リセールバリューの高いマンションとは?中古・新築マンションの売却価格が高くなる条件を解説
女性
リセールバリューの高いマンションとは人気のエリアや駅近など、築年数が経っても価値が落ちづらいとされる物件です。
資産としてマンション購入を検討していたり、住み替えによる売却を検討していたりする方は、リセールバリューの高いマンションを購入しましょう。
この記事では、リセールバリューの高いマンションについて、新築・中古別に条件を詳しく解説します。
リーセールバリューの高いマンションを購入する際のポイントを交えて解説しますので、最後まで読んでマンション購入の参考にしてください。
この記事でわかること
- リセールバリューの高いマンションは売却価格が高くつきやすい
- 新築・中古ともに交通アクセスの良い物件はリセールバリューが高い
- マンションの価格が変動する不安要素がある場合は要注意
- 最寄り駅から徒歩3分程度の物件はリセールバリューが高い
記事の目次
- 1リセールバリューの高いマンションとは?
- 1.1そもそもリセールバリューとは?
- 1.2値段が高くてもリセールバリューが高いマンションを選ぶ?
- 2リセールバリューの高いマンションかどうか確かめる方法
- 2.1①リセールバリューを計算する
- 2.2②似た条件のマンションの過去の取引額と比較する
- 2.3③同じ不動産会社が扱う物件のリセールバリューを調べる
- 3リセールバリューの高い中古マンションの条件
- 3.1①最寄り駅が近い
- 3.2②交通アクセスが良好
- 3.3③生活環境に優れている
- 3.4④管理が行き届いている
- 3.5⑤専有面積が50〜70㎡程度
- 3.6⑥総戸数が多い
- 3.7⑦自然災害が起こる可能性が低い
- 4リセールバリューの高い新築マンションの条件
- 4.1①都心へのアクセスが良好
- 4.2②最寄り駅まで徒歩5分圏内
- 4.3③世帯数が多い大規模マンション
- 4.4④タワーマンション
- 5タワーマンションのリセールバリューを下げてしまう不安要素
- 5.1①立地条件しだいで値崩れを起こす可能性がある
- 5.2②管理費・修繕費が段階的に高くなる
- 5.3③大規模修繕工事の同意形成が難しい
- 5.4④投機性が高いため価格が不安定になりやすい
- 5.5⑤災害発生時の安全性が懸念される
- 6リセールバリューの高いマンションを購入する際のポイント
- 6.1①最寄駅の収益力を確認する
- 6.2②駅から徒歩3分程度の物件がおすすめ
- 6.3③売却のタイミングをあらかじめ決めておく
- 6.4④不動産会社の意見を参考にする
- 6.5⑤リセールバリューが高くなる条件に該当する物件を選ぶ
- 7マンションを購入する際はリセールバリューを確認しよう
リセールバリューの高いマンションとは?
そもそも不動産購入が初めての場合は「リセールバリュー」という言葉に、聞き馴染みがない方もいるでしょう。
「リセールバリューとは何?」と思っている方は、資産価値の高いマンションを購入するために、リセールバリューの概要を理解しておく必要があります。
マンション購入を検討している方は、リセールバリューの知識を深めておきましょう。
そもそもリセールバリューとは?
そもそもリセールバリューとは、「1度購入したものを再販する際の価値」を指します。
不動産業界でいうリセールバリューは、住宅を売却する際の資産価値のことです。
リセールバリューは、不動産情報を取り扱う「東京カンテイ」が住宅の資産価値を表すために独自の指標として定めました。
新築購入時の価格を「100」と設定して、中古マンションの資産価値をパーセンテージで表しています。
つまりリセールバリューは、数値が高いほど資産価値が高いことを表しており、「100」に近いほど売却を成立させられる可能性が高いです。
将来、マンションの売却を考えている方は、リセールバリューが高い物件を購入しましょう。
値段が高くてもリセールバリューが高いマンションを選ぶ?
