住宅ローンは何歳まで借りられる?年代別の目安や注意点を詳しく紹介!
「何歳まで住宅ローンが通るのか心配・・・」
「今から住宅購入するのはもう遅い?」
これから住宅ローンを使って住宅購入を検討している方のなかには、このような不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、住宅ローンに何歳までという年齢制限はありませんです。
そこで本記事では、住宅ローンの通りやすい年齢や借りやすくするポイント、実際に借りている人の平均年齢、年齢別に具体的な返済シミュレーションなどについて解説します。
上手く住宅ローンを活用して理想のマイホームを手に入れるために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事でわかること
- 何歳までという目安はないが、マイホームを購入する年齢層で一番多いのは30歳代
- 住宅ローンの申込可能年齢は20歳以上65歳以下を目安としている金融機関が多い
- 住宅ローンに通りやすい年齢は、30歳から35歳と言われている
記事の目次
- 1住宅ローンは何歳まで借りる事ができる?
- 1.1申込可能年齢
- 1.2完済時年齢
- 1.3住宅ローンを申込む平均年齢
- 1.4住宅ローンの借り入れは最長35年
- 1.5団体信用生命保険の加入
- 1.6その他申込条件の確認
- 1.7完済までの計画を立てることが重要
- 2住宅ローンは何歳までに組むべき?
- 3住宅ローンは何歳まで?①基礎知識
- 3.13種類の住宅ローン
- 3.2公的融資
- 3.3民間融資
- 3.4フラット35
- 3.5住宅ローンの金利タイプ
- 4住宅ローンは何歳まで?②シミュレーション
- 4.1返済額シミュレーションに必要な項目
- 4.2親子で家を購入する際のローン
- 4.3高齢者のための住宅ローン
- 4.4リバースモーゲージ型住宅ローンの借り入れが可能な目的
- 5住宅ローンは何歳まで?③35年ローンを組むメリット・デメリット
- 5.135年ローンを組むメリット
- 5.235年ローンを組むデメリット
- 6住宅ローンは何歳まで?④年齢目安
- 6.1住宅ローンに通りやすい年齢目安
- 6.2完済年齢は70歳が目安
- 6.3金融機関が考慮する項目
- 7住宅ローンは何歳まで?⑤【年代別】注意点
- 7.130歳で住宅ローンを組む場合の注意点
- 7.240歳で住宅ローンを組む場合
- 7.350歳で住宅ローンを組む場合の注意点
- 7.460歳で住宅ローンを組む場合の注意点
- 835年ローンを組む場合の注意点
- 8.1無理のない返済計画を立てる
- 8.2様々なリスクを考慮しておく
- 8.3退職金を頼らない
- 9住宅ローンが何歳まで借りられるかを把握して事前に注意点を押さえよう!
住宅ローンは何歳まで借りる事ができる?
