新築マンション購入の流れと注意点は?費用やローン・物件選びも解説!
「マンション購入を失敗したくない」
「購入までの流れや注意点を教えてほしい」
新築マンションの購入を検討しているけれど、購入までの流れや注意点などわからないことが多すぎて、このような不安を抱いている方もいらっしゃるはず。
多くの方にとって人生で初めてとなるマンション購入、費用や契約の流れなどさまざまな注意点や落とし穴があります。
そこで本記事では、マンション購入の際に注意すべき費用やローン・物件選びのポイントなど注意点を解説します。後半では、購入前のチェックリストも用意しています。
マンションの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- マンションの購入費用は年収倍率の6倍以内が理想的
- マンションを購入する際は資産価値の下がりにくいマンションを選択する
- マンションを購入する際には周辺施設の充実度や耐震性能・内覧時に不備がないか確認することが後悔しないポイントとなる
記事の目次
- 1新築マンション購入の注意点とは?チェックすべき項目
- 2新築マンション購入の注意点①費用
- 2.1年収から見た適正購入費用
- 2.2【世帯年収別】マンション購入価格の目安
- 2.3新築マンション購入に必要な諸費用・初期費用
- 2.4マンション維持費
- 2.52024年のマンション価格
- 2.6市場価値の把握
- 3新築マンション購入の注意点②流れ
- 3.1①資金計画
- 3.2②物件選び
- 3.3③物件の内見
- 3.4④住宅ローン事前審査
- 3.5⑤売買契約
- 3.6⑥住宅ローン本審査
- 3.7⑦決済・引き渡し
- 4新築マンション購入の注意点③契約・引き渡し
- 4.1重要事項説明書
- 4.2契約時の手付金支払い
- 4.3残金決済の前までに住宅ローン手続きを済ませる
- 5新築マンション購入の注意点④購入前チェックリスト
- 5.1①必要な周辺施設
- 5.2②耐震性能
- 5.3③内見時のチェックポイント
- 5.4④共用設備
- 5.5⑤維持費
- 6新築マンション購入の注意点⑤資産価値
- 6.1中古マンションの資産価値の推移
- 6.2災害リスク
- 6.3好立地
- 7新築マンション購入の注意点⑥中古マンションとの比較
- 7.1新築マンションのメリット・デメリット
- 7.2中古マンションのメリット・デメリット
- 8購入前に確認すべき点を整理しよう!
新築マンション購入の注意点とは?チェックすべき項目
マンションを購入する際には、住宅ローンや購入費用など様々な費用が発生します。
どのような費用が発生するのか理解したうえで、ご自身の資産や収入と照らし合わせてしっかりと資産計画することがポイントになるでしょう。
また、費用面だけでなくマンション購入の流れや注意点も押さえておくことが大切です。
マンション購入する際に、チェックすべき項目は以下6つです。
マンション購入でチェックすべき項目
- マンション購入に必要な費用
- マンション購入までの流れ
- 契約・引き渡しの際、必要な手続き
- マンション購入前に確認するべきこと
- マンションの資産価値
- 新築マンションと中古マンションの比較
新築マンション購入の注意点①費用
新築マンションの購入を検討する場合に、真っ先に気になるポイントは費用面です。
高額な費用が発生する新築マンションを購入する前に、必要となる費用について確認しておきましょう。
新築マンション購入の費用面の注意点
- 年収倍率は6倍以内が理想
- 初期費用は、物件購入費用の5〜10%ほどが相場
- 購入時の初期費用だけでなく維持費のことも考慮する
年収から見た適正購入費用
新築マンションを購入する際には、年収に応じた適正購入費用を考慮しましょう。
人によって新築マンションを購入する際の適正購入費用は異なります。
年収別の適正購入費用を把握して、新築マンション購入の判断材料にしてみましょう。
年収倍率
新築マンションを購入する際には「年収倍率」を参考に、適正購入費用を確認してみましょう。
年収倍率とは、自分の年収に対して何倍の購入費用になるのかを表した倍率です。
新築マンションの適正購入費用は年収倍率を参考に、予算を算出してみましょう。
年収倍率の6倍以内が理想
新築マンションの適正購入費用の目安は、年収倍率の6倍以内が理想です。
年収が400万円の場合は、2,400万円までが新築マンションの適正購入費用となります。
年収倍率の6倍以上のマンション購入費用になると、住宅ローンや支払いで生活が困窮する可能性があるのでおすすめできません。
【世帯年収別】マンション購入価格の目安
マンション購入費用の目安として、世帯年収別の適正購入価格を把握しておきましょう。
世帯年収別の新築マンション適正購入費用の目安は以下の通りです。
世帯年収(円) | 新築マンション適正購入費用目安(円) |
300万 | 1,800万 |
400万 | 2,400万 |
500万 | 3,000万 |
600万 | 3,600万 |
700万 | 4,200万 |
800万 | 4,800万 |
