45坪は何平米?畳数などの広さの目安や建てられる家の面積も紹介!

45坪は何平米?畳数などの広さの目安や建てられる家の面積も紹介!

記事の目次

  1. 145坪は約149平米の広さ!
  2. 245坪の土地の広さの目安
  3. 2.1①45坪は約149平米
  4. 2.2②45坪は約90畳
  5. 2.3③平均的な注文住宅の広さ
  6. 2.4④4〜5人家族におすすめできる広さ
  7. 2.5⑤建ぺい率で土地面積の何割を使えるか決まる
  8. 2.6⑥容積率で延床面積が決まる
  9. 2.7⑦最終的には制限の組み合わせによって決まる
  10. 2.8⑧外構工事の分も面積に含まれる
  11. 345坪におすすめの間取り
  12. 3.1①4人家族におすすめの間取り
  13. 3.2②コミュニケーションがとりやすい間取り
  14. 3.3③生活導線が確保できる間取り
  15. 3.4④開放感がある間取り
  16. 3.5⑤水回りを2階に設置する間取り
  17. 445坪の土地に建てられる家のイメージ
  18. 4.12LDKの場合
  19. 4.2駐車スペースを設置したい場合
  20. 4.3屋上を設置する場合
  21. 4.4階段や廊下を活用する場合
  22. 545坪の注文住宅の建設費の相場や延床面積
  23. 5.145坪の注文住宅の建設費の相場
  24. 5.2延床面積の平均
  25. 5.3坪単価の平均
  26. 645坪の平米数を知って新生活への準備を進めよう!

45坪は約149平米の広さ!

「45坪」は、平米に換算すると約149平米です。
しかし、”45坪”や”149平米”と簡単に言っても、実際にどの程度のスペースがあるのか瞬時に理解できる人は多くはありません。

家を建てる時には、広さのイメージをしっかりつかむことが、理想の家づくりの第一歩。
だからこそ、45坪の広さをしっかりと把握することが大切です。

今回は、45坪の広さに関して、平米や畳数などの広さの目安から、おすすめの間取りまで詳しく紹介します。
また、建てられる家のイメージや注文住宅の建設費の相場や延床面積までお話ししますので、参考にしてください。

45坪の土地の広さの目安

土地の広さのイメージがしやすいように、「平米数」や「畳数」に換算して考えてみましょう。
また、一般的な注文住宅の広さや建物を建てる時の制限についても解説します。

①45坪は約149平米

まずは、平米数に換算して考えてみます。
45坪の広さは、平米に換算すると約149平米の広さです。
 

不動産の面積は平米表記が多い

平米とは、どのような表記なのでしょうか?

結論から言うと、「平米=平方メートル」のこと。
つまり、”1平方メートル=1メートル×1メートル=1平米”です。

なぜ、平方メートルを平米と表記するのかというきっかけは、明治時代までさかのぼります。
明治時代に”メートル法”を導入し、「メートル」を「米突、米」と表記していました。
そのなごりで、「平方メートル」を「平米」と表記するようになったのです。

現代では、不動産の面積表記で「平米」という単位が使われることが多くなっています。

 

1坪は約3.31平米

1坪は、3.305785平米です。
一般的には、上記の数値を計算しやすくするために、「1坪=約3.31平米」としています。

坪と平米と畳の比較

「坪」「平米」「畳」という単位は、不動産の面積表記でよく見かけます。
それぞれの広さを換算する目安は、「1坪=約3.31平米=約2.14畳」です。
ただし、1畳あたり1.62平米のため、1坪当たり約2畳として計算されることも少なくありません。

 

②45坪は約90畳

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上記で、1坪は約2畳とお話ししました。
そのため、45坪の場合は、約90畳となります。
 

③平均的な注文住宅の広さ

Photo byPexels

一般的な注文住宅はどの程度の広さかご存じですか?
住宅金融支援機構の「2020年度フラット35 利用者調査」によると、注文住宅の住宅面積の全国平均は124.4平米ということが分かりました。