家を購入する年齢は人それぞれですが、「住宅ローンは何歳まで借りられるんだろう?」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。
住宅ローンの審査には、収入や職業だけでなく、年齢も影響します。
そのため、住宅ローンを何歳まで借りられるか知っておくことで、家の購入計画をスムーズに立てられるでしょう。
そこでこの記事では、住宅ローンは何歳まで借りられるか、そして住宅ローンを借りる際に気を付けておくべき点を年代別に紹介します。
住宅ローンの年齢制限や借入時の平均年齢
- 住宅ローンの申込可能年齢は、20歳以上65歳以下を目安としている金融機関が多い
- 住宅ローンの完済年齢は、80歳未満を目安としている金融機関が多い
- 住宅ローンを組む平均年齢は41.5歳
- 住宅ローンの借り入れは最長35年
- 住宅ローンを申し込む際に必要な団体信用生命保険は、健康状態を目安として審査される
申込可能年齢
住宅ローンの申込可能年齢は、20歳以上65歳以下を目安としている金融機関が多いです。そのため、「何歳まで借りられるんだろう?」と不安に思っている人は、60代くらいと頭に入れておいてください。
大手金融機関の住宅ローン申込可能年齢
金融機関 | 申込可能年齢 |
りそな銀行 | 70歳未満 |
三井住友銀行 | 70歳未満 |
三菱UFJ銀行 | 70歳未満 |
完済時年齢
住宅ローンの完済年齢は、80歳未満を目安としている金融機関が多いです。
大手金融機関の住宅ローン完済時年齢
金融機関 | 完済時年齢 |
りそな銀行 | 80歳未満 |
三井住友銀行 | 80歳未満 |
三菱UFJ銀行 | 80歳未満 |
住宅ローンを申込む平均年齢
住宅ローンを組む平均年齢は41.5歳です。これは2021年度フラット35の利用者調査の情報になります。住宅ローンの借入年齢は徐々に上がってきています。
マイホームを購入する年齢層で一番多いのは30歳代です。
【国土交通省 住宅局「令和2年度 住宅市場動向調査報告書」】
住宅ローン借入時の年齢が上がってくると少しリスクも上昇していきます。
住宅ローンを組むには必ず団体信用生命保険に加入しなければなりません。
そのため、年齢が高すぎると住宅ローン審査に受かりずらくなるのでその点も考慮すべきでしょう。
住宅ローンの借り入れは最長35年
住宅ローンは、最長で35年借り入れることが可能です。
とはいえ、借入時の年齢によって、借り入れられる期間が違います。例えば、60歳の人が住宅ローンを借り入れたら、最長20年間で完済しなくてはいけません。
このように、最長の借入期間は決まっているものの、借り入れる年齢によって期間が短くなる注意点があります。
団体信用生命保険の加入
また、住宅ローンを申し込む際には、団体信用生命保険に加入しなくてはいけません。
団体信用生命保険は全員が加入できるわけではなく、健康状態などを目安として審査されます。
特に、年配の人が住宅ローンを借り入れたい場合には、健康状態に気をつけておきましょう。
団体信用生命保険に加入できないと、住宅ローンを契約できない可能性もあることが注意点です。
その他申込条件の確認
住宅ローンは「何歳まで借りられるか」は決まっているものの、年齢を満たしていても借りられない場合もあります。例えば、年収や勤務状況なども審査項目の1つです。
いくら年齢が若くても、借入額に対して年収が見合っていなかったり、勤続年数が短かったりすると、住宅ローンを借りられない場合もあるでしょう。
年齢は1つの目安として考え、健康状態や収入状況も意識しておくのがおすすめです。
完済までの計画を立てることが重要
住宅ローンを借り入れられる年齢であれば、誰でも申し込みできます。
何歳までに住宅ローンを借り入れたとしても、完済までの計画はしっかり立てるのがおすすめです。
数十年単位で住宅ローンの返済を続けていくので、無理のない借入額を設定しましょう。
自分にとって通りやすい住宅ローンを見つけたり、適切な資金計画を立てるために、住宅購入のプロのサポートを受けることをおすすめします。
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住宅ローンは何歳までに組むべき?