900万 | 5,400万 |
1,000万 | 6,000万 |
新築マンション購入に必要な諸費用・初期費用
新築マンションを購入する際には、物件購入費用や住宅ローンの返済費用以外にも初期費用が発生します。
中古マンションを購入する際の初期費用は、物件購入費用の5〜10%ほどが相場です。
新築マンションを購入する際にも必要となる諸費用・初期費用について確認しておきましょう。
新築マンション購入時に必要な諸費用・初期費用は以下の通りです。
新築マンション購入時に必要な諸費用・初期費用
- 印紙税
- 登記費用
- 司法書士報酬
- 管理費・修繕積立金
- 申込証拠金
- 仲介手数料
- 引越し費用
①印紙税
新築マンションを購入する際には「印紙税」を支払う必要があります。
印紙税とは、不動産業者と取引する際に締結した「不動産売買契約書」や住宅ローンを借りるために交わした「金銭消費貸借契約書」に貼る収入印紙代です。
印紙税は収入印紙を貼って納税するようにしましょう。
②登記費用
新築マンションを購入する際には、「登記費用」を支払わなければいけません。
不動産を取得した場合に、登記上の登録手続きが必要になります。
購入や譲渡など不動産の所有権を取得した場合は、所有権の登記登録をするために登記費用を支払う必要があるのです。
③司法書士報酬
マンションを購入して「所有権移転登記」をおこなう際には、登記費用だけでなく司法書士報酬を支払う必要があります。
所有権移転登記は司法書士が介入して登記手続きをおこなうので、登記登録に関する報酬を支払いましょう。
登記費用とは明確に登記登録する際の「登録免許税」と、司法書士に支払う「司法書士報酬」が必要になるのです。
④管理費・修繕積立金
新築マンションを購入する場合には、「管理費・修繕積立金」が必要です。
マンションを購入した後に共同設備の管理や、今後の修繕費用を積み立てるために、管理費・修繕積立金を支払っておく必要があります。
新築・中古に関わらずマンション購入をした場合は、管理費・修繕積立金が必要になることを覚えておきましょう。
⑤申込証拠金
新築マンションを購入する際には、「申込証拠金」を支払いましょう。
申込証拠金とは、マンションを購入する意思があることを示す前金のことです。
他に購入希望者が現れた時の対策として、申込証拠金を支払っておけば物件を押さえてもらうことができます。
⑥仲介手数料
マンション購入の際には「仲介手数料」が初期費用として発生します。
仲介手数料は、買主と売主を仲介してくれた不動産業者に支払う報酬です。
しかし、新築マンションの場合は売主が直接売却したり、販売提携による売却が多いため、仲介手数料がかからない場合が多いでしょう。
中古マンション購入時には仲介手数料が発生することが多くなっています。
⑦引越し費用
新築マンションを購入して住む場合には、引っ越しをする必要があります。
初期費用として「引っ越し費用」が発生することを、考慮しておきましょう。
引っ越し時期や会社によって、引っ越し費用は大きく変わります。
閑散期を狙ってできるだけ複数社に見積もり依頼をして比較検討してから、引っ越し業者を選んでみましょう。
マンション維持費
新築マンションを購入する場合は、購入時の初期費用だけでなく維持費が必要になります。
新築マンションに住む場合は毎月維持費が必要となるので、内訳を確認しておくことが大切です。
新築マンションを購入する前にマンション維持費の内訳を確認しておきましょう。
マンション維持費の内訳は以下の通りです。
マンション維持費の内訳
- 管理費
- 修繕積立金
- 固定資産税
管理費
マンション維持費として「管理費」が必要になります。
管理費とは主にマンション管理人に支払う人件費や、清掃代、防犯カメラのレンタル代などマンション管理に必要となる費用のことです。
管理費を支払うことで、マンション設備・環境を維持することができます。
修繕積立金
マンション維持費の内訳として、「修繕積立金」が挙げられます。
修繕積立金とは、マンション設備の修繕や補強時のリフォーム費用にあてられる積立金です。
毎月、修繕積立金を貯めておくことで12〜15年におこなわれる長期修繕計画に備えておきましょう。
固定資産税
新築マンションを購入した場合は、毎年「固定資産税」を支払わなければいけません。
固定資産税とは、不動産所有者が納税を義務付けられている土地と建物に課税された税金です。
毎年1月1日時点で不動産を所有している者に対して、納税義務が発生するので、マンションを所有している限りは固定資産税を支払う必要があります。
2024年のマンション価格
新築マンションを購入する際には、現在のマンション購入価格推移を把握しておくことで、相場感をつかみやすくなります。
2024年のマンション購入価格は、上昇傾向です。
国土交通省が発表した「不動産価格指数」からも、マンション購入価格が上がり続けている結果となっており、購入時期を検討している方も多いでしょう。
株式会社不動産経済研究所による首都圏・近畿圏マンション市場予測によると、東京23区の新築マンション平均価格は以下の通りです。
年 | 平均価格(万円) |