リセールバリューが高いマンションは、売却時に高く売れますが値段が高い傾向があります。
「値段が高くてもリセールバリューが高いマンションを選ぶべき?」と悩んでいる方は、大前提としてマンション購入は、無理のない金額で住みやすい物件を選びましょう。
リセールバリューが高いマンションは、駅チカ物件や築年数が新しい物件など需要が高いです。
無理をして高額なマンションを購入するより、予算内で住みやすい物件を選ぶことをおすすめします。
リセールバリューは、あくまで物件を選ぶ際の判断材料の1つとして扱いましょう。
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リセールバリューの高いマンションかどうか確かめる方法
リセールバリューが高いマンションを購入するためには、対象物件のリセールバリューを確認しておかなければなりません。
リセールバリューの高いマンションかどうか確かめる方法として、次の方法を実践しましょう。
リセールバリューの高いマンションかどうか確かめる方法
- ①リセールバリューを計算する
- ②似た条件のマンションの過去の取引額と比較する
- ③同じ不動産会社が扱う物件のリセールバリューを調べる
それぞれの方法でリセールバリューを確認して、資産価値の高いマンションを購入しましょう。
①リセールバリューを計算する
リセールバリューの高いマンションを選ぶためには、対象物件のリセールバリューを計算してみてください。
リセールバリューは、次の計算式で算出可能です。
「リセールバリュー(%)=中古販売時の価格÷新築販売時の価格✕100」
例えば、マンションの中古販売時の価格が2,500万円、新築販売時の価格が4,000万円の場合は「2,500万円÷4,000万円×100=62.5%」と計算できます。
そのため、リセールバリューは62.5%であり、現在販売されているマンションの資産価値を判断できます。
②似た条件のマンションの過去の取引額と比較する
リセールバリューの高いマンションか確かめる方法として、似た条件のマンションの過去の取引額と比較してみましょう
築年数やエリア・間取りなどが似た条件のマンションが過去にいくらで売買されているか、取引額を見れば物件の価格推移を判断できます。
似た条件のマンションは、同程度の価格で取引されることが多く、過去の取引額を比較することで検討中の物件の取引額を推測可能です。
③同じ不動産会社が扱う物件のリセールバリューを調べる
リセールバリューの高いマンションかどうか確かめる方法として、同じ不動産会社が扱う物件のリセールバリューを調べてみましょう。
同じ不動産会社が取り扱っている物件のリセールバリューを調べれば、検討中の物件のリセールバリューを推測できます。
ネットで検索したり不動産会社に問い合わせたりすれば、検討中の物件を取り扱っている不動産会社の物件のリセールバリューを調べられます。
リセールバリューの高い中古マンションの条件
築年数に応じて、リセールバリューの高いマンションの条件は異なります。中古マンションの購入を検討している方は、リセールバリューの高い中古マンションの条件を確認しておきましょう。
リセールバリューの高い中古マンションの条件は、次の通りです。
リセールバリューの高い中古マンションの条件
- ①最寄り駅が近い
- ②交通アクセスが良好
- ③生活環境に優れている
- ④管理が行き届いている
- ⑤専有面積が50〜70㎡程度
- ⑥総戸数が多い
- ⑦自然災害が起こる可能性が低い
それぞれの条件を満たしている中古マンションは、リセールバリューが高い可能性があります。
中古マンション購入を検討している方は、それぞれの条件を確認しておきましょう。
①最寄り駅が近い
リセールバリューの高い中古マンションの条件は、最寄り駅が近いことです。
マンションから最寄り駅が近いと生活がしやすいため、不動産需要が高い傾向があります。
目安として最寄り駅までの距離が徒歩10分圏内のマンションは、リセールバリューが高いです。
なお首都圏は生活の利便性が高く、リセールバリューが高いエリアが多いです。
東京カンテイが公表している「2022年中古マンションのリセールバリュー【首都圏】」によると、「六本木一丁目」がリセールバリュー251.6%と最も高いことが判明しました。
さらに首都圏の対象398駅の大半がリセールバリュー100%を超えており、資産価値が高い物件が多いです。
首都圏にある最寄り駅から近い物件は、リセールバリューの高い傾向があります。
②交通アクセスが良好
リセールバリューの高い中古マンションの条件は、交通アクセスが良好な物件です。
マンションの最寄り駅が、都市部やビジネス街へアクセスがしやすい路線駅の場合、通勤や休日の外出がしやすく利便性が高いです。
最寄り駅から乗り入れる路線の数やバス停の数、主要駅まで乗り換えなしでアクセスできるかによって、リセールバリューが変わります。