124.4平米とは、坪数に換算すると約37.63坪です。 

④4〜5人家族におすすめできる広さ

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国土交通省の「住生活基本計画」の”居住面積水準”を参考にして、広さについて考えてみましょう。

居住面積水準

  • 最低居住面積水準
    →健康で文化的な住生活の実現に必要不可欠な住宅の面積
  • 誘導居住面積水準
    →豊かな住生活の実現のために、必要と想定される住宅の面積
    都市居住型(都心とその周辺)と一般型(郊外や都市部以外)に分かれる

豊かな生活をおくるために様々なライフスタイルの実現のために必要とされる誘導面積水準は、以下の表を参考にしてください。
 

  単身 二人以上
都市部居住型 40平米 20平米×世帯人数+15平米
一般型 55平米 25平米×世帯人数+25平米
3歳未満:0.25人、3歳以上6歳未満の者は0.5人、6歳以上10歳未満:0.75人として計算します。

地方で家族4人として計算する場合125平米、家族5人の場合は150平米の広さが目安です。
お子さんがいる家族では、必要となる面積はより少なくなくなります。

したがって、45坪の広さは4~5人に適した広さだと言えるでしょう。

⑤建ぺい率で土地面積の何割を使えるか決まる

「土地があれば、自由に家を建てられる」と考えている人も多いでしょう。
しかし、土地に自由に家を建てることはできず、守らなくてはいけない決まりがあります。
そのうちの一つが「建ぺい率」です。

建ぺい率とは、土地の面積に対する建物面積の割合のこと。
分かりやすく説明すると「家を真上から見た時に何割の家を建てられるか」という決まりです。

建ぺい率は、用途地域によって”30%~80%”の間で定められていることがほとんど。
ただし、一定の条件を満たす場合、緩和される可能性があります。

⑥容積率で延床面積が決まる

建ぺい率とセットで覚えていただきたいのが「容積率」です。

容積率とは、土地の面積に対する延べ床面積の割合のこと。
延べ床面積とは、家などの建物全体(すべての階の床面積の合計)の面積です。

容積率も建ぺい率と同様に、用途地域によって異なります。
また、容積率も一定の条件を満たすことで緩和されるケースもあるのです。

⑦最終的には制限の組み合わせによって決まる

家を建てる際には、建ぺい率や容積率はもちろん、高さ制限などその他の制限もあります。
また、家は道路に面していなければならないという接道義務なども存在するのです。

最終的には、それらの制限の組み合わせによって、”建てることのできる家”が決まります
気に入った土地に、思い通りの家を必ずしも建てられるわけではないことをしっかりと理解しておきましょう。

⑧外構工事の分も面積に含まれる

Photo by kaidouminato

面積に含まれるのは、”家”だけだと思われがちですが、外構工事の分も面積に含まれるので、注意が必要です。
外構工事とは、ガレージや屋根・柱付きの玄関ポーチなどの部分のことを指します。

そのため、家づくりの際に、駐車スペースや庭、物置などを考えている場合は、その点もしっかり考慮に入れておく必要があるでしょう。
事前に建築会社に相談することをおすすめします。

45坪におすすめの間取り

45坪でどのような家を建てるべきが迷ってしまう人も多いでしょう。
ここでは、45坪におすすめの間取りを紹介します。

①4人家族におすすめの間取り

先程もおすすめしましたが、45坪は4~5人の家族に適した広さとなります。
余裕をもって生活をしたい場合は、4人家族がベストでしょう。

仮に、1階にリビングや水回りの設置、2階には主寝室と子供部屋2部屋と計画する場合であれば、それぞれである程度のスペースを確保可能です。
また、共働き世帯であれば、リビングまでの間に階段を設置することをおすすめします。
なぜなら、急に子供の友人が遊びにきた場合でも、リビングを見られることがないから。