2016 | 6,629 |
2017 | 7,089 |
2018 | 7,142 |
2019 | 7,284 |
2020 | 7,712 |
2021 | 8,293 |
2022 | 8,449 |
2023年(1〜11月) | 12,058 |
年々上昇傾向にある新築マンション購入費用ですが、2016年と2023年の7年間で約2倍もの差が生まれています。
新築マンション購入費用の上昇には、人材不足や原材料費の高騰、億ションと呼ばれる1億円超えの物件が多数竣工していることが影響しています。
市場価値の把握
市場価値は物件の売却額や査定額に影響します。
市場価値は相対的に算出されるため、建物としての価値が高くても、売り出されるタイミングで周囲にグレードの高い物件が多く売り出されていたり流行りでない内装であったりすると市場価値が下がります。
市場価値を把握しておけば検討中のマンションの価格が妥当であるかの判断することが可能です。
市場価値を把握するための指標
- 市場価格:最寄り駅や駅からの距離、過去の取引実績による物件需要の高さ
- 販売費用:人件費や広告費、モデルルームの建設費用などマンション販売にかかった費用
- 収益性:周辺の家賃相場などに応じて設定されたマンションの価格推移
新築マンションを購入する際には市場価値を把握してから、物件選びをおこないましょう。
これからマンション購入を検討されている方は、資産価値が高く売却しやすい中古マンションを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
ieyasu(イエヤス)では通りやすい住宅ローンのご案内、都内23区人気エリアのリセールに強い中古マンションのご案内を行っています。
今ならご面談でAmazonギフトカードを10,000円分プレゼントしているので、気になる人はぜひお気軽にご相談ください!
新築マンション購入の注意点②流れ
新築マンションを購入する際の注意点として、全体の流れを把握しておくことが重要です。
マンション購入に伴う全体の流れを把握していなければ、失敗する可能性が高くなります。
物件選びの注意点として、新築マンションを購入する際の流れを把握しておきましょう。
新築マンション購入時の流れは以下の通りです。
新築マンション購入時の流れ
- 資金計画
- 物件選び
- 物件の内見
- 住宅ローン事前審査
- 売買契約
- 住宅ローン本審査
- 決済・引き渡し
①資金計画
新築マンションを購入する際の注意点として、「資金計画」を立てておきましょう。
物件購入費用や諸費用・初期費用など新築マンション購入にはさまざまな費用が発生します。
また、マンションを購入する際には多くの方が住宅ローンを組むでしょう。
長期的な資金計画を立てずにマンションを購入してしまうと「ローンの支払いができない」「学費や老後資金を貯蓄できない」などの問題が起きるリスクが高まります。
新築マンションを購入する際には、年収やライフプランに応じた適切な資金計画を立てることが重要です。
②物件選び
新築マンション購入の流れの中で、「物件選び」は重要な項目です。
物件の資産価値や購入費用、物件条件を確認して、自分が求める理想のマンションを探してみてください。
予算内で求める条件に合う場合は、希望条件を下げたり購入時期を見直してみてください。
③物件の内見
新築マンションを購入する際の注意点として「物件の内見」を怠ってはいけません。
物件選びでは内見が重要な参考材料となります。
データ上の情報ではなく、内見でしか分からない騒音や近隣施設、風通しや採光などの情報を確認してから購入を検討してみましょう。
④住宅ローン事前審査
新築マンションを購入する際には住宅ローンを申請する流れが一般的です。
住宅ローンを借り入れるためには、事前審査を通過する必要があります。
住宅ローンの「事前審査」を通過するために、必要書類を用意しておくようにしましょう。
⑤売買契約
住宅ローンの事前審査を通過した後の流れは、売主と不動産売買契約を締結させます。
「売買契約」を結ぶ際の注意点として、購入費用の内訳を確認しておきましょう。
購入費用の他にオプション費用が必要な場合は、予算をオーバーする可能性があるので要注意です。
⑥住宅ローン本審査
売買契約を交わした後の流れは、住宅ローンの「本審査」になります。
住宅ローン本審査を通過するためには、金融機関の信用を高める努力が必要です。
頭金を多く用意しておくことで、住宅ローン本審査を通過しやすくなります。
新築マンション購入時の資金計画では、住宅ローンの頭金をできるだけ多く用意しておきましょう。
これからマンション購入を検討されている方は、資産価値が高く売却しやすい中古マンションを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
ieyasu(イエヤス)では通りやすい住宅ローンのご案内、都内23区人気エリアのリセールに強い中古マンションのご案内を行っています。
今ならご面談でAmazonギフトカードを10,000円分プレゼントしているので、気になる人はぜひお気軽にご相談ください!
