50代貯金なしでマンション購入はできる?住宅ローンと物件選びのポイントとは
「50歳で貯金なしでも家を買うことはできる?」「本当に50代でもマイホームを購入することは可能?」なんてお悩みではありませんか?
最近は、終の棲家として50代でのマイホームを検討する人も少なくありません。
この記事では、50代貯金なしのマンション購入について、住宅ローンと物件選びのポイント、メリット・デメリットまで詳しく解説します。
この記事でわかること
- 50代貯金なしでマンションが購入できるケース
- 50代の住宅ローンを通りやすくするポイント
- 50代でマンションを購入するメリットデメリットについて
記事の目次
- 150代貯金なしでマンション購入はできる?
- 250代貯金なしでマンション購入①買えないこともない
- 2.1住宅ローンを利用できるかがポイント
- 2.2住宅ローンを通りやすくするコツは?
- 2.3住宅ローンにはいろいろな種類がある
- 350代貯金なしでマンション購入②メリットは?
- 3.1ライフスタイルの変化が少ないため返済計画を立てやすい
- 3.2子供が独立して最小限の広さの物件を選べる
- 450代貯金なしでマンション購入③デメリットは?
- 4.1返済期間35年の住宅ローンは組めない
- 4.2住宅ローンの審査が厳しくなる
- 4.3老後の生活資金が不足するリスクがある
- 4.4老後を見据えてバリアフリーリフォームが必要に
- 550代貯金なしでマンション購入④注意するポイントは?
- 5.1団信に加入するために健康状態に注意する
- 5.2物件価格を抑える
- 5.3老後を見据えた物件を選ぶ
- 650代貯金なしでマンション購入⑤賃貸物件と比較してみよう
- 6.1高齢でも賃貸物件は借りられるのか
- 6.2住居費と別に老後資金の貯蓄がおすすめ
- 750代貯金なしでマンション購入⑥住宅ローンの条件別シミュレーション
- 7.150歳頭金なしで、2500万を10年で返済した場合
- 7.250歳頭金500万を用意し、2000万を10年で返済した場合
- 7.350歳頭金1000万を用意し、1000万を10年で返済した場合
- 7.450歳頭金1000万を用意し、1000万を15年で返済した場合
- 850代貯金なしでマンション購入まとめ
50代貯金なしでマンション購入はできる?
はじめにお伝えしたいのは、50代貯金なしでもマンションを購入できる可能性はあります!
一般的には、50代は経済的に安定した年齢であり、子供が独立していることも多いため、マンションを購入しやすい世代です。
また、退職やキャリアの転換などのライフステージの変化によって、マンション購入が必要になるケースも考えられます。
「終の棲家」と呼ばれる最期を迎える時までの住まいとして、50代でマンション購入を検討している人もいらっしゃるでしょう。
一方で、子供の教育費や出費などが重なり”貯金なし”という方も少なくありません。そんな方でも決してマンション購入を諦める必要はありません。
今回は、こうした”50代”で”貯金なし”のマンション購入についてのさまざまな疑問にお答えします。
住宅ローンと物件選びのポイントや”50代”で”貯金なし”のマンション購入のメリット・デメリット、賃貸物件との比較まで解説しますので、参考にしてください。
50代貯金なしでマンション購入①買えないこともない
”50代”で”貯金なし”の場合、マンションの購入はできるのでしょうか?
