手取り24万円の理想の家賃はいくら?一人暮らしの生活費や節約のコツを伝授!
記事の目次
- 1手取り24万の家賃・生活費とは?
- 2手取り24万円になるには月収30万円ある人
- 2.1【月収30万】控除額と手取り額の例
- 3手取り24万の理想の家賃
- 3.1手取り24万とは
- 3.2家賃目安は手取りの3分の1と言われているが…
- 3.3固定費から理想の家賃を算出する方法が有効
- 4【家賃8万】手取り24万の生活費シミュレーション
- 4.1食費
- 4.2水道光熱費
- 4.3通信費
- 4.4交際費・娯楽費
- 4.5日用消耗品代
- 4.6医療費
- 4.7交通費
- 4.8予備費・貯金 合計
- 5【手取り24万】一般的に家賃8万円は高い?安い?
- 5.1一人暮らしの一般的な家賃
- 6【手取り24万】家賃8万円の物件とは?
- 6.1東京23区内の場合
- 6.2東京都以外の場合
- 7家賃を抑える物件の探し方
- 7.1①築年数が経った物件
- 7.2②初期費用が抑えられる物件
- 7.3③入居後の費用が抑えられる物件
- 7.4④駅から離れた物件
- 7.5⑤急行・快速が停まる隣の駅の物件
- 7.6⑥冷暖房の効率が良い間取りの物件
- 7.7⑦都市ガスの物件
- 8一人暮らしでもできる節約術
- 8.1①自炊
- 8.2②交通費の節約
- 8.3③電気代・通信費の節約
- 8.4④光熱費の見直し
- 8.5⑤節水
- 8.6⑥ポイント・キャンペーンを利用
- 9手取り24万円の理想の家賃目安を把握して余裕のある生活を送ろう!
手取り24万の家賃・生活費とは?
手取り24万円で一人暮らしをすると、理想的な部屋で理想的な生活は可能なのでしょうか?毎月貯金をするには家賃はいくらまで可能なのか?疑問や不安は尽きません。そこで、事前にシミュレーションをして具体的に検証していきます。手取り24万円で無理なく支払える家賃価格や費やせる生活費、貯金できる金額など、具体的な数値を算出していくと、理想的な生活スタイルがみえてくるでしょう。
手取り24万円になるには月収30万円ある人
手取り24万円とは、ひと月の収入合計から必ず支払わなければいけない税金や保険料などを引いて、手元に残る金額が24万円ということです。
年齢30代の1人暮らしでシミュレーションをした結果をみると、平均的数値で換算した場合月の収入額が30万円で、税金と保険料を引くと残る金額が大体24万円前後になります。
【月収30万】控除額と手取り額の例
一人暮らしで月収約30万円の場合、給料から天引きされる金額はおよそですが6万円~6万5千円位です。内訳は以下の通りです。金額は、年齢や居住地区により変動するので、あくまで目安としてお考えください。また、会社の状況や働き方によっても天引きされる内容には差異があります。極々平均的な雇用関係を想定して算出しています。
月給30万円から天引きされる内訳と金額
- 健康保険 15,000円前後
- 雇用保険 1,000円前後
- 厚生年金保険 27,000円~28,000円位
- 住民税 12,000円~13,000円位(居住地区により大分差異あり)
- 所得税 7,000円前後~8,000円位(居住地区により若干の差異あり)
厚生年金保険
厚生年金保険とは、会社や組織などに所属して働いている人が加入する保険で、公的年金のことです。通常は給与より天引きされ、全国平均値の目安金額は約27,000円前後です。
健康保険
健康保険とは、怪我や病気など健康に関わる医療保険制度のことです。病院へ行くと窓口で必ず提出するので、誰もが知ってる一番身近な保険と言えるでしょう。大体30歳代の独身で月収30万円位の場合、支払う金額は約15,000円前後です。
雇用保険
雇用保険料は、会社や組織の雇用者と被雇用者双方が支払う保険で、令和3年度の雇用保険料率をみると、一般事業における労働者負担は1,000分の3、事業主負担が1,000分の6になっています。主に労働者の失業給付や育児休暇給付などに使われます。
手取り24万円位の場合、月収30万円を想定すると雇用保険料は約1,000円前後です。
所得税
所得税は、一年間の総所得から経費など控除される金額を差し引いた所得金額に対して課税される税金です。税率は収入金額や収入の種類によって異なり、ひと言でいくらと金額を提示するのは大変難しいのですが、あくまでシミュレーションとして換算してみると月給30万円で、一人暮らしの30歳代を想定して大体月額12,500円前後位になります。
住民税