リセールバリューの高い中古マンションを購入したい場合は、交通アクセスが良好なエリアにある物件を選びましょう。
③生活環境に優れている
生活環境に優れている物件は、リセールバリューが高い傾向にあります。
中古マンションの周辺にスーパーやコンビニ・薬局など、生活に必要な買い物施設が揃っているかで生活の利便性が変わります。
インターネット調査を行う「マイボイスコム」が実施した2023年度のアンケート調査によると、マンション購入で重視するポイントは次の通りでした。
マンション購入で重視するポイント | 割合 |
生活環境の利便性(買い物、教育など) | 65.8% |
最寄り駅からの距離 | 65.1% |
日当たり・採用 | 58.1% |
間取り | 54.4% |
住居の向き(南向き、北向きなど) | 45.8% |
周辺環境(静けさ、自然の多さなど) | 44.5% |
治安の良さ | 43.8% |
通勤・通学のしやすさ | 41.9% |
耐震性 | 40.6% |
居住スペースの広さ | 35.8% |
収納スペース | 33.4% |
防音性 | 30.8% |
コストパフォーマンス | 30.8% |
「生活環境の利便性(買い物、教育など)」を重視する方が65.8%と、最も多いことが判明しました。
特に子どもがいるファミリー層は、買い物施設だけでなく幼稚園や小学校・塾などの教育機関が充実しているかを重視します。
そのため、生活環境に優れている中古マンションは、リセールバリューが高いです。
④管理が行き届いている
リセールバリューの高い中古マンションの条件は、管理の行き届いている物件です。
管理が行き届いている物件は、共有部分が綺麗で設備が補修されており、暮らしやすい傾向があります。
管理体制が疎かな中古マンションを選ぶと、掃除や設備のメンテナンスが不十分で、不便に感じてしまいます。
管理が行き届いている中古マンションはリセールバリューが高い傾向があるため、購入前に対象物件の管理状態を調べておきましょう。
なお、中古マンションの管理状態は、次の方法で確認できます。
中古マンションの管理状態を調べる方法
- 外観や廊下・エントランスなどの共有部分を確認する
- 定期総会議案書や総会議事録の内容を確認する
- 長期修繕計画案の内容を確認する
外観や共有部分の状態は内覧時に確認できますが、定期総会議案書や総会議事録・長期修繕計画案などの必要書類は、不動産会社に依頼して入手しましょう。
⑤専有面積が50〜70㎡程度
リセールバリューの高い中古マンションの条件は、専有面積が50〜70㎡程度の物件が多いです。
専有面積が50〜70㎡程度の物件は、国内で最も普及している広さであり、多種多様なターゲット層に需要があります。
そのため、資産価値が落ちにくく売却しやすい物件が多いです。
ただし、専有面積50〜70㎡程度の中古マンションは周辺にも数多く存在するため、ライバルとなる物件が多い傾向があります。
反対に50㎡未満や100㎡以上の物件などは、コアなターゲット層に需要があるため、エリアによってはリセールバリューが高いです。
エリアごとの不動産需要を見極めて、適切な専有面積がある中古マンションを選びましょう。
⑥総戸数が多い
中古マンションの総戸数によって、リセールバリューは変わります。総戸数が多い中古マンションほどリセールバリューが高く、資産価値が落ちにくいです。
なぜなら、総戸数が多いマンションの周辺には、商業施設や買い物施設が充実している傾向があり、生活の利便性が高いからです。
例えば、200戸以上の戸数がある中古マンションは、購入時よりも高く売れる可能性があります。
リセールバリューの高い中古マンションを購入したい場合は、総戸数が数百単位の大規模マンションを選びましょう。
⑦自然災害が起こる可能性が低い
自然災害が起こる可能性が低い中古マンションは、リセールバリューが高い傾向にあります。
地震や津波・土砂崩れなど、自然災害が起こる可能性が高いと、安心して暮らせないためリセールバリューが下がってしまいます。
自然災害が起こる可能性が低い中古マンションを探すために、国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」でエリアの災害リスクを確認しておいてください。
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リセールバリューの高い新築マンションの条件
リセールバリューの高い新築マンションを購入すれば、不動産売却によって収益を得られる可能性が高いです。
投資目的で新築マンションを購入する場合は、リセールバリューの高い新築マンションの条件を確認しておきましょう。
リセールバリューの高い新築マンションの条件は、次の通りです。
リセールバリューの高い新築マンションの条件
