年収800万円の住宅ローンの適正額は?頭金の目安や借入上限額・注意点を解説!
住宅を購入する際、多くの方は住宅ローンを検討するでしょう。
年収800万円の場合、住宅ローンはどれくらいが目安になるのか気になってはいませんか。
また、頭金は必要なのかなど金額が大きいため後悔のないように慎重に進めていきたいと考える方も多いと思います。
そこで本記事では、年収800万円の方の住宅ローンの適正額や頭金の目安・住宅ローンを組む際の注意点を解説します。
年収800万円で住宅購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 年収800万円の理想的な住宅ローンは約3,400〜4,100万円
- 年収800万円の頭金の目安は400万円
- 最適な住宅ローンを組むためには長期的な返済計画を立てる
記事の目次
- 1年収800万円の住宅ローンは適正はいくら?
- 2年収800万の適正住宅ローン
- 2.1理想的な住宅ローンは約3,400万〜4,100万円まで
- 2.2理想的な年間返済額
- 2.3理想的な返済負担率
- 2.4【変動金利】年収800万の適正住宅ローンは3,200万〜3,700万円
- 2.5【10年固定金利】年収800万の適正住宅ローンは3,000万〜3,500万円
- 2.6【全期間固定金利】年収800万の適正住宅ローンは3,400万〜4,100万円
- 3借入額返済シミュレーション
- 3.1【変動金利】借入額返済シミュレーション
- 3.2【10年固定金利】借入額返済シミュレーション
- 3.3【全期間固定金利】借入額返済シミュレーション
- 4年収800万の借り入れ限度額は約7,900万円
- 4.1月々の返済額
- 4.2返済負担率
- 4.3上限額を借りるべきではない
- 5年収800万が余裕を持って住宅ローンを返済する方法
- 5.1共働きの場合は片方の収入で返済できる金額にする
- 5.2頭金を準備できない場合は購入金額を減らす
- 5.3借入時に高齢の場合は頭金を増やす
- 6頭金はどれくらい準備すればいい?
- 6.1頭金は10〜20%が目安
- 6.2年収800万の頭金の平均額
- 7住宅ローンを組む際の注意点
- 7.1①金利タイプの選択
- 7.2②金融機関選び
- 7.3③住宅ローンの試算計画
- 7.4④専門家に相談する
- 7.5⑤夫婦で住宅ローンを組む際の注意点
- 7.6夫婦2人で利用できる住宅ローンは3種類ある
- 8年収800万で購入できるマンション
- 8.1東京都の場合
- 8.2地方都市の場合
- 9ローンを賃貸の家賃より安く抑える方法
- 9.1資産価値の下がりにくい家を選ぶ
- 9.2返済期間を最長で組む
- 10最適なローンを組むためのポイント
- 10.1①毎月の手取り
- 10.2②家族構成
- 10.3③自己資金
- 10.4④完済年齢
- 10.5⑤他の借り入れ
- 10.6⑥毎月の返済額
- 11年収800万円の適正住宅ローンを参考にして、無理のない借り入れ額を設定しよう!
年収800万円の住宅ローンは適正はいくら?