それぞれのライフスタイルに合わせて、快適な間取りを考えましょう。

②コミュニケーションがとりやすい間取り

家を建てるのならば、いつまでも家族仲良く生活できる間取りが理想的です。
そのためには、コミュニケーションがとりやすい間取りがおすすめ。

コミュニケーションを取りやすくするには、扉をなるべく設置しない方法があります。
扉を少なくすることで、お互いの存在を感じられることができるのです。
また、扉がないからこそ、空間の圧迫感が減り、広々とした空間を実現できます。

また、わざと子供部屋を狭くするのもおすすめです。
子供部屋を狭くすることで、子供の年齢が上がっても自然とリビングに集まることができるのです。
子供部屋を少し狭くする分、収納スペースを増やすなど快適に暮らせる工夫を考えましょう。

③生活導線が確保できる間取り

快適な家をつくるためには、生活動線を意識した間取りを考えましょう。

生活動線とは、普段生活をする際の動きや移動を示した線のこと。
生活動線が短いほど移動などが楽になるため、「生活動線にすぐれる」と言われています。

例えば、家の中心にLDKを配置する間取りもおすすめです。
それは、生活の拠点となるLDKを家の中心に配置することで、どの部屋にも移動しやすい環境となるから。
どの部屋にいくにも距離を短縮できることは、一気に快適性が上がったように感じられるでしょう。

④開放感がある間取り

開放感のある家は、広々としておしゃれで快適な空間となります。

しかし、開放感はどのように演出したらよいのでしょうか?
開放感を演出する空間づくりのポイントは、視線がぬける場所をつくること。

開放感を演出できるおすすめの間取りは、以下の通りです。
 

開放感を演出できるおすすめの間取り

  • 壁や扉などの間仕切りを少なくする
  • 引き戸の活用で「開放感」と「プライバシー空間」の両方を実現
  • 空間に広がりを持たせる吹き抜けの採用
  • 収納も増やせるスキップフロア

⑤水回りを2階に設置する間取り

Photo bymanbob86

水回りを2階に設置する間取りには、プライベート空間を確保しやすいメリットがあります。
一階の空間を広く取りやすく、来客とプライベートのスペースを分けることも可能。
洗濯物も干しやすく、生活を便利にできるでしょう。

しかし、水回りを2階にすることで、水漏れや水の音などが気になるなどのデメリットもあります。

45坪の土地に建てられる家のイメージ

Photo byjarmoluk

45坪に建てられるおしゃれな家のイメージを紹介します。

2LDKの場合

2LDKの家を作る場合は、居室の数を必要としないため、それぞれ広々としたゆとりのある空間になるでしょう。
また、LDKを分けることなく配置することもできるので、生活動線や家事動線に優れた間取りも実現可能です。
広々とした空間は、居心地も良いため、家族が自然と集まる空間となります。

駐車スペースを設置したい場合

駐車スペースとして、よく検討されるのが”ガレージ”です。
ガレージは、悪天候から大切な車を守ることが可能であり、ガレージから家までの動線もスムーズになります。

ガレージを作る場合は、ビルトインガレージをおすすめします。
それは、居住スペースとは別にガレージをつくると、家を建てる面積が減ってしまう恐れがあるから。
ビルトインガレージであれば、家の面積を削ることなく、ガレージを持つこともできるのです。

ただし、ビルトインガレージは、建築費用が高額になってしまう可能性があるので、注意しましょう。

屋上を設置する場合

Photo byPexels

間取りの関係で、”庭”をつくるスペースを確保できない場合は、屋上を検討してみてはいかがでしょうか?

