一生賃貸で住むのはリスクが高い?持ち家との比較から必要貯金額まで詳しく公開!
「一生賃貸に住むのは何か問題がある?」
「一生賃貸物件に住む人はどのくらいいるの?」
賃貸にお住まいの方には、こうしたお悩みを抱えている方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、一生賃貸で暮らすことのメリットやデメリット、実際に賃貸生活を続けている人の割合などを詳しく解説します。
さらに、一生賃貸に住む場合に必要となる貯金についてもご紹介しているので、賃貸に住み続けたい方のお悩みも解消されます。
一生賃貸を選ぶべきかどうか、持ち家にするべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- 老後も賃貸に住む人は1割程度、ほとんどの世帯は持ち家に住んでいる
- 一生賃貸で生活するには、3,000万円以上必要になる
- 一生賃貸にすることで、人生設計の選択肢が広がるというメリットがある
記事の目次
一生賃貸で住む場合は老後の家賃も考慮しよう!
「持ち家か賃貸どちらがいいのか」
悩む人が多い問題ですが、ここ最近は持ち家に対する考え方に変化が起きています。
マイホームを購入する人も多い中、一生賃貸で生活することを選ぶ人も増えています。
賃貸のメリットは、ライフスタイルに合わせて自由に引っ越しができる点です。
しかし、一生賃貸で暮らす場合は老後も家賃の支払いが続くなどのデメリットもあります。
賃貸で生活するには、現役世代のうちに老後に向けて計画的に貯金をする必要があるでしょう。
この記事では、一生賃貸を選択した場合のメリットやデメリット、老後に必要な貯金額などについて解説します。
一生賃貸で住む人の割合
一生賃貸に住み続ける人の割合はどのくらいなのでしょうか?
国が発表している統計データの持ち家率から、賃貸に住む人の割合を見てみましょう。
一生賃貸で住む人の割合
- 60歳以上の無職世帯は持ち家が9割以上、賃貸に住み続ける人は1割程度と少ない
- 一生賃貸で生活することを選ぶ人は今後も増加するといわれている
60歳以上の無職世帯は持ち家が9割以上
総務省統計局が発表した令和2年家計調査を見ると、65歳以上の無職世帯の持ち家率は93.1%との結果でした。
老後も賃貸に住み続ける人は1割程度と少なく、ほとんどの世帯は持ち家に住んでいることが分かります。
世代間で価値観が大きく違う
持ち家率の結果からも、一生賃貸を選択する人の割合は非常に少ないです。
しかし、最近は世代によって住宅に対する価値観も変化しています。
働き方も多様化しており、ライフスタイルに合わせて住み替えたいと考える人も。
一生賃貸で生活することを選ぶ人は今後も増加すると見られています。
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一生賃貸で住む場合の必要な貯金
持ち家は住宅ローンを完済したら固定費を大きく減らすことができます。
しかし、一生賃貸で生活するには生涯にわたって家賃の支払いが必要です。
老後も固定費が多くかかるため、働いている現役世代のうちに老後の貯金をする必要があります。
一生賃貸で生活するために必要な貯金額を見てみましょう。
男女別平均寿命
厚生労働省が発表した令和2年簡易生命表によると、2020年の男女別平均寿命は男性が81.64歳、女性は87.74歳です。
65歳で定年退職後、少なくとも約20年分の生活費の蓄えが必要になります。
家計調査結果
総務省が発表している令和2年家計調査の結果から、支出の平均金額を見てみましょう。
65歳以上の夫婦のみの無職世帯の場合、合計で255,550円の支出です。
支出の内訳は以下にまとめました。
食料(29.3%) | 65,746円 |
住居(6.5%) | 14,585円 |
光熱・水道(8.8%) | 19,746円 |
家事・家具用品(4.6%) | 10,322円 |
被服及び履物(2.1%) | 4,712円 |
保健医療(7.2%) | 16,156円 |
交通・通信(11.9%) | 26,702円 |
教養娯楽(8.8%) | 19,746円 |
その他消費支出(20.8%) | 46,673円 |
非消費支出 | 31,160円 |
住居費が14,585円との結果ですが、これは持ち家で住宅ローンを完済後の場合だと考えられます。
一生賃貸で生活するには、住居費はさらに上がるケースがほとんどでしょう。
必要な貯金額
一生賃貸で生活するためには、ある程度まとまった貯金が必要です。
定年後は、年金が主な収入源となります。
