マンションを購入できる年収はいくら?収入の目安や適正価格・ローン返済額
女性
マンション購入を検討していて、このような悩みを抱いていませんか?
高額な買い物となるマンション購入には、収入がいくらあれば無理なくマンションを購入できるのか、年収の目安を把握しておくことが大切です。
そこで、本記事ではマンションを購入できる年収について、収入ごとの購入価格の目安とあわせて詳しく解説します。
さらに、年収別の住宅ローン支払いシミュレーションを紹介しますので、自分の収入にあった資金計画を立てやすくなります。
最後まで読んで、自分の年収にあうマンションの価格目安を理解しておきましょう。
この記事でわかること
- マンション購入者の平均世帯年収は約912万円
- 年収の7〜10倍がマンション購入価格の目安
- 住宅ローンの返済負担率は収入の20〜25%が目安
記事の目次
- 1【マンション購入の年収目安】購入者の収入はいくら?
- 1.1マンション購入者の平均世帯年収は844万円
- 1.2マンション購入者の年代別平均年収はいくら?
- 2【マンション購入の年収目安】購入価格の目安はいくら?
- 2.1マンション購入価格の目安は「年収の7〜10倍」
- 2.2新築マンションの購入は年収の8倍が目安
- 2.3築10年中古マンションの購入は年収の5〜6倍が目安
- 3【マンション購入の年収目安】購入予算の計算式は「頭金+借入可能額+諸費用」
- 3.1頭金とは?
- 3.2借入可能額とは?
- 3.3諸費用とは?
- 4【マンション購入の年収目安】年収以外のポイントは?
- 4.1①頭金をいくら用意できるか確認する
- 4.2②返済負担率は収入の20〜25%が目安
- 4.3③返済方式は元利均等返済方式がおすすめ
- 4.4④金利は固定金利のほうがリスクが少ない
- 4.5⑤定年時のローン残高1,000万円以内に
- 5【マンション購入の年収目安】年収別住宅ローン支払いシミュレーション
- 5.1年収300万円の場合
- 5.2年収400万円の場合
- 5.3年収500万円の場合
- 5.4年収600万円の場合
- 5.5年収700万円の場合
- 5.6年収800万円の場合
- 5.7年収900万円の場合
- 5.8年収1,000万円の場合
- 6【マンション購入の年収目安】年代別のマンション購入のメリット
- 6.120〜30代|長期の住宅ローンを組める
- 6.240〜50代|価格の高いマンションを購入できる
- 6.360代以上|自己資金を潤沢に用意できる
- 7【マンション購入の年収目安】無理な金額で購入した場合のリスク
- 7.1想定外の出来事に対応できなくなる
- 7.2金利変動に対応できなくなる
- 7.3暮らしが窮屈で大変になる
- 8無理なくマンション購入をする方法
- 8.1借入可能額の上限まで借りない
- 8.2毎月の家賃を目安に借り入れ金額を決める
- 8.3親や親戚から支援してもらい頭金を増やす
- 9【マンション購入の年収目安】まとめ
【マンション購入の年収目安】購入者の収入はいくら?
女性
マンションを購入した人は、いくら位の年収が多いの?
マンション購入を検討していると「自分の収入で購入できるのか?」と心配になる方もいるでしょう。
マンションを購入したい方は、収入がいくらあれば無理なくマンションを購入できるのか、購入者の年収を目安に資金計画を立てるのがオススメ。
実際にマンションを購入した方の平均世帯年収を紹介しますので、資金計画の参考にしてみましょう。
マンション購入者の平均世帯年収は844万円
国土交通省の「令和4年度住宅市場動向調査」によると、マンションの購入者世帯年収960万円でした。
注文住宅や分譲住宅などを購入した人の中でも、マンション購入者の世帯年収の平均は最も高いといわれています。注文住宅は平均で 896万円。
分譲の戸建て住宅の場合は平均855万円であり、データからもマンション購入者の世帯年収が高いことがわかります。
年収 | 割合 |
400万円未満 | 5.6% |
400万〜600万円 | 10.8% |
600万〜800万円 | 24.3% |
800万〜1,000万円 | 17.4% |
1,000万〜1,200万円 | 7.6% |
1,200万〜1,500万円 | 8.3% |
1,500万〜2,000万円 | 5.6% |
2,000万円以上 | 16.6% |
無回答 | 13.9% |
マンション購入者を世帯年収別に見てみると、600万円〜800万円の割合が最も多く、24.3%を占めています。一方で、世帯年収が400万円以下の方は、全体の5.6%です。
やはりマンションを購入するためには、収入が多ければ大きい分、無理なくマンションを購入することができます。960万円という数字はあくまで平均値であり、世帯年収が平均に満たないと購入できないというわけではありません。
マンション購入者の年代別平均年収はいくら?