住民税とは、居住している都道府県や区市町村から納付するように促される地方税の一種です。均等割と所得割を合算して算出された金額を住民税として徴収されます。
均等割は、都道府県、区市町村が定めた金額を支払い、所得割は次の数式で算出されます。[所得税算出計算式⇒ 課税所得金額(前年の所得金額-所得控除額)× 税率-調整控除額-税額控除額]、月収30万円のシミュレーションでは、目安として大体7,000円位です。
控除額合計
月給30万円の場合、自動的にお給料から差し引かれる金額は、住民税と所得税、健康保険と雇用保険、厚生年金保険を合計した金額大体62,000円~65,000円になります。税金や保険料は、居住する地区によって違いがあるので、あくまで目安の金額です。
初めて一人暮らしをする場合は、予想外の出費があると想定して支出額は多めに収入額は控えめに計算し、節約志向で生活をはじめることをおすすめします。貯金額も最初の計画段階で組み込んでおくのが理想です。
月の手取り額
復誦になりますが、1人暮らしの30歳代で月給30万円のシミュレーションでは、30万円から控除額の税金と保険料の合計約6万2千円を引くと、一月の手取り額は約23万8千円になります。
一人暮らしを計画する際は、月給ではなく手取り額を元に家賃や生活費を算出して無理のない範囲でスタートしましょう。少額でも貯金ができるくらいゆとりをもたせた収支で生活を営むのが理想です。
手取り24万の理想の家賃
手取り24万円の理想的な生活スタイルを検証するうえで、収支バランスの要になるのが家賃です。理想的な立地にある理想的な部屋で生活をはじめても、家賃が払えなくなったら生活は成り立ちません。破綻をきたさないために、無理なく払える家賃価格を考察してみましょう。
手取り24万とは
手取り24万円とは月収ベースで算出した金額です。今度は、年収ベースで考えてみましょう。年収とは、ボーナスや臨時収入、特別手当など一年間に得た総収入が年収です。
額面の年収ベースで換算すると、条件により変動しますが極普通の一人暮らしを想定したシミュレーションでは、年収の約75%~85%が手取り額になります。月収に換算すると、目安ですが大体30万円以上~32万円前後になります。
家賃目安は手取りの3分の1と言われているが…
毎月払う家賃は、月給から税金など天引きされた手取り額の3分の1、約30%位が目安と言われいます。しかし一概には言えず、定期的に実家から食料や日用品などを送ってくれるケースと、全て自分で買い揃えしかも貯金を計画している人では、家賃に費やせる金額は変わってきます。
家賃を算定する場合は、手取り額の3分の1を平均値として考えたうえで、個々の条件と生活スタイに合わせ、可能な家賃の価格を算出するとよいでしょう。
手取りの3分の1で考えた家賃の例
家賃の目安とされている「手取り金額の3分の1」を単純計算すると以下の通りになります。実際はもう少し複雑です。交際費が多くかかる人と少ない人、貯金に重きを置く人と貯金より今の生活を理想的な住居で暮らしたい人など、人それぞれで価値感や優先順位は違います。家賃に費やす割合も違ってきますが、あくまで目安として参考にしてみてください。
手取り金額3分の1で換算した家賃例
- 手取り24万円 ⇒ 家賃 8万円
- 手取り27万円 ⇒ 家賃 9万円
- 手取り30万円 ⇒ 家賃 10万円
- 手取り33万円 ⇒ 家賃 11万円
- 手取り35万円 ⇒ 家賃 約11万6,000円
固定費から理想の家賃を算出する方法が有効
家賃の算出方法として、毎月必ず支払う「固定費」と月によって変動する流動的な「変動費」に着目したやり方があります。まず、毎月の固定費を算出しておきます。特に貯金をしたい場合は、家賃価格を抑えると同時に変動費の節約も重要ポイントです。変動費は毎月チェックしましょう。
固定費の例
固定費としてまず挙げられるのが家賃と電気ガス水道料金などの水道光熱費の基本料金、任意でかけている保険料そして携帯電話やインターネットなどの基本料金があります。その他車のローンや駐車場代金など月額で支払っているものがあれば固定費とします。さらに習い事などの月謝代金も固定費に算入します。
貯金は、普通固定費には入れませんが、生活費を減らしても毎月一定額を貯金している場合は固定費とすることは可能です。
変動費の例
変動費は、水道光熱費の変動部分いわゆる基本料金以外の金額、携帯やインターネットなども通信費の基本料金以外、その月に消費した使用料金、そして食費も変動費に入ります。その他日用品や雑貨、衣類や靴、バッグ、嗜好品などの購入代金も変動費に算入します。突発的に支出する冠婚葬祭費や医療費、交際費や娯楽費も含まれます。