先ほどもお伝えしましたが、”50代”で”貯金なし”でもマンション購入は可能です。
50代で貯金なしでマンションの購入を希望している場合は、「住宅ローン」が重要なポイントとなります。
住宅ローンを利用できるかがポイント
”50代”で”貯金なし”でマンションの購入を希望している場合は、住宅ローンを利用できるかが最も重要なポイントです。
「50代でも住宅ローンを利用できるの?」と不安になる方も多いはず。
実際に50代でも住宅ローンを利用することは、十分可能です。
下記に住宅ローン利用者を融資区分別に平均年齢と50代の利用者の割合を表にまとめましたので、参考にしてください。
平均年齢 | 50代の割合 | |
注文住宅 | 46.2歳 | 8.7% |
土地付き注文住宅 | 39.6歳 | 10.1% |
建売住宅 | 41.7歳 | 13.9% |
マンション | 45.7歳 | 20.9% |
中古戸建て | 44.3歳 | 20.1% |
中古マンション | 45.2歳 | 22.3% |
参考:住宅金融支援機構「2022年度 フラット35利用者調査」
表を見ていただくと分かるように、50代の利用者も決して少なくはありません。また、2019年のシニアの住宅に関する実態調査によりますと、シニア世代は以下のような理由で住み替えているようです。
- 低金利が続いているから
- 住宅の価格が下がってきているから
- 老後の資金が貯まったから
以上のことから、50代でも住宅ローンを組む事は特別な事ではない事がわかります。
50代以降のマンション購入においても、将来のライフスタイルの変化まで考えて、「売却できる」資産性の高いマンションを購入するのがおすすめです。
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完済年齢は80歳が上限
多くの金融機関で、住宅ローンの借入時・完済時の年齢の上限を定めています。
借入時の年齢は"65〜70歳未満"、完済時の年齢は"80歳未満"としていることが多いでしょう。
50代という年齢は、借入時の年齢の条件を満たしているため、問題視する必要はありません。
しかし、完済時の年齢は"80歳未満"であるため、現在の主流である35年や30年の長期ローンを組むことはできないのです。
返済期間が短くなってしまうと、月々の返済額も上がるため、負担が大きくなってしまう可能性もあるので注意しましょう。
ローン審査は完済年齢・健康状態・年収がポイント
住宅ローンの審査のポイントは、「完済年齢」「健康状態」「年収」がポイントとなります。
融資を行う際に考慮する項目と金融機関の割合を紹介します。
参考:国土交通省「令和3年度 民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書」
融資を行う際に考慮する項目と金融機関の割合
- 完済時年齢:98.7%
- 健康状態:97.9%
- 担保評価:96.1%
- 借入時年齢:97.1%
- 年収:93.0%
- 返済負担率:93.0%
- 勤続年数:93.2%
- 連帯保証:93.2%
上記項目の”健康状態”とは、団信と呼ばれる「団体信用生命保険」に入れるか否かが重要なポイントです。
「50代貯金なしでマンション購入④注意するポイントは?」で詳しくお話しします。
退職金を返済に当てれば返済負担が軽くなる
50代であれば、定年退職も視野に入る時期でもあります。
定年退職時に受け取る退職金を住宅ローンの返済に当てることで、月々の返済負担を軽くすることも可能です。
退職金は一度に全てを受け取ることもできますが、年金として少しずつ受け取ることで受け取り総額を増やせる場合があります。
退職金を使ってローンの返済を考えている方は、こうした制度や受取額のシミュレーションなども活用しながら、退職金から返済にどのくらいの金額を充てるのがベストなのか検討するようにしましょう。
貯金なしでも住宅ローンを組める可能性がある
本当に貯金がない状態で住宅ローンが組めるのかどうか不安な方も多いでしょう。
実際に、住宅ローンは貯金なしでも組むことは可能です。
住宅ローンの審査を通過する必要がありますが、金融機関が定める基準として貯金がなければ通らないということはないのです。
金融機関の審査としては、住宅ローンを完済できる属性の方であれば、貯金が少ない、もしくは全くない方でも融資を行います。
当然、貯金なしの場合は、審査が厳しくなり現在の年収や退職後の見通しなど返済余力があるかどうかを詳しく見られることになります。
住宅購入の際の諸費用は自己資金がおすすめ
マイホームの購入では、住宅本体以外にも諸費用がかかります。
マンション購入の諸費用として、新築:物件価格の3〜5%、中古:物件価格の6〜10%程度の費用が必要となるといわれています。
具体的にマンション購入にかかる諸費用とは、どのようなものがあるのでしょうか?