住宅金融支援機構「2022年度フラット35利用者調査」では、マンション購入者の平均年齢は『45.7歳』でした。
マンション購入者の平均年齢割合
年代 | 割合 |
20代以下 | 7.9% |
30代 | 28.1% |
40代 | 27.3% |
50代 | 20.9% |
60代以上 | 15.8% |
マンション購入者の平均年齢は、前年度よりも+1.7歳となっており、年々上昇を続けています。
これは少子高齢化の影響と、若い世代の収入の少なさも影響していると考えられます。
30代になると収入も増え、貯蓄も増えることによりローンも組みやすくなるでしょう。マンション購入者の多くの方は、このタイミングで購入を決断する方が多いようです。
さらに40代に上がると、昇進や昇給の機会も多いため、さらに余裕を持ってマンションの購入について考えることができるのではないでしょうか。それでは、年代別の平均年収について詳しく見ていきます。
これからマンション購入を検討されている方は、資産価値が高く売却しやすい中古マンションを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
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マンション購入をしている20代は「年収400万〜500万円前後」の世帯が最も多いです。
国税庁の「令和3年民間給与実態統計調査」によると、20代の平均年収は次の通りでした。
男性平均年収 | 女性平均年収 | 総平均年収 | |
20〜24歳 | 287万円 | 249万円 | 269万円 |
25〜29歳 | 404万円 | 328万円 | 371万円 |
20代マンション購入者が結婚して2人世帯の場合は、平均年収から考えても「年収400万〜500万前後」の世帯年収となります。
年収400万円であってもマンションを購入することは不可能ではありません。
30代は「年収500万〜700万円前後」
住宅金融支援機構「2022年度フラット35利用者調査」によると、マンションを購入した方の年収倍率の平均は、7.2倍といわれています。
他の注文住宅や建売住宅を購入する方の年収倍率は、年々上昇を続けており、マンション購入者の年収倍率も同様に上昇しています。
そのため、将来この倍率はより上昇していくと考えられます。今後、年収倍率が上がっていくことで、マンションの購入後に返済に苦しむ可能性も高まるため注意が必要です。この倍率も参考にしながら、自身の年収に見合ったマンションを購入するようにしましょう。
マンションを購入する際に大切なのは、確実に完済できる計画を立てることです。自身のライフプランに合った、無理のないマンションの購入を検討してみてください。
40〜50代は「年収600万〜900万円前後」
40代になると「年収600万〜900万前後」でマンションを購入する世帯が増えます。
国税庁の「令和3年民間給与実態統計調査」によると、40代・50代の平均年収は次の通りでした。
男性平均年収 | 女性平均年収 | 総平均年収 | |
40〜44歳 | 584万円 | 324万円 | 480万円 |
45〜49歳 | 630万円 | 328万円 | 504万円 |
50〜54歳 | 664万円 | 328万円 | 520万円 |
55〜59歳 | 687万円 | 316万円 | 529万円 |
そのため、40代・50代のマンション購入者の年収は「年収600万〜900万前後」と20代・30代に比べて高額になります。
60代は「年収900万〜1,000万円前後」
60代になると「年収900万〜1,000万前後」でマンションを購入する世帯が増えます。
国税庁の「令和3年民間給与実態統計調査」によると、60代の平均年収は次の通りでした。
男性平均年収 | 女性平均年収 | 総平均年収 | |
60〜64歳 | 537万円 | 262万円 | 423万円 |
65〜69歳 | 423万円 | 216万円 | 338万円 |
マンション購入の際には、自分と同年代の年収を把握して資産計画を立てましょう。
【マンション購入の年収目安】購入価格の目安はいくら?
