マンション購入の注意点は?資金計画や物件選び・災害リスクなどポイントを解説

マンション購入の注意点は?資金計画や物件選び・災害リスクなどポイントを解説

記事の目次

  1. 1マンション購入の注意点は?
  2. 2マンション購入の注意点①お金は計画的に使う
  3. 2.1将来を見据えた無理のない返済計画を立てる
  4. 2.2物件価格=総予算ではない
  5. 2.3マンションは維持費がかかる
  6. 3マンション購入の注意点②初期費用が必要になる
  7. 3.1新築なら物件価格の「3〜6%」中古なら「6〜9%」
  8. 3.2初期費用の種類(共通)
  9. 3.3初期費用(新築のみ)
  10. 4マンション購入の注意点③物件選びは慎重に行う
  11. 4.1立地の優先順位にをあらかじめ決めておく
  12. 4.2広さ・回数・間取り・向きなど希望を洗い出す
  13. 4.3内覧の際は周辺環境をチェックする
  14. 4.4物件の将来性をチェックする
  15. 4.5中古の場合は築年数を確認する
  16. 5マンション購入の注意点④災害リスクを考慮した立地を選ぶ
  17. 5.1災害リスクはハザードマップで確認をする
  18. 5.2地震・津波が気になる場合は...
  19. 6マンション購入の注意点⑤共用部分をチェック
  20. 6.1共用部分の設備をチェックする
  21. 6.2共用施設はどのようなものがあるか確認する
  22. 6.3災害時の備えが整っているか確認する
  23. 7マンション購入の注意点⑥管理状況を確認する
  24. 7.1ゴミ置き場はきれいに清掃されているか
  25. 7.2駐輪場・駐車場は管理されているか
  26. 7.3エントランス・廊下・共用施設に壊れた箇所はないか
  27. 8マンション購入の注意点⑦契約から引き渡しまでの流れを確認
  28. 8.1マンション購入の流れを事前に確認する
  29. 8.2重要事項説明書はきちんと目をとおす
  30. 8.3残金決済までに住宅ローンの手続きは済ませておく
  31. 9マンション購入の際は注意点をしっかりと確認しよう
女性

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マンション購入を検討しているけど、何に注意すればいいの?

結論、将来を見据えた無理のない返済計画をたてましょう。

マンション購入は高額な買い物となるため、物件選びや資金計画などいくつか注意点があります。

それぞれの注意点を把握して、マンション購入を成功させるポイントを押さえておけば、計画的な住宅購入が可能です。

そこで本記事では、マンション購入の注意点について、資金計画や物件選び・災害リスクなどポイントに分けて解説します

契約から引き渡しまでマンション購入の流れも詳しく解説しますので、最後まで読んで計画的に物件選びを行いましょう。

この記事でわかること

  • マンション購入の際には、将来を見据えた無理のない返済計画を立てることが大切
  • マンション購入の初期費用目安は、新築なら物件価格の「3〜6%」中古なら「6〜9%」
  • 物件選びの際には、広さ・回数・間取り・向きなど希望条件の優先順位をつけておく
  • マンション購入の際は、災害リスクを考慮した物件選びを行う
  • 管理状況を確認してからマンション購入を行う
  • 重要事項説明書はきちんと目を通してからマンション購入を決定する

マンション購入の注意点は?

マンション購入の注意点として、次の7つのポイントが挙げられます。

マンション購入の注意点

  • ①お金は計画的に使う
  • ②初期費用が必要になる
  • ③物件選びは慎重に行う
  • ④災害リスクを考慮した立地を選ぶ
  • ⑤共用部分をチェック
  • ⑥管理状況を確認する
  • ⑦契約から引き渡しまでの流れを確認