【家賃8万】手取り24万の生活費シミュレーション
一人暮らしで手取り24万円、家賃8万円を想定して、生活費をシュミレートしてみましょう。具体的な数値は、基本データとして「政府統計の総合窓口」サイトより単身世帯の「1世帯当たり1ヵ月間の支出」統計令和元年版を元に検証しています。
食費
一人暮らしの1ヵ月間支出統計より令和元年版データを見ると、食費は平均40,331円です。その内訳は、米、パン、麺類など穀類(主食)が2,581円、魚介類と肉類合計が4,155円、調理食品いわゆるお惣菜食品が6,616円、外食が11,060円となっています。
外食派か手作り派によって数値はずいぶん変わってきます。支出項目に毎月の貯金が入っている場合は、外食を控えめに自炊を多めに生活することをおすすめします。
水道光熱費
水道光熱費の一人暮らし月平約は約11,6 60円位です。内訳は電気代約5,700円、ガス代約3,020円になっていますが、地域によって料金に変動があります。特に水道代金は地域によってずいぶん違いがあるので、あくまで目安にしてください。
生活費を極力節約したい方や貯金に重きをおいている方は、全国平均価格約12,000円前後は超えないように意識しておきましょう。
通信費
通信費は、令和元年が約6,793円、前年は6,911円、大体平均6,800円前後といったところです。通信費の主な使い道はwifiやインターネット通信と携帯料金ですが、どれも契約会社や契約方法によって金額の差が著しい昨今、使用料金のシステムや価格などをよく調べてから契約することをおすすめします。
交際費・娯楽費
交際費は、平成24年~26年位までは17,500円前後だったのが年々減ってきて令和元年は約14,683円になっています。世の中の景気動向に影響された指数でもあり、今後も変動はありえます。
さらに交際費は、個々の生活スタイルや価値観、活動範囲などによって優先順位は変わってきます。ご自分の生活に合わせて目安の金額を決めるとよいでしょう。
娯楽費は、令和元年のデータでは教養娯楽費として18,746円になっています。習い事などの月謝も含まれているので純粋に娯楽費としては、大体5,000円位として換算すると、交際費・娯楽費は大体19,600円位でしょう。
日用消耗品代
政府統計の家計調査より令和元年の一人暮らしデータから抽出すると、家事日用品関連の雑費を含めた消耗品は約8,492円、被服及び履物類5,720円、理美容代金2,261円及び関連グッズ購入代金2,699円など、日用関連の消耗品費に該当する項目を合計すると約19,000前後~20,000円以内が目安になるでしょう。
医療費
医療費は、データでは令和元年の平均が7,666円、前年度が71,75円になっています大体7,000円位を目安に算定するとよいようです。生活費を節約したい方でも、医療費はあまり抑えない方がよいでしょう。何故なら、今元気でも病気や怪我は予定外に突然発生することが多く、薬代や治療費などは節約対象外としておくべきだからです。今月使わなかったとしても、そのまま積み立てておくことをおすすめします。
交通費
交通費は、令和元年のデータでは5,270円になっていますが、あくまで平均値であり、生活環境や生活スタイルなどで大きく変わります。交通費は会社負担で、自己負担はプライベートで出掛ける時のみ支出の方と、毎日全額自己負担で通学している学生では交通費は大きく違ってきます。一概には金額の算定は出来ないので、自分の行動範囲や生活スタイルを考慮して算定しましょう。算定した平均額を毎月の予定支出額とします。
予備費・貯金 合計
一人暮らしのケースで一ヵ月分の生活費は、概算ですが以上の各項目を元に合計すると約193,000円で詳細は以下の通りになります。残高の4万7千円が予備費を含めた貯金額になり、シミュレーションでは、手取り24万円で家賃8万円は無理なく生活できる結果が得られています。
一人暮らしで手取り24万円の生活費シミュレーション
- 家賃 80,000円
- 食費 41,000円
- 水道光熱費 12,000円
- 通信費 7,000円
- 交際費・娯楽費 20,000円
- 日用消耗品費 20,000円
- 医療費 7,000円
- 交通費 6,000円
- 予備費・貯金 47,000円【⇐手取り24万円 ー 生活費合計193,000円】
- 合計(生活費合計)240,000円
【手取り24万】一般的に家賃8万円は高い?安い?
