40坪は何平米?間取りのポイントや実例から費用の相場まで紹介!
40坪は約132平米の広さ!
40坪とは何平米の広さか知っていますか?
40坪は132平米の広さになります。
住宅購入の際には、平米面積を理解して間取りを有効活用するポイントを押さえておくことが重要です。
この記事では40坪の平米面積と間取りのポイントについて紹介します。
40坪の間取りの実例と費用相場を合わせて解説しますので、住宅購入の参考にしてみてください。
延床面積40坪の広さの目安
40坪の住宅と聞いても、何平米の広さがあるのかすぐに思い浮かばない方も多いでしょう。
広さの表記は坪や平米、畳で表されることがあり、それぞれの関係性を知っておくと40坪の広さをイメージしやすいです。
延床面積40坪はどれくらいの広さになるのか、坪だけでなく平米や畳表記と合わせて確認しておきましょう。
40坪は約132平米
40坪は約132平米の広さです。
40坪の広さを平米表記でイメージできるようにしておくと、不動産選びの際に役立てることができます。
40坪=約132平米の広さであることを理解しておくと便利です。
また平米数について理解を深めるために、次の平米に関する要点を確認しておきましょう。
平米に関する要点
- 不動産の面積は平米表記が多い
- 1坪は約3.31平米
- 坪と平米と畳の比較
平米に関する要点を押さえて、物件選びに役立てましょう。
不動産の面積は平米表記が多い
広さの表記は坪・平米・畳など様々です。
しかし不動産ポータルサイトなどに掲載されている情報では「◯◯平米」など平米数で表されることが多くなっています。
不動産の面積は平米表記で表されることが多いので、平米で広さをイメージできるようになりましょう。
また平米の単位は「㎡」で表されます。
㎡の表記は平米であることを理解して物件選びに役立ててみてください。
1坪は約3.31平米
1坪が何平米になるのか知っておけば、物件選びを円滑に進めることができます。
1坪は約3.31平米の広さです。
「3.31平米×40坪=132.4平米」になるので、40坪は約132平米となります。
1平米は縦1m・横1mの平米面積になるので、約132平米では平米面積が広いことが分かるでしょう。
坪数から平米数に変換して、物件の平米面積をイメージできると便利です。
坪と平米と畳の比較
坪や平米の他に「畳」表記で広さを表すことがあります。
畳とは「畳何枚分の広さ」であるかを表す表記。
住宅選びの参考として、坪と平米と畳の広さを比較してみましょう。
1坪=約3.31平米となりますが、1坪を畳に変換すると約2畳分の広さになります。
つまり「1坪=約3.31平米=約2畳」の関係性になるのです。
坪と平米と畳の比較を覚えておきましょう。
40坪は約80畳
1坪は約2畳の広さになります。
そのため40坪は約80畳の広さです。
つまり約80畳は約132平米の広さと言えます。
畳80枚分の広さとなれば、かなりの平米面積であることが理解しやすいでしょう。
4LDK〜6LDKまで可能な広さ
40坪の広さはどれくらいの間取りが可能になるのか確認しておきましょう。
坪や平米・畳など広さの表記を理解した後に、実際どれくらいの間取りが可能な平米面積なのか知っておくことが大切です。
40坪の住宅では4LDK〜6LDKまでの間取りが可能な広さです。
4LDK〜6LDKとなれば十分な平米面積があるので、ファミリー層でも快適に生活することができるでしょう。
一戸建てよりやや広めの広さ
4LDK〜6LDKまで可能な平米面積がある40坪の住宅。
住宅を建てるとすれば、一般的な一戸建てよりやや広めの平米面積になります。
40坪の住宅であれば大人4人で住んでも快適に暮らすことができるでしょう。
延床面積と土地の広さの関係について
住宅選びの際に「延床面積」と言う言葉をよく目にします。
延床面積とは全階層の床面積を合わせた面積地です。
住宅の建てる際には延床面積に応じた「建ぺい率」と「容積率」に注意しなければいけません。
何故なら住宅を建てる際には、「建ぺい率」と「容積率」に応じた土地の平米面積を確保する必要があるのです。
住宅購入の参考として、延床面積と土地の広さの関係性について確認しておきましょう。
建ぺい率
延床面積と土地の関係性を表す基準として「建ぺい率」が重要になります。
建ぺい率とは敷地面積に占める建築面積の割合を表す割合です。
つまり土地全体の面積に対して、どれくらいの面積の住宅を建てるかを割合で表したものになります。
延床面積ではなく建築面積を基準にするため、建ぺい率を表す計算式は「建築面積÷敷地面積×100」です。
建ぺい率は一般的に30〜60%までに制限されているので、延床面積に応じて敷地面積を確保しなければいけません。
容積率
延床面積と土地の関係性を表すもう一つの基準が「容積率」です。
容積率とは敷地面積に対する延床面積の割合のことを指します。
つまり土地全体に対して、住宅全階層が持つ面積がどれくらいあるのかを表した割合です。
容積率は延床面積を基準にしているので、計算式は「延床面積÷敷地面積×100」となります。