現在、賃貸住宅などに住んでいて家賃を払っているのがもったいないという理由から住宅ローンを組んで自分の家を持ちたいと考えている方もいるでしょう。
実際、住宅ローンを組んで家を購入したほうが資産になるだけでなく毎月の住宅ローン返済額の方が現在の家賃よりも低くなることも少なくありません。
年収800万円の場合の住宅ローンの適正金額はどれくらいなのか。
以下に、年齢別にみる返済額の目安を表にまとめました。
住宅ローン借入額4000万円・変動金利型・金利0.475%・ローン期間最長35年・完済年齢を79歳と考えた場合の月々の返済額の目安になります。
<年齢別 月々の返済額の目安>
年齢 | 月の支払い額の目安 |
20代 | 103,392円 |
30代 | 103,392円 |
40〜44歳 | 103,392円 |
45歳 | 106,188円 |
46歳 | 109,153円 |
47歳 | 112,304円 |
48歳 | 115,659円 |
49歳 | 119,237円 |
年収800万円の月々の返済額の目安は10万円前後が無理のない返済額の目安になるといえるでしょう。
年収800万の適正住宅ローン
住宅ローンの適正な返済額は手取り年収の25%以内に収めることが理想的と言われています。
住宅ローンの借入額を決める際には「返済負担率」が25%以内に収まる借入額にすれば無理なく返済することができるでしょう。
返済負担率の計算式は以下の通りです。
返済負担率(%)=年間負担率÷年収×100
年収800万円の適正住宅ローンは約3,000万円前後から約4,000万円前後と言われています。
適正住宅ローンに関して金額の幅が大きいのは住宅ローンを組む際に金利の種類によって、最終的な返済金額が異なってくるが原因です。
理想的な住宅ローンは約3,400万〜4,100万円まで
年収800万円の場合の理想的な住宅ローンは約3,400万円から約4,100万円ほどと言われていますが、これはあくまで目安であるため、これよりも低い金額でも住宅ローンを組むことも出来ます。
また、状況によってはさらに高い金額で住宅ローンを組むことも出来るので理想的な住宅ローンの金額はあくまで目安となっています。
理想的な年間返済額
理想的な年間返済額は手取り年収の25%以下とされており、25%までなら無理なく住宅ローンが返済出来る基準となっています。
手取り年収とは税金や年金などが差し引かれた後に手元に残る年収のことを指しているので、年収800万円の場合でも手取り年収は額面よりも少なくなります。
年収800万円の場合は手取り年収は約600万円ほどになるので、年間150万円までは無理なく返済できる金額となります。
理想的な返済負担率
理想的な返済負担率としては先述したように手取り年収の25%までになりますが、この際の注意点は他の借り入れがある場合には全ての借り入れを合算した金額で考える必要があります。
例えば、奨学金や車ローンなどがある場合にはその金額と住宅ローンの金額を足して、年間150万円までに抑える必要があります。
住宅ローンだけを考えて借入金額を算出してしまうと生活にも影響が出てしまう恐れがあるのが、大きな注意点となります。
【変動金利】年収800万の適正住宅ローンは3,200万〜3,700万円
変動金利で年収800万円の適正住宅ローンは3,200万円から3,700万円となっています。変動金利のは金融業界の状況によって、金利が上がったり下がったりする商品のことを指します。
注意点として住宅ローン契約時の金利から変動する可能性があるので住宅ローンによって支払う必要がある利息についても、当初の予定よりも低くなることもあれば高くなることもあるのが特徴です。
月々の返済額
3,700万円で30年間の住宅ローンを組んだ場合には、毎月の返済額は元金だけの計算になりますが、返済額は毎月約10万円になるため年間返済額は約120万円になるので余裕を持って返済が出来ます。
ここに利息がかかるのですが、最初の利息よりも大きい金額が必要になることもあるので少し余裕を持った年間返済額で設定しておくことがオススメです。
返済負担率
返済負担率は返済金額だけを考えれば、約20%ほどになるので問題ないと言えますが金利によってはさらに返済負担率は高くなる可能性があります。
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【10年固定金利】年収800万の適正住宅ローンは3,000万〜3,500万円