マンション購入は、高額な費用が必要になるためお金を計画的に使わなければなりません

物件選びは、災害リスクや共有部分・管理状況を確認して、慎重に選ぶ必要があります。

また、契約から引き渡しまでの流れを確認しておかなければ、マンション購入をスムーズに進められません。

それぞれのポイントについて次の章から解説しますので、マンション購入の参考にしてください。

マンション購入の注意点①お金は計画的に使う

マンション購入の注意点として、お金は計画的に使うことが大切です。

初期費用だけでなく管理費や修繕積立金などの、ランニングコストをふまえた資金計画を立てなければ、住宅ローン返済が困窮するリスクがあります。

マンション購入の際にお金を計画的に使うため、次のポイントを押さえておきましょう。

マンション購入時にお金を計画的に使うためのポイント

  • 将来を見据えた無理のない返済計画を立てる
  • 物件価格=総予算ではない
  • マンションは維持費がかかる

将来を見据えた無理のない返済計画を立てる

マンション購入の注意点として、将来を見据えた無理のない返済計画を立てることが重要です。

一括払いでマンション購入する資金力がない限り、住宅ローンを組む流れになりますが、無理のない返済計画を立てないと返済が難しくなります。

金融機関が提案する借入可能額は返済可能額とは異なるため、「自分が将来どの程度のローンなら完済できるのか」年収と支出を考慮して返済計画を立てることが大切です。

目安としては、返済負担率を年収の20〜25%程度に抑えると、無理なく住宅ローンを返済できます

物件価格=総予算ではない

マンション購入の資金計画を立てる際には、「物件価格=総予算ではない」ことを理解しておきましょう。

マンション購入には、物件価格の他に諸費用が発生します
各種税金や手数料などの諸費用をふくめると、かなり高額な費用が必要です。

マンション購入の諸費用目安
新築マンション購入時 物件価格の3〜5%程度
中古マンション購入時 物件価格の6〜10%程度
そのため、3,500万円の新築マンションを購入する際には、約105万〜175万円の諸費用がかかる計算です。

物件価格だけに惑わされず慎重な資金計画を立てる必要があります。

マンションは維持費がかかる

マンションは維持費がかかるため、ランニングコストを考慮したローン返済計画が必要です。

マンション購入後に必要な維持費としては、次のようなコストが発生します。

マンション購入後に必要な維持費

  • 固定資産税
  • 都市計画税
  • 管理費
  • 修繕積立金

物件によっては、上記の維持費の他に駐車場代や駐輪場代・トランクルーム代が必要なケースもあります。

住宅や土地の所有者が、毎年支払わなければ固定資産税や都市計画税の他に、マンションを所有している場合は毎月の管理費や修繕積立金を支払わなければなりません。

マンション固有の維持費である管理費と修繕積立金について解説しますので、お金を計画的に使えるよう確認しておきましょう。

管理費

管理費とは、マンションの共有部分を管理・維持するために必要な費用です。

共有部分は、階段やエントランス・エレベーターやゴミ捨て場など、マンション住民が共有で使用する場所を指します。

マンション住民が毎月管理費を支払うことで、清掃員や管理員を雇って共有部分の管理・清掃を委託できます

快適に暮らすために、管理費は必要なランニングコストです。

修繕積立金

修繕積立金とは、マンションの大規模修繕工事に備えて積み立てておく費用です。

一般的にマンションは12年周期で大規模修繕工事を行うことが多く、定期的にメンテナンス・修繕をして老朽化した外壁や設備を補修します

マンションは年月とともに劣化してしまうため、大規模修繕工事の実施が必要不可欠です。

住民が毎月修繕積立金を支払っておくことで、大規模修繕工事にかかる費用を集められます。

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マンション購入の注意点②初期費用が必要になる

マンション購入の注意点として、初期費用が必要になることを理解しておきましょう。

マンション購入の際には、物件価格の他に諸費用や住宅ローンの頭金など初期費用が必要です。

初期費用を考慮して資金計画を立てなければ、マンション購入費用が不足する可能性があります。

マンション購入の注意点として、次の初期費用に関するポイントを押さえておきましょう。

マンションの初期費用に関するポイント

  • 諸費用目安は、新築なら物件価格の「3〜6%」中古なら「6〜9%」
  • 初期費用の種類(共通)を把握しておく
  • 初期費用(新築のみ)を把握しておく

それぞれのポイントを解説しますので、初期費用をふまえた資産計画を立てましょう。

新築なら物件価格の「3〜6%」中古なら「6〜9%」

マンション購入における初期費用とは、主に「頭金」と「諸費用」の2種類に分かれます。

頭金は住宅ローンを借り入れる際に、前もって支払っておく費用です。諸費用は、住宅ローン借入金額や頭金を差し引いた、各種税金や手数料などの初期費用を指します。

諸費用の相場は、新築なら物件価格の「3〜6%」中古なら「6〜9%」が目安です。

初期費用の種類(共通)