ここまで住宅ローンは、申込可能年齢と完済時年齢、その他の条件からいつまでに申し込むべきか解説してきました。
結論としては、住宅ローンは30歳から35歳までの間に組むのが最も理想的だと言えます。
その理由は前述した通りですが、多くの金融機関が住宅ローンの目安や条件としている「申込可能年齢20歳以上65歳以下」「完済年齢は80歳未満」「住宅ローンの借り入れは最長35年」というすべての条件に満たしているからです。
住宅ローンの申し込みは早いから良いというわけではありませんが、住宅ローンを組む年齢が遅くなるほどローンが組めなくなるリスクが増えてくる点は、理解しておくべきでしょう。
住宅ローンは何歳まで?①基礎知識
住宅ローンが何歳まで借りられるか分かったところで、次に住宅ローンの基礎知識を頭に入れておきましょう。
3種類の住宅ローン
住宅ローンには、大きく分けて3種類あります。
住宅ローンの種類
- 公的融資
- 民間融資
- フラット35
それぞれの住宅ローンについて、下記で詳しく見ていきます。
公的融資
公的融資とは、公的機関が貸し出す住宅ローンのことを指します。
財形持家転貸融資・財形住宅融資
公的融資の代表的なものに、財形持家転貸融資と財形住宅融資があります。
これらは、財経貯蓄を1年以上実施し、決められた条件を満たした人が利用できるものです。
財経貯蓄とは、毎月もらう給料から一定金額を自動で天引きしてもらい、積み立てる制度のこと。
勤務先の福利厚生に該当します。会社を通して住宅ローンを申し込むことが注意点です。
民間融資
民間融資とは、銀行や消費者金融などから住宅ローンを借り入れることです。
民間金融機関が提供するローン
金融機関が提供している住宅ローンも、民間融資に当てはまります。
ほとんどの人が、金融機関から住宅ローンを借り入れるため、住宅ローンといえば民間融資というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
フラット35
フラット35とは、最長35年の長期固定金利型の住宅ローンを指します。
民間金融機関が住宅支援機構と提携して提供するローン
フラット35は、民間金融機関が住宅支援機構と提携して住宅ローンを提供しています。
通常の住宅ローンでは、保証料や繰上返済手数料が発生しますが、フラット35はかかりません。
住宅ローンの金利タイプ
住宅ローンには「公的融資」「民間融資」「フラット35」の3種類あることが分かりました。また、それぞれの住宅ローンには金利タイプが決められています。主な金利タイプは以下の3つです。
住宅ローンの金利タイプ
- 固定金利型
- 変動金利型
- 固定金利期間選択型
それぞれの金利タイプに関して、下記で詳しく紹介します。
固定金利型
固定金利型は、住宅ローンを借り入れたときに、すでに金利が決まっているものです。
住宅ローン返済中に、どれだけ金利が上下しても金利の見直しは実施されません。
完済までの資金計画が立てやすい一方で、変動金利型より金利が高いことが注意点です。
変動金利型
変動金利型は、定期的に金利が見直される住宅ローンです。
金利の見直しは半年を目安として実施されますが、返済額が変更されるのは5年に1度と決められています。
住宅ローン返済中に金利が上昇してしまうと、返済額が増える注意点があるものの、固定金利型よりも金利は低いです。
固定金利期間選択型
固定金利期間選択型とは、住宅ローン契約時に固定金利にする期間を選択できるものです。
固定金利の期間が終了したら、期間を再度設定し、その間の金利タイプも決めます。
契約後3年間に教育費の支払いがあるなら、3年間は固定金利型にし、その後は変動金利型に移行する方法もおすすめ。
教育費の支払いがある3年間は支払額が一定であるため、金利が上昇する心配なく資金計画が立てられます。
このように、金利タイプによってメリットとデメリットが存在します。あなたの条件に合った方法で住宅ローンを借りてください。
住宅ローンは何歳まで?②シミュレーション
「住宅ローンは何歳まで借りられる?」と疑問に思っている人の中には、すでに50代や60代の人もいるのではないでしょうか。
