40代で住宅ローンは組める?借入金額の平均や頭金の相場を調査!

40代で住宅ローンは組める?借入金額の平均や頭金の相場を調査!

「40代で住宅ローンが通るのか心配・・・」

「40代で住宅購入するのはもう遅い?」

40代で住宅ローンを使って住宅購入を検討している方のなかには、このような不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、40代でも住宅ローンを組むことは可能です。

そこで本記事では、40代でも住宅ローンを通りやすくするポイント、借入額や頭金の目安、活用できる制度などについて、住宅を購入する時に役立つ知識を具体的にご紹介します。

40代で上手く住宅ローンを活用するために、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事でわかること

  • 40代の住宅ローンは、審査に通らないリスクがある
  • 40代住宅ローンの借入金額の相場は、注文住宅が約3500万円、分譲住宅が約3000万円
  • 40代で住宅ローンを借りる際には、20%程度の頭金を用意する

記事の目次

  1. 140代で住宅ローンは組めるの?
  2. 240代で住宅ローンを借りる人は意外に多い?
  3. 2.1住宅ローンの年齢制限
  4. 2.2住宅市場動向調査のデータ
  5. 340代で住宅ローンを組むリスクは?
  6. 3.1審査に通らないリスク
  7. 3.2定年後の返済ができなくなるリスク
  8. 3.3返済期間が短くなるリスク
  9. 3.4大きな出費で貯金が足りなくなる
  10. 3.5年金生活後に資金が足りなくなるリスク
  11. 440代で審査に通りやすくするポイント!
  12. 4.1①完済時の年齢を低く設定
  13. 4.2②頭金をできるだけ多く用意
  14. 4.3③住宅ローン以外の借り入れをなくす
  15. 4.4④ローンの条件を複数社で比較する
  16. 540代住宅ローン借入金額の平均や頭金の相場は?
  17. 5.140代住宅ローン借入金額の平均相場
  18. 5.240代頭金の相場
  19. 5.3【40代住宅ローン】毎月の返済額シュミレーション
  20. 640代の住宅ローンを確実に完済するためのポイント
  21. 6.1計画的な繰り上げ返済
  22. 6.2貯蓄と返済のバランスを意識する
  23. 6.3返済比率は低くする
  24. 740代の住宅ローンで活用できる制度
  25. 7.1繰り上げ返済
  26. 7.2住宅ローン減税制度
  27. 7.3団体信用生命保険
  28. 7.4すまい給付金
  29. 840代で住宅ローンを組むメリット
  30. 8.1ライフプランを立てやすい
  31. 8.2若い世代より頭金が貯まっている
  32. 8.3老後まで住み続けることが可能
  33. 8.4審査時にキャリアが有利に働く
  34. 8.5総返済額が抑えられる
  35. 940代で住宅ローンを組むデメリット
  36. 9.1短い返済期間は返済が厳しくなる可能性があり
  37. 9.2住宅ローンを長く組むと定年までに完済しにくい
  38. 1040代でも住宅ローンは組める!無理のない返済プランを組もう!

40代で住宅ローンは組めるの?

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住宅ローンといえば、20代から30代前半で組むイメージを持つ人が多いのではないしょうか。そのため、「40代だから、住宅ローンの審査に落ちてしまいそう」と不安になるはず。

しかし、実際には40代でも住宅ローンを組むことは可能です

逆に、40代で住宅ローンを組むことによって、貯金が貯まっていて頭金を多く準備できたり、借入期間が短い分総支払額を少なくできたりするメリットがあります。

そこでこの記事では、40代で住宅ローンを組むリスクとともに、40代でも住宅ローンの審査に受かりやすくするポイントを見ていきましょう。

40代で住宅ローンを借りる人は意外に多い?