マンション購入に必要な初期費用は、次の通りです。

初期費用の種類(共通)

  • ①手付金
  • ②仲介手数料
  • ③印紙税
  • ④固定資産税
  • ⑤都市計画税
  • ⑥登記費用
  • ⑦ローン借入費用

それぞれの費用について解説しますので、資金計画の参考にしてください。

①手付金

手付金とは、不動産売買契約を締結する際に売主へ支払う費用です。

マンション購入は早いものがちになるため、他の購入希望者に物件を買われないよう手付金を支払っておきます。

手付金は、購入意思を明確に示す費用であり、購入代金に充当されます

なお手付金の相場は、売買価格の約1割が目安です。

②仲介手数料

仲介手数料は、売買取引を仲介してくれた不動産会社へ支払う費用です。

不動産会社への報酬として仲介手数料を支払う条件で、売主との仲介業務やマンション購入に必要な書類作成・提出を委託できます。

なお仲介手数料の上限は法律で定められており、「取引金額×3%+6万円+消費税」で計算できます

③印紙税

印紙税とは、マンション購入に関わる契約書に課税される税金です。

具体的には、不動産売買契約を締結する際の「売買契約書」と、住宅ローンを借り入れる際の「消費賃借契約書」に課税されます。

印紙税は収入印紙を貼ることで納税でき、相場は各1万円ほどです。

④固定資産税

固定資産税は、1月1日時点で土地や不動産などの固定資産を所有している者に対して、課税義務が発生する税金です。

マンション購入後に物件を所有している限り、毎年固定資産税を支払う義務が発生します。固定資産税は、「固定資産税評価額(課税標準額)× 税率(1.4%)」で計算されます。

⑤都市計画税

都市計画税とは、毎年1月1日時点で市街化区域内にある住宅や土地の所有者に対して、課税義務が発生する税金です。

市街化区域とは、市街地として現在栄えている区域や今後都市開発が予定されている区域を指します。

都市開発税は固定資産税と同じようにマンションを所有している限り、毎年納税しなければなりません。

なお都市開発税は「固定資産税評価額(課税標準額)×税率(0.3%)」で計算できます。

⑥登記費用

登記費用は、マンション購入時に物件を登記登録するために必要な費用です。

具体的には、登録免許税と司法書士への手数料が含まれています。住宅ローンを組んだ場合は、所有権移転登記と抵当権設定登記が必要となるため、両方の登記費用を支払わなければなりません。

⑦ローン借入費用

住宅ローンを組む際には、事務手数料や保証料・火災保険料などのローン借入費用が必要です。

ローン借入費用は、ローンの種類や契約する金融機関によって異なります。

初期費用(新築のみ)

新築・中古ともに発生する初期費用を紹介しましたが、新築マンションを購入する場合は次の費用も用意しなければなりません。

初期費用(新築のみ)

  • ⑧申込証拠金
  • ⑨修繕積立基金

新築マンション購入を検討している方は、それぞれの初期費用について確認しておいてください。

⑧申込証拠金

申込証拠金とは、売買契約を締結する前に不動産会社へ支払う費用です。

申込証拠金を支払うことで、本気で物件購入を検討している購入意思を示して、他の購入希望者より優先して売買交渉を行ってもらえます

一般的に、申込証拠金は2〜10万円程度が相場です。

⑨修繕積立基金

修繕積立基金とは、新築マンション購入時に支払う初期費用です。

新築建設時にまとまった修繕積立金を集めておくため、修繕積立基金を徴収しています。

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マンション購入の注意点③物件選びは慎重に行う

マンション購入の注意点として、物件選びは慎重に行うことが大切です。

どれだけ徹底した資金計画を立てても、物件選びを失敗してはマンション購入で後悔してしまいます。

物件選びを慎重に行うために、次のポイントを押さえておいてください。

マンション購入時における物件選びのポイント

  • 立地の優先順位にをあらかじめ決めておく
  • 広さ・回数・間取り・向きなど希望を洗い出す
  • 内覧の際は周辺環境をチェックする
  • 物件の将来性をチェックする
  • 中古の場合は築年数を確認する