65歳以上の夫婦のみ無職世帯の場合、年金平均額は219,976円です。
さきほど説明した表から、住居費を差し引いた支出額は240,965円です。
家賃10万円とした場合、合計の支出は毎月340,965円かかります。
支出から年金平均額を引くと、120,989円の赤字です。
65歳~85歳までの20年間で計算すると、約2,900万円が不足する結果となりました。
賃貸の家賃を抑えられれば、これより少なくすむ場合もあります。
しかし、平均寿命は年々延びているため、実際は3,000万円以上必要だと考えるとよいでしょう。
一生賃貸で生活するには、しっかりと貯金をする必要があります。
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一生賃貸で住むメリット・デメリット
一生賃貸で生活することを選んだ場合、さまざまなメリットがあります。
メリットだけではなく、デメリットもありますので事前に把握しておきましょう。
一生賃貸のメリット
一生賃貸で生活するときのメリットをまとめました。
一生賃貸のメリット
- ローン負担がない
- 引っ越しを考えやすい
- 隣人トラブルのリスクがない
- 年収に合わせた生活ができる
- 老後の選択肢が広がる
ローン負担がない
一生賃貸にする場合のメリットは、住宅ローンの負担がない点です。
持ち家を購入する際、ほとんどの人は住宅ローンを利用します。
ローンの返済期間は最長35年にわたって返済するため、その間は引っ越しがしづらくなります。
購入時は無理なく支払える金額でも、収入の変動によってローンの支払いが厳しくなるリスクも。
賃貸の場合は、住宅ローンの負債を抱える心配がありません。
万が一家賃の支払いが苦しくなった時には家賃の安い賃貸物件に引っ越しをすることもできます。
引っ越しを考えやすい
賃貸は気軽に引っ越しをしやすいメリットがあります。
持ち家は住宅ローンが残っているケースも多く、売却するにしてもすぐに売れないなどの理由から気軽な引っ越しは難しいでしょう。
賃貸であれば、子どもの成長や通学エリアに合わせて住み替えができます。
また、転勤や転職などの時もすぐに引っ越しが可能です。
隣人トラブルのリスクがない
一生賃貸を選択した場合、隣人トラブルのリスクが少ないメリットもあります。
賃貸では持ち家ほど近所付き合いが密になるケースが少なく、挨拶程度の関係が多いです。
そのため近隣トラブルにつながることが少ないでしょう。
ただし、一戸建ての賃貸や地域によっては自治会の活動など参加を求められる場合も。
一生同じ賃貸物件に住むケースもありますので、日ごろの挨拶など良い関係性を築けるとより住みやすくなるでしょう。
年収に合わせた生活ができる
年収に合わせた物件に住み替えがしやすい点も一生賃貸に住んだ場合のメリットです。
持ち家で住宅ローンを組んでいる場合、収入が下がったとしても住居費を減らすことは難しいです。
賃貸だと、今より安い家賃の物件に引っ越すことで解決します。
老後の選択肢が広がる
一生賃貸を選択すると、持ち家のようにその土地に定住する必要がありません。
老後は賃貸物件に住み続けるほか、バリアフリーの物件に住み替えたり、高齢者向け住宅に入居したりなど選択肢はさまざまです。
注意点は、高齢で賃貸物件を借りる場合、審査に通りにくいケースがあることです。
老後の住まいをどうするか、現役世代のうちにしっかり考えておく必要があるでしょう。
一生賃貸のデメリット
一生賃貸で暮らすには、デメリットもあります。
一生賃貸のデメリット
- 老後も固定費の負担がある
- リフォームができない
- 防音性の低い物件が多い
老後も固定費の負担がある
賃貸物件では、住み続ける限りずっと家賃を支払う必要があります。
持ち家の人と比べて、賃貸だと老後も固定費の負担が大きい点がデメリットです。
一生賃貸で住むには、年金だけでは生活が厳しくなることが考えられます。
現役世代の間に貯金していないと、家賃の負担が重くのしかかるでしょう。
一生賃貸で暮らすには、事前にしっかり計画を立てることが大切です。
リフォームができない
賃貸物件は大家さんの所有物ですので、間取りや内装の変更など入居者が自由にリフォームをすることができません。
設備や間取りに不便を感じても変更できないため、一生賃貸に住む場合は多少我慢して生活するようになるでしょう。
賃貸物件の設備の老朽化などは、大家さんの負担で交換してもらえるケースもあります。
防音性の低い物件が多い
賃貸では防音性の高い物件が少ないデメリットがあります。
防音性の低いアパートやマンションだと、隣や上下の音が伝わりやすいです。