この項目では、一人暮らしを対象にした家賃に焦点を当てて考察していきます。比較できるように全国平均値と東京都内、そして都心へ通勤通学することを想定して東京都近県の家賃を調べてみました。
一人暮らしの一般的な家賃
家賃8万円は高いのか?安いのか?結論から言うと、一人暮らし用の家賃としては高いです。政府統計の平成30年版住宅・土地統計調査のデータを元に、以下各項目ごとにご紹介していきましょう。
全国平均
全国平均でみると、1ヵ月当たりの家賃を専有面積で比較すると以下の箇条書きで示したようになります。建物別でみると、一戸建の物件は100㎡~149㎡が58.570円で、それより狭い物件は4万円台~5万円台です。
家賃が最も高い非木造の共同住宅部門を見ると、29㎡以下で51,558円、49㎡以下が62,746円、69㎡以下が74,297円、70㎡以上99㎡以下で89,991円、149㎡以下になると9万円台になります。一人暮らしの需要は大体69㎡以下が殆どなので、全国的にみても家賃8万円は「高い家賃」と言えるでしょう。
全国平均の専有面積からみる家賃相場
- 29㎡以下 50,296円
- 30㎡~49㎡ 59,337円
- 50㎡~69㎡ 69,180円
- 70㎡~99㎡ 78,490円
東京都
一人暮らしに人気のワンルームと1K、1DKを中心に検索すると、東京都の場合は東京都23区内か郊外かによって相当違いがあります。荒川区や練馬区、武蔵野市は7万円台、足立区や立川市は6万円台、八王子市、小平市、日野市あたりは5万円台、最も安いエリアで東村山市や福生市、青梅市は4万円台がおおよその目安です。
政府の統計調査データ平成30年版によると、木造の共同住宅は約5万6千円台で非木造の共同住宅は約7万円前後です。
千葉県
同じく一人暮らし用のワンルームと1DKの広さで検索すると、比較的家賃が高い美浜区や市川市が6万7千円台、中央区や稲毛区などは5万円台で、若葉区や緑区は4万円台、銚子市では家賃3万8千円台の物件もあります。政府統計調査のデータでは5万8千円台です。大体千葉県の家賃相場は5万円代後半といったところです。
埼玉県
近年発展著しく東京都心を繋ぐ交通網も充実していることから、家賃相場は千葉県よりやや高く、大宮区や川口市で7万円台半ば位で、最も安い加須市でも4万円前後です。大体中心価格帯は6万円台で、政府の統計調査でも6万5千円前後です。
神奈川県
神奈川県は、若者層に人気の湘南海岸や横浜、鎌倉エリアが含まれていることから家賃相場もやや高く7万円台が多く、中でも宮前区は7万円台後半です。鶴見区や青葉区などは6万円台、保土ヶ谷区や座間市などは5万円台、最も安くて足柄市が4万円前半です。統計調査データでは6万9千円位で、大体家賃の相場は7万円前後といったところです。
【手取り24万】家賃8万円の物件とは?
