プレハブ住宅の魅力は?メリットやデメリットから選び方までを伝授!
記事の目次
- 1プレハブ住宅とは
- 1.1できる限り工場で生産から組み立てまで行う建築方式
- 1.2プレハブ住宅の歴史
- 2プレハブ住宅の種類
- 2.1鉄骨系
- 2.2ユニット系
- 2.3木質系
- 2.4コンクリート系
- 3プレハブ住宅の価格相場
- 3.1坪単価で計算される
- 3.2プレハブ住宅の種類ごとの価格相場
- 3.3ユニットハウスタイプのプレハブ住宅の設置費用
- 4プレハブ住宅のメリットとデメリットについて
- 4.1プレハブ住宅のメリット
- 4.2プレハブ住宅のデメリット
- 5プレハブ住宅の選び方の注意点
- 5.1実現したいプランに沿った工法選びをする
- 5.2プランの可変性を上げる
- 5.3地盤調査は入念に行う
- 6プレハブ住宅の魅力を知って自身にあった住宅づくりをしよう!
プレハブ住宅とは
「プレハブ住宅」と聞くと、災害時などに利用する仮設住宅をイメージされる方が多いのではないでしょうか?
プレハブ住宅には、色々と種類があり仮設住宅はその中の1種類にすぎません。
昨今では、大手ハウスメーカー・工務店の住宅でもプレハブ住宅を採用していたり、私たちの身近にプレハブ住宅は多く存在していると言えるでしょう。
「プレハブ住宅」とは、どのような住宅なのか?
以下に、建築方式と歴史について紹介します。
できる限り工場で生産から組み立てまで行う建築方式
「プレハブ住宅」とは、建設現場ですべて部材の加工から組み立てまで行う従来の建築方法ではなく、工場で可能な限り部材の加工と組み立てを行ってから、建設現場へ運び構築していく建設方法です。
プレハブ住宅は昨今、住宅市場で一定の地位を築いており、2019年度の新設住宅の14%がプレハブ工法を採用しています。
(参照元:国土交通省「建築着工統計調査報告 令和元年)
プレハブ住宅の歴史
「プレハブ住宅」の歴史は、1959年に大和ハウス工業から発売された「ミゼットハウス」がプレハブ住宅のルーツと言われています。
その後1960年代になると主要ハウスメーカーがぞくぞくと手掛けるようになりプレハブ住宅の品質は向上していきました。
そのため、高い耐震性が再現できたり、オシャレなプレハブ住宅も増えているので注目されています。
プレハブ住宅の種類
「プレハブ住宅」は、使われる部材の種類で鉄骨系・ユニット系・木質系・コンクリート系の4種類に分類できます。
それぞれの特徴を理解した上で、どの種類のプレハブ住宅にするか検討してみましょう。
鉄骨系
鉄骨系プレハブ住宅は、鉄骨の柱・梁で作られた骨組みにパネルを組み合わせてつくられた住宅です。
最近のプレハブ住宅の主流で多くのハウスメーカー・工務店から提案されています。
鉄骨系住宅は、プレハブ住宅と聞いて連想される一般的な仮設住宅・事務所などにも用いられています。
ユニット系
ユニット系プレハブ住宅は、工場内で鉄骨の箱型のフレームを作成し、側面に木材やコンクリートなどのパネルを取り付けて箱型のユニットを作成します。
それらユニットを、現場で設置して完成させる方法です。
外壁などの外装の他、内装の壁紙・配管や配線も工場で施工することが可能なので品質が安定しており、工期が短いのが特徴です。
木質系
木質系プレハブ住宅は、木材で建物の壁や床などのパネル・柱や梁(はり)などの主要構造がつくられている住宅です。
工場でどの段階まで加工するかで軸組方式・パネル方式・軸組パネル方式に分類することができます。
昨今は、工場で生産したパネルで家を建てていくパネル方式を用いるケースが多いです。
コンクリート系
コンクリート系プレハブ住宅は、壁や床・屋根など主要構造部にコンクリートパネルを用いた住宅です。
耐久性に優れていて、耐火性・遮音性もあり性能が高いのが特徴として挙げられます。
プレハブ住宅の価格相場
「プレハブ住宅」は一般的な一軒家と比較して価格設定が安価なのが魅力の1つです。
では、実際にどれくらいの価格相場なのか?プレハブ住宅の価格相場について、みていきましょう。
坪単価で計算される
プレハブ住宅の価格は、坪単価で計算されるのが一般的です。
工法やハウスメーカー・工務店によっても変わりますが、坪単価65万円〜90万円が相場と言われています。
そのため、建てる建物の広さと坪単価で価格が大きく変動するので、ご自身の予算とあわせて検討するようにしましょう。
プレハブ住宅の種類ごとの価格相場
プレハブ住宅の工法別の価格相場は、鉄骨系・ユニット系・木質系は65万円〜80万円程度、コンクリート系は75万円〜90万円になります。
例えば、一般的な一軒家の建坪である30坪でプレハブ住宅を建てるとしましょう。
坪単価70万円のプレハブ住宅だと、目安として建物代だけで2,100万円となります。
ユニットハウスタイプのプレハブ住宅の設置費用
ユニットハウスタイプのプレハブ住宅は、工場でキッチン・浴槽などの水回りの取り付けまでおこなわれて約80%程度まで建物をつくります。
そのため現場での工期が短い分、費用も安価になるのが魅力の1つです。
価格は、他のプレハブ住宅と同様に坪単価で設定されるのでハウスメーカー・工務店によって変動がありますが、坪単価50万円〜が相場と言われています。
プレハブ住宅のメリットとデメリットについて