マンション購入の主な諸費用
- 仲介手数料
- 住宅ローン関連費用
- 管理費・修繕積立金等
- 登記費用・登録免許税(保存・所有・抵当権)
- 司法書士依頼費用
- 固定資産税・都市計画税
- 火災保険
- 印紙税など
基本的に、諸費用は現金で支払う必要がありますが、金融機関によっては諸費用を含めて借りることも可能です。
ただし、月々の返済額が上がるため、返済に負担がかかるデメリットがあります。
住宅ローンを通りやすくするコツは?
「住宅ローンの審査に通過できるか不安がある…」という人もいらっしゃいます。
住宅ローンを通りやすくするコツは、あるのでしょうか?
返済期間を短くする
審査を通すコツのひとつは、”返済期間を短くする”こと。
老後は、ローンを返済する能力が下がると判断されることも少なくありません。
そのため、定年退職後もずっと返済が続く状況では、金融機関も返済できるか不安になってしまうのです。
だからこそ、可能な限り現役時代に返済する計画を立てることで、審査を通りやすくすることができるのです。
住宅ローン以外の借り入れは先に完済しておく
住宅ローン審査には、住宅ローン以外の借り入れ状況も大きく影響します。
他の借り入れが多くある状態の場合、返済能力が低いと判断されてしまうこともあるのです。
そのため、住宅ローン以外の借り入れに関しては、先に完済することをおすすめします。
住宅ローンにはいろいろな種類がある
住宅ローンには、様々な種類があります。
住宅ローンの種類
- 同居人と一緒に返済する「ペアローン」
- 親子で返済する「リレーローン」
- 自分の死後に物件を売却する「リバース・モーゲージ」
ここでは、50代のマンション購入で使える3つの住宅ローンを紹介します。
同居人と一緒に返済する「ペアローン」
ペアローンとは、夫婦など一定の収入のある同居親族が、それぞれ”主たる債務者”として住宅ローン組み、それぞれがお互いの連帯保証人となる方法です。
二人で借り入れし、二人で返済するため、単独で住宅ローンを組むよりも合計の借入金額を増やせるメリットがあります。
また、住宅ローン控除もそれぞれが受けることが可能です。
ペアローンについて紹介している記事があるので、気になる方は参考にしてください。
親子で返済する「リレーローン」
リレーローンとは、主に親子で住宅ローンを共同で借り入れし、二世代にわたってリレー方式で住宅ローンの返済をする方法です。
リレーローンは、親と子それぞれがお互いに連帯債務者または連帯保証人となります。
また、リレーローンの場合は親と子の収入を合わせて借入金額を決めることができるので、親子どちらかの収入では、借り入れが難しい方にもおすすめできる住宅ローンです。
注意点としまして、リレーローンを嫌がるお子さんもいらっしゃるので、ご本人の意見を聞いてからリレーローンを組むかどうか判断しましょう。
自分の死後に物件を売却する「リバース・モーゲージ」
リバースモーゲージとは、マンションなどの自宅を担保として資金を借り入れます。
そして、契約者が亡くなった際に担保となっていた不動産を処分し、借入金を返済する方法です。
リバースモーゲージ型住宅ローンは、シニア世代向けにつくられており、一般的に50歳以上(年齢の制限は金融機関によっても異なる)であれば、借入時の年齢に上限はありません。
50代貯金なしでマンション購入②メリットは?
50代貯金なしでマンションを購入するメリット
- ライフスタイルの変化が少ないため返済計画を立てやすい
- 子供が独立して最小限の広さの物件を選べる
50代貯金なしでマンションを購入することは、どのようなメリットがあるのでしょうか?