それぞれのポイントを確認して、後悔しない物件選びを行いましょう。

立地の優先順位にをあらかじめ決めておく

物件選びのポイントとして、立地の優先順位をあらかじめ決めておくことが重要です。

最寄り駅までの距離や都市部までの交通アクセス、周辺環境などマンションの立地に関する優先順位を決めておけば、スムーズに物件選びを行えます。

自分にとって住みやすい立地とは何か?」優先順位を決めてから、物件探しを行いましょう。

広さ・回数・間取り・向きなど希望を洗い出す

物件選びを慎重に行うポイントとして、広さ・回数・間取り・向きなど希望を洗い出しましょう

マンション購入の際には、広さ・回数・間取り・向きなど希望を洗い出して、優先順位を決めておくことが大切です。

「どのような物件に住みたいか」「ゆずれない条件は何か」を明確にしておくことで、希望通りの物件を探し出せます。

内覧の際は周辺環境をチェックする

物件選びのポイントとして、内覧の際は周辺環境をチェックすることが大切です。

内覧はマンションの内装や設備・間取りを確認できるだけでなく、周辺環境をチェックできる機会です。

実際に住んでからの生活をイメージしながら、最寄り駅からの距離や周辺住民・建物・道路などで気になるポイントがないかチェックしておきましょう

物件の将来性をチェックする

マンション購入の際には、物件の将来性をチェックしてから物件を選びましょう

将来、転勤や転職などライフスタイルの変化に伴い、引っ越しする可能性はゼロではありません。

万が一に購入したマンションから引っ越す際には、売却や賃貸で貸し出すなど物件の処分方法を検討する必要があります。

マンションを売却したり賃貸に出したりする場合は、できるだけ資産価値が高い物件の方がスムーズに取引を進められます。

駅チカ物件や都市部へのアクセス良い物件・周辺環境が充実した物件などは、高値で売れたり入居者が見つかりやすかったりするためおすすめです。

中古の場合は築年数を確認する

物件選びのポイントとして、中古の場合は築年数を確認しておきましょう

中古マンションの価格は、築年数によって大きく変動します。予算に合った物件を探すために、次のポイントを確認しておきましょう。

中古マンションの築年数に関するポイント

  • 築浅物件は費用が高め
  • 築20年を過ぎると価格の下落が緩やか

それぞれのポイントを確認して、予算と希望に合った物件を探してください。

築浅物件は費用が高め

中古マンションの築年数に関するポイントとして、築浅物件は費用が高めです。

REINSが公表している「首都圏中古マンション・中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況2023年7〜9月」によると、築年数別の平均成約価格は次の通りでした。

築年数 成約価格
0〜5年 8,402万円
6〜10年 7,685万円
11〜15年 7,090万円
16〜20年 6,525万円
21〜25年 6,121万円
26〜30年 4,543万円
31年〜 3,205万円
参照元|REINS「首都圏中古マンション・中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況2023年7〜9月」

上記の成約状況から見ると、築0〜5年の築浅物件はかなり高額な特徴があります。中古マンションは築10年を超えてから、価格が急激に下がっていく傾向があり、築10年以内の築浅物件は費用が高いです。

築20年を過ぎると価格の下落が緩やか

中古マンションは、築20年をを過ぎると価格の下落が緩やかになります。

先程紹介したREINSの「首都圏中古マンション・中古戸建住宅 地域別・築年帯別成約状況2023年7〜9月」の結果を見ても、築20年を超えると価格の下落が緩やかです。

中古マンションは築10〜20年の間に、価格が下落しやすい特徴があります。

マンション購入の注意点④災害リスクを考慮した立地を選ぶ

マンション購入の注意点として、災害リスクを考慮した立地を選ぶことが大切です。

日本は地震大国であり、台風も多く発生するため、災害リスクを考慮して物件を選ぶ必要があります。

災害リスクを考慮した立地を選ぶために、次のポイントを確認しておきましょう。

災害リスクを考慮した立地選ぶのポイント

  • 災害リスクはハザードマップで確認をする
  • 地震・津波が気になる場合は「耐震基準」「海抜の確認」をする

それぞれのポイントから、災害リスクの少ない立地を選びましょう。

災害リスクはハザードマップで確認をする

災害リスクはハザードマップで確認すること可能です。

ハザードマップは各自治体が公表しており、売買契約時の重要事項説明でも不動産会社から手渡されます。

他にも国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」で、地域ごとの災害リスクを確認できます。

地震・津波が気になる場合は...