- ①都心へのアクセスが良好
- ②最寄り駅まで徒歩5分圏内
- ③世帯数が多い大規模マンション
- ④タワーマンション
それぞれの条件を確認して、新築マンションを購入する際の参考にしてください。
①都心へのアクセスが良好
リセールバリューの高い新築マンションの条件は、都心へのアクセスが良好な物件です。
都心へのアクセスが良好な物件は、不動産需要が下がりにくくリセールバリューが高い傾向にあります。
東京カンテイが公表した2022年度のアンケート調査によると、各主要都市部のリセールバリューが高いエリアは、次の通りでした。
ランキング | 首都圏 | 近畿圏 | 中部圏 |
1位 | 六本木一丁目(251.6%) | 淀屋橋(220.8%) | 東別院(142.4%) |
2位 | 新御茶ノ水(208.1%) | 大阪(189.5%) | 池下(142.4%) |
3位 | 代々木上原(192.0%) | 京都河原町(182.8%) | 伏見(133.0%) |
なお、カッコ内の数値がリセールバリューです。
いずれも都心へのアクセスが良好なエリアが、リセールバリュー上位にランクインしました。
新築マンションを購入する際には、都心へのアクセスが良好なエリアでリセールバリューの高い物件を探しましょう。
②最寄り駅まで徒歩5分圏内
リセールバリューの高い新築マンションの条件は、最寄り駅まで徒歩5分圏内の物件です。
最寄り駅までの距離が近い物件は、生活の利便性が高くリセールバリューが高い傾向にあります。
目安として最寄り駅まで徒歩5分圏内の新築マンションを購入すれば、通学・通勤がしやすいためリセールバリューが高いです。
③世帯数が多い大規模マンション
世帯数が多い大規模マンションは、リセールバリューが高い傾向にあります。
総戸数が多いほど周辺環境が充実している可能性が高く、世帯数の多い大規模マンションは共用施設も充実しています。
マンションによっては、キッズルームやパーティールーム・ラウンジやスポーツジムが、共用施設として揃っており、不動産需要が高いです。
リセールバリューの高い新築マンションを購入したい方は、世帯数の多さからマンションの規模を調べておきましょう。
④タワーマンション
リセールバリューの高い新築マンションの条件は、タワーマンションが挙げられます。
タワーマンションは周辺エリアを象徴するランドマークとなり、経済力や生活の充実度をアピールできる物件です。
特にタワーマンションの高層階はリセールバリューが高く、売却時に購入時より高額で取引されるケースも珍しくありません。
リセールバリューの高い新築マンションを購入したい場合は、首都圏などの都市部にあるタワーマンションを検討しましょう。
タワーマンションのリセールバリューを下げてしまう不安要素
タワーマンションはリセールバリューが高い傾向がありますが、状況によってはリセールバリューが下がってしまう可能性もあります。
タワーマンションの購入を検討している方は、次のリセールバリューを下げてしまう不安要素を把握しておきましょう。
タワーマンションのリセールバリューを下げてしまう不安要素
- ①立地条件しだいで値崩れを起こす可能性がある
- ②管理費・修繕費が段階的に高くなる
- ③大規模修繕工事の同意形成が難しい
- ④投機性が高いため価格が不安定になりやすい
それぞれの不安要素を確認して、リセールバリューが下がりにくいタワーマンションを見極めましょう。
①立地条件しだいで値崩れを起こす可能性がある
タワーマンションのリセールバリューを下げてしまう不安要素は、立地条件しだいで値崩れを起こす可能性があることです。
マンションは立地によってリセールバリューが変わり、都市部へアクセスしやすいエリアや駅チカ物件ほど需要が高まります。
しかし、タワーマンションは広い土地が必要となるため、駅から徒歩10分以上かかる場所に建てられているケースが多いです。
そのため、立地が悪いタワーマンションは、値崩れを起こす可能性があるため注意しましょう。
②管理費・修繕費が段階的に高くなる
タワーマンションのリセールバリューが下がってしまう不安要素は、管理費・修繕費が段階的に高くなることです。
タワーマンションは新築購入時より、築年数が経過するほど管理費・修繕費が段階的に高くなります。
新築より5年後には管理費・修繕費が2〜3倍に、10年後には5倍近くまで高くなるケースも珍しくありません。
タワーマンションの管理費・修繕費が段階的に高くなる要因は、次の通りです。
タワーマンションの管理費・修繕費が段階的に高くなる要因
- 設備の修理・交換コストが高い
- 通常のマンションよりも外壁塗装のコストがかかる
タワーマンションの購入を検討している方は、管理費・修繕費が段階的に高くなる要因を確認しておきましょう。
設備の修理・交換コストが高い