10年固定金利で年収800万円の適性住宅ローンは3,000万円から3,500万円となっています。10年固定金利とは住宅ローンの中でも最初の10年間は金利が優遇されていますが、10年を超えると金利の優遇が少なくなり利息が高くなる商品のことです。
注意点として10年後には金利が高くなるので、借り入れできる金額も平均的に少なくなっている傾向にあります。
月々の返済額
3,500万円で30年間の住宅ローンを組んだ場合には、毎月の返済額は元金だけの計算になりますが、返済額は毎月約97,000円になるため年間返済額は約1,164,000円になります。
ここに利息が発生するのですが、最初の10年間は優遇金利のため比較的利息も低くなりますが、10年後には金利が上がるので余裕を持った金額でのローンを組むようにしてください。
返済負担率
返済負担率は返済金額だけを考えれば、約19%なので問題はないと言えますが、10年後に金利が上がった際に返済額が増えるのは注意点です。
【全期間固定金利】年収800万の適正住宅ローンは3,400万〜4,100万円
全期間固定金利で年収800万円の適正住宅ローンは3,400万円から4,100万円とされています。全期間固定金利は借り入れから完済までの金利が固定されているので毎月の返済額が平均化されており予定が立てやすいのが特徴です。
全期間固定金利では当初の金利が他の住宅ローンに比べて高い傾向にあるのが注意点となっています。
月々の返済額
4,100万円で30年間の住宅ローンを組んだ場合には、毎月の返済額は元金だけの計算になりますが、返済額は毎月約114,000円となるため年間返済額は約1,368,000円となります。
ここに利息が発生するのですが、全期間固定金利は平均して金利が高いので他の住宅ローンに比べて少し高い利息が発生することが多いです。
返済負担率
返済負担率は返済額だけを考えれば、約23%なので問題はないですが注意点として、ここに利息を加えた際に25%を超えないようにする必要があります。
全期間固定金利の場合ではあれば最初の返済額が25%を超えなければその後も収入などに変化が無ければ、超えることはありません。
借入額返済シミュレーション
借入希望額に対して毎月の返済額がどれくらいになるかシミュレーションしてみましょう。
変動金利、10年固定金利、全期間固定金利、それぞれ試算した結果をまとめました。参考にしてみてください。
【変動金利】借入額返済シミュレーション
変動金利0.535%、元利均等返済の条件で返済額をシミュレーションした結果は以下の通りです。
借入額 | 借入期間30年の毎月返済額 | 借入期間35年の毎月返済額 |
3,000万円 | 90,218円 | 78,340円 |
3,100万円 | 93,225円 | 80,951円 |
3,200万円 | 96,232円 | 83,563円 |
3,300万円 | 99,240円 | 86,174円 |
3,400万円 | 102,247円 | 88,785円 |
3,500万円 | 105,254円 | 91,397円 |
3,600万円 | 108,261円 | 94,008円 |
3,700万円 | 111,269円 | 96,619円 |
3,800万円 | 114,276円 | 99,231円 |
3,900万円 | 117,283円 | 101,841円 |
4,000万円 | 120,290円 | 104,454円 |
【10年固定金利】借入額返済シミュレーション
10年固定金利1.398%、元利均等返済の条件で返済額をシミュレーションした結果は以下の通りです。
借入額 | 借入期間30年の毎月返済額 | 借入期間35年の毎月返済額 |
3,000万円 | 102,074円 | 90,363円 |
3,100万円 | 105,476円 | 90,375円 |
3,200万円 | 108,879円 | 96,388円 |
3,300万円 | 112,281円 | 99,400円 |
3,400万円 | 115,683円 | 102,412円 |
3,500万円 | 119,086円 | 105,424円 |
3,600万円 | 122,488円 | 108,436円 |
3,700万円 | 125,891円 | 111,448円 |
3,800万円 | 129,293円 | 114,460円 |
3,900万円 | 132,696円 | 117,472円 |
4,000万円 | 136,098円 | 124,485円 |