マンションを購入する際に「いくらくらいの物件を購入するべきか」悩む方も多いでしょう。マンション購入は自分の収入に見合った価格帯の物件を探すことが大切です。
物件選びの参考として、マンションの購入価格の目安を確認しておきましょう。
マンション購入価格の目安は「年収の7〜10倍」
住宅金融支援機構「2022年度フラット35利用者調査」によると、マンションを購入した方の年収倍率の平均は、7.2倍といわれています。
他の注文住宅や建売住宅を購入する方の年収倍率は、年々上昇を続けており、マンション購入者の年収倍率も同様に上昇しています。
そのため、将来この倍率はより上昇していくと考えられます。
今後、年収倍率が上がっていくことで、マンションの購入後に返済に苦しむ可能性も高まるため注意が必要です。この倍率も参考にしながら、自身の年収に見合ったマンションを購入するようにしましょう。
マンションを購入する際に大切なのは、確実に完済できる計画を立てることです。自身のライフプランに合った、無理のないマンションの購入を検討してみてください。
新築マンションの購入は年収の8倍が目安
マンション購入の年収目安は年収の7倍〜10倍が目安ですが、東京カンテイが公表している「2021年度の新築マンション価格の年収倍率」によると全国平均で年収の8倍程度が目安でした。
新築マンション購入者の年収倍率は全国平均で8.93倍と、前年比から比較してマンション価格に対する年収倍率が上がっています。
2021年度の年収倍率と平均年収・購入マンション価格の目安を、エリア別に確認してみましょう。
都道府県 | 年収倍率 | 平均年収 | マンション価格(70㎡換算) |
北海道 | 9.12倍 | 534万円 | 4,868万円 |
東京都 | 14.69倍 | 570万円 | 8,373万円 |
愛知県 | 10.06倍 | 521万円 | 5,243万円 |
大阪府 | 11.57倍 | 487万円 | 5,635万円 |
広島県 | 7.60倍 | 506万円 | 3,844万円 |
福岡県 | 8.02倍 | 491万円 | 3,937万円 |
沖縄県 | 12.15倍 | 393万円 | 4,775万円 |
首都圏平均 | 11.29倍 | 525万円 | 5,926万円 |
中部圏平均 | 8.88倍 | 484万円 | 4,298万円 |
近畿圏平均 | 9.86倍 | 470万円 | 4,633万円 |
新築マンションを購入する際は、年収の8倍を目安に物件を決めましょう。
築10年中古マンションの購入は年収の5〜6倍が目安
新築マンションは年収の8倍が目安ですが、築10年の中古マンションを購入する場合は年収の5〜6倍が目安です。
東京カンテイが公表している「2021年度築10年中古マンション価格の年収倍率」によると、全国平均で年収の6.54倍の価格で中古マンションを購入していることがわかりました。
エリア別の年収倍率・平均年収・購入マンション価格の目安は、以下の通りです。
都道府県 | 年収倍率 | 平均年収 | マンション価格(70㎡換算) |
北海道 | 6.87倍 | 534万円 | 3,668万円 |
東京都 | 13.35倍 | 570万円 | 7,612万円 |
愛知県 | 6.77倍 | 521万円 | 3,529万円 |
大阪府 | 8.33倍 | 487万円 | 4,058万円 |
広島県 | 5.53倍 | 506万円 | 2,796万円 |
福岡県 | 6.19倍 | 491万円 | 3,041万円 |
沖縄県 | 9.70倍 | 393万円 | 3,813万円 |
首都圏平均 | 8.94倍 | 525万円 | 4,692万円 |
中部圏平均 | 6.72倍 | 484万円 | 3,252万円 |
近畿圏平均 | 7.22倍 | 470万円 | 3,394万円 |
中古マンションを購入する際は、年収の5〜6倍を目安に物件を探すと無理のない返済計画を立てられます。
【マンション購入の年収目安】購入予算の計算式は「頭金+借入可能額+諸費用」
マンション購入価格の目安を知るために年数倍率は1つの手法ですが、住宅ローンを借りることを想定するとさまざまな要因を考慮しなければなりません。
一括払いでマンションを購入できない限り、ほとんどの方は住宅ローンを組むことになるでしょう。そのため、マンション購入予算を計算する際には「頭金+借入金額+諸費用」の式で算出します。
マンション購入予算を算出するため、各計算に必要な項目について理解しておいてください。
頭金とは?