ここでは、50代貯金なしでマンションを購入するメリットについてお話しします。
ライフスタイルの変化が少ないため返済計画を立てやすい
50代になると、若い世代と比べてライフスタイルの変化が少なくなります。
結婚や妊娠・出産など急な出費が必要なライフイベントも少なくなるため、返済計画をたてやすくなるのです。
返済計画をたてやすいということは、貯金なしで住宅ローンを組むうえでの大きなメリットとなるでしょう。
子供が独立して最小限の広さの物件を選べる
50代では、子供が独立している人も多いでしょう。
子供が独立している場合は、夫婦2人での生活になります。
夫婦2人であれば、それほど広い住まいは必要ありません。
最小限の広さの住まいで問題ないということは、マンションを購入するコストも抑えることができるというメリットに繋がるのです。
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50代貯金なしでマンション購入③デメリットは?
50代貯金なしでマンションを購入するメリットについてお話ししました。
反対に、50代貯金なしでマンションを購入することには、どのようなデメリットがあるのでしょうか?
50代貯金なしでマンションを購入するデメリット
- 返済期間35年の住宅ローンは組めない
- 住宅ローンの審査が厳しくなる
- 老後の生活資金が不足するリスクがある
- 老後を見据えてバリアフリーリフォームが必要に
ここでは、50代貯金なしでマンションを購入するデメリットについてお話しします。
返済期間35年の住宅ローンは組めない
50代貯金なしの場合、マンション購入には住宅ローンを利用するでしょう。
先述しましたが、多くの金融機関で住宅ローンの借入時・完済時の年齢の上限を定めています。
借入時の年齢は"65〜70歳未満"、完済時の年齢は"80歳未満"としていることがほとんど。
50代で住宅ローンを組み、80歳未満で完済するためには、30〜35年の長期の住宅ローンを組むことはできません。
借入金にもよりますが、短い期間の返済になれば、月々の返済額も上がります。
そのため、返済が苦しくなる恐れがあるのです。
住宅ローンの審査が厳しくなる
50代貯金なしの場合、住宅ローンの審査が厳しくなるデメリットがあります。
場合によっては、住宅ローンの借入ができない可能性まであるのです。
50代で住宅ローンを組むと返済期間が短くなるため、毎月の返済額が上昇します。そのため、十分な年収やゆとりのある資金計画でなければ、ローンの支払いに窮してしまう可能性が高いと判断されてしまいます。
老後に入りバリアフリーのリフォームを行う、二世帯住宅のリフォームなど、ライフプランを考慮してシミュレーションを作成するようにしましょう。
住宅ローンの審査に関して不安のある方は、審査の仕組みや原因について詳しく解説したこちらの記事を参考にしてみてください。
老後の生活資金が不足するリスクがある
50代貯金なしで住宅ローンを利用し、マンションを購入する場合、退職金を返済にあてようと考えている人も多いのではないでしょうか?
「老後資金は2,000万円必要」とも言われているように老後にもまとまったお金が必要です。
退職金を返済にあてる場合、老後資金は日々の貯蓄で賄うしかありません。
つまり、退職金で住宅ローンを返却するときには、老後資金が足りなくなってしまう恐れもありますので、返済計画は慎重に行いましょう。
老後を見据えてバリアフリーリフォームが必要に
老後資金については先程お話ししましたが、老後に備えてバリアフリーリフォームも検討しなければなりません。
バリアフリー対応しているマンションであれば問題ありませんが、そうでない物件がほとんどです。
バリアフリー非対応の物件の場合は、今すぐとは言わなくてもバリアフリーリフォームを見越しての貯金をする必要があります。
ただし、バリアフリーリフォームの場合は、補助金や助成金を使える可能性もありますので、お住まいの自治体でしっかりと確認しておきましょう。
また、マンションの近くに病院や交通機関(バスや電車)があるなど、立地条件にも配慮した方が良いでしょう。
50代貯金なしでマンション購入④注意するポイントは?