一戸建て住宅の場合50%〜300%までに容積率が制限されているので、2階建てや3階建て住宅を建てる際には注意しましょう。
延床面積40坪に必要な敷地面積
建ぺい率と容積率の制限について理解できたら、40坪の住宅を建てる場合に必要となる敷地面積について確認しておきましょう。
容積率は延床面積を基準にされているので、階数が変わると必要となる敷地面積が変わります。
階数別に延床面積40坪の住宅に必要となる敷地面積を確認しておきましょう。
建ぺい率と容積率の制限は以下の通りです。
40坪の住宅に必要となる敷地面積条件
- 建ぺい率50%
- 容積率100%
1階建て
1階建て住宅の場合は、延床面積40坪全てが1階の延床面積です。
40坪全てが建築面積となるため、必要となる敷地面積は大きくなります。
そのため延床面積40坪の1階建て住宅に必要となる敷地面積は80坪です。
2階建て
2階建て住宅の場合は、1階部分と2階部分合わせて延床面積40坪となります。
そのため1階部分25坪、1階部分15坪の住宅の場合、必要となる敷地面積は50坪
です。
2階部分に延床面積を分けることができるので、1階建て住宅の場合より必要となる敷地面積は少なくなります。
3階建て
3階建て住宅の場合は、1階・2階・3階部分合わせて延床面積40坪です。
そのため1階部分20坪、2階部分10坪、3階部分10坪の場合、必要となる敷地面積は40坪となります。
1階部分の延床面積が狭いため、必要となる敷地面積も少なくなるのです。
つまり、階層が増えるほど1階部分の延床面積が狭くなるため、必要となる敷地面積も少なくなります。
延床面積40坪の家を建てる際のポイント
住宅を建てる際には、いくつかポイントに注意しておきましょう。
延床面積40坪の住宅を建てる際に確認しておくべきポイントは以下の通りです。
延床面積40坪の家を建てる際のポイント
- 間取りのポイント
- 屋外設計のポイント
- 建物構造のポイント
- 税金のポイント
間取りや設計部分以外にも、税金など費用面も考慮してから住宅を建てる必要があります。
延床面積40坪の家を建てる際のポイントを確認して、住宅購入の参考にしてみてください。
間取りのポイント
延床面積40坪の住宅を建てる際には、間取りのポイントを確認しておきましょう。
間取りは暮らしやすさやレイアウトに影響する重要なポイントです。
間取りのポイントを確認して、過ごしやすい40坪の住宅を建てましょう。
40坪の住宅を建てる際に確認しておくべき間取りのポイントは以下の通りです。
間取りのポイント
- LDK
- ワークスペース
- 将来を考えた間取り設計
LDK
間取りのポイントとして「LDK」を工夫して過ごしやすい住宅を建てましょう。
そもそもLDKとは「リビング・ダイニング・キッチン」の略称で、生活の中心となる3つの要素を兼ね備えた部屋のことです。
LDKが充実した間取りであれば、快適な生活を送りやすくなります。
吹き抜けを取り入れたり、ゆとりのある間取りで部屋を広く明るく見せるようにLDKを設計してみましょう。
ワークスペース
間取りのポイントとして、「ワークスペース」を確保しておくことをおすすめします。
リモートワークなどの仕事場となるワークスペースは、隙間スペースを上手に活用して確保しましょう。
吹き抜けの天井部分や廊下やリビングの空いている空間を活用して、ワークスペースを確保してみてください。
将来を考えた間取り設計
間取りのポイントとして「将来を考えた間取り設計」をしておきましょう。
将来、子供が増えたり成長した際にリフォームしなくて済むように、建設当初から将来を考えた間取り設計をしておくことをおすすめします。
具体的には子供が小さい頃は兄妹相部屋で生活できる子供部屋を用意しておき、成長した後は間仕切りで部屋を分けられる設計にしておくなど設計を工夫しておきましょう。
また、将来介護が必要になった時を想定して、バリアフリー設計にしておくと便利です。
屋外設計のポイント
住宅の中の間取りポイントだけでなく、屋外設計のポイントも考慮してから住宅を建てましょう。
40坪の一戸建て住宅であれば屋外スペースを確保する余裕があります。
屋外設計を工夫して快適な住宅を建てましょう。
確認しておくべき屋外設計のポイントは、以下の通りです。
屋外設計のポイント
- 庭の設計
- 駐車スペース
庭の設計
40坪の延床面積があれば、「庭の設計」にこだわることができます。
庭をおしゃれなデザインにしたり、自分好みの庭を設計することで理想の住まいに近づけてみましょう。
自分好みの庭に設計して、快適な生活を送ってみてください。
駐車スペース
屋外設計のポイントとして「駐車スペース」を工夫してみましょう。
40坪の延床面積があれば、十分な駐車スペースを確保することができます。
敷地面積によっては2台分の駐車スペースを確保することも可能ですので、庭の設計と合わせて駐車スペースの設計をこだわってみてください。
建物構造のポイント
快適な生活を手に入れようと間取りを工夫する際に、建物の構造上変更できない部分もあります。