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実は、40代で住宅ローンを借りる人は多いです。その理由は、40代になると経済的に余裕のある人が多くなるから

住宅を購入するときには、一定のまとまった資金や経済力が必要です。

そのため、40代以降で住宅ローンを借りる余裕の出る人が多くなります。また、後に述べますが、40代で住宅ローンを組む人は多く、平均的な借入年齢とも言えるのです。

住宅ローンの年齢制限

住宅ローンの年齢制限は、借入時の年齢が20歳から65歳未満や70歳未満、そして完済時の年齢を80歳くらいに設定していることが多いです。

そのため、住宅ローンの年齢制限から考えてみても、40代で借りることは決して遅いわけではありません

とはいえ、住宅ローンの審査では、年齢だけでなく、年収や健康状態、勤務先の経営状況なども見られます。いくら年齢制限に満たしているとはいえ、40代だったら必ず審査に通るわけではないのです。

また、年収や勤続年数の観点から見れば、40代で住宅ローンを借りることは、20代や30代で借りるよりも審査が有利になる可能性もあります。

住宅市場動向調査のデータ

それでは、一般的には平均何歳くらいで住宅を購入することが多いのか見ていきましょう。下記の表は、国土交通省が発表した「令和4年度住宅市場動向調査報告書」のデータです。

住宅の種類 住宅取得時の平均年齢
新築注文住宅 41.1歳
分割一戸建て住宅 39.5歳
分譲マンション 44.8歳
中古一戸建て住宅 45.8歳
中古マンション 46.3歳

参考:令和4年度住宅市場動向調査報告書

この表から分かる通り、住宅を取得するのは40代が平均となっており、決して40代以降の住宅購入は遅くはありません。つまり、40代で住宅ローンを借りる人も、多くいると考えられます。

40代以降の方は通りやすい住宅ローンを見つけたり、適切な資金計画を立てるために、住宅購入のプロのサポートを受けることをおすすめします。

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40代で住宅ローンを組むリスクは?

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40代に入ってから住宅ローンを組んでいる人は多く、決して遅すぎるわけではないことが分かりました。それでは、40代で住宅ローンを組むリスクにはどんなものが挙げられるのでしょうか。具体的には以下の4つです。

40代で住宅ローンを組むリスク

  • 審査に通らないリスク
  • 定年後の返済ができなくなるリスク
  • 返済期間が短くなるリスク
  • 大きな出費で貯金が足りなくなるリスク
  • 年金生活後に資金が足りなくなるリスク
     

審査に通らないリスク

1つ目は、審査に通らないリスクです。
やはり、
20代や30代で住宅ローンを借りる場合に比べると、40代では審査に通らないリスクが高くなります
その理由は、年齢が高くなればなるほど、完済できるかどうか金融機関も不安になるからです。

金融機関の不安のひとつに、返済比率の問題が挙げられます。

年収に占める年間のローン返済額の割合を返済比率と呼びます。

例えば、年収500万円の世帯が年間で200万円のローンを返済する場合は、返済比率が40.0%となります。

返済比率 = (年間の返済額)÷(年収)× 100
40.0% = 200万円 ÷ 500万円 × 100

住宅ローンの審査に影響する返済比率は金融機関によって異なりますが、一般的に上限を30〜35%に設定しています。

上記の例だと、返済比率の問題で審査落ちしてしまうことが考えられます。

そのため、40代で住宅ローンを借りる際には、「返済比率を抑える」「完済までの期間を短く設定」「頭金を多く用意する」など、20代や30代では意識していなかったポイントを考える必要が出てきます。

定年後の返済ができなくなるリスク

2つ目は、定年後に返済ができなくなるリスクです。

40代で住宅ローンを組めば、定年後も返済を続ける可能性が高くなります。

定年後は、これまでの貯金や年金で生活していかなければならず、返済が滞ってしまうリスクもあるのです。

定年後に返済ができなくなるリスクをできるだけ避けるためには、以下の2つがおすすめだと言えます。

固定金利・元利均等返済を選ぶ

40代で住宅ローンを借りる際には、固定金利や元利均等返済を選ぶことがおすすめ。
その理由は、固定金利や元利均等返済を選ぶことで、完済までの金額が正確にわかるからです。