【全期間固定金利】借入額返済シミュレーション
フラット35、固定金利1.65%、元利均等返済の条件で返済額をシミュレーションした結果は以下の通りです。
借入額 | 借入期間30年の毎月返済額 | 借入期間35年の毎月返済額 |
3,000万円 | 105,709円 | 94,075円 |
3,100万円 | 109,232円 | 97,211円 |
3,200万円 | 112,756円 | 100,347円 |
3,300万円 | 116,280円 | 103,483円 |
3,400万円 | 119,803円 | 106,618円 |
3,500万円 | 123,327円 | 109,754円 |
3,600万円 | 126,850円 | 112,890円 |
3,700万円 | 130,374円 | 116,026円 |
3,800万円 | 133,898円 | 119,162円 |
3,900万円 | 137,421円 | 122,298円 |
4,000万円 | 140,945円 | 125,434円 |
年収800万の借り入れ限度額は約7,900万円
年収800万円の借入限度額は約7,900万円とされていますが、これは余裕を持った返済金額ではなく、あくまで上限金額としての値なので平均として限度額まで借りる人は多くありません。
限度額まで借り入れを行ってしまうと精神的にも金銭的にも大きなプレッシャーがかかってしまうことになるので、限度額まで借りること自体はオススメは出来ません。
月々の返済額
7900万円を30年間で返済した場合での月々の返済額は毎月平均して約22万円ほどになり、年間返済額も約2,640,000円となるので注意点としては他の生活費などを圧迫する危険性があることです。
返済負担率
年間返済額が約2,640,000円の場合には返済負担率は約44%になるので、余裕をもって返済できる返済負担率が平均して25%であるとされているので、返済負担率はかなり高いことが分かります。
上限額を借りるべきではない
平均的に上限額まで借りるのは金融機関も不動産会社もオススメはしていません。注意点として上限額を借りてしまうとその他の生活費が圧迫されるだけでなく、他のローンも組めなくなる可能性が高くなるからです。
年収800万が余裕を持って住宅ローンを返済する方法
年収800万円が余裕を持って住宅ローンを返済する方法については様々なものがあります。また、現在の家賃よりも返済額が低くなれば返済に関しても余裕を持って出来る基準にもなるので、返済額と家賃を比べてみるのもオススメです。
しかし、返済額が家賃よりも高くなる場合などには返済が厳しくならないかなど注意が必要になることもあります。
共働きの場合は片方の収入で返済できる金額にする
共働きの場合には夫婦どちらか片方の収入で返済できる金額にすることによって、余裕を持って住宅ローンを返済することが出来ます。
住宅ローンには世帯年収から上限金額を算出する方法を取っている場合もあります。この方法では住宅ローンの上限金額は大きくなりますが、その反面リスクも高くなってしまう傾向にあります。
そのため、住宅ローンを組む際にはどちらか片方の収入で返済出来る金額にする方が余裕を持って返済出来る方法です。
頭金を準備できない場合は購入金額を減らす
頭金を準備することによって、物件に対して先に一部支払いをすることが出来るので住宅ローンの金額を下げれます。
しかし、頭金を準備できないのであれば住宅ローンの金額自体も高くなるので頭金を準備出来ないのであれば物件の購入金額を下げるほうが良いです。
頭金がない時のデメリット
頭金がない時のデメリットとして挙げられるのは、金融機関や不動産会社の住宅ローンの金利優遇が受けられない場合や、そもそもの審査自体が厳しくなる傾向にあります。
頭金を準備出来ていない段階であるのならば、一旦住宅ローンを組むのを見送って頭金が溜まってから申し込みをするのもオススメです。
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借入時に高齢の場合は頭金を増やす
借入時に高齢の場合は頭金を増やすようにしてください。住宅ローンの種類にもよりますが、平均的に住宅ローンは35年で組むことが多いです。
しかし、住宅ローンの完済時年齢が年金受給年齢などに差し掛かってしまうと返済だけでなく、生活も苦しくなってしまうケースもあります。そのため、将来的に無理のない返済を行うためにも高齢の場合は頭金を増やす方が安心です。
頭金はどれくらい準備すればいい?