⑦決済・引き渡し
住宅ローン本審査を通過した後の流れは、「決済・引き渡し」となります。
決済前に申込証拠金を支払っておくことが多いですが、その他の物件購入費用や諸費用・初期費用を全て支払いましょう。
注意点として、クレジットカードの分割払いに対応していない諸費用もあるので、決済時の資金を集めておいてください。
新築マンション購入の注意点③契約・引き渡し
新築マンションを購入する際の流れは、物件を選ぶだけでなく契約後の引き渡しまでが重要になります。
契約・引き渡し時の流れを把握して、円滑にマンション購入をおこないましょう。
新築マンション購入時の流れの中で、契約・引き渡しで重要となるポイントは以下の通りです。
契約・引き渡しで重要となるポイント
- 重要事項説明書
- 契約時の手付金支払い
- 残金決済の前までに住宅ローン手続きを済ませる
重要事項説明書
マンション購入の契約時には、「重要事項説明書」をしっかり確認しておきましょう。
重要事項説明書にはマンション管理の委託先や、管理費・修繕積立金などの維持費について詳しく記載されています。
契約前に重要事項説明書をしっかり確認してから、売買契約を結ぶようにしてください。
契約時の手付金支払い
新築マンション購入費用は一般的に、契約後の引き渡し時に支払います。
しかし、契約時の手付金は忘れず支払っておきましょう。
契約時に手付金を支払っても、購入費用の一部を先払いするだけですので、総額の購入費用に変動はありません。
万が一、契約後の購入をキャンセルした場合は、手付金は違約金として没収されるので注意しましょう。
残金決済の前までに住宅ローン手続きを済ませる
手付金を支払った後に、残りの購入費用を支払うことを残金決済と言います。
新築マンションを購入する際の注意点として、残金決済の前までに住宅ローン手続きを済ませるようにしましょう。
残高決済後に住宅ローン審査があると、住宅購入費用を支払いを終えた後なので残高が少なくなっています。
資金力は住宅ローン審査に影響するので、残高決済前に住宅ローン手続きを済ませておきましょう。
新築マンション購入の注意点④購入前チェックリスト
新築マンションを購入検討するために、いくつか確認しておくべき項目があります。
購入前チェックリストを参考に、新築マンション選びをおこなっていきましょう。
新築マンション購入前チェックリストは以下の通りです。
新築マンション購入前チェックリスト
- 必要な周辺施設
- 耐震性能
- 内見時のチェックポイント
- 室内設備
- 共用設備
- 維持費
①必要な周辺施設
新築マンションを選ぶ基準として、必要な周辺施設があるか事前に確認しておきましょう。
以下のような施設がマンション周辺にあれば、生活がしやすくなります。
必要な周辺施設
- スーパー・コンビニ・ドラッグストア
- 病院・動物病院
- 市役所・区役所
- 郵便局・銀行
- 幼稚園・保育園・学校
- 公園・ジム
- 図書館・飲食店
逆にマンション周辺に風俗街や工場地帯、交通量の多い道路があれば、生活する上で不便を感じるでしょう。
新築マンションを購入する前に、周辺施設を確認しておくことをおすすめします。
②耐震性能
新築マンションを選ぶ際には、耐震性能を確認しておきましょう。
耐震等級や耐震構造を確認することで、耐震性能をチェックできます。
長く住む新築マンションは、耐震性能が優れた物件を選びましょう。
③内見時のチェックポイント
新築マンションを選ぶ際には、内見が重要になります。
内見時のチェックポイントを把握して、物件選びの参考にしてみましょう。
内見時には以下のチェックポイントを確認しておいてください。
内見時のチェックポイント
- 間取り
- 室内設備
- 日当たり、採光
- 騒音、防音範囲
- ドア・窓のきしみの有無
- 天井・床・壁の汚れや傷の有無
- 収納力
- 生活動線
間取り
内覧の際には間取りが図面とあっているか確認するようにしましょう。
図面には、照明、コンセント・スイッチなどの位置が記載されています。
図面と実際の間取りが合っていないケースもあるため万が一、位置が違っても生活に支障がないか考えながら確認しましょう。
室内設備
内覧の際は室内の設備に不備がないか確認するようにしましょう。