地震や津波が気になる場合は、次のポイントを確認しておいてください。

地震や津波が気になる場合に確認しておくべきポイント

  • 耐震基準
  • 海抜

近年も大規模な地震・津波による被害が発生しており、マンション購入時には地域の災害リスクを確認しておくことが大切です。

地震や津波が心配な方は、それぞれのポイントを確認して物件選びを行いましょう

耐震基準

耐震基準は、1981年6月1日に改正されており、現在は新耐震基準が適用されています。

新耐震基準では、震度6強~7程度の大地震でも建物が倒壊・崩壊しない耐震性能を義務付けています。

対して40年以上前に定められていた旧耐震基準では、震度5程度の地震には耐えられますが、震度6以上の大地震では建物が倒壊・崩壊する可能性が高いです。

マンション購入の際には、耐震基準を確認して十分な耐震性能が備わっている物件を選んでください

海抜の確認

津波の被害を心配する場合は、海抜の確認が重要です。

海抜とは、海水面からの高さを指しています。海抜の高い物件を選べば、津波が発生した際にも被害にあうリスクを軽減できます

同じマンションでも海抜の高い高層階を選ぶことで、津波対策が可能です。

マンション購入の注意点⑤共用部分をチェック

マンション購入の注意点は、共用部分をチェックすることです。

物件の内装や設備が充実しているだけでなく、共有部分が整備されている物件を選ぶことで、マンション購入後に快適な生活を実現できます

共有部分をチェックする際には、次のポイントを確認しておきましょう。

マンション購入時にチェックするべき共有部分のポイント

  • 共用部分の設備をチェックする
  • 共用施設はどのようなものがあるか確認する
  • 災害時の備えが整っているか確認する

それぞれのポイントを確認して、共有部分が整備されたマンションを探しましょう。

共用部分の設備をチェックする

マンション購入の際には、共用部分の設備をチェックしておきましょう。

共有部分にある設備として、オートロックやエレベーター・宅配ボックスなどが挙げられます。

セキュリティが充実した物件に住みたい場合はオートロックの精度、日中を留守にすることが多い方はボックスの有無など、自分が求める設備が共有部分にあるかをチェックしておきましょう。

共用施設はどのようなものがあるか確認する

マンション購入における物件探しのポイントとして、共用施設はどのようなものがあるか確認しておきましょう

物件によっては、ラウンジやゲストルーム・トレーニングジム・岩盤浴・プールなど、充実した共用施設が備わっています。

共用施設が充実した物件は暮らしを豊かにしてくれます。自分が求める共用施設が備わっているか、物件探しの際にチェックしておきましょう。

災害時の備えが整っているか確認する

共用部分でチェックしておくべきポイントは、設備や施設だけではありません。災害時の備えが整っているか確認しておくことで、万が一の事態でも安心できます。

飲料水や食料品・発電機・簡易トイレ・救急セットなど、共用部分に備わっていれば災害時に活用できます。

マンションは長く暮らす住まいとなるため、災害時の備えがあるかチェックしておきましょう。

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マンションには、共用部分と専有部分がありますが、それぞれがどこまでの範囲を指すのかご存じですか。この記事では、法律等で定義されるマンションの共用部分・専有部分の範囲や、利用上のルール、トラブル防止対策について解説しています。