頭金とは住宅ローンを利用する際、先に支払っておく代金の一部です。契約申込金とも呼ばれ、住宅ローンの他にも何か契約する際に前もって支払っておく代金のことを頭金と呼びます。
頭金を多く支払っておくと、借入金額を少なくできるため返済期間も短くして、住宅ローン審査が通りやすくなります。
住宅ローンは借入金額と借入期間に応じて利息が発生するため、借入金額を減らして借入期間を短くする方が総返済額が減って得です。
しかし、無理をして頭金を多く支払うと貯蓄が減り、住宅ローン借入後の生活に支障をきたすかもしれません。
マンション購入の際に住宅ローンを組む際は、無理のない範囲で多めに頭金を支払っておきましょう。
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借入可能額とは、銀行など金融機関からいくらまで住宅ローンを借りられるかを示した限度額です。
金融機関としては返済の見込みがない金額を消費者に貸すわけにはいかないため、住宅ローン審査によって「いくらまでなら貸しても問題ないか」借入可能額を決定します。
なお、借入可能額を決める基準の1つとして「返済負担率」が大きく影響します。返済負担率とは「収入に対する返済額の割合」を示しており、無理なく住宅ローンを返済できるか見極める基準です。
住宅ローンを借りる際は、収入や借入期間・信用度によって借入可能額は変わることを覚えておきましょう。
諸費用とは?
マンション購入には物件価格だけでなく、税金や手数料などの諸費用が発生します。そのため予算のすべてを住宅ローンに使ってしまうと、諸費用が不足してしまうので要注意です。
マンション購入に必要な諸費用を新築・中古別にまとめましたので、資産計画の参考にしてください。
諸費用項目 | 新築マンション | 中古マンション |
印紙税 | 必要 | 必要 |
ローン借入費用(事務手数料・保証料など) | 必要 | 必要 |
保険料(火災保険料・地震保険料など) | 必要 | 必要 |
仲介手数料 | 不要 | 必要 |
不動産取得税 | 場合による | 場合による |
固定資産税精算金 | 場合による | 必要 |
修繕積立金 | 必要 | 不要 |
水道負担金 | 不要 | 不要 |
物件購入費用に対する諸費用割合 | 3〜5% | 5〜8% |
【マンション購入の年収目安】年収以外のポイントは?
マンション購入価格を判断する目安として、年収以外にも以下のポイントを理解しておきましょう。
マンション購入で意識するべき年収以外のポイント
- 頭金をいくら用意できるか確認する
- 返済負担率は収入の20〜25%が目安
- 返済方式は元利均等返済方式がおすすめ
- 金利は固定金利のほうがリスクが少ない
それぞれのポイントを解説しますので、マンション購入の際に意識してください。
①頭金をいくら用意できるか確認する
マンション購入の際は、頭金をいくら用意できるか確認しておきましょう。
住宅ローンは頭金をできるだけ多く支払う方が、お得に借り入れられます。なぜなら、頭金を多く支払うことで借入金額を減らし借入期間を短くできるため、金利を減らして総返済額を軽減できるからです。
また融資率が物件購入価格の9割を超える場合、審査が厳しくなったり金利を高く設定されたりと、住宅ローンの借り入れで損をする可能性があります。
一般的に頭金は物件購入価格の2割程度が目安なので、3,000万円のマンションを購入する際は600万円程度を頭金として支払っておく方がいいです。
マンションを購入する際は、収入や諸費用を考慮していくらまで頭金を支払えるか計算しておきましょう。
②返済負担率は収入の20〜25%が目安
マンション購入価格を決めるポイントとして、返済負担率は収入の20〜25%程度を目安にしてください。
収入に対して返済負担率が低いと住宅ローン完済までに期間がかかり、借入期間に応じた金利が発生してしまいます。反対に返済負担率が高いと、毎月のローン返済で家計を圧迫してしまうため要注意です。
返済負担率を20〜25%に設定しておくと無理のない範囲で住宅ローンを返済できるため、マンション購入の際は返済負担率から購入価格を算出して物件を探しましょう。
③返済方式は元利均等返済方式がおすすめ
マンション購入のポイントとして、住宅ローンの返済方式は元利均等返済方式を選択しましょう。
住宅ローンを借りる際は返済方法を決めますが、元金均等返済方式よりも元利均等返済方式の方が安全性が高いです。
「元利均等返済方式とは何?」と疑問に思った方は、それぞれの返済方法を解説しますのでどちらの方法で住宅ローンを返済すべきか検討してみてください。
元利均等返済方式とは?