住宅ローンを組む際には頭金を準備することによって、金融機関次第では金利が優遇されたりするなどのメリットがあるので基本的には頭金を準備してから住宅ローンの審査などは行うことをオススメします。
しかし、実際にどれくらいの頭金を準備するべきなのか目安が気になる方も多いかと思います。
以下に、住宅別でみる頭金の平均額・平均比率を表にまとめました。
<住宅別 頭金の平均額・平均比率>
住宅の種類 | 平均購入金額 | 頭金の平均額 | 頭金の平均割合 |
マンション | 4,528.5万円 | 785.9万円 | 17.4% |
中古マンション | 3,025.8万円 | 418.9万円 | 13.8% |
(参照元:住宅金融支援機構 2021年 フラット35利用者調査)
物件購入者の多くが物件価格の1〜2割ほどの頭金を用意していることが分かります。
頭金は10〜20%が目安
住宅ローンを組むときの頭金は10%から20%が目安とされています。例えば、購入予定の物件の金額が4000万円だとしたら頭金は400万円から800万円ほどを準備しておく必要があります。
頭金を準備しなくても住宅ローン自体は組むことは可能ですが、これからの返済のことを考えると頭金は準備しておいたほうが安心です。
年収800万の頭金の平均額
年収800万円の頭金の平均額はおよそ400万円ほどと言われています。
これは住宅ローンの適正金利の約10%から約15%ほどに当たるため、頭金の目安の金額とも合致します。
しかし、この金額は平均額のため、実際にはこれ以上の金額を頭金として準備する場合もありますし、これ以下の頭金となる場合もあるようです。
頭金をたくさん用意するほど、借入金額は少なくて済みますから、利息が減り総支払額を減らすことができます。ただし、手元の預貯金すべてを頭金にするのは危険です。
突然の病気や事故などで突然の出費があった際に、資金を準備できなくなる事も考えられますので、最低でも生活費の半年分以上は残しておくことをおすすめいたします。
さらに、子どもがいる場合には教育資金やライフイベントにかかるお金も大きくなってくるため、頭金として使いすぎないようにバランスを取ることも重要です。
住宅ローンを組む際の注意点
住宅ローンを組む際の注意点について、みていきましょう。
住宅ローンを組む際の注意点
- 金利タイプによっては当初の返済予定金額と合わなくなるリスクがある
- 金融機関によって優遇金利を適用するための条件が異なる
- 住宅ローンの試算計画をすることで借入金額の返済金額を把握できる
- 専門家に積極的に相談することで不安を無くすことが出来るかも
住宅ローンを組む際には、住宅ローン自体の種類について注意が必要なほか、金融機関選びや住宅ローンの返済に関しての試算なども必要です。
①金利タイプの選択
金利タイプについても複数の種類があり、大きく分けて変動金利・10年固定金利・全期間固定金利などが存在しています。それぞれの金利タイプにメリット及びデメリットがあるので、自分自身のライフプランなどに合っているものを選んでください。
金利プランによっては当初の返済予定金額よりも実際の返済金額が低くなる可能性もありますが、反対に返済予定金額よりも実際の返済予定金額が高くなる可能性もあります。こういったリスクについても十分に理解しておく必要があります。
②金融機関選び
金融機関によっても取り扱っている住宅ローンが異なる他にも、優遇金利を適用するための条件自体も金融機関によって異なるので、1つだけの金融機関に相談するのではなく複数の金融機関に相談して納得のいく金融機関を選ぶようにしてください。
③住宅ローンの試算計画
住宅ローンの試算計画をすることによって、借入金額の返済金額を適切に把握することが出来るようになります。また、現状だけを考えて住宅ローンを組むのではなく将来的に必要になる費用などについても計算に入れる必要があります。
④専門家に相談する
住宅ローンを組む際に大切なのは専門家に相談をすることです。専門家は一般人では知らないような詳しい事情まで精通していることが多いので、住宅ローンを組む際に迷ったことがあれば専門家に積極的に相談することによって不安を無くすことが出来ます。
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⑤夫婦で住宅ローンを組む際の注意点
借入額を増やせることが夫婦で住宅ローンを借りるメリットですが、その分注意点もあります。
ここでは、贈与税がかかる場合と離婚に至った場合の注意点などについて解説します。
贈与税がかかる場合がある
共有不動産の持ち分割合と住宅ローンの負担割合が異なる場合、贈与税がかかるケースがあります。