キッチンや洗面台などの水圧が強くないか、排水管から水漏れがないかなど細かい部分までよく見ることがポイントです。
床の傾き、配管の固定不良や接続不良、カーテンレールが曲がっているなど実際に少なくありません。
クロスとクロスの繋ぎ目や壁と天井の繋ぎ目などは隙間が生じやすいので、しっかりとチェックしておきましょう。
日当たり、採光
部屋の明るさや洗濯物などの乾きやすさなどは日当たりの良さに左右されます。
間取りで確認すると理想的でも実際に内覧すると、目の前に建物が建っていて日が入らないことも少なくありません。
騒音、防音範囲
マンションでは足音や洗濯機などの生活音、ペットの鳴き声などがトラブルの原因になる場合があります。
内覧の際には部屋の防音性を確かめる必要があります。
隣の音が聞こえないか壁に耳を近づけて音の有無を確かめたり、共有廊下を同行するスタッフに歩いてもらうなどして確かめるといいでしょう。
ドア、窓のきしみの有無
室内のドアやクローゼットのドアなどは実際に動作に問題がないか確認しましょう。
窓の開閉が重たく感じる・ドアの取っ手がグラグラしている場合は調整が必要です。
また、ドアの開閉方向で動線が妨げられないかなど実際に生活したときに不便がないかチェックするといいでしょう。
天井、壁、床の傷や汚れの有無
壁や床・天井に汚れや傷がないか確認しましょう。
新築マンションの場合でも工事の際に傷や汚れがついてしまっている場合があります。
しかし、引き渡し後の傷や汚れにかんしては売主は対応しないのが一般的です。
傷や汚れを見つけた際には、入居前に必ず伝えるようにするようにしましょう。
収納力
収納力があるか否かの判断は家族構成や持ち物の量によって感じ方が異なります。
収納場所に困らないか確認するようにしましょう。
なかでも見落としがちなのがシューズボックスです。
靴がどれくらい収納できるのか余裕があるか確認しておくことをおすすめします。
生活動線
生活スタイルにあった間取りかどうか確認するようにしましょう。
間仕切りの位置や水回りの位置など生活にあった位置にあるか不便を感じないか考える必要があります。
生活動線を邪魔する間取りは後悔の原因になります。
実際に部屋を回ってみて不便がないか確認しましょう。
④共用設備
新築マンションの場合は、室内設備だけでなく共用設備の確認も大切です。
エレベーターやゴミ捨て場、管理状況や防犯設備を確認して、マンション購入を検討してみましょう。
⑤維持費
新築マンションを購入する前に、維持費について確認しておきましょう。
物件購入価格が予算内であっても、維持費が高ければ購入後の出費が多くなります。
管理費・修繕積立金や駐車料金・固定資産税の金額を確認して、マンションを購入しましょう。
新築マンション購入の注意点⑤資産価値
新築マンションを購入する際には資産価値を把握しておくことが重要です。
中古になったマンションは、年数の経過とともに資産価値も下がる場合が多いです。
しかし、資産価値の高いマンションは中古でも価格が下がらないケースも少なくありません。
資産価値の高いマンションを購入することで、将来的にマンションを売却する際に「買い手が見つかりやすい」「購入価格に近い価格で売却できる」などのメリットがあります。
資産価値の高いマンションを購入しておけばライフスタイルの変化にも柔軟に対応することができるでしょう。
資産価値を把握するための指標として、以下のポイントを確認しておきましょう。
資産価値を把握するための指標
- 中古マンションの資産価値の推移
- 災害リスク
- 好立地
中古マンションの資産価値の推移
マンションの資産価値はどのように推移していくのかご存じの方は少ないでしょう。
新築で購入したマンションは1年で価値が大きく下がります。
その後「築20年目」まで、徐々に価格が下がってるケースが一般的。
築20年を過ぎると資産価値の減少は緩やかになります。
災害リスク
マンション購入の際には災害リスクも考慮して購入するようにしましょう。
災害リスクが高い地域や建物は資産価値が下がりやすいため注意が必要です。
マンションは、立地によって水害や土砂災害などのリスクが高い地域があります。
自然災害のリスクについては、ハザードマップで確認できるので購入する前に調べておくといいでしょう。