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マンション購入の注意点⑥管理状況を確認する

マンション購入の注意点として、管理状況を確認しておくことが大切です。

管理状況が悪いマンションは、暮らしていて不便や不快に感じることが多く、資産価値も下がりやすい傾向にあります。

管理状況を確認する際には、次のポイントを押さえておきましょう。

マンションの管理状況を確認する際のポイント

  • ゴミ置き場はきれいに清掃されているか
  • 駐輪場・駐車場は管理されているか
  • エントランス・廊下・共用施設に壊れた箇所はないか

それぞれのポイントを確認して、物件選びの参考にしてください。

ゴミ置き場はきれいに清掃されているか

管理状況をチェックする際のポイントとして、ゴミ置き場はきれいに清掃されているか確認しておきましょう

ゴミ置き場がきれいに清掃されていない物件は、清掃員が不足しており管理が行き届いていません。

日々利用することになるゴミ置き場が汚れていると、不快に感じることも多く、害虫やネズミ・カラスの発生へとつながります。

内覧の際にゴミ置き場のチェックして、マンションの管理状況を確認しておきましょう。

駐輪場・駐車場は管理されているか

マンションの管理状況をチェックするために、駐輪場・駐車場は管理されているか確認しておきましょう

駐輪場・駐車場が荒れているマンションは、管理状況が行き届いていない可能性が高いです。

エントランスなどの誰でも入れる見えやすい部分より、駐車場や駐輪場などの見えにくい部分をチェックすれば、マンションの管理状況を確認できます。

エントランス・廊下・共用施設に壊れた箇所はないか

マンションの管理状況をチェックするポイントとして、エントランス・廊下・共用施設に壊れた箇所はないか確認しておきましょう

管理状況が良い物件は、共用部分を定期的にメンテナンスしており、破損箇所があれば修繕・補修しているものです。

エントランス・廊下・共用施設に壊れた箇所はないかチェックしておくことで、マンションの管理状況を判断できます。

マンション購入の注意点⑦契約から引き渡しまでの流れを確認

マンション購入の注意点として、契約から引き渡しまでの流れを確認しておきましょう

資金計画や物件選びを慎重に行っても、マンション購入の流れを把握しておかなければ購入手続きをスムーズに進められません。

マンション購入を成功させるために、次のポイントを確認しておいてください。

契約から引き渡しまでの流れで確認しておくべきポイント

  • マンション購入の流れを事前に確認する
  • 重要事項説明書はきちんと目をとおす
  • 残金決済までに住宅ローンの手続きは済ませておく

マンション購入の流れを事前に確認する

まず購入手続きをスムーズに進めるために、マンション購入の流れを事前に確認しておくことが大切です。

どのような流れでマンション購入をするのか知らなければ、計画やスケジュールを組めません。

一般的なマンション購入の流れは、次の通りです。

マンション購入の流れ

  • ①資金計画の立案
  • ②物件探し・内覧
  • ③申し込み・契約
  • ④引き渡し

①資金計画の立案

マンション購入の流れとして、まずは資金計画の立案が必要です。資金計画を立案する際には、次の手順で行いましょう。

資金計画を立案する際の手順

  • ①自己資金を把握する(親族からの資金援助も含む)
  • ②物件購入の予算を決める
  • ③諸費用目安を計算する
  • ④住宅ローンの借入額を計算する

まずは自己資金を把握して、「どの程度のお金をマンション購入に充てられるのか」確認しておきましょう。

次に物件購入の予算を決定することで、物件探しの価格帯を絞り込めます。

諸費用は物件価格の5%を目安に計算して、住宅ローンの借入額は次の計算式で算出しておいてください。

借入額=(購入価格+諸費用)-自己資金

マンション購入にかかるすべての予算を算出できれば、資金計画を立案できます。

②物件探し・内覧

資金計画を立案した後は、物件探し・内覧をする段階です。

物件探しは不動産ポータルサイトを活用して、自分が求める条件と予算に合ったマンションを探してください

気になる物件が見つかれば、売主と相談して内覧を実施しましょう。

③申し込み・契約

Photo byAymanejed

内覧で購入したい物件が決まれば、購入申し込み・契約を行いましょう。マンション購入における申し込み・契約の手順は、次の通りです。

申し込み・契約の手順

  • 売主に購入申込書を提出する
  • 売主・買主両者の合意で売買契約へ移行する
  • 住宅ローンの事前審査を申し込む
  • 売買契約を締結する
  • 住宅ローンの本審査を申し込む
  • 金融機関と金銭消費賃貸契約を締結