元利均等返済方式は、元金と利息を組み合わせて、毎月均等な金額で住宅ローンを返済する方法です。
返済期間が固定されている場合、毎月の返済額は一定ですが、元金の返済額は少しずつ増加していきます。利息の金額は返済期間が進んでもほぼ一定ですが元金の返済額が増えるため、最初の期間では利息の割合が大きくなる特徴があります。
元利均等返済方式は、毎月一定の返済額が定められているので返済計画が立てやすく安全性が高いです。
元金均等返済方式とは?
元金均等返済方式とは、ローンの元本を均等な額で返済していく方法です。
返済期間が固定されている場合、毎月の返済額は同じですが利息の金額は返済期間が進むにつれて減少します。つまり、元金の返済額は一定で利息の支払いが減っていく特徴があります。
ローン借入当初の返済額が大きく、返済していくにつれて徐々に返済額が小さくなるため、まとまった蓄えがある間にローン残高を減らして老後の出費を減らしたい方におすすめです。
④金利は固定金利のほうがリスクが少ない
マンション購入のポイントとして、住宅ローンの金利は固定金利の方がリスクが少ないです。
住宅ローンの金利タイプには「固定金利」と「変動金利」の2種類がありますが、固定金利の方が金利が上昇するリスクが少ないため安心してローンを組めます。
それぞれの金利タイプを解説しますので、自分にあった方を選びましょう。
固定金利とは?
固定金利は、契約時に設定された金利が返済期間中変わらずに一定になる金利タイプです。
固定金利では借りた金利が固定されるため、返済期間中は金利が変動しません。そのため、経済の状況や金利の変動に左右されず返済額を予測できるため、予算管理や長期的な計画に向いています。
ただし、金利が上昇した場合でも固定された金利が適用されるため、変動金利に比べて返済総額が多くなるリスクに注意しなければなりません。
変動金利とは?
変動金利は、契約時に設定された基準金利にプラスまたはマイナスのマージンが加えられ、定期的に金利が見直される金利タイプです。
変動金利では金利が変動するため、金利が下がれば返済額が軽減されますが、反対に金利が上昇すれば返済額が増える可能性があります。
変動金利は金利の変動リスクがあるため、固定金利よりリスクが高い方式です。ただし、金利が下がる可能性もあるため、金利が低い時期に借りれば利益を得られる可能性もあります。
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⑤定年時のローン残高1,000万円以内に
マンション購入のポイントとして、定年後の住宅ローン残高を1,000万円以下になるよう返済計画を立てましょう。
現役時代には安定した収入があっても、定年後は年金生活になり収入が大幅に減少します。そのため、定年後に1,000万円を超える住宅ローン残高がある場合は、老後の生活が困窮するリスクがあり危険です。
理想としては収入の多い現役時代に住宅ローンを完済して、定年後は優雅な老後生活を送れるようにしましょう。
【マンション購入の年収目安】年収別住宅ローン支払いシミュレーション
マンション購入時に住宅ローンを組むため、自分の年収に応じた返済計画を立てることが大切です。
年収別の住宅ローン支払いシミュレーションを行いますので、返済計画を立てる際の参考にしてください。
なおシミュレーションは、次の条件で住宅ローン支払い額を計算します。
年収別住宅ローン支払いシミュレーション条件
- 借入金額:年収の8倍
- 借入期間:35年
年収300万円の場合
年収300万円の場合でシミュレーションをすると、住宅ローン返済額は次の通りです。
借入金額 | 2400万円 |
年間返済額 | 68万5,715円 |
月額返済額 | 5万7,143円 |
毎月5万7,143円返済すれば35年で住宅ローンの完済です。
年収400万円の場合
年収400万円の場合でシミュレーションをすると、住宅ローン返済額は次の通りです。
借入金額 | 3,200万円 |
年間返済額 | 91万4,286円 |
月額返済額 | 7万6,190円 |
毎月7万6,190円返済すれば35年で住宅ローンの完済です。
年収500万円の場合
年収500万円の場合でシミュレーションをすると、住宅ローン返済額は次の通りです。
借入金額 | 4,000万円 |
年間返済額 | 114万2,857円 |
月額返済額 | 9万5,238円 |
毎月9万5,238円返済すれば35年で住宅ローンの完済です。
年収600万円の場合
年収600万円の場合でシミュレーションをすると、住宅ローン返済額は次の通りです。
借入金額 | 4,800万円 |
年間返済額 | 137万1,429円 |
月額返済額 | 11万4,286円 |
毎月11万4,286円返済すれば35年で住宅ローンの完済です。
年収700万円の場合