住宅ローンの審査には、年収だけでなく年齢も影響してくるので、年齢制限ギリギリの人は他の住宅ローンを考えてみるのも1つの方法です。
例えば、親子ローンや高齢者のための住宅ローンなどがあります。
返済額シミュレーションに必要な項目
何歳までに住宅ローンを借りたとしても、返済額のシミュレーションは欠かせません。
無理のない返済をするためにも、住宅ローン契約前にしっかりシミュレーションをしておきましょう。
ほとんどの金融機関において、「住宅ローンシミュレーション」を使用できます。下記の項目を入力することで、返済総額や年間返済額、毎月の返済額などがチェック可能です。
返済額シミュレーションに必要な項目
- 希望借入額
- 借入期間
- 金利
- ボーナス返済の有無
希望借入額
1つ目は、希望借入額です。
希望借入額は、年収とのバランスをよく考えて設定しましょう。
目安としては、年収の7倍〜10倍だと言われています。
年収と希望借入額のバランスが悪いと、審査に通りにくくなるのが注意点です。
下記の記事は、住宅ローンの借入額を年収別に紹介したものです。借入額に迷っている人は、ぜひご覧ください。
借入期間
2つ目は、借入期間です。
借入期間が短ければ短いほど、金利変動の影響を受けにくいと言われています。
また、住宅ローンは最長35年借りられますが、契約時の年齢によって最長期間は変わるのが注意点です。
金利
3つ目は、金利です。
金利の低さを優先するなら、変動金利型住宅ローンのほうがおすすめ。
とはいえ、金利変動のリスクがあるので、メリットとデメリットを知ってから検討するようにしてください。
住宅ローンの金利タイプを詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
ボーナス返済の有無
4つ目は、ボーナス返済の有無です。
ボーナス返済を利用すると、まとまった金額を年2回を目安として返済できます。
月々の返済とボーナス返済を併用することで、月々の支払い負担を減らせる点がメリットです。
親子で家を購入する際のローン
住宅ローンを契約して家を購入しようと考えている人の中には、親子2世代で住む家を探している人もいるはずです。このように親子で家を購入する場合には、親子ローンを契約する方法があります。
親子で家を購入する際のローン
- 親子ローンには「親子ペアローン」「親子リレーローン」の2種類がある
- 住宅ローンを2つ契約し、親子それぞれで完済まで支払いを続ける「親子ペアローン」
- 住宅ローンの契約は1つで、途中から親に代わって子供が返済を始める「親子リレーローン」
- 親子ローンも住宅ローン控除を受けることが可能
親子ローン
親子ローンには「親子ペアローン」「親子リレーローン」の2種類あります。
親子ペアローンは、住宅ローンを2つ契約し、親子それぞれで完済まで支払いを続ける方法です。
それに対して、親子リレーローンは住宅ローンの契約は1つで、途中から親に代わって子供が返済を始める方法を指します。
親子リレーローンに関しては、以下の記事で詳しく紹介しています。
住宅ローン控除を受けることが可能
親子ローンを契約すると、住宅ローン控除もそれぞれ適用されます。
そのため、控除による節税効果が高まるのがメリットです。
高齢者のための住宅ローン
住宅ローンを契約する際には、年代別に気をつけておくべき点はありますが、特に高齢者は注意が必要だと言えます。
なぜなら、退職後に住宅ローンを組む場合、安定収入がないため審査に通りにくくなるからです。
そのような場合には、高齢者のための住宅ローンを使う方法があります。
リバースモーゲージ型住宅ローン
高齢者のための住宅ローンが、リバースモーゲージ型住宅ローンです。
リバースモーゲージ型住宅ローンとは、60歳を過ぎた人を対象としたもの。
自宅を担保として住宅ローンを借り入れる方法です。
リバースモーゲージ型住宅ローンの借り入れが可能な目的
リバースモーゲージ型住宅ローンは、以下の目的において利用できます。
リフォーム
1つ目は、リフォームです。
年齢を重ねていくうちに、バリアフリー設備を追加したいと考える人も多いのではないでしょうか。
家のリフォームでも、リバースモーゲージ型住宅ローンは使用できます。
住宅ローンの借り換え