変動金利のほうが、金利が低くなるメリットがあるものの、金利の変動により完済までの金額は分からないデメリットがあります。

定年後も返済を続ける可能性が高くなる40代は、金利の低さよりも、返済額が変動しないほうを選ぶべきです

リレーローンを活用する

リレーローンとは、親子が協力して住宅ローンを返済できるローンのことです。

つまり、たとえ親が完済できなかったとしても、子供が代わりに返済を続けられるため、完済まで滞納する心配がありません
40代で住宅ローンを借りるなら、リレーローンも視野に入れておくのがおすすめです。

返済期間が短くなるリスク

3つ目は、返済期間が短くなるリスクです。
住宅ローンは、65歳までに完済できるよう計画することが推奨されています。

定年後で働き方が変わった際の収入の減少や、病気などにかかるリスクを考えた場合に、定年を迎える前に完済できるよう計画した方が、完済できる確率が高いからです。

また住宅ローンでは、完済時の年齢が重視されています。
40代から住宅ローンを組むとなると、20代や30代で住宅ローンを組んだ場合と比べ、返済期間が短くなります。

そのため、月々の返済による負担が増えることも考えられるでしょう。

できる限り若いうちから無理のない返済計画を立てることで、定年後も余裕を持って暮らしていけるでしょう。

大きな出費で貯金が足りなくなる

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4つ目は、大きな出費で貯金が足りなくなるリスクです。

40代に入ると、子供の高校進学や大学進学などで教育費用がさらにかかったり、思いがけない病気の発症で介護費用が必要になったりします

滞納なく住宅ローンを返済するためには、以下2つのポイントを押さえておきましょう。

返済額は手取りの25%以内

40代で住宅ローンを借りると、返済期間を短く設定してしまいがち。
しかし、返済額が手取りに見合っていなければ、滞納するリスクが高くなります。

住宅ローンの返済額は、手取りの25%以内に設定することが大切です
なお、この際には、ボーナス等を含めない手取り額で計算してください。

年に100万円程度の貯蓄を目標に

40代では、子供の教育費用や、思いがけない介護費用の出費が必要となる可能性があります。
そのため、具体的に貯蓄金額を定め、予想外の出費があっても住宅ローンの返済を滞納させないようにしましょう。

年に100万円程度の貯蓄が目安となります。

医療費や介護費用は、いつ必要になるか分かりません。そのため、40代ならではのあらゆるリスクのために、しっかり貯蓄をしておくことが大切です

年金生活後に資金が足りなくなるリスク

5つ目は、年金生活後に資金が足りなくなるリスクです。
40代で住宅ローンの借入を始めると、定年後も返済を続ける可能性が高くなります。

年金生活が始まると、月の生活費はこれまでの貯金と年金でまかなわなくてはなりません。年金生活後も住宅ローンの返済に追われていると、生活が圧迫してしまう可能性があります。

定年時の平均貯蓄残高は?

余裕をもって年金生活を送るためには、現役時代にいくら貯蓄すればいいのか知ることが大切です。

定年時には、平均2,000万円の貯蓄残高があると安心だと言われています
その理由は、老後に夫婦で生活するには月5万円が不足するからです。

仮に、老後生活が30年続くと考えると、平均2,000万円の貯蓄と年金でやりくりすれば、ゆとりのある生活が送れます。

40代で住宅ローンを借りる際には、定年までに2,000万円の貯金を達成させることも考えながら、借入金額を考えるといいでしょう。

40代で審査に通りやすくするポイント!