また、日本は地震が多いのでマンションを購入する際は、地盤が強い立地であることや耐震対策をしっかりおこなっているマンションを選択することもポイントです。
6つの災害リスク
- 洪水
- 土砂災害
- 高潮
- 津波
- 道路防災情報
- 地形分類
好立地
新築マンションを購入する際には、市場価値も把握しておくといいでしょう。
市場価値のあるマンションは資産価値が下がりにくく需要も高いため、売却や貸し出す際にスムーズに買い手・借り手が見つかるケースが多いです。
なかでも、駅近物件や都市部などの好立地マンションは、市場価値が高いです。
好立地マンションは物件購入費用が高くなりますが、後々の資産価値も落ちにくい傾向があります。
これからマンション購入を検討されている方は、資産価値が高く売却しやすい中古マンションを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
ieyasu(イエヤス)では通りやすい住宅ローンのご案内、都内23区人気エリアのリセールに強い中古マンションのご案内を行っています。
今ならご面談でAmazonギフトカードを10,000円分プレゼントしているので、気になる人はぜひお気軽にご相談ください!
新築マンション購入の注意点⑥中古マンションとの比較
新築マンションを購入する際には、中古マンションと比較してから購入を検討するべきです。
新築マンション・中古マンションそれぞれのメリット・デメリットを把握した上で、新築・中古どちらのマンションを購入すべきか検討してみましょう。
新築マンションのメリット・デメリット
新築マンションのメリット・デメリットを把握して、マンション購入を検討してみましょう。
新築マンションのメリット・デメリットは以下の通りです。
新築マンションのメリット
- 新しい部屋で最初の住人になれる
- 外観・内観が綺麗で快適
- 最新設備が導入されている
- 仲介手数料が不要な場合が多い
- 住宅ローン審査が通りやすい
- 税金の軽減措置・優遇措置が多い
新築マンションのデメリット
- 物件購入費用が高い
- 過去の記録がないので管理体制が把握できない
- 物件数に限りがある
- 資産価値が変動しやすい
- オプション工事で追加費用が発生しやすい
中古マンションのメリット・デメリット
新築マンションを購入する前に、中古マンションのメリット・デメリットを把握して比較検討しておきましょう。
中古マンションのメリット・デメリットは以下の通りです。
中古マンションのメリット
- 過去の購入価格から適正相場を確認できる
- 物件数が多く比較検討しやすい
- 過去の実績から管理状況を把握しやすい
- 内見で実際の暮らしを確認しやすい
- 好きなようにリノベーションできる
- 資産価値の変動が少ない
中古マンションのデメリット
- 外見が古い可能性がある
- 仲介手数料が発生する
- 建物によって耐震性能に不安がある
- 共用部分を工事できない
- 税金の優遇措置が新築より少ない
購入前に確認すべき点を整理しよう!
この記事のまとめ
- マンションの購入価格は年収倍率の6倍以内が理想的
- 住宅ローンを組む際には、長期的な資産計画を立てて無理のない範囲で借入する
- マンションを購入する際には、将来的に資産価値がある物件を選ぶと良い
新築マンションを購入するためには、資産計画が重要です。
物件購入費用だけでなく諸費用・初期費用を確認して、購入費用を貯めておいてください。
また新築マンションを購入するために、契約時の流れや資産価値を確認しておくことをおすすめします。
中古マンションと新築マンションを比較検討した上で、理想の住まいを購入しましょう。
これからマンション購入を検討されている方は、資産価値が高く売却しやすい中古マンションを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
ieyasu(イエヤス)では通りやすい住宅ローンのご案内、都内23区人気エリアのリセールに強い中古マンションのご案内を行っています。
今ならご面談でAmazonギフトカードを10,000円分プレゼントしているので、気になる人はぜひお気軽にご相談ください!