2つ目は、住宅ローンの借り換えです。
金利やオプションなどの違いから、他社の住宅ローンに借り換える人も増えています。
住宅ローンの借り換えであっても、リバースモーゲージ型住宅ローンの適用は可能です。
住居の建て替え
3つ目は、住居の建て替えです。
子供が独立して住居の建て替えをしたい場合でも、リバースモーゲージ型住宅ローンは使えます。
高齢者向け住宅に住み替えるための入居一時金
4つ目は、高齢者向け住宅に住み替えるための入居一時金です。
年齢を重ねると、施設に入る人も多くなります。
入居にかかる費用の一時金として、リバースモーゲージ型住宅ローンが適用可能です。
返済方法
毎月の返済は、利息部分のみであることが特徴です。
また、リバースモーゲージ型住宅ローンは、家を担保として借りる方法を採用しています。
そのため、契約者が亡くなった場合には、残債を一括返済しなくてはいけません。返済方法は以下の2種類です。
リバースモーゲージ型住宅ローンの返済方法
- 家を売却して返済
- 現金で一括返済
リバースモーゲージ型住宅ローンは、家の売却によって返済できるのが通常の住宅ローンと異なる点です。
親子ローンや高齢者向けの住宅ローンなど、年代別にさまざまな住宅ローンがあります。
リバースモーゲージ型住宅ローンを利用する注意点
高齢者でも住宅ローンを組めるリバースモーゲージ型住宅ローンですが、注意点もあります。
リバースモーゲージ型住宅ローンを利用する注意点
- 親族に不動産を残すことができない
- 担保評価によっては希望の金額を借り入れできない
- 契約者が先に亡くなると配偶者の住居問題が発生する
リバースモーゲージ型住宅ローンは基本的に契約者が亡くなると自宅を売却してローンの残金を支払う仕組みになっており、上で挙げたような親族に不動産を残したり、契約者が死亡後の家族の住居をどうするかという問題などが発生します。
こうした利用のデメリットについてもしっかり確認した上で利用するようにしましょう。
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住宅ローンは何歳まで?③35年ローンを組むメリット・デメリット
住宅ローンはできるだけ早めに組むのがおすすめです。
高齢者向けの住宅ローンも販売されているので、「何歳までに借りるのが正しい」といった基準はありません。しかし、早めに住宅ローンを借りておくことで、以下3つのメリットがあります。
35年ローンを組むメリット
35年ローンを組むメリット
- 月々の返済額を減らすことができる
- 資金計画が立てやすい
- 将来の家賃負担を少なくできる
順番に詳しく見ていきましょう。
月々の返済額を減らすことができる
メリットの1つ目は、月々の返済額を減らすことができることです。
当然ながら、3000万円を10年で返済するのと、35年で返済するのとでは、月々の返済額が異なります。早めに住宅ローンを契約することで、月々の返済負担を減らせるのが魅力です。
下記の記事では、年代別で住宅を購入するメリットとデメリットを紹介しています。年代別に適した住宅の購入方法があるので、詳しく知りたい人はご覧ください。
資金計画が立てやすい
メリットの2つ目は、資金計画が立てやすいことです。
早めに住宅ローンを契約することで、住宅ローンの返済のせいで家計が苦しくなる心配は少なくなります。
そのため、住宅ローンを返済しながら、子供の教育費や老後資金をコツコツ貯められる点がメリットです。
将来の家賃負担を少なくできる
3つ目のメリットは、将来の家賃負担を少なくできることです。
賃貸の家賃を支払い続けていても、支払いに終わりは訪れず、自分の資産になることもありません。
しかし、住宅ローンを契約して家を購入することで、住宅ローンの支払いが終われば家賃の支払いも終わります。
もし将来家を購入したいと考えているなら、早めに購入したほうがいいでしょう。
35年ローンを組むデメリット
35年ローンを組むことはメリットだけでなく知っておくべきデメリットもあります。
そのため、事前にメリット・デメリットを把握しておき自分にあったプランを選択しましょう。
デメリットは以下の3つです。
35年ローンを組むデメリット
- 総返済額が増える