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40代で住宅ローンを借りる際には、20代や30代では意識していなかったポイントを考え、審査に通りやすくする必要があります。

ここでは、40代でも審査に通りやすくなるためのポイントをご紹介。具体的には、以下の4つです。

40代で審査に通りやすくするポイント

  • 完済時の年齢を低く設定する
  • 頭金をできるだけ多く用意する
  • 住宅ローン以外の借り入れをなくす
  • ローンの条件を複数社で比較する

①完済時の年齢を低く設定

1つ目は、完済時の年齢を低く設定すること。
住宅ローンの年齢制限は、借入時の年齢が20歳から65歳未満や70歳未満、そして完済時の年齢を80歳くらいに設定していることが多いです。

とはいえ、完済時の年齢が高くなればなるほど、住宅ローンの審査に通る確率が低くなります。特に、完済時の年齢を定年前に設定しておくと、審査に通りやすくなるでしょう

その理由は、退職後は収入が少なくなることから、滞納するリスクがあると考えられるからです。

②頭金をできるだけ多く用意

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2つ目は、頭金をできるだけ多く用意することです。

頭金を多く用意すればするほど、借入金額は少なくなります。
40代で住宅ローンを借りる際には、借入金額をいかに少なくするかが重要でしょう

その理由は、借入金額が少なければその分返済負担も少なく、滞納リスクが低いと判断されるからです。
40代では、ある程度貯金があることが多く、頭金も無理なく準備できます。

③住宅ローン以外の借り入れをなくす

3つ目は、住宅ローン以外の借り入れをなくすことです。
住宅ローン以外のローンを組んでいると、それだけで審査に通りづらくなってしまいます

他のローンの返済最中であれば、住宅ローンの審査にかける前に、完済しておくことがおすすめです。

ローン滞納のリスクも低いと判断される!

借り入れているローンが住宅ローンだけであれば、ローン滞納のリスクが低いと判断されます。

また、他のローンの借入金額が多いと、住宅ローンで希望する融資額が受け取れない可能性も。そのため、住宅ローン以外の借り入れをなくしておくことがポイントです。

④ローンの条件を複数社で比較する

4つ目は、ローンの条件を複数社で比較することです。

同じ住宅ローンとはいえ、金融機関ごとに条件や金利などが異なる場合があります。

そのため、複数社の住宅ローンを比較して、自分に合った金融機関から借り入れることが大切です。また、複数社で審査にかけることは、合否とは関係ありませんのでご安心ください。

住宅ローンの審査に落ちやすい理由をさらに詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。

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40代住宅ローン借入金額の平均や頭金の相場は?

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実際に40代で住宅ローンを借りるとなると、「借入金額はいくらがいいのだろう」「頭金はどれくらい準備すれば審査に受かりやすいのだろう」と疑問点が出てくるはずです。ここでは、40代で住宅ローンを組んだ人の平均借入金額と、平均頭金を見ていきましょう。

40代住宅ローン借入金額の平均や頭金の相場

  • 40代住宅ローンの借入金額の平均相場は、注文住宅は3,497万円、分譲戸建て住宅は2,982万円
  • 返済負担率の平均データは17~18%程度に抑えている
  • 40代頭金の相場は、注文住宅は989万円、分譲戸建住宅は775万円
  • 40代で住宅ローンを借りる際には、20%程度の頭金を用意している

40代住宅ローン借入金額の平均相場

40代住宅ローンの借入金額の平均相場は、以下の通りです。

40代住宅ローンの借入金額の平均相場

  • 注文住宅:3,497万円
  • 分譲戸建て住宅:2,982万円

借入金額の他にも、40代の人は平均20%の頭金を支払っています。

返済負担率の平均データは17~18%程度

また、住宅ローンの返済負担率の平均は17%から18%程度です。返済負担率とは、年収に占める年間返済額の割合を指します。一般的には25%以下が目安だと言われていますが、40代で借り入れる場合には、さらに余裕のある返済額を設定していることが分かるでしょう。

40代頭金の相場

40代頭金の相場は以下の通りです。

40代頭金の相場

  • 注文住宅:989万円(全体費用4,486万円)
  • 分譲戸建住宅:775万円(全体費用3,757万円)