柱や基礎部分など建物構造を考慮して住宅を建てましょう。
間取り以外にも建物構造の基礎となる建築素材の種類やグレードを、予算に合わせて検討してみてください。
税金のポイント
住宅購入をする際には、固定資産税や不動産所得税・登録免許税など様々な税金がかかります。
条件を満たせば固定資産税の減額措置や、給付金の支給対象となるので、住宅を建てる前に市役所など自治体のホームページを確認しておいてください。
各自治体が提供している税金控除・給付金制度を活用することで、住宅購入費用を節約することができます。
税金のポイントを押さえて、賢く住宅を建てましょう。
延床面積40坪の間取り実例
延床面積40坪の住宅でどのような間取りが設計可能か、実例を参考に見ていきましょう。
延床面積40坪の間取り実例として、以下の2つの実例を紹介します。
延床面積40坪の間取り実例
- 4LDK
- 5LDK
どちらも、延床面積40坪の新築一戸建て住宅の間取り実例となります。
間取り実例を確認して、住宅購入の参考にしてみましょう。
4LDK
4LDKの間取り実例では、吹き抜けによってLDKを明るく開放的な空間にしています。
キッチンには食品庫を設けたり、2階部分にウォークインクローゼットを設計しているので収納力は十分です。
吹き抜けとウッドデッキによる、優雅で開放的な生活を楽しめるでしょう。
5LDK
5LDKの間取り実例では、広いLDKが魅力的な住宅となっています。
LDKの近くにワークスペースを設計することで、仕事とプライベートのオンオフを切り替えることができるでしょう。
また、2階部分に部屋を多く設けているので、将来子供が成長したり増えた場合にも各部屋を用意することが可能です。
延床面積40坪の家を建てる費用相場
延床面積40坪の住宅を建てるには、どれくらいの費用相場が必要となるのか知らなければ住宅建設ができません。
住宅を建てる際の費用相場は、「建築費用」と「土地費用」の相場によって変動します。
「建築費の相場」と「土地の相場」に分けて、40坪の住宅建設の費用相場を確認しておきましょう。
建築費の相場
建築費用の相場はハウスメーカーや工務店が提示する坪単価によって決定します。
坪単価の相場は業者によって変動しますので、住宅を建てる前に複数社に見積もり依頼をして比較検討しておきましょう。
参考として坪単価40万〜80万円の建築費用の相場を確認しておいてください。
坪単価40万円
坪単価40万円の建築費用の相場は以下の通りです。
費用概要/坪単価 |
坪単価40万円 |
---|---|
本体工事費 |
1,600万円 |
外構工事費・諸費用 | 500万円 |
建築費用総額 | 2,100万円 |
できるだけ費用を抑えて住宅を建てたい方は、ローコスト住宅を検討してみましょう。
坪単価60万円
坪単価60万円の建築費用の相場は以下の通りです。
費用概要/坪単価 |
坪単価60万円 |
---|---|
本体工事費 |
2,400万円 |
外構工事費・諸費用 | 800万円 |
建築費用総額 | 3,200万円 |
地域密着型である工務店であれば、大手のハウスメーカーより安い坪単価で住宅建設が可能です。
坪単価80万円
坪単価80万円の建築費用の相場は以下の通りです。
費用概要/坪単価 |
坪単価80万円 |
---|---|
本体工事費 |
3,200万円 |
外構工事費・諸費用 | 1,050万円 |
建築費用総額 | 4,250万円 |
大手ハウスメーカーであれば高額な費用に見合った、理想の住まいを建設してくれます。
土地の相場
住宅建設の際には、どの地域に建てるかで費用相場が変動します。
土地の相場として国土交通省が実施した「令和2年都道府県地価調査」を参考に、以下の費用相場を確認しておきましょう。
土地の相場
- 東京圏
- 大阪圏
- 名古屋圏
東京圏
東京圏の坪単価相場は約70万1,000円/坪です。
つまり東京圏で40坪の土地を購入すると、約2,800万円の費用が必要となります。
大阪圏
大阪圏の坪単価相場は約46万7,000円/坪です。
つまり大阪圏で40坪の土地を購入すると、約1,868万円が必要となります。
名古屋圏
名古屋圏の坪単価相場は約34万7,000円/坪となっています。
つまり名古屋圏で40坪の土地を購入するために必要な費用相場は約1,388万円です。
40坪の家の平米面積を知って理想のマイホームを考えよう!
住宅購入の際には、延床面積・敷地面積の具体的な広さを平米数で理解しておく必要があります。
不動産業界では平米数が主流となるので、平米と坪の関係性を理解しておきましょう。
延床面積40坪の広さを理解した上で、間取り実例を参考に理想の住宅を建ててみましょう。
また間取り実例と一緒に、40坪の住宅建設に必要な費用相場を確認して、予算を検討してみてください。
40坪の家の平米面積を知って、理想のマイホームを考えてみましょう。
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