- 団信(団体信用生命保険)の影響で金利が上昇する
- 長期に渡る返済
総返済額が増える
もちろんですが返済期間が長ければ長くなるほど利息の発生により支払う合計金額は増加します。
そのため、返済期間が長ければ無理のない返済計画を立てることができますが、合計金額は増加してしまうということは念頭に置いておきましょう。
団信(団体信用生命保険)の影響で金利が上昇する
一般的に住宅ローンを借り入れる際は団信に加入しなければなりません。
団信に加入しておけば、ローン返済中にもしものことがあっても保険でローンが完済され支払えないという状況を回避することができます。
しかし、加入すると団信分の金利が上乗せされ金利が上昇してしまいます。
金利上昇も加味した返済計画を立てることが必要になります。
長期に渡る返済
35年という長期に渡る返済計画を立てなければならないので、年齢を重ねても支払う負担が負う必要があります。
借入時の年齢によっては高齢になってもローン返済をしなければなりません。
やはり、期間という面だけで言うと短期間の方が負担はありますが高齢で返済負担を負うことはなく、また返済計画に乗っ取った資金管理もしやすいかもしれません。
住宅ローンは何歳まで?④年齢目安
住宅ローンは、20代から60代までと幅広い年齢の人が借りられます。そのため、「何歳までに借りないといけない」といった決まりはありません。しかし、「住宅ローンの審査に通りやすい年代」というのは存在します。ここでは、住宅ローンに通りやすい年代を見ていきましょう。
住宅ローンの年齢目安
- 住宅ローンは30歳から35歳が通りやすいと言われている
- 20代に比べて収入や勤続年数も多くなってくるため、より審査に通りやすくなる
- 多くの金融機関が「完済時年齢」と「借入時年齢」を審査する際の目安としている
住宅ローンに通りやすい年齢目安
住宅ローンは、基本的には20歳以上なら借りることができます。
とはいえ、何歳までに借り入れすれば審査に通りやすいんだろうと思う人も多いはずです。
年代別に収入や健康状態に特徴があるため、住宅ローンに通りやすい年齢を頭に入れておきましょう。
30〜35歳
目安としては、30歳から35歳が通りやすいと言われています。
このくらいの年齢で住宅ローンを借り入れすれば、最長の借入期間で返済することが可能です。
また、20代に比べると収入や勤続年数も多くなってくるため、より審査に通りやすくなります。
住宅ローンの審査に落とされるのは、年代別にさまざまな理由があります。下記の記事を読んで、審査に落とされる理由を頭に入れておきましょう。
完済年齢は70歳が目安
多くの金融機関が住宅ローンの完済時年齢を80歳未満に設定しています。
しかし、これはあくまで完済年齢の上限と考えたほうが良いでしょう。
その理由は、完済時年齢を設定している理由にあります。
80歳未満としている理由にはいくつか要因が考えられますが、一番は健康や収入面などによる不安を考慮して設定されていると言われています。
借入時に健康に問題がなく収入があっても、年齢が高まるほど収入や病気リスクが高まり定年頃には、今まで通りの生活を維持することが難しくなっていると考えているのです。
完済時年齢を高く設定するいうことは、ローン返済ができなくなるリスクを抱えることになります。
そのため、完済時年齢の上限が80歳未満となっていますが、審査や返済リスクを考慮して70歳までに完済できる住宅ローンを組むようにしましょう。
金融機関が考慮する項目
金融機関は、住宅ローンの審査にさまざまな目安を設けています。年齢だけでなく、勤続年数や収入なども考慮する項目です。
国土交通省の調査によると、金融機関は以下の項目を審査する際の目安としています。
1位 | 完済時年齢 |
2位 | 健康状態 |
3位 | 担保評価 |
4位 | 借入時年齢 |
5位 | 年収 |
上記の表から、年齢に関する目安が2つも入っていることがわかります。そのため、住宅ローンを申し込む際には、年代別に異なる対策が必要です。
自分にとって通りやすい住宅ローンを見つけたり、適切な資金計画を立てるために、住宅購入のプロのサポートを受けることをおすすめします。