50代貯金なしでマンションを購入する場合、いくつか注意したいポイントがあります。
注意したいポイントは、大きく分けて3つ。
注意したいポイント
- 団信に加入するために健康状態に注意する
- 物件価格を抑える
- 老後を見据えた物件を選ぶ
50代貯金なしでマンションを購入する場合の注意すべきポイントについてお話しします。
団信に加入するために健康状態に注意する
団信とは、”団体信用生命保険”のことを指します。
団信は、住宅ローン契約者が住宅ローン返済中に亡くなってしまうなど”万が一”のことがあった場合に、保険金で住宅ローンの残高が完済される保険です。
団信は、健康状態によっては加入できない可能性もあります。
住宅ローンによっては、団信の加入が必須条件であり、団信に加入できない場合は、住宅ローンも利用できないので注意が必要です。
物件価格を抑える
50代貯金なしでマンションを購入する場合、できる限り物件価格を抑える必要があります。
それは、老後の資金の確保やバリアフリーへのリフォーム資金などが理由です。
物件価格を抑えるためには、どのような手段があるのでしょうか?
中古物件などを選ぶ
物件価格を抑えるためには、新築物件にこだわらず中古物件を選ぶことをおすすめします。
新築ではなくても、築浅など条件の良い中古物件も多く存在しますので、自分にあった物件を見つけましょう。
2000万円以下が目安
「実際どの程度の予算がベストなの?」と疑問を持つ方も多いでしょう。
予算の目安は、物件価格2,000万円以下がおすすめです。
50代貯金なしの場合、住宅ローンの借入金額が少ない程、審査が通りやすくなります。
また、月々の返済の負担も減らすことができるので、できる限り物件価格を抑えるように心掛けましょう。
老後を見据えた物件を選ぶ
50代でのマンション購入は、老後を見据えた物件選びがポイントとなります。
バリアフリー設計の物件であることがベストですが、そうでない場合はバリアフリーリフォームを検討する必要があるでしょう。
バリアフリーリフォームの必要性
超高齢化社会である日本は、これからも高齢者率は高くなると予測されています。
だからこそ、必要となるのは”バリアフリーリフォーム”です。
老後は、足腰が弱ってしまい、少しの段差でも大きな障害となります。
老後もマイホームで快適に過ごすためには、段差の解消や手すりの設置などバリアフリーリフォームが必要不可欠なのです。
50代以降のマンション購入においても、将来のライフスタイルの変化まで考えて、「売却できる」資産性の高いマンションを購入するのがおすすめです。
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マンションを購入しない場合の選択肢は、賃貸物件での生活となります。
50代貯金なしの場合、これまでお話しした”マンション購入”と”賃貸物件”どちらの方が良いのか比較してみましょう。
高齢でも賃貸物件は借りられるのか
「高齢でも賃貸物件は借りられるのか」と不安を感じる人も多いでしょう。
結論から言えば、高齢でも賃貸物件を借りることはできますが、借りにくくなることは否定できません。
その原因は、金銭面や高齢による事故や孤独死などのリスクがあるから。
貸主がそれらのリスクを回避したいと考えるため、賃貸契約を断られてしまうこともあるのです。
住居費と別に老後資金の貯蓄がおすすめ
賃貸物件では、住居費とは別に老後資金の貯蓄をすることをおすすめします。
運用で得たお金で老人ホームに入居することも
コツコツと老後資金を貯蓄できるのがベストです。
しかし、「老後資金が足りない…」といった場合は、貯蓄の運用もおすすめです。
貯蓄を運用し、増やすことができれば、万が一介護が必要となってもお金の不安なく老人ホームに入居することも可能となります。
50代貯金なしでマンション購入⑥住宅ローンの条件別シミュレーション
条件別に50歳からの住宅ローンをシミュレーションしました。
条件は以下の通りです。
住宅ローンの条件別シミュレーション
- 50歳頭金なしで、2500万を10年で返済した場合
- 50歳頭金500万を用意し、2000万を10年で返済した場合
- 50歳頭金1000万を用意し、1000万を10年で返済した場合
- 50歳頭金1000万を用意し、1000万を15年で返済した場合
※価格.com住宅ローン返済額シミュレーションから算出
50歳頭金なしで、2500万を10年で返済した場合