タワーマンションの管理費・修繕費が段階的に高くなる理由として、設備の修理・交換コストの高さが挙げられます。
タワーマンションは高級志向の設備が多く、修理・交換する際に発生するコストも高額です。
設備を特注していたり高価な設備を導入していたりと、タワーマンションに備わっている設備の価格が高額なので、修理・交換コストも高くなります。
さらに設備は築年数が経過するほど故障しやすいため、築年数が経過するごとに設備の修理・交換コストが高くなります。
設備の管理・修繕に費やすコストを住民から集めるために、タワーマンションは段階的に管理費・修繕費が高くなりやすいです。
通常のマンションよりも外壁塗装のコストがかかる
タワーマンションが段階的に管理費・修繕費が高くなる要因として、通常のマンションより外壁塗装のコストがかかることが関係しています。
数十階にもおよぶタワーマンションの外壁塗装は、ゴンドラを使用したり特別な技術を必要としたりと、高額なコストがかかります。
高層階まで外壁塗装を完工させるためには、通常のマンションよりも高いコストがかかるため、タワーマンションは管理費・修繕費が高いです。
③大規模修繕工事の同意形成が難しい
タワーマンションのリセールバリューが下がってしまう不安要素は、大規模修繕工事の同意形成が難しいことです。
マンションの大規模修繕工事を実施するためには、マンション所有者の75%以上が同意しなければなりません。
しかしタワーマンションでは、次のような要因から大規模修繕工事の同意形成が難しく、マンション共用施設や外観のリフォームができない事態が発生します。
タワーマンションの大規模修繕工事の同意形成が難しい理由
- 生活水準の異なる層が暮らしている
- 投資目的と居住目的では考え方が異なる
- 中国人が高層階を買い占めているケースが多い
それぞれの要因を確認して、タワーマンションのリセールバリューが下がってしまう不安要素を把握しましょう。
生活水準の異なる層が暮らしている
タワーマンションは、生活水準の異なる層が暮らしているため、大規模修繕工事の同意形成が難しいです。
特に高層階と低層階の住民では、経済力に差が生じやすく生活水準が異なります。
生活水準の異なる層が暮らすタワーマンションでは、全体の75%以上の同意形成が難しく、大規模修繕工事ができない可能性が高いです。
投資目的と居住目的では考え方が異なる
タワーマンションで大規模修繕工事の同意形成が難しい理由として、投資目的と居住目的では考え方が異なるからです。
タワーマンションは、居住目的で購入する他に投資目的で購入しているケースも多く、ライフスタイルが異なります。
マンションを所有している目的やライフスタイルが異なれば、優先順位や修繕への考え方も異なるため、全体の75以上の同意形成が難しいです。
中国人が高層階を買い占めているケースが多い
タワーマンションは、中国人が高層階を買い占めているケースが多いです。
そのため、高層階を所有している中国人から大規模修繕工事の同意を得られず、同意形成が失敗しやすい傾向があります。
国外に住んでいる中国人からすると、投資用に購入したマンションの修繕には興味がない可能性が高く、全体の75%以上の同意形成は難しいでしょう。
④投機性が高いため価格が不安定になりやすい
タワーマンションのリセールバリューが下がる不安要素は、投機性が高いため価格が不安定になりやすいことです。
タワーマンションは、投資家や中国人など富裕層が買い占めているケースが多く、投資家たちの需要によってリセールバリューが大きく変動します。
タワーマンションの価格が不安定になりやすい理由は、次の通りです。
タワーマンションの価格が不安定になりやすい理由
- 海外投資家からの人気しだいで価格が変わる
- 相続税の節税対策に使われている
それぞれの理由を把握して、タワーマンションを購入するべきか検討してください。
海外投資家からの人気しだいで価格が変わる
タワーマンションの価格が不安定になりやすい理由は、中国人などの海外投資家からの人気しだいで価格が変わるからです。
投資対象として購入されやすいタワーマンションは、海外投資家からの人気がなくなれば価格が下落してしまいます。
タワーマンションは、投資家たちの需要によって価格が変化するため、リセールバリューも変動しやすく不安定です。
相続税の節税対策に使われている
タワーマンションの価格が不安定になりやすい理由は、相続税の節税対策に使われているからです。
タワーマンションの相続税評価額は、実際の時価よりかなり低めに算出されるため、相続税対策として購入されます。
しかし国税庁の動きしだいで、タワーマンションが一気に売却されれば、物件の売却価格が下落してしまいます。
⑤災害発生時の安全性が懸念される
タワーマンションのリセールバリューが下げってしまう不安要素は、災害発生時の安全性が懸念されることです。
タワーマンションの高層階に住んでいると、災害が発生した際に逃げ遅れるリスクが生じます。