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住宅ローンは何歳まで?⑤【年代別】注意点
住宅ローンを組む際には、年代別にそれぞれ異なった注意点があります。ここでは、30代〜60代までの注意点を年代別に見ていきましょう。
30歳で住宅ローンを組む場合の注意点
年代別の注意点1つ目は、30代で住宅ローンを組む場合、教育費とのバランスを考えることです。
40代や50代で住宅ローンを契約する場合よりも、自己資金は少なくなります。
若いうちから住宅ローンを契約しておくことで、借入期間を長く取れるため、月々の負担も減るでしょう。
しかし、子供がいる場合には、教育費が必要になる年代です。そのため、教育費と住宅ローン返済のバランスをしっかり考えるのが注意点だと言えます。
30歳の住宅ローンシミュレーション
条件:物件価格3,500万円、返済期間35年、金利1.5%、元利均等返済、ボーナス払いなし、借入時年齢30歳、完済時年齢65歳
借入金額 | 3000万円 |
頭金 | 500万円 |
月々のローン返済額 | 91,855円 |
ローン返済総額 | 約3,858万円 |
返済総額(頭金を含む) | 約4,358万円 |
40歳で住宅ローンを組む場合
年代別の注意点2つ目は、40代で住宅ローンを組む場合、老後資金を考えておくことです。
40代で住宅ローンを契約する場合でも、30代のように住宅ローンの返済期間を長めに取れるのがメリット。
また、30代の人よりも自己資金が多くなるため、頭金の目安を増やす方法をとることで、より負担を減らせます。しかし、老後資金の準備も少しずつしておくのが注意点です。
40歳の住宅ローンシミュレーション
条件:物件価格3,500万円、返済期間30年、金利1.5%、元利均等返済、ボーナス払いなし、借入時年齢40歳、完済時年齢70歳
借入金額 | 2750万円 |
頭金 | 750万円 |
月々のローン返済額 | 94,908円 |
ローン返済総額 | 約3,417万円 |
返済総額(頭金を含む) | 約4,167万円 |
50歳で住宅ローンを組む場合の注意点
年代別の注意点3つ目は、50代で住宅ローンを組む場合、健康状態に気を遣うことです。
住宅ローンの審査は、年収や自己資金だけでなく、健康かどうかも目安として考えられます。
そのため、いくら返済能力があっても、健康に異常があれば審査に通りにくくなるのです。
また、30代や40代に比べると借入期間が短くなる注意点があるため、老後資金とのバランスを考えて借入額を決めてください。
50歳の住宅ローンシミュレーション
条件:物件価格3,500万円、返済期間20年、金利1.5%、元利均等返済、ボーナス払いなし、借入時年齢50歳、完済時年齢70歳
借入金額 | 2000万円 |
頭金 | 1500万円 |
月々のローン返済額 | 96,509円 |
ローン返済総額 | 約2,316万円 |
返済総額(頭金を含む) | 約3,816万円 |
60歳で住宅ローンを組む場合の注意点
年代別の注意点4つ目は、60代で住宅ローンを組む場合、住宅ローンの種類をしっかり検討することです。
60代で住宅ローンを契約したら、ほとんどの人が年金で返済していくはず。
そのため、年金がいくらもらえるのか確認し、返済し続けられるかどうかシミュレーションしておくのがおすすめです。
また、親子ローンや高齢者向けの住宅ローンなど、一般的な住宅ローン以外の商品を検討するのも1つの方法だと言えます。
60歳の住宅ローンシミュレーション
条件:物件価格3,500万円、返済期間10年、金利1.5%、元利均等返済、ボーナス払いなし、借入時年齢60歳、完済時年齢70歳
借入金額 | 1,500万円 |
頭金 | 2,000万円 |
月々のローン返済額 | 89,791円 |
ローン返済総額 | 約1,078万円 |
返済総額(頭金を含む) | 約3,078万円 |
35年ローンを組む場合の注意点
35年ローンを組む前に必ず注意点を把握しておきましょう。
注意点は以下の3つになります
35年ローンを組む場合の注意点
- 無理のない返済計画を立てる
- 様々なリスクを考慮しておく
- 退職金に頼らない