屋上であれば、プライバシーを守りつつ、開放感あふれる空間をつくることができます。
洗濯物を干すなど家事に使うことはもちろん、子供の遊び場やガーデニングのスペースなど様々な
用途で活用できます。

ただし、屋上を作る場合には、メンテナンスが必要です。
水などが溜まり場所であるため、雨などに対する備えをしっかりと行いましょう。

階段や廊下を活用する場合

居室以外の階段や廊下を有効活用したいなら、スキップフロアを利用した間取りがおすすめです。

中二階などにスペースを設置することで、子供の遊び場や作業スペースなどとしても利用可能。
その下部分は、収納スペースとして活用できます。
また、無駄なスペースだと思われがちな廊下に、ちょっとしたテーブルなどを設置することで、簡易的な書斎やワークスペースとしても使うことができるでしょう。

45坪の注文住宅の建設費の相場や延床面積

住宅金融支援機構の「2020年度フラット35利用者調査」をもとに、注文住宅の建設費の相場目安や延べ床面積についてお話しします。

45坪の注文住宅の建設費の相場

注文住宅の建設費の相場は、以下の通りです。

注文住宅のみの場合

全国の注文住宅の所要資金の相場目安は、3,534万円です。

地域ごとの目安は、下記の表をご覧ください。
 

  所要資金
首都圏 3,808万円
近畿圏 3,746万円
東海圏 3,606万円
その他地域 3,356万円

土地付注文住宅の場合

全国の土地付き注文住宅の所要資金の相場目安は、4,397万円です。

地域ごとの目安は、下記の表をご覧ください。
 

  所要資金
首都圏 5,162万円
近畿圏 4,540万円
東海圏 4,412万円
その他地域 3,949万円

延床面積の平均

延べ床面積の平均は、以下の通りです。
 

注文住宅のみの場合

全国の注文住宅の延べ床面積の平均は、124.4平米です。

地域ごとの目安は、下記の表をご覧ください。
 

  延べ床面積
首都圏 123.9平米
近畿圏 127.4平米
東海圏 126.5平米
その他地域 123.4平米

土地付注文住宅の場合

全国の土地付き注文住宅の延べ床面積の平均は、111.1平米です。

地域ごとの目安は、下記の表をご覧ください。
 

  延べ床面積
首都圏 105.8平米
近畿圏 111.2平米
東海圏 114.8平米
その他地域 113.1平米

坪単価の平均

建設費の相場と延べ床面積から坪単価を計算しました。

坪単価の計算方法は、以下の記事を参考にしてください。

坪単価の計算方法は?平米単価から直す方法や注意点を知って計画を立てよう!のイメージ
坪単価の計算方法は?平米単価から直す方法や注意点を知って計画を立てよう!
坪単価の計算方法を知っておけば住宅購入の際に計画を立てやすくなります。 この記事では坪単価の計算方法・注意点と合わせて平米単価から直す方法を紹介します。 坪単価についての理解を深めて、適正価格でお得に住宅購入ができるようになりましょう。

注文住宅のみの場合

全国の注文住宅の坪単価は、約93.9万円(平米単価:28.4万円)です。

地域ごとの目安は、下記の表をご覧ください。
 

  坪単価
首都圏 坪単価:約101.6万円(平米単価:30.7万円)
近畿圏 坪単価:約97.2万円(平米単価:29.4万円)
東海圏 坪単価:約94.2万円(平米単価:28.5万円)
その他地域 坪単価:約89.9万円(平米単価:27.2万円)

土地付注文住宅の場合

全国の注文住宅の坪単価は、約130.8万円(平米単価:39.6万円)です。

地域ごとの目安は、下記の表をご覧ください。
 

  坪単価
首都圏 坪単価:約161.3万円(平米単価:48.8万円)
近畿圏 坪単価:約135万円(平米単価:40.8万円)
東海圏 坪単価:約127万円(平米単価:38.4万円)
その他地域 坪単価:約115.4万円(平米単価:34.9万円)

45坪の平米数を知って新生活への準備を進めよう!

45坪は、平米に換算すると約149平米の広さです。
不動産業界では、平米という単位がよく使われるため、覚えておいた方が広さのイメージが付きやすいでしょう。

広さをしっかりと把握して、理想の新生活への準備を進めてください。

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