20%程度の頭金を用意する

上記の表から、40代で住宅ローンを借りる際には、20%程度の頭金を用意していることが分かります。40代で住宅ローンの審査に通りやすくするためには、頭金を多くすることが1つのポイントでした。平均的には20%の頭金を用意すれば、40代でも審査に受かりやすいと言えます。

頭金にカウントできるもの

なお、頭金にカウントできるものは以下の3つです。

頭金にカウントできるもの

  • 預貯金
  • 親からの援助
  • 現在住んでいる住宅の売却金額

頭金の割合の多さは、審査に通りやすくするために重要なポイントです。40代で住宅ローンを借りたいと思ったら、できるだけ多く頭金を用意しておきましょう。

また、住宅ローンの頭金についてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。

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【40代住宅ローン】毎月の返済額シュミレーション

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具体的に、毎月の返済額をシミュレーションしてみましょう。借入金額を2,000万円、3,000万円、4,000万円に設定し、それぞれ計算してみます。

40歳から返済期間35年・全期間固定金利1.0%

借入金額2,000万円の場合

  • 毎月返済額:56,457円
  • 60歳時点でのローン残高:約943万円
  • 65歳時点でのローン残高:約644万円

借入金額3,000万円の場合

  • 毎月返済額:84,685円
  • 60歳時点でのローン残高:約1,415万円
  • 65歳時点でのローン残高:約967万円

借入金額4,000万円の場合

  • 毎月返済額:112,914円
  • 60歳時点でのローン残高:約1,887万円
  • 65歳時点でのローン残高:約1,289万円

45歳から返済期間35年・全期間固定金利1.0%

借入金額2,000万円の場合

  • 毎月返済額:56,457円
  • 60歳時点でのローン残高:約1,228万円
  • 65歳時点でのローン残高:約943万円

借入金額3,000万円の場合

  • 毎月返済額:84,685円
  • 60歳時点でのローン残高:約1,841万円
  • 65歳時点でのローン残高:約1,415万円

借入金額4,000万円の場合

  • 毎月返済額:112,914円
  • 60歳時点でのローン残高:約2,455万円
  • 65歳時点でのローン残高:約1,887万円

40代の住宅ローンを確実に完済するためのポイント

40代で住宅ローンを組むリスクや、40代でも審査に通りやすくなるポイントについて確認することができました。

無理なく確実に返済を行うためにも、事前に計画を立てることで、40代でも住宅ローンを組み返済を行うことは可能です。

40代で住宅ローンを確実に完済するためには、どういったことに気をつければ良いのでしょうか?
ここでは、40代で住宅ローンを確実に返済するための『3つのポイント』をご紹介いたします。

計画的な繰り上げ返済

1つ目のポイントは、『計画的な繰り上げ返済』を行うことです。
繰り上げ返済とは、毎月の返済額とは別にまとまった金額を返済していく方法です。

収入の増加や貯蓄が溜まってきた際に、この繰り上げ返済を行うことで、返済の額が大きければ大きいほど、そして時期が早ければ早いほどに、効果的に返済ができるからです。

繰り上げ返済には、「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2種類の方法が存在します。

「期間短縮型」は、その名の通り繰り上げ返済を行うことで、残りの返済期限を短くすることのできる方法です。ですが、月々の返済額が変わることはありません。

「返済額軽減型」では繰り上げ返済を行うことで、月々の返済額額を減らすことができます。この場合、返済期間が短くなることはありません。

貯蓄と返済のバランスを意識する

2つ目のポイントは、『貯蓄と返済のバランスを意識しながら返済を行うこと』です。
貯蓄が溜まってきた段階で、少しずつでもまとめて返済を行っていくことで、住宅ローンの総支払額を減らすことができます。

例えば、早期に貯金からまとまった額を返済することで、のちに増えていく利息がかかることがないため、効果的にローンを返済していくことが可能です。上記で説明したように「期間短縮型」で繰り上げ返済を行った場合、支払利息を大幅に減らすことができます。

