入れることができます。リビングをおしゃれに、なおかつクリーンな印象に仕上げたい方にはおすすめのメーカーです。

組み合わせの提案なども行っているため、右も左も分からないという場合にはIKEAのコーディネートを参考にしてみると良いかもしれません。

ニトリは日本初の家具・インテリアメーカーです。リーズナブルかつ機能的なアイテムを多数展開しており、中にはデザイン性に優れたものも多数リリースされています。リビングのレイアウトにこだわるのが初めて、という方はまずチェックしておくべきメーカーといえます。

無印良品は生活雑貨・日用品を総合的に取り扱っているブランドです。家具・インテリアも多数商品展開しており、シンプルでクリーンなデザインテイストは根強い支持を集めています。あまり派手に装飾せず、あくまでもシンプルにリビングをデザインしたい場合にはおすすめです。

15畳リビングを綺麗にレイアウトする注意点などをご紹介してきましたが、ここからは実際のレイアウト例について、デザインやポイント別に細かく解説していきます。

リビングを爽やかに、明るく仕上げたい場合におすすめしたいのは西海岸風のインテリアでまとめたレイアウトです。青を基調とした家具類なら茶色・ベージュ系の木材とも相性が良く、爽やかさと温かみの共存したリビングにすることができます。

居心地よく、リラックスしたいリビングを作りたい場合にはおすすめのレイアウトです。

白色の家具・インテリアを基調としてリビングをデザインするホワイトインテリアのレイアウトも根強い人気があります。モノトーンで統一されるため、クールで洗練された印象に仕上がるのが特徴です。

汚れたり散らかったりすると目立つレイアウトにはなるため、こまめな清掃、整理整頓ができる方に向いたデザインといえるでしょう。

縦横どちらかに長いリビングの場合は、家具で部屋を区切るレイアウトが人気です。家具で仕切っていない場合にはのっぺりと間延びした印象になってしまいがちなため、家具で空間を区切ってメリハリをつけてあげるとすっきりしたリビングになります。

家具で区切る場合にはリビングの形状に応じてテーブルやソファー等、家具の形を合わせるとよりレイアウトがしやすくなります。

リビングとダイニングで明確に空間を分けたい場合はパーテーションで仕切るレイアウトがおすすめです。仕切りで空間が物理的に分断されるため、よりはっきりとリビングの中にメリハリをつけることが可能です。

リビングの中での役割を明確化したい場合は、思い切ってパーテーションで区切ってしまうのが有効です。

15畳リビングの窓際にソファーを配置することで、より縦感、横感を綺麗に強調したレイアウトに仕上がります。リビング全体を広々と、ゆったりした佇まいにしたい場合は、リビングの窓に沿うようにソファーを置いて余白を強調してみましょう。

友人・知人を呼ぶことが多い家庭などにおすすめのレイアウトです。

縦長、横長の15畳リビングの場合、家具を一方の壁に寄せて配置していくと、綺麗で生活しやすいレイアウトが出来上がります。家具を設置する場所を考えず、リビングの中にまばらに設置してしまうと、生活通路の邪魔になってしまうため、家具を置く場所は注意点です。

リビングの重心をどちらか一方に傾けてあげることで、空間の確保も容易に、広々とした印象の部屋にできます。

ベランダの窓が長方形のリビングの短辺についている場合、部屋の広さ、縦感を強調することが難しいことがあります。そんな場合は長辺の壁際にソファーを配置することによって、部屋の奥行きを強調でき、広々とした印象に見せることが可能です。

縦長、横長リビングに住んでいて、実際以上にリビングが窮屈に見えてしまうという方は、一度試してみる価値のあるレイアウト方法です。

物件の中にはキッチンが壁付けになっているタイプのものが多くあります。その場合、調理で使う作業棚などを同じく壁付けにしてキッチン空間とリビング空間を明確に分けると、よりメリハリのあるリビングレイアウトが出来上がります。

また、キッチン用とリビング用の家具でデザイン、色味に統一感を持たせると、より洗練された印象にすることが可能です。

正方形リビングの場合、縦・横感の強調が難しい分、中央の空間を強調することでより広々とした印象にレイアウトすることができます。L字ソファーを壁の角に沿わせるように配置すれば、より中央にスペースを確保でき、綺麗な印象に仕上げることが可能です。

部屋の形状は変えられない分、家具の形状に工夫を凝らすことで、幅広いレイアウトが可能になるでしょう。

間延びしがちな15畳リビングでは、観葉植物を置くことでのっぺりとした印象から脱することができます。必要最低限の物しか置いておらず、余白が目立って味気ない印象となってしまう場合にはおすすめのレイアウト方法です。

また、観葉植物を取り入れることでクリーンな雰囲気もプラスできるため、好印象に繋がります。

15畳リビングといえど家族世帯はどうしても物が多くなり、収納スペースが確保できずに散らかった印象に陥ってしまうことがあります。そんな中でもリビングを綺麗に見せるなら、壁収納を上手く使ったレイアウトを心がけてみましょう。

壁に沿って収納スぺ―スを置くだけなので空間をそこまで取られない分、広々と見せられる点も魅力的です。

リビングの中でも、ダイニングテーブルは最も大型で空間の多くを占める家具です。テーブルを使わずとも食事が可能な世帯事情であれば、思い切ってダイニングテーブルを取り去ってみると、より広々としたリビングレイアウトに仕上がります。

窓際にダイニングテーブルを置くと雰囲気はガラリと変わります。太陽の光が入るため、食事の際も明るく、おしゃれな雰囲気で団欒できます。今まで部屋の中央などにダイニングテーブルを置いており、少し暗い雰囲気で悩んでいたという方は、検討してみても良いかもしれません。

いかがだったでしょうか。今回は、15畳リビングのレイアウト方法について、レイアウトのポイントや、注意点などについて細かくご紹介していきました。リビングの雰囲気づくりに困っている、印象を変えたい、そんな悩みを持っている方は、是非本記事の内容を参考にしてみてください。

 
購入後、住宅ローンはあなたのパートナーになります。

審査に通過するのはもちろんですが、自分にとって最適な金融機関でないと意味がありません。
ieyasuでは、30～50の金融機関にヒアリングをしてあなたにとってベストな金融機関を探します。

一般的には提携銀行1社のみの紹介、かつ利用条件が厳しい中、ieyasuでは、
「頭金を入れることができない」「低金利で組みたい」などお客様のご要望に添える金融機関をご提案します。

 
ieyasuでは資産価値としても高い東京都を中心に、お客様にピッタリの住まいをご提案させていただきます。

基礎的な質問から具体的なプランまで、あなたの住まい探しのお手伝いをさせていただきます！

【無料お役立ち資料プレゼント中】