不動産売買契約を締結する前に、住宅ローンの事前審査を申し込む必要があります。事前審査は3日以内で結果が判明するケースが多く、本審査は2週間程度で結果が通知されます。

購入申込書の提出から契約締結までの流れを確認して、スムーズに購入手続きを進められるよう準備しておきましょう。

④引き渡し

物件の購入代金を支払えば、売主からマンションの鍵を渡されます。鍵を受け取れば、いよいよ物件の引き渡し完了です。

物件を引き渡してもらった後は、法務局で登記登録を行いましょう。なお、登記登録の際には司法書士に依頼しておくと、スムーズに手続きを進められます。

重要事項説明書はきちんと目をとおす

マンション購入の注意点として、重要事項説明書はきちんと目をとおしましょう

重要事項説明書には、物件に関する取り扱い方や契約に関する重要事項が記載されています。

マンション購入の場合は、「物件の状態」「取引の条件」「管理費や共益費・修繕積立金のルール」「専有部分・共用部分のルール」などが記載されています。

マンション購入後のトラブルを回避するためにも、売買契約を締結する前に重要事項説明書をきちんと確認しておきましょう。

残金決済までに住宅ローンの手続きは済ませておく

マンション購入の注意点として、残金決済までに住宅ローンの手続きは済ませておくことが大切です。

住宅ローンの本審査は、結果が出るまでに2週間〜1ヶ月ほどかかるケースが多く、融資を受けられなければマンション購入ができません。

引き渡し当日までには融資を実行してもらう必要があるため、計画的に住宅ローン手続きを進めておいてください。

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マンション購入の際は注意点をしっかりと確認しよう

この記事では、マンション購入の注意点について詳しく解説しました。マンション購入で失敗しないために、資金計画や物件選び・災害リスクなどポイントを押さえて事前に確認しておくことが大切です。

この記事のまとめ

  • マンション購入は物件価格の他に維持費や諸費用がかかる
  • 返済負担率は年収の20〜25%程度に設定する
  • 内覧の際には周辺環境や共用部分を確認しておく
  • 管理状況が良い物件を見極めるために、ゴミ置き場や駐車場・駐輪場をチェックしておく
  • 契約から引き渡しまでの期間に融資を受けられるよう住宅ローンの手続きを進める

それぞれの注意点を把握しておけば、マンション購入で失敗するリスクを軽減できます。この記事で紹介したポイントを押さえて、理想の物件を探してください。

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20代・一人暮らしでの住宅ローンは投資に関する懸念や、勤続年数や年収が安定していないという理由から、審査に通過できないことが多いです。
しかし、ieyasuでは、20代の一人暮らしの方でも住宅ローンの審査通過率が95%以上となっています。また、審査通過率だけでなく、金利の低さや保証内容など、あなたにとってベストな金融機関の提案に優れています。

女性

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ieyasuはなんで住宅ローンに強いの?

ieyasuが20代でも住宅ローンが通りやすい理由

  • 投資懸念され通りにくい20代・単身でもieyasuからならOKと金融機関と提携している
  • 一般的には提携銀行のみ、ieyasuは全国の金融機関にヒアリング
  • 一般的には金融機関申込1件に対してieyasuは最低でも4社以上
  • 一般的には頭金10~20%に対してieyasuはフルローンが可能
  • 一般的にローン代行手数料11万かかるところ、ieyasuでは正規仲介手数料のみ

購入後は住宅ローンがあなたのパートナーになる。

購入後、住宅ローンはあなたのパートナーになります。

審査に通過するのはもちろんですが、自分にとって最適な金融機関でないと意味がありません。
ieyasuでは、30~50の金融機関にヒアリングをしてあなたにとってベストな金融機関を探します。

一般的には提携銀行1社のみの紹介、かつ利用条件が厳しい中、ieyasuでは、
「頭金を入れることができない」「低金利で組みたい」などお客様のご要望に添える金融機関をご提案します。

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基礎的な質問から具体的なプランまで、あなたの住まい探しのお手伝いをさせていただきます!

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