無理のない返済計画を立てる
これは35年ローンに関わらず言えることですが、今後の生活に支障をきたさないために余裕のある返済計画を立てましょう。
現状の収入と今後の変化、ライフイベントへの備え、今後のリスクなど資金が必要になる機会は様々です。
その中で、予期せぬ事態に対応できるよう常に備えておきましょう。
35年ローンを組む場合は長期間の返済なので目先の事だけでなく長い目で見る必要があります。
様々なリスクを考慮しておく
様々なリスクというのは、収入減少のリスクや金利上昇のリスク、引越しをすることになってしまうリスク、オーバーローンになってしまうリスクなど他にも多くあります。
そのため、現時点で考えうるリスクは回避、もしくは軽減できるよう対策しておきましょう。
退職金を頼らない
ローン返済に退職金を活用すれば良いという考えを持っている方は少なくありません。
ですが、退職金というのは退職前に明確な金額を把握することは難しいです。
なので、返済計画には退職金を除いて立てることで余裕のある返済計画を立てることができます。
住宅ローンが何歳まで借りられるかを把握して事前に注意点を押さえよう!
本記事では、住宅ローンの通りやすい年齢や借りやすくするポイント、実際に借りている人の平均年齢などについて解説してきました。
住宅ローンには年齢制限が設けられているものの、20代から60代と借りられる年齢は幅広いです。そのため、「何歳までに借りれば確実に審査に通る」といった目安はありません。
一般的には30代から40代で住宅ローンを借りる人は多いので、何歳までに住宅ローンを借りたいか目安を決めて、資金計画を立てていきましょう。
この記事のまとめ
- 何歳までという目安はないが、マイホームを購入する年齢層で一番多いのは30歳代
- 住宅ローンの申込可能年齢は20歳以上65歳以下を目安としている金融機関が多い
- 住宅ローンに通りやすい年齢は、30歳から35歳と言われている
また、通常の住宅ローンが通りにくい年代の人は、親子ローンや高齢者向け住宅ローンを検討するのも1つの方法です。住宅ローンにはさまざまな種類があるので、条件に合った方法を選んでみてください。
自分にとって通りやすい住宅ローンを見つけたり、適切な資金計画を立てるために、住宅購入のプロのサポートを受けることをおすすめします。
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- 一般的には提携銀行のみ、ieyasuは全国の金融機関にヒアリング
- 一般的には金融機関申込1件に対してieyasuは最低でも4社以上
- 一般的には頭金10~20%に対してieyasuはフルローンが可能
- 一般的にローン代行手数料11万かかるところ、ieyasuでは正規仲介手数料のみ
購入後は住宅ローンがあなたのパートナーになる。
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審査に通過するのはもちろんですが、自分にとって最適な金融機関でないと意味がありません。
ieyasuでは、30~50の金融機関にヒアリングをしてあなたにとってベストな金融機関を探します。
一般的には提携銀行1社のみの紹介、かつ利用条件が厳しい中、ieyasuでは、
「頭金を入れることができない」「低金利で組みたい」などお客様のご要望に添える金融機関をご提案します。
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株式会社EST GROUP 代表取締役社長
渡邊 亮介
22歳から“利用価値”を重視した一生のマイホーム購入を取り扱う不動産会社に参入。その後25歳で営業代行会社を設立し、富裕層向けに特化した“資産価値”重視の投資用不動産の売買をスタート。28歳で㈱ESTGROUPを設立。20代でもローンが通りやすいサービス「ieyasu(イエヤス)」を運営。注文住宅・土地・一戸建て・マンション購入のサポート累計240件以上。投資用不動産の購入サポート累計350棟以上。自身でも投資家として都内にビルを所有
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