前項に引き続き家賃について考察していきますが、この項では家賃8万円以内で物件探しをするとどんな部屋が見つかるか、東京都23区内とそれ以外の周辺エリア、特に都心の通勤圏内地域を比較検討していきます。
東京23区内の場合
東京23区内のアパートで検索すると、家賃8万円以内は世田谷区と豊島区が7万7千円台、新宿区の7万5千円、江東区の7万3千円、墨田区と北区が6万6千円台です。マンションで検索すると、板橋区で7万9千円台から練馬区、足立区、葛飾区、江戸川区が7万円台です。
広さはワンルームか1Kの25㎡以下が多く、木造の方がマンションよりもやや広めの物件が多い印象です。築年数は5年以内の物件が1割程度で10年以上の物件が多いようです。但しシェアハウスは近年建てられた築浅物件が多く、部屋が綺麗で効率的な生活を希望される方には狙い目かもしれません。
東京都以外の場合
東京都心の通勤圏内に位置している埼玉県エリアで、マンショを検索すると大宮市の7万7千円で専有面積が約26㎡、8万円ジャストで8階建ての8階1K23㎡、川口市の1K27㎡で7万6千円、1K27,78㎡で6万3千円、さいたま市浦和区で1K26㎡7万9千円などの物件が見つかりました。
木造アパートでは、浦和区で1K36.96㎡7万6,500円と広い物件を探すことも可能です。千葉県も概ね埼玉県と相場感は同じくらいです。節約志向の方や広い部屋を希望している方には、理想が叶うエリアとして埼玉県か千葉県がおすすめです。
神奈川県は、通勤には少し遠くても人気があるエリア鎌倉や湘南などは場所によっては東京都内と同等或いは諸条件によりそれより高い場合もあります。部屋の専有面積は東京23区内よりやや広く、平均すると東京都内の郊外地区とほぼ同じ位の相場感です。
家賃を抑える物件の探し方
家賃を抑える物件探しは、端的に言うと誰もが魅力を感じる人気物件の裏を行くことです。家賃に限らず価格は人気によって高く引き上げられます。といって、魅力のない物件はやはり避けたいものです。その境目あたりを上手く探し出すことがコツのようです。具体的にご紹介していきましょう。
①築年数が経った物件
人気のある物件ほど家賃は高めに設定されています。新築もその一つです。どこを見てもピカピカで真新しい新築は、誰もが魅かれる物件で、それだけに家賃は何パーセントか高めに設定されていることが多いのです。生活費の節約を念頭に置いている方は、あえて人気を避け築年数の経った物件から探してみましょう
②初期費用が抑えられる物件
契約時、頭金として礼金と敷金を支払うのが普通ですが、探すと「頭金ゼロ」や「礼金なし」などと掲示されている物件があります。その他「フリーレント」と書かれた物件もあります。フリーレントとは、一定期間家賃が無料になるシステムのことです。
引っ越しからはじまる入居当初は何かと費用がかさみ、初期費用の軽減は大変ありがたいものです。まずは、頭金が少ない物件や頭金なしの物件を探してみましょう。
③入居後の費用が抑えられる物件
生活の維持費用として光熱費の節約があります。付帯設備として部屋に設置されているエアコンや照明などがある場合、省エネタイプになっているか、LED電球などを使用しているかチェックしてみましょう。エアコンや照明は日々消費するものなので1年を通して考えると、結構電気代の節約になります。
その他シャワー付きの場合はシャワーヘッドが水量少な目で使える省エネタイプもあるので、チェックできる箇所はしっかりチェックしておきましょう。また、インターネットやwifi環境がすでに整っている物件もあり、ケーブルテレビも設置済で家賃に含まれている場合もあります。通信費の軽減になるので、是非確認しておきましょう。
④駅から離れた物件
家賃は、最寄り駅から徒歩10分を目安に10分より近いと高くなり、10分より遠いと安くなる傾向があります。場所や環境によって違いはありますが、概ね10分から20分を境に家賃設定されていることが多いのです。
駅近物件は、新築物件同様誰もが魅力を感じる人気物件です。人気エリアをあえて避け、少し遠い物件を選ぶと広さや環境などむしろ理想に近い部屋を見つけられる確率が高くなります。
⑤急行・快速が停まる隣の駅の物件
部屋を探す際、通勤通学に便利な路線を選ぶことから始める方も多いでしょう。路線が決まったら次は寄り駅ですが、やはり目につくのが急行や特急、快速の停車駅です。皆が目をつける場所は、人気が上がり家賃相場は上がります。
そこで狙い目は、急行や特急などが停車する前後の隣駅です。家賃が人気の駅より1割位は安くなっていることが多いのです。通勤通学時の所要時間も、隣の駅で急行と乗り換えができるのであまり変わらず、慣れると案外不便を感じずに利用できます。
⑥冷暖房の効率が良い間取りの物件