年収700万円の場合でシミュレーションをすると、住宅ローン返済額は次の通りです。
借入金額 | 5,600万円 |
年間返済額 | 160万円 |
月額返済額 | 13万3,333円 |
毎月13万3,333円返済すれば35年で住宅ローンの完済です。
年収800万円の場合
年収800万円の場合でシミュレーションをすると、住宅ローン返済額は次の通りです。
借入金額 | 6,400万円 |
年間返済額 | 182万8,571円 |
月額返済額 | 15万2,380円 |
毎月15万2,380円返済すれば35年で住宅ローンの完済です。
年収900万円の場合
年収900万円の場合でシミュレーションをすると、住宅ローン返済額は次の通りです。
借入金額 | 7,200万円 |
年間返済額 | 205万7,143円 |
月額返済額 | 17万1,428円 |
毎月17万1,428円返済すれば35年で住宅ローンの完済です。
年収1,000万円の場合
年収1,000万円の場合でシミュレーションをすると、住宅ローン返済額は次の通りです。
借入金額 | 8,000万円 |
年間返済額 | 228万5,714円 |
月額返済額 | 19万476円 |
毎月19万476円返済すれば35年で住宅ローンの完済です。
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【マンション購入の年収目安】年代別のマンション購入のメリット
マンション購入をするメリットを年代別で紹介します。
年代別のマンション購入のメリット
- 20〜30代|長期の住宅ローンを組める
- 40〜50代|価格の高いマンションを購入できる
- 60代以上|自己資金を潤沢に用意できる
年代によってそれぞれメリットが異なるので、何歳から物件を探すべきかマンション購入時期を考えてみましょう。
20〜30代|長期の住宅ローンを組める
20〜30代でマンション購入をするメリットは、長期の住宅ローンを組めることです。
若いうちに住宅ローンを組むと、完済時期を定年前に設定しやすく現役時代に住宅ローンを支払えます。
また、借入期間を長く設定できるため、毎月の返済額を低くできる点もメリットです。
40〜50代|価格の高いマンションを購入できる
40〜50代でマンション購入をするメリットは、価格の高いマンションを購入できることです。
40代からは一気に平均年収が上がるため、マンション購入予算を増やせます。
20〜30代の頃には手が出なかった高額なマンションでも、40〜50代の収入があれば購入できるでしょう。
60代以上|自己資金を潤沢に用意できる
60代以上でマンションを購入するメリットは、自己資金を潤沢に用意できることです。
60代以上の方は現役時代に稼いだ貯金や、すでに所有している住宅を売却することで、豊かな資金力を使ってマンション購入ができます。
しかし、60代以上の方が住宅ローンを組む際は、健康面が悪い場合は審査が通らない可能性があるので注意しましょう。
【マンション購入の年収目安】無理な金額で購入した場合のリスク
年収に対して、無理な金額でマンション購入した場合のリスクを理解しておきましょう。マンションを無理な金額で購入した場合のリスクは、次の通りです。
マンションを無理な金額で購入した場合のリスク
- 想定外の出来事に対応できなくなる
- 金利変動に対応できなくなる
- 暮らしが窮屈で大変になる
マンション購入の際には、リスクを背負わないように無理のない金額の物件を選んでください。
想定外の出来事に対応できなくなる
無理な金額でマンション購入をすると、想定外の出来事に対応できなくなるリスクが生じます。
返済負担額が大きくなれば貯蓄をする余裕がなくなり、急遽の出費に対応できません。生活をする上で病気や怪我、休職や失業など、急遽のトラブルは誰にでも起きる可能性があります。
さらに結婚や離婚・出産などライフステージにあわせて出費が増える可能性もあり、無理な金額でマンション購入をすると想定外の出来事に対応できません。
急遽の出費や収入の減少に備えて、「いくらまでなら無理なく住宅ローンを返済できるか」返済計画を立てましょう。
金利変動に対応できなくなる
無理な金額でマンション購入をすると、金利変動に対応できなくなるリスクが生じます。
固定金利で住宅ローンを組んでいる場合は問題ありませんが、変動金利を採用している場合は経済情勢に応じて金利が変動します。
金利が下がった場合は返済の負担が減りますが、金利が上がった場合は無理をして住宅ローンを組んでいるので返済が難しくなるでしょう。
無理な金額でマンション購入をすると、金利が上がった場合に住宅ローンを返済できないリスクがあるので注意しましょう。
暮らしが窮屈で大変になる
無理な金額でマンション購入をした場合、暮らしが窮屈で大変になります。