さらに地震発生時にはエレベーターなどの共用設備が停止する可能性があり、階段での移動にも限界があるため危険です。
大地震などの災害が発生した後には、タワーマンションのリセールバリューが下げる可能性があるため注意しましょう。
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リセールバリューの高いマンションを購入する際のポイント
リセールバリューの高いマンションを購入する際には、次のポイントを押さえておきましょう。
リセールバリューの高いマンションを購入する際のポイント
- ①最寄駅の収益力を確認する
- ②駅から徒歩3分程度の物件がおすすめ
- ③売却のタイミングをあらかじめ決めておく
- ④不動産会社の意見を参考にする
- ⑤リセールバリューが高くなる条件に該当する物件を選ぶ
それぞれのポイントを押さえれば、リセールバリューの高いマンションを購入できます。
各ポイントについて詳しく解説しますので、マンション選びの参考にしてください。
①最寄駅の収益力を確認する
リセールバリューの高いマンションを購入するために、最寄り駅の収益力を確認しておきましょう。
収益力が高いマンションは、需要が高まるためリセールバリューが高いです。
特に立地条件や周辺環境は、マンションのリセールバリューに影響する収益力となるため、物件を選ぶ際に確認しておきましょう。
②駅から徒歩3分程度の物件がおすすめ
リセールバリューの高いマンションを購入するポイントは、駅から徒歩3分程度の物件がおすすめです。
駅から近い物件は、通勤・通学がしやすく休日のお出かけにも便利なので、不動産需要が高い傾向にあります。
中でも駅から徒歩3分圏内であれば多少価格が高い物件でも、リセールバリューが高く売却時に高値で売れる可能性があります。
③売却のタイミングをあらかじめ決めておく
リセールバリューの高いマンションを購入する際のポイントとして、売却のタイミングをあらかじめ決めておきましょう。
大規模なマンションであれば、10年単位で大規模修繕工事が行われる物件が多く、工事が終わった綺麗な状態で売却すれば高い価格で売れます。
リセールバリューが高い状態で売却を成立させるために、マンションを購入する時点からあらかじめに売却のタイミングを決めておいてください。
④不動産会社の意見を参考にする
リセールバリューの高いマンションを購入する際のポイントとして、不動産会社の意見を参考にしましょう。
自分で不動産ポータルサイトを活用して、物件を探してもいいですが、ネット上で公表されていない物件も存在します。
そのため、不動産会社に相談して物件を探した方が、リセールバリューの高いマンションを見つけられる可能性が高いです。
口コミや実績をもとに信頼できる不動産会社を探して、マンション探しの相談をしてみてください。
⑤リセールバリューが高くなる条件に該当する物件を選ぶ
リセールバリューの高いマンションを購入する際のポイントとして、リセールバリューが高くなる条件に該当する物件を選びましょう。
資産価値が高くなる条件に当てはまるマンションを購入すれば、将来リセールバリューが上がる可能性があります。
具体的には、次のような条件に該当する物件は、リセールバリューが高くなります。
リセールバリューが高くなる物件の条件
- 教育機関や医療機関が多く子育てしやすいエリア
- 開発余地が少ない希少性の高いエリア
- 周辺に大型商業施設や観光スポットがあるエリア
- 再開発された利便性の高いエリア
- 都市部などの知名度が高いブランドエリア
上記は一例ですが、一般的に「不動産需要が高いエリア」は、リセールバリューが高くなります。
マンション購入の際にはリセールバリューが高くなる条件に該当する物件をピックアップして、予算内で購入できる理想の物件を選びましょう。
マンションを購入する際はリセールバリューを確認しよう
この記事では、リセールバリューの高いマンションの条件について、中古・新築どちらの観点からも解説しました。
リセールバリューの高いマンションを購入するためには、物件の資産価値を左右する条件を把握しておくことが大切です。
この記事のまとめ
- 最寄り駅から徒歩3分圏内のマンションはリセールバリューが高い傾向にある
- 都市部へのアクセスが良好なマンションはリセールバリューが高い傾向にある
- タワーマンションは価格が変動する不安要素が多いため、リセールバリューが変動しやすい
- 総戸数が多いマンションや大規模なマンションは、リセールバリューが高くなりやすい
- 周辺環境の充実度・生活の利便性を考えて、マンションを選ぶことが大切
マンション購入の際には、将来の高額売却に向けてリセールバリューが高い物件を選びましょう。
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