また、「返済額軽減型」で繰り上げ返済を行った場合には、月々の支払額を減らすことができるでしょう。浮いた額を貯蓄に当てたり、将来的にかかる利息の分を貯蓄にまわしたりすることが可能になるのです。

返済比率は低くする

3つ目のポイントには『返済比率を低くすること』が挙げられます。返済比率とは、年収に占める返済額の割合のことです。

返済比率が低いほど負担も少なく、余裕を持って返済を続けていくことができます。

逆に、年収のほとんどを住宅ローンの返済に充てようとすると、返済比率は高くなります。比率が高くなれば、日々の生活に必要な生活費などを削らなければいけなくなり、家計への負担も大きくなります。その結果、家計が破綻するリスクが高まるでしょう。

そのため返済比率には上限が設定されており、民間の金融機関の返済比率は年収のおよそ30〜40%とされています。一般的に無理なく返済していくための返済比率は、年収の20〜25%程度が妥当といわれています。

また、住宅ローン以外にも、お子さんの教育費やその他のローンとの兼ね合いを考えることが大切です。無理なく住宅ローンを完済するには、返済比率を低く設定することをおすすめします。

40代の住宅ローンで活用できる制度

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住宅ローンにまつわるさまざまな制度を活用することで、40代でも返済負担を減らせます。ここでは、4つの制度についてご紹介。

40代の住宅ローンで活用できる制度

  • 繰り上げ返済
  • 住宅ローン減税制度
  • 団体信用生命保険
  • すまい給付金

繰り上げ返済

繰り上げ返済とは、毎月決められた返済額とは別に、まとまった額を返済する方法のことを指します。例えば、退職金やボーナスなどが入ったタイミングで、繰り上げ返済をすることが多いです。

期間を短縮する場合

繰り上げ返済することによって、完済までの期間短縮につながります。定年後には、滞納リスクも高まるため、早めに繰り上げ返済をして完済することがおすすめです。

返済額を変更する場合

繰り上げ返済をすることによって、毎月の返済額を少なくすることも可能です。この場合、完済までの期間は変わりません。まとまった金額が入ってきた時点で先に返済してしまうことによって、40代であっても返済負担が軽くなります。

住宅ローン減税制度

住宅ローンを借り入れていると、住宅ローン減税制度が適用されます。具体的には、住宅ローン残高か、住宅の購入費用のどちらか少ないほうの金額1%が、所得金額から10年間控除されるものです。住宅ローン減税制度を利用することにより、返済負担を軽くできます。

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団体信用生命保険

団体信用生命保険に加入すると、住宅ローンの返済ができなくなった場合に代わりに返済してもらえます。40代になると病気リスクなども高くなってくるため、急に働けなくなることもあり得るでしょう。そのため、40代では団体信用生命保険に加入しておくことで、リスクに対する備えになります

すまい給付金

すまい給付金とは、消費税率の引き上げにともなって始まったもので、収入が一定以下の人に対して現金を支給する制度です。

40代以降の方は通りやすい住宅ローンを見つけたり、適切な資金計画を立てるために、住宅購入のプロのサポートを受けることをおすすめします。

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40代で住宅ローンを組むメリット

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40代で住宅ローンを組む際には、審査に受かりづらいと不安になる人が多いのではないでしょうか。しかし、40代だからこそ、住宅ローンを組むメリットがあります。

40代で住宅ローンを組むメリット

  • ライフプランを立てやすい
  • 若い世代より頭金が貯まっている
  • 老後まで住み続けることが可能
  • 審査時にキャリアが有利に働く
  • 総返済額が抑えられる

ライフプランを立てやすい

40代は家族構成が確定してきたり、今後の収入の目安がついてきたりと、ライフプランが明確となる時期でもあります。
そのため、
40代になると収入や家族構成に見合う家を探すことができ、快適に長く住み続けられるでしょう