生活を豊かにするためにマンション購入をするハズが、住宅ローンの返済に追われて日々の生活が困窮すれば本末転倒です。
素敵なマンション生活を送るため、無理のない金額で住宅ローンを組みましょう。
これからマンション購入を検討されている方は、資産価値が高く売却しやすい中古マンションを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
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無理なくマンションを購入する方法は、あらかじめ計画を立ててから購入することが大切です。
マンションを購入する際に、事前に必要な全ての金額を調べておく必要があります。
まず、頭金についてです。
頭金はマンションの購入代金の一部として充当されるものです。この頭金として用意できる金額が多いほど、月々の返済の額を減らすことができます。
用意する頭金の目安としては、物件価格の10%〜20%が妥当と言われています。
また、入居後にかかる管理費等についても、マンションを購入する際には念頭に入れておいてください。
ここでは、マンションを無理なく購入するための計画の立て方のポイントについて、3つに分けてご説明いたします。
借入可能額の上限まで借りない
返済計画を立てる際に、気をつけるべきポイントとして挙げられるのは、『限度額まで借りない』ということです。
年収500万円程度とすると、返済負担率25%として頭金・ボーナス払いなし、固定金利1.5%、返済期間35年で計算を行うと、月々の支払いはおよそ10万円程度となります。この場合、概算で3300万円程度が借入が可能になるでしょう。
借入可能額の上限まで借りようとした場合や、返済負担率を上げてさらに高額のマンションを購入しようとすれば、その分家計への負担も大きくなります。
返済負担率は高くても25%程度に抑えることをおすすめいたします。同じ間取りのマンションでも、駅近や築年数によって価格は大きく変わります。家族構成や今後のライフプランとも照らし合わせて、購入を検討してみてください。
毎月の家賃を目安に借り入れ金額を決める
現在、賃貸物件にお住まいの方は、月々の家賃を目安に購入するマンションを決めてみるのもおすすめです。
毎月8万円を家賃として支払いを行っている場合、その分を月々のマンションの返済に置き換えてと考えてみましょう。月々8万円をマンションの返済に充てると考え、返済負担率を25%、返済期間を35年、固定金利1.5%として試算を行うと、最大で3400万円程度まで借入を行うことができます。
無理のない返済を行うために、借入限度額まで借りることはおすすめしません。
また、マンションを購入すると月々の家賃以外にも、管理費や修繕積立金、固定資産税等が発生する場合があります。
そういった諸経費等も考えて、ギリギリの返済にならないよう金額を決めましょう。
親や親戚から支援してもらい頭金を増やす
上記で紹介した「頭金」についてですが、まとまった金額を用意するのが大変といった声も意見もあります。
特に若い世代でマンションの購入をお考えの場合、貯蓄も十分でないことや、年収も40代や50代と言った世代と比べ、少ないことが多いです。親や親戚から支援をしてもらい頭金を増やすことで、今後の支払いの負担を減らすことができます。
借り入れる金額を減らすことができますので、今後負担になる利息についても、大幅に減らすことができるでしょう。支援してもらった分の金額については、事前にきちんと相談をすることで、余裕を持って返済していくこともできます。
また、購入したマンションで両親と同居するといった際にも、頭金を支援してもらうことで、月々の負担を減らすことも可能です。
【マンション購入の年収目安】まとめ
マンション購入ができる年収と、収入に対する購入価格の目安について解説しました。
結論からいうと、年収に見合った価格帯のマンションを購入しなければ、生活が困窮するリスクが生じます。
この記事のまとめ
- 新築マンションは年収の8倍、中古マンションは年収の6倍程度の価格帯が目安
- 返済負担率を収入の25%以内に収めないと住宅ローンの支払いが難しくなる
- 住宅ローン返済シミュレーションを参考に自分にあった価格帯・購入時期を見極める
この記事で紹介したマンション購入のリスク、購入予算の計算方法を参考に、自分にあった価格帯のマンションを探してみてください。
無理のない返済計画を立てて、理想の生活ができるマンションを購入しましょう。
これからマンション購入を検討されている方は、資産価値が高く売却しやすい中古マンションを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
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