一般的な建築方法の住宅と比較して、プレハブ住宅にはどのような「メリット」と「デメリット」があるのでしょうか。
プレハブ住宅の「メリット」と「デメリット」を理解した上で、マイホームをどの建築方法で建てるのか検討することをおすすめします。
プレハブ住宅のメリット
「プレハブ住宅」には、どのようなメリットがあるのでしょうか。
賢くマイホームを建てるためにもメリットを抑えておくことが大切です。
プレハブ住宅には具体的に次のようなメリットがあります。
「プレハブ住宅」のメリット
- 工期を短縮できる
- 費用を抑えることができる
- 工場生産方式で原価が明確
工期を短縮できる
現場で1つずつ建材を加工する従来の方法は、手作業で行うため時間と労力を必要とします。
一方、プレハブ住宅は工程の多くを工場で行うため現場での作業量を少なくすることが可能です。
そのため、作業時間が削減され短い工期で建てられます。
費用を抑えることができる
建物を施工する際に、プレハブ住宅は工場で部材などを加工するので、一般的な工法と比較して工期が短く済みます。
また、使われる部材は工場で大量生産されていることから、部材自体の価格が抑えられているケースが多いです。
そのため、人件費の削減と部材の原価が抑えられている点で、トータルの建築費用が下がることが期待できるでしょう。
工場生産方式で原価が明確
プレハブ住宅は、部材を工場で生産・管理しているので、部材の原価も工場で管理されています。
そのため、原価が明確で、価格に変動がなく提供されているので、見積もりと実際の金額との差が出にくいメリットがあります。
プレハブ住宅のデメリット
プレハブ住宅には魅力的な「メリット」が多いですが、その反面「デメリット」もあります。
デメリットもしっかりと理解して、ご自身にとって「デメリット」を上回る「メリット」があるのか確認しましょう。
設計の自由度が低い
プレハブ住宅のデメリットは、規格された部材を使用して住宅をデザインしていくので、外観や間取りなど注文住宅と比較して実現できる幅は狭くなります。
設計の自由度が低いので、強いこだわりがある方には不向きと言えるでしょう。
また、土地の形状に合わせて建物の設計を変えることが難しいため、場合によってはプレハブ住宅を建てられないケースもあります。
入居後に間取りの変更やリフォームが難しい
プレハブ住宅は、建築基準法を満たした規格されたモデルの中から組み合わせて住宅を作るので、建築途中で間取りなどの施工の変更をすることが難しいとされています。
また、将来的にスケルトンリフォームなど躯体を触るリフォームを行う場合も同様に、建築基準法を満たしてリホームを行う必要があるので、間取りによってはリフォーム費用が高くなったり、不可能なケースもあります。
プレハブ住宅の選び方の注意点
「プレハブ住宅」は、工期が短く費用も抑えられるなど、魅力的な部分が多い建築方法です。
そんなプレハブ住宅を選択する際に注意点はあるのでしょうか。
以下に、プレハブ住宅の選び方の注意点について紹介します。
実現したいプランに沿った工法選びをする
プレハブ住宅の工法には、大きく分けて4つの方法に分類することができます。
それぞれの工法に特徴があるので、耐震性や耐火性に強い・遮音性が高い・リフォームをすることが可能など、ご自身の重視したい点を実現するのに適したプレハブ工法を選択するようにしましょう。
ハウスメーカー・工務店によって扱っている工法が異なるので気になる工法が絞れたところで、相談に行くことをおすすめします。
プランの可変性を上げる
一般的な建築方法と比べると、プレハブ住宅は、建築途中での間取りの変更、増改築・リフォームなどの可変性を苦手としています。
解決策としてプレハブ住宅の建設を選択する際には、SI住宅を選択するのも1つの手段です。
SI住宅は、その時々のライフスタイルにあわせてリフォームや増築を行いやすいように、設計された住宅のことを言います。
家の構造躯体を強固な造りにして、内装や外装は自由に設計を変更できるようにした住宅です。
地盤調査は入念に行う
地盤調査は、土地の地盤の状態を調べることです。
地盤の強度を調べることで、この土地に家を建てても安全な暮らしが出来るのか、強度に問題が見つかった場合、どのように改善したら安全に暮らすことが出来るのか知ることができます。
地盤調査をおこたると、建物が頑丈につくられていても、地盤が弱いために重さに耐えられず建物が沈下したりするリスクが高くなるでしょう。
大切なマイホームを守るためにも、事前に地盤調査はしっかりと行うべきです。
プレハブ住宅の魅力を知って自身にあった住宅づくりをしよう!
「プレハブ住宅」は昨今、多くのハウスメーカー・工務店が手掛けていて選択肢も多様化しています。
大きな魅力として、短い工期で費用を抑えて建てることが可能な点が挙げられるでしょう。
しかし、設計の自由度は注文住宅など従来の建築方法と比較すると、幅が狭まるので、ある程度決まった外観や間取りから選択することに抵抗がない方におすすめの建築方法と言えます。
「プレハブ住宅」の魅力を知ったところで、ご自身のライフスタイルや理想に合った住宅づくりをしましょう。
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