住宅ローンの負担割合よりも共有不動産の持ち分割合が多くなるなど、実態とかけ離れた割合を定めてしまうと、贈与とみなされるためです。
共有不動産の持ち分割合と住宅ローンの負担割合は同じにする必要があります。
離婚しても返済義務はなくならない
離婚に至ったとしても住宅ローンの返済義務は続きます。どちらか片方が引き続き所有するのか、売却を検討するのかなどの話し合いも必要となるでしょう。
物件の売却を選択し残債が残った場合、一括返済を求められるおそれもあります。また円満離婚ではない場合、話し合いがうまく進まずトラブルになるリスクもあるため注意が必要です。
夫婦2人で利用できる住宅ローンは3種類ある
夫婦2人で利用できる住宅ローンは、「ペアローン」「連帯債務型」「連帯保証型」の3種類が選択できます。
ペアローンは、夫婦それぞれが別々の住宅ローンを契約するローンのことです。
次に、収入を合算する連帯債務型は、夫婦のどちらかを主債務者、もう一方を連帯債務者とするローンのことです。
最後に、収入を合算する連帯保証型は、夫婦のどちらかを債務者、もう一方を連帯保証人とするローンです。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、その特徴については以下の記事も参考にしてみてください。
年収800万で購入できるマンション
年収800万円で購入できるマンションに関しては、マンションが新築であるか中古であるかや建っている地域によっても金額や設備には差が出てしまいます。
基本的には都心であればあるほど、マンションの購入金額は高い傾向にあります。中古物件に関しては築年数が長ければ長いほど購入金額は低くなることが多いです。
東京都の場合
東京都の場合の新築マンションや中古マンションの場合について紹介していきます。
新築マンション例
東京都の新築マンションは設備関係に関しては国内でも最先端の技術を用いられている物件が多いですが、購入金額に関しては他の地域に比べて高くなってしまいます。
中古マンション例
東京都の中古マンションであれば、築年数が浅ければ設備自体も比較的新しい技術が用いられていることが多いです。
しかし、中古マンションであれば新築マンションに比べて低い購入金額で購入することが出来るので、住宅ローンなどで借入金額が高くなることに不安があるのならば中古マンションも視野に入れるべきです。
地方都市の場合
地方都市の場合は東京都に比べて、設備に関しては少し劣っている場合も多いですが、反面土地代などが安いのでマンションの広さ自体は倍近い広さになることもあります。
新築マンション例
地方都市の場合であれば、新築マンションでも東京都と同じ金額で販売されていたとしても広さ自体は遥かに広いマンションが多いです。
通勤などが少し不便になることもありますが、気にならないのであれば地方都市の新築マンションはオススメです。
中古マンション例
中古マンションであればさらに低い金額での購入が可能です。注意点としては築年数が長いマンションであれば設備関係が少し満足出来ない場合もあるので注意が必要です。
ローンを賃貸の家賃より安く抑える方法
ローンを賃貸の家賃よりも安く抑えつつ、賃貸よりいい暮らしをすることもマンション購入であれば可能になります。
現在住んでいる賃貸の家賃が高い場合、家賃分を住宅ローンの返済に充て自分の資産に変えていくのが賢い選択です。
資産価値の下がりにくい家を選ぶ
資産価値の下がりにくい家を選ぶことによって、家賃よりも平均し住宅ローンの返済額を低くすることにも繋がります。
資産価値の下がりにくい家の判断方法として近隣の賃貸住宅の家賃を調べることです。平均して周りの家賃が高いということはそれだけ人気のある場所であることの証明にもなります。
返済期間を最長で組む
住宅ローンの返済期間は商品にもよりますが、最長で35年が多い傾向にあります。住宅ローンを組む際の年齢にもよりますが、住宅ローンを最長で組むことによって月々の返済額を抑えることが出来るので、家賃よりも抑えることが出来ます。
最適なローンを組むためのポイント
最適なローンを組む際の注意点として住宅ローンの金利や借入金額だけに注目するのではなく、他の点についても幾つか考慮に入れなけばなりません。
住宅ローンを組む際の注意点についても幾つか紹介していきます。
住宅ローンを組む際の注意点
- 毎月の手取り
- 家族構成
- 自己資産
- 完済年齢
- 他の借り入れ
- 毎月の返済額
①毎月の手取り
自分自身の毎月の手取り額は、しっかりと把握しておく必要があります。
現在の手取り額は、残業代によって金額が増えているのか、それとも元々の基本給が高いのかなど事前に確認しておきましょう。