50歳、頭金なしで2,500万を10年で返済した場合、シミュレーション結果は下記の表に示した通りです。(運用金利:年0.525%、ボーナス返済:なし)
元金 | 利息 | 毎月の返済額 | 総返済額 | 住宅取得費用 |
2,500万円 | 約67万円 | 約21万4,000円 | 約2,613万円 | 約2,613万円 |
50歳頭金500万を用意し、2000万を10年で返済した場合
50歳、頭金500万で2,000万を10年で返済した場合、シミュレーション結果は下記の表に示した通りです。(運用金利:年0.525%、ボーナス返済:なし)
元金 | 利息 | 毎月の返済額 | 総返済額 | 住宅取得費用 |
2,000万円 | 約53万円 | 約17万1,000円 | 約2,094万円 | 約2,594万円 |
頭金500万にすると、頭金なしに比べて毎月の返済額が約4万円減りました。住居取得費用も頭金なしと比べると約19万円も負担が減っています。
50歳頭金1000万を用意し、1000万を10年で返済した場合
50歳、頭金1,000万で1,000万を10年で返済した場合、シミュレーション結果は下記の表に示した通りです。(運用金利:年0.525%、ボーナス返済:なし)
元金 | 利息 | 毎月の返済額 | 総返済額 | 住宅取得費用 |
1,000万円 | 約27万円 | 約8万5,000円 | 約1,053万円 | 約2,053万円 |
頭金500万円にさらに500万円追加することで、毎月の返済額が約8万6,000円減りました。住宅取得費用も約541万円少なくなりました。
50歳頭金1000万を用意し、1000万を15年で返済した場合
50歳、頭金1,000万で1,000万を15年で返済した場合、シミュレーション結果は下記の表に示した通りです。(運用金利:年0.525%、ボーナス返済:なし)
元金 | 利息 | 毎月の返済額 | 総返済額 | 住宅取得費用 |
1,000万円 | 約40万円 | 約5万8,000円 | 約1,070万円 | 約2,070万円 |
10年で返済することに比べると、15年で返済することにより、毎月の返済額を約2万7,000円軽減させることができます。その一方で住居取得費用は約17万円増加します。
シミュレーションした結果から、用意できる頭金の金額と返済期間によって、トータルの支払い金額が変わることがわかりました。
頭金がなしでもローンを組む事はできますが、頭金があればその分負担が少なくなります。
上記シミュレーション結果を参考に、頭金や返済期間をどうするか検討しましょう。
50代貯金なしでマンション購入まとめ
50代貯金なしであっても、夢のマイホームとしてマンションを購入することは可能になるケースについてご紹介しました。もちろん、50代貯金なしでマンションを購入することは、メリットだけでなくデメリットもあります。
この記事のまとめ
- 住宅ローンが組めれば50代貯金なしでもマンション購入できる
- 住宅ローン利用者のうち50代以上が占める割合は10%以上
- 完済時年齢や健康状態、年収がポイントになる
実際に購入するためには住宅ローンの審査に通る必要がありますが、先ほど挙げた条件以外にも返済期間や借り入れ、担保の有無などによって審査結果は変わってきます。
50代貯金なしでも条件によっては決してマイホーム購入を諦める必要はありません。
本記事を参考にしていただき、記事を読んでいただいた皆様がマイホームを購入できることを願っております。
50代からマイホームを購入するためには、審査に通りやすい住宅ローンを見つけることも重要になります。
50代以降のマンション購入においても、将来のライフスタイルの変化まで考えて、「売却できる」資産性の高いマンションを購入するのがおすすめです。
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株式会社EST GROUP 代表取締役社長
渡邊 亮介
22歳から“利用価値”を重視した一生のマイホーム購入を取り扱う不動産会社に参入。その後25歳で営業代行会社を設立し、富裕層向けに特化した“資産価値”重視の投資用不動産の売買をスタート。28歳で㈱ESTGROUPを設立。20代でもローンが通りやすいサービス「ieyasu(イエヤス)」を運営。注文住宅・土地・一戸建て・マンション購入のサポート累計240件以上。投資用不動産の購入サポート累計350棟以上。自身でも投資家として都内にビルを所有
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