費用が抑えらえる物件選びの項目でも触れましたが、光熱費はその時その時は微々たるものですが、日々消費するものなので年間消費を考えると大きな節約に繋がります。
特に冷暖房は電気代やガス代がかさむので、無駄をなくし効率良く利用したいものです。部屋探しで冷暖房の効率性を考慮すると、高すぎない天井と広すぎない部屋、窓や玄関など外気が吹き込む場所は、隙間風がないようしっかりとした建付けであること。さらに二重サッシや断熱ガラスを使用しているかなどもチェックしておくと良いでしょう。
⑦都市ガスの物件
部屋を探す際、チラシや物件紹介の欄にLPガスか都市ガスが明記されています。あまり気にせず物件を選んでいる方もいますが、経費節約をお考えでしたら、是非都市ガスの物件を選びましょう。
都市ガスとLPガスを比較すると、費用面で断然都市ガスの方がお得です。料金に定期的な交換作業や輸送費などが上乗せされているからです。プロパンガスの消費者協会が公に発表した内容では、LPガスは都市ガスの1.8倍以上料金が高いと記載されています。
一人暮らしでもできる節約術
一つ一つは微々たるものでも積もり積もれば山となります。1年を通じて換算すると、結構大きな金額になります。無駄な出費をしていないか、日々の生活習慣を見直してみましょう。
①自炊
生活費を考えたら、外食の回数を減らすだけで随分節約できます。外食派だった人が手作りで食事を作るのは大変に感じるかもしれません。しかし全てを手作りにせず、総菜やお弁当などをテイクアウトして家で食べたり、お米だけ焚くなどから始めると良いでしょう。毎日作るのが面倒なら、一度に何日分かまとめて作り冷凍保存すると便利です。
②交通費の節約
交通費を節約するには、自転車の活用が最も手軽な方法です。最寄り駅からバスを使っているのなら、即バスをやめて自転車利用にしましょう。最寄り駅から目的地まで自転車で通える距離であれば自転車利用も選択肢にいれて検討すべきです。天気の良い日だけの自転車利用でも節約になります。
自転車通勤や通学をする場合は、事前に駐輪場があるか料金はいくらか、そして通る道の状況も下調べをしておきましょう。
③電気代・通信費の節約
電気代の節約は、小まめに電気や電源を切る、待機電力も不要な時は切るなど日々の小さな努力の積み重ねが大切です。照明は、LED電球を使用する他、部屋の明るさを自動で調整してくれる調光機能付き照明器具を使用すると、無駄に明るく照らさないので節電効果があります。
通信費は、携帯電話の維持費や使用料金を出来る限り削減することで生活費はそうとう抑えられます。格安SIMの利用や安い会社を選び比較検討して、契約方法を見直してみましょう。
④光熱費の見直し
最も電力を消費するエアコンなどの冷暖房器具は、設定温度を冬は2度下げ、夏は2度上げるとずいぶん節電になります。冷暖房の空調管理は、隙間風が入ると知らない間に必要以上に電力を費やし、電気代がかかってしまいます。隙間風は古い物件にありがちで、窓やドアの開閉部分が甘かったり建付けが悪い場合もあります。事前にチェックして、隙間風を防ぐテープや断熱シートなどで補強や修理をしておきましょう。
⑤節水
水道代を節約するには、まず流水を最も多く使う入浴時のシャワーに着目しましょう。小まめに栓を閉めて放水状態の時間を短くするようにします。そしてシャワ―ヘッドを少量で放水できる節水用に変えると結構節約に繋がります。
食器を洗う時には、汚れをペーパーなどで拭きとってから洗うといつもの水量より少なくてすみます。また、食器洗いも洗顔も洗面器を使うと何割か少ない水量で洗えます。
⑥ポイント・キャンペーンを利用
近年はいろいろな場所でポイントサービスを導入しているので、知らない人はいないでしょう。賢い節約法として、スーパーやドラッグストアなどのポイントサービスの利用は必須事項です。
特によく行くスーパーや店舗は、サービスデーも必ずチェックしてください。価格が割引される日やポイントが2倍になる日などお得な催しをしています。店舗によって違いはありますが、多くは1ポイント1円換算で買い物ができるので是非活用しましょう。
手取り24万円の理想の家賃目安を把握して余裕のある生活を送ろう!
手取り24万円生活をシミュレートしながら検証してきました。結果は、理想の家賃は8万円と出ましたが、一人暮らしの家賃相場は8万円より安い価格帯であることもお分かりいただけたでしょう。普通、家賃は入居したら安くなることはありません。立地や広さなど譲れるところは譲り予定価格帯よりオーバーしないよう控えめに、無理は禁物です。
生活費は自己努力で支出金額を減らすことができます。出来るだけ無駄をなくして、浮いた予算を貯金や家賃の支払いにまわすと、生活にゆとりが出てきます。余裕をもたせた計画を元に、ゆとりある生活をしていきましょう。
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