万が一、部署異動などで手取り額が減る恐れがある場合、住宅ローンを収入の25%の返済額で申請することはリスクがあります。
手取り額が変動する可能性がある方は、少し余裕を持った金額での申請がおすすめです。
②家族構成
同じ年収800万円でも家族構成によっても組める住宅ローンの金額は変わるでしょう。
共働き世帯であれば自分の給料以外にも配偶者の給料もあるので、多少住宅ローンの金額が大きくても無理なく返済できます。
しかし、共働きでないと返済できない額を借りることは避けましょう。
妊娠・出産や病気などで長期間、働けないときに返済が難しくなるリスクがあります。
また、子育て世帯の場合は将来の教育費も考慮したうえで住宅ローンを申請するようにしましょう。
世帯収入が減っても対応できる借入額に抑えることが大切です。
③自己資金
住宅ローンの返済を軽くするためには、頭金を多く出すことがポイントになるでしょう。
しかし、住宅ローンの返済は長期間になるので自己資産をすべて頭金に回すことは避けるべきです。
不測の事態が起こった際に、緊急時用のお金としてある程度は手元に置いておくようにしましょう。
自己資金があることで気持ちにも余裕が出来るので、自己資金がある場合にはある程度は頭金として使用しても良いですが、自己資金を全額頭金に使うのはやめておくのが賢明です。
④完済年齢
多くの金融機関では、住宅ローンの完済年齢の上限を80歳としています。
住宅ローンを組む年齢によっては、完済期間が短くなってしまうでしょう。
また、住宅ローンを組んだ年齢次第では短期間での完済が求められます。
年齢次第で最適な住宅ローンも異なってくるので、将来のライフスタイルも加味したうえで無理のない金額を借り入れるようにしましょう。
住宅ローンは定年である65歳前後までに完済すると老後の生活も安心して過ごすことが可能です。
年金で住宅ローンの返済を続けるのは経済的にも大きな負担になります。
できることなら、給与収入がある間に完成できる返済計画を立てるといいでしょう。
⑤他の借り入れ
返済負担率は、手取り収入の25%以内に収めることが理想的と言われています。
注意点として住宅ローン以外にも借り入れがある場合、返済額にプラスして他の借り入れの返済も必要になります。
車のローンなど借り入れに関してはしっかりと把握したうえで住宅ローンは組むべきと言えるでしょう。
また、借り入れが多いと住宅ローン自体が組めない場合もあるので、他の借り入れについては住宅ローンを組む前に整理することが求められることもあります。
⑥毎月の返済額
住宅ローンを申請する際は、毎月の生活費をおさえておく必要があるでしょう。
借入額が大きくなると毎月の返済額も増えるため生活を圧迫します。
そのため、毎月どれくらい生活費がかかるのか理解したうえで住宅ローンの申請をすることが大切です。
生活費と返済額のバランスを考えて無理のない返済計画を立てるようにしましょう。
金融機関は生活費に関しての調査などはしないので、ご自身でどれくらいの借入なら無理なく返済できるのかバランスを取らなければなりません。
年収800万円の適正住宅ローンを参考にして、無理のない借り入れ額を設定しよう!
年収800万円の住宅ローン適正価格について解説しました。
記事のまとめ
- 年収800万円の住宅ローンの目安は約3,400〜4,100万円
- 年収800万円の借入限度額は約7,900万円
- 年収800万円の頭金の目安は約400万円
年収800万円の適正住宅ローンを参考にして、無理のない借り入れ額を設定することが住宅ローンを組む際には最も重要な事柄の1つと言えます。
自分だけでは判断出来ないと感じたのであれば、金融機関や不動産会社などの専門家に相談しながら、進めていくことが解決への近道です。
また、毎月の返済額に関しても利息を計算に入れた平均額などを考慮に入れながら、計算する必要があります。
借りれる額ではなく、無理のない返せる額で住宅ローンの借入額を検討しましょう。
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株式会社EST GROUP 代表取締役社長
渡邊 亮介
22歳から“利用価値”を重視した一生のマイホーム購入を取り扱う不動産会社に参入。その後25歳で営業代行会社を設立し、富裕層向けに特化した“資産価値”重視の投資用不動産の売買をスタート。28歳で㈱ESTGROUPを設立。20代でもローンが通りやすいサービス「ieyasu(イエヤス)」を運営。注文住宅・土地・一戸建て・マンション購入のサポート累計240件以上。投資用不動産の購入サポート累計350棟以上。自身でも投資家として都内にビルを所有
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