20代でもローンが通りやすいサービス「ieyasu」
20代・一人暮らしでの住宅ローンは投資に関する懸念や、勤続年数や年収が安定していないという理由から、審査に通過できないことが多いです。
しかし、ieyasuでは、20代の一人暮らしの方でも住宅ローンの審査通過率が95%以上となっています。また、審査通過率だけでなく、金利の低さや保証内容など、あなたにとってベストな金融機関の提案に優れています。
女性
ieyasuはなんで住宅ローンに強いの?
ieyasuが20代でも住宅ローンが通りやすい理由
- 投資懸念され通りにくい20代・単身でもieyasuからならOKと金融機関と提携している
- 一般的には提携銀行のみ、ieyasuは全国の金融機関にヒアリング
- 一般的には金融機関申込1件に対してieyasuは最低でも4社以上
- 一般的には頭金10~20%に対してieyasuはフルローンが可能
- 一般的にローン代行手数料11万かかるところ、ieyasuでは正規仲介手数料のみ
購入後は住宅ローンがあなたのパートナーになる。
購入後、住宅ローンはあなたのパートナーになります。
審査に通過するのはもちろんですが、自分にとって最適な金融機関でないと意味がありません。
ieyasuでは、30~50の金融機関にヒアリングをしてあなたにとってベストな金融機関を探します。
一般的には提携銀行1社のみの紹介、かつ利用条件が厳しい中、ieyasuでは、
「頭金を入れることができない」「低金利で組みたい」などお客様のご要望に添える金融機関をご提案します。
ieyasuはLINE登録がオススメ!
- 希望条件の登録で自分にピッタリな物件提案を受け取れる
- 個別相談の日程調整もLINEで完結
- Amazonギフト券がもらえる限定キャンペーン
- 20代・一人暮らしの購入者インタビュー限定公開!
ieyasuでは資産価値としても高い東京都を中心に、お客様にピッタリの住まいをご提案させていただきます。
基礎的な質問から具体的なプランまで、あなたの住まい探しのお手伝いをさせていただきます!
【無料お役立ち資料プレゼント中】
20代で住宅を購入した人ってどんな人?気になる中身は・・
- 20代のそれぞれの購入ストーリーを紹介
- 購入のきっかけやどんな家を購入したか気になる情報が知れる!
- 購入後の生活もインタビュー!
- これから購入を考えている人へのメッセージ
株式会社EST GROUP 代表取締役社長
渡邊 亮介
22歳から“利用価値”を重視した一生のマイホーム購入を取り扱う不動産会社に参入。その後25歳で営業代行会社を設立し、富裕層向けに特化した“資産価値”重視の投資用不動産の売買をスタート。28歳で㈱ESTGROUPを設立。20代でもローンが通りやすいサービス「ieyasu(イエヤス)」を運営。注文住宅・土地・一戸建て・マンション購入のサポート累計240件以上。投資用不動産の購入サポート累計350棟以上。自身でも投資家として都内にビルを所有
関連記事
- 住宅購入長期優良住宅はどんな物件?認定基準から申請のメリットとデメリットを紹介!
- マンション鉄筋コンクリート造の耐用年数は?法定年数や実際の寿命から高強度の理由を紹介!
- 住宅購入40代マンション購入のメリットや注意点は?頭金や住宅ローン・物件の選び方は?
- 住宅購入マンション購入はどこがいい?資産価値が落ちにくいおすすめエリアを紹介
- 住宅購入【マンションVS戸建て】どっちを選ぶ?費用や住み心地・向いている人を徹底比較!
- 住宅購入マンションを購入できる年収はいくら?収入の目安や適正価格・ローン返済額
- 戸建て50坪の家の広さはどのくらい?注文住宅の間取りのコツや事例についても紹介!
- 戸建てユニットハウスは住宅として利用できる?仕組みやプレハブ住宅との違いを解説!
- 戸建て建売物件は値引き相談できるのか?タイミングや注意点からおすすめの時期を伝授!
- 戸建て【4000万円の家】土地購入時や建築時にかかる費用の内訳を紹介!
(引用元:三井住友トラスト不動産)