近隣や外からの音に悩まされる可能性があります。
また、こちらの生活音が近隣に伝わってしまい、騒音トラブルに発展する場合も。
鉄筋コンクリートの構造の物件や二重サッシの窓など、なるべく防音性の高い賃貸物件を選ぶようにしましょう。
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持ち家のメリットとデメリット
持ち家のメリット、デメリットをまとめました。
持ち家のメリット
持ち家には以下のようなメリットがあります。
持ち家のメリット
- 持ち家を購入することで安心感がある
- 自由にリフォームがしやすい
- 団体信用生命保険に加入しているため、万が一の際は残りの住宅ローン支払いがなくなる
- 定年までに住宅ローンを完済すれば老後の固定費が少なくなる
- 賃貸と比べて設備のグレードが高いことが多い
マイホームを持つ安心感や、社会的信用を得られやすいメリットがあります。
また、分譲マンションだと賃貸物件と比べてキッチンや内装などの設備のグレードが高いことが多いです。
注文住宅では自分の好みのデザインなどを1から選べるので、満足感も高いでしょう。
将来、間取りの変更などが必要になった時にもリフォームをできるのも持ち家のメリットです。
持ち家のデメリット
持ち家のデメリットは、以下のようなことが考えられます。
持ち家のデメリット
- 購入時に住宅購入費用が必要
- 賃貸のように簡単に住み替えができない
- 収入が減っても住居費を減らせない
- 固定資産税や修繕費がかかる
持ち家を購入すると、子どもの成長や転勤などライフスタイルの変化があっても気軽に引っ越せないデメリットがあります。
近隣トラブルに巻き込まれたとしても、我慢して住み続けるケースもあるでしょう。
売却する場合もすぐに買い手がつかなかったり、希望の価格で売れなかったりといったことも。
ほかにも、収入が減っても住居費を減らすことが難しい点や、固定資産税や修繕費などの負担もかかります。
ローン完済後、住居費は大きく減りますが、修繕費などはかかるためある程度貯金をしておくと安心です。
一生賃貸にすみ続ける場合に抱く疑問
一生賃貸で暮らすことを考えている方は、同時に様々な疑問も抱えていると思います。ここではよく聞かれる一生賃貸の疑問について見ていきましょう。
パートナーや子どもと住むのは賃貸と持ち家どっちがいいのか
パートナーとの同棲や結婚生活、子どもが生まれるなど、住む人が増えるほど賃貸では暮らしにくさを感じるケースが増えてくるかもしれません。特に子どものいる家庭は、部屋数の多い広い家が必要ですが引っ越し先で十分な広さの部屋が見つからないケースも考えられます。
その点、持ち家であればリフォームや改築で住みやすい環境に変えていくことも可能です。また、持ち家のメリットとして住宅ローンを組んで購入している場合、ローン返済期間中に自身に万が一のことがあっても、団体信用生命保険が付保されているため安心です。
自分に万が一のことがあった場合にローンがなくなるため、家族に資産としてローン返済義務のない住宅を残す事ができます。
老後も一生賃貸を続けられる?
一生賃貸に住もうと思っていても、老後に引っ越しをしようと思った際に入居を断られることもあるようです。
賃貸を経営する大家さんにとっては「家賃を払えるかどうか」「もし倒れたり、亡くなったら」こういった不安から、賃貸物件への入居を断られることもあります。
そのため高齢になると引っ越しが難しくなり、住み替えや契約更新においても不利になることは覚えておく必要がありそうです。
一生賃貸で住むメリット・デメリットを把握して賢く住まいを探そう!
この記事では、一生賃貸に住む場合のメリット・デメリットや実際に賃貸生活を続けている人の割合などを解説してきました。
一生賃貸で住む場合、住宅ローンがないことや自由に引っ越しがしやすいメリットがあります。
しかし、賃貸は一生家賃を支払わなくてはならないため、老後も固定費が多くかかる点はデメリットです。
この記事のまとめ
- 老後も賃貸に住む人は1割程度、ほとんどの世帯は持ち家に住んでいる
- 一生賃貸で生活するには、3,000万円以上必要になる
- 一生賃貸にすることで、人生設計の選択肢が広がるというメリットがある
一生賃貸で生活するには、持ち家の場合よりも老後の固定費が多くかかります。
もし一生賃貸を続けたいと考えている方は、年金収入だけではまかなえないため、現役世代のころから老後に向けて計画的に貯金をすることが大切です。
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