若い世代より頭金が貯まっている

40代は、20代や30代の頃より貯金が貯まっています。

そのため、頭金として用意できる金額も多くなり、借入金額を抑えることが可能です。
また、頭金を増やすことで、40代でも審査に通りやすくなります

老後まで住み続けることが可能

40代で住宅を購入すれば、老後のことも考えながら家を選べるようになります。例えば、段差が少ない家や、車椅子でも快適に操作できる広さの家などです。

そのため、40代で住宅を購入すると、バリアフリーのための大規模なリフォームをしなくていいことが多くなります

審査時にキャリアが有利に働く

40代での住宅ローン審査は、年齢の観点から20代や30代よりも不利になると思われがちです。

しかし、住宅ローンの審査で見られるのは、年齢だけでなく、勤続年数や収入なども含まれます。そのため、年齢以外の面で考えると、逆に40代のほうが有利に働くこともあるのです

総返済額が抑えられる

住宅ローンは返済期間が長くなればなるほど、利息が増えます。40代で住宅ローンを借りる場合には、審査の点や、退職までの年数が短い点から「いかに返済期間を短くするか」を重点に考えるため、返済期間を短くすることが可能です。

そのため、結果的に20代や30代で住宅ローンを借りるよりも、40代では利息の支払いが少なくなることがあります

40代で住宅ローンを組むデメリット

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40代で住宅ローンを借りると、老後のことも考えた家選びができること、頭金を多く用意できることなどのメリットがありました。それでは、次に40代で住宅ローンを組むデメリットを紹介します。

40代で住宅ローンを組むデメリット

  • 短い返済期間は返済が厳しくなる可能性があり
  • 住宅ローンを長く組むと定年までに完済しにくい

短い返済期間は返済が厳しくなる可能性があり

40代で住宅ローンを借りる際には、審査に通りやすくするために、返済期間を短くすることを考えなくてはなりません。返済期間に見合わない借入金額を設定してしまうと、返済が厳しくなる可能性があります。

そのため、40代で借入金額を設定する際には、短い期間でも無理のない返済ができるかどうかをしっかり考えることが大切です

住宅ローンを長く組むと定年までに完済しにくい

40代で住宅ローンを借りると、定年後も住宅ローンの返済をしなくてはならない可能性が高くなります。
40代で住宅ローンを借りる際には、20年〜30年の間に設定しない限り、定年後も支払いは続くでしょう。

定年後の住宅ローン返済に備える対策として、以下の2つを頭に入れておいてください。

対策①こまめに繰り上げ返済

ボーナスが入った時点で、こまめに繰り上げ返済することがおすすめです。繰り上げ返済することで、完済までの期間が短くなります。

対策②退職金で一部繰り上げ返済

定年後の返済金額を少なくするためには、退職金を住宅ローンの返済にあてましょう。そうすることで、定年後に返済に追われずに済みます。

40代でも住宅ローンは組める!無理のない返済プランを組もう!

本記事では、40代の住宅ローンについて、活用の現状や審査を通りやすくするポイント、活用できる補助金等について解説してきました。

住宅ローンの年齢制限や、実際に住宅ローンを組んだ平均年齢から見てみても、40代で住宅ローンを組むことは可能です。

とはいえ、20代や30代で住宅ローンを組むよりも、40代は審査に通りにくい可能性が高まるため、対策が必要だと言えます。

また、20代や30代で住宅ローンを組むときと同じくらいの借入金額にしてしまうと、定年後に返済に追われる原因となるでしょう。そのため、40代で住宅ローンを組む際には、借入金額をできるだけ少なめに設定して、無理のない返済プランを組むことが大切です。

この記事のまとめ

  • 40代の住宅ローンは、審査に通らないリスクがある
  • 40代住宅ローンの借入金額の相場は、注文住宅が約3500万円、分譲住宅が約3000万円
  • 40代で住宅ローンを借りる際には、20%程度の頭金を用意する

いくつかポイントはありますが、40代は決して住宅購入を諦めなければいけない年代ではありません。
今後の生活や収入面を考慮して最適な借入額や返済プランを立て、住宅ローンを活用した住宅購入